ベトナム＜ハノイ観光＞(２０１７年　年末 ５，６日目)

2017/12/29 - 2018/01/03

”ベトナム＜ニンビンツアーで遭難危機＞(２０１７年　年末 ４日目)”からの続きである。
ベトナム旅行の最終日。ハノイを観光する。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7:30位にホテルで朝食を取り、歩いてタンロン遺跡へ向かう。街にベトナムの国旗がちらほら掲げられている。

ベトナムだけあって、バイクが多い。4年前にいったダナンの方がバイクは多かった印象だが。

タンロン遺跡へは9:00位に到着した。

チケット売り場へは、ホアンジエウ通りの南側から入る。

この建物の中がチケット売り場だ。

ドアン門。一番大きい門だ。

ドアン門に上り来た道を振り返る。

左側には、空軍機が見える。

ドアン門のすぐ裏の建物には、地下に部屋がある。扉は2重になっている。

地下にあるのはベトナム戦争の作戦室だ。

作戦を検討するための地図も壁に貼られている。

ベトナム戦争は、1960年代から1975年まで行われた。今から40年ちょっと前の出来事である。そこで実際に使わていた部屋や施設だ。

地下室を出て歩くと、キン・ティエン殿のドラゴンがいた。更に歩くと、

別の建物にも地下にベトナム戦争の防空壕・作戦指令室がある。地下室はソ連の援助で作られ、原爆にも耐えられる設計だそうだ。飛行機が登場する前は、門で地上からの敵を防御し、その門の中の建物で、指導者は作戦を検討すればよかった。しかし、第2次世界大戦の頃には、空からの攻撃や原爆からも守るために、地下深くで作戦を立てる必要があったのだ。タンロン遺跡のような古い遺跡に突如現れる地下室。それぞれの時代が混じっている場所だ。

10:00過ぎにタンロン遺跡を出て、ホーチミン廟へ。ホーチミン廟は11:00までしか開いていないので気持ち早めに歩く。

10:30位に、ホーチミン廟の入り口に到着。入口の持ち物検査で、持っていたカメラを渡されたバッグに入れられた。そこからしばらく歩き、ホーチミン廟へ入る前に、そのバッグを預けた。

ホーチミン廟へ入る。私語は禁止でしゃべっていた子供も注意されていた。ホーチミンの遺体がある場所には、10人の兵隊がいて厳かな雰囲気が漂う。立ち止まると兵隊に進むように促される。遺体はガラスケースに入っており、ライトアップされ、綺麗な状態に見える。ここではベトナムは社会主義の国だと感じた。

カメラを回収後、ホーチミンが政治をおこなった大統領府が見える。中には入れない。

ホーチミンの家。見張りの兵士が数人いる。タイミングよく、兵士が交代するようで交代の簡単な儀式を行っていた。儀式はきちんとしていたが、退いた兵士は、また戻ってきて見張りの兵士と談笑していた。緊張感がないというか拍子抜けしたが、一方でベトナムは平和なのだとも感じた。

ホーチミンが使っていた車。フランスのプジョーの車だ。ベトナムはフランスに統治されていたからだろうか。

ホーチミンの家は終わり、しばらく歩くと、一柱寺がある。

11:30過ぎにホーチミン廟を出て、しばらく歩き、カフェで休憩する。

ランチは13:00前にキノコ鍋の店へ。この店は観光客向けもしくは富裕層の高級料理店のようで、店内も清潔だ。日本語メニューもある。料理もおいしく店員が鍋の管理もしてくれる。鍋で茹でたエビを一度回収して、エビの皮をむいて再度持ってきてくれた。飲み物は注文しなかったが、日本円で5,000円位だった。地元の店であれば500円未満で食事できる。なんだか、この店で会計をして嫁も自分も考えてしまった。
ツアーで立ち寄るトイレ兼土産物もそうだが、多くのベトナム人は入れないであろう外国人を主に対象とした綺麗な店が、いくつかあるのだ。そこはベトナムが新興国なので、先進国の外国人とは大きな格差・区別があると感じた。

途中軽く雨が降った。

旧市街に向かう途中にレトロな雰囲気の線路を発見。

ホーロー鍋を買った後、ドンスアン市場へ。ここでもあんまりガツガツこない。ここでは価格交渉するようだ。交渉してみるがうまくいかず、結局購入しなかった。

15:30位に日本人が経営している綺麗な店で休憩。店内で売られている物も綺麗だ。先ほど市場で売られているような物と違い、日本と同じ位の綺麗さで安心感がある。ただし、値段も日本と同じ位かそれ以上だ。

時間があまったので、フットマッサージ店に行くが、空きが一時間後とのことで諦めた。帰りの飛行機で腹痛になると地獄なので、安心感があるスタバで休憩。

一昨日にホテルの空港送迎サービスで19:00にホテルへ迎えに来るように予約しておいたので、ホテルに戻り、車で空港へ送迎してもらった。結局今回の旅では、タクシーは一度も使わなかった。車中景色を見ながら、今回なんだかんだでホテルのサービスを結構使ったなあと思った。また今回の旅行もあっという間だったなあと思った。
19:40位に空港に到着すると、荷物にラップを巻く機械があった。嫌な予感がした。前回この機械があったウズベキスタンの空港では、預けたバックパックの南京錠をかけていたファスナーが壊されたのである。
※結局ラップサービスはやらなかったが、帰国した時ファスナーは大丈夫だった。

空港で円に両替した。空港に入って一番左端の両替所では、硬貨が無いためであろうか、1,000円未満は切り捨てられた。端数のドンすら返ってこなかった。

出国審査も手荷物検査もスムーズに終わった。20:30位だ。出発は23:10なのでまだまだ時間があった。BARでフォーとビールを注文。ドルで支払ったら、ドルでお釣りがきた。そして、この日記も手書きでここで書いた。

ハノイ・ノイバイ空港を23:10に出発して仁川空港に05:05着である。時差は2時間なので、実質4時間位だ。飛行機では就寝する。

仁川空港到着。自分の実家に行くため、小松空港へ行くのだ。09:05出発なので、搭乗口付近の椅子で、横になり眠った。ちょっと寒かった。

小松空港から実家に行った。実家で一泊後、新幹線で無事に家に帰宅。
これが今回のお土産である。ラスクは、もう実家等で、配ってしまったので無いが。