景山公園から眺める夕暮れ故宮

2017/12/20 - 2017/12/20

キリっと冷えた冬の北京が好きです。

お天気の良い午後、景山公園に登り、ただただぼ～っと故宮を眺めて過ごしました。
沈む夕日に照らされた故宮の美しさ。　そしてその後の夜景のきらびやかなこと。

気づけば２時間半。ず～っと同じ場所で、でも刻々と変化する景色を存分に堪能できました。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

景山公園！

地元のおばちゃんが自由に踊る、憩いの場！！！

音楽に合わせて、くるくるくる～！

こちらはスピーカー持参でガンガン歌い上げ、その隣りではおばちゃんの歌に合わせて社交ダンス中。

こういう自由さ、私が中国で一番好きな所かも！

景山公園の中の萬春亭まで階段をてくてく、てくてく・・・。

ここは。

故宮が一望できるスポットなので、観光客率も高し。

一時は空気汚染のひどさで話題になった北京ですが、今年は一気に改善。

西の山もくっきり。

北京は山で囲まれているのですが、この山がくっきり見えるかどうかが空気汚染度合いの判断基準かも！？

現在建設中のビルも、オフィス街・国貿エリアもくっきり。

空には飛行機雲も。

時刻は午後４時。

夕日に照らされた故宮が。

美しく輝き始める時間です。

徐々に沈んでいく太陽。

・・・を、ぼ～っと見る私。

ちょっと退屈してきたので、カメラで遊ぼう。


アートフィルター加工した故宮の写真はなんだかおどろおどろしくなってしまい。

現代の若者が昔の故宮にタイムスリップしたような感じになっちゃった。

そんなことしてる間にも。

太陽はどんどん西の空に沈み。

いよいよ、故宮が最も美しく夕日に映える瞬間がやってきました。

赤い屋根、赤い壁が夕日に照らされより一層その輝きを増します。



ただただ、その美しさをぼ～っと見つめる私。

東の空はずいぶん夜の濃い青が広がってきましたが。

１６：４５。西の空にはまだギリギリ太陽が。

どんどん、どんどん・・・。

日が落ちる時ってなんでこんなにすと～んと落ちていくんだろ？と思うほどのスピードで。

あっという間に姿が見えなくなってしまいました。

太陽が沈むと、観光客は徐々に減っていきますが。

日没後の３０分！　

このゴールデンタイムを逃すわけにはいきません。

景山公園の北側の道路や街並みにも灯りがともり始めました。

西の空も徐々に濃い青に包まれて。

２日目の月が空に。

美しい、冬の北京。

時刻は１７：３０。

刻々と変わる夕景が美しく、なかなか帰るきっかけがないのですが。

東の方はこの通り。　もう夜です。

そして、比較的暖かい日だったとはいえ、この時間になると気温は。







５度。



・・・冷えますな。







というわけで、下山しましょう。

（故宮を見渡せる万春亭は、ちょっとした山というか小高い丘の上にあるのです）









いざ、下山し始めると。

まっくら。　

階段、見えへん。





スマホのライトを照らしながら足元に気を付けて、なおかつこの暗闇にひとりぼっちはさすがに怖いので、同じタイミングで下山してる女の子たちとはぐれないよう気を付けて・・・。


途中、暗闇の中から急に現れた"猫に餌やりおばちゃん"に心底驚かされつつも、無事、景山公園を後にしたのでした。