かしまし姉妹と行く２０１７を締めくくる草津の旅

2017/12/30 - 2017/12/31

義母もとうとう８０の大台に。

３年前の私の母の傘寿のお祝いには故郷の秋田に三世代で訪れたけれど、
義母は東京産まれで故郷はないので、
我が家の冬の旅行も兼ねて温泉旅行に行くことにした。

まだ、末娘（猫）の避妊が出来ない時期なので、いつものようにキャットシッターさんに依頼出来ず、
また、猫だけのお留守番は１泊までだから、
近場で、スキー場のある温泉地で草津に決定。

そして、義母同様、独り身となりのんびり余生を過ごしている下の叔母さんたち（まだまだ、現役よ！！って怒られちゃうか）も一緒に行くことになり、
（義母は長女）
合計７人のにぎやかな温泉旅行となった。

その一日目（１２月３０日）のはなし。

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

１年前から計画していたわりには、実際に予約にとりかかったのは１０月に入ってから。

１泊で行けて、スキー場が近くにある温泉宿で、お祝いの旅行であるのでバッフェはＮＧとなると、
はい、７人も同室出来る大部屋のある旅館はなかなか空いておりませんがな。

草津温泉か越後湯沢が候補で毎日数回トラベルコで検索するもなかなか算内で部屋は見つからない。

しょーがないから、温泉の観光協会のＨＰより、直接ホテルのＨＰに飛んで、一軒づつ潰す作戦に変更。
ラッキーな事に２軒目であっさり予約がとれた。

と言うことで行先は草津温泉にケテーイ！

直ぐに「ふるさと納税」で「くさつ温泉感謝券」もＧｅｔよ。
ゆもみちゃんのクリアファイルと草津の入浴剤も頂いたよ。

始まりは今回もバスタ新宿から。
新宿からダイレクトの高速バスがあるのは有難い。
しかも、安いし。

でも、時間がかかる。
草津は同じ関東地域にありながら、最寄駅からはバスに乗らないといけないし、
車の場合は高速を降りてから一般道が長いし、
意外と遠いのだ。

バスタ新宿 乗り物

JRの高速バス、「上州ゆめぐり号」。
渋川・伊香保を経由して、草津温泉まで連れていってくれる。
草津温泉のゆるキャラ「ゆもみちゃん」が目印。

上州ゆめぐり号 乗り物

まぁ、所謂一般的な大型バス。

ＵＳＢ電源はついていたけれど、
フットレスト等ちょっとグレードの良いバスの装備はついておらず、
息子Ａは軽くショック。

去年の同じ頃、長野行の高速バスに乗って、関越道の混雑がそれ程でもないことを知っていたから、
まぁ、大丈夫だろうとたかをくくっていたら、
まんまと事故渋滞。マジですか・・・・・。

休憩の上里ＳＡの時点で８０分の遅れ。

１２時過ぎに草津温泉に到着予定だから、ランチは現地でと思っていたけれど、
１３時半過ぎになるだろうから、腹ペコ必至かな。
てことで、上里ＳＡのベーカリーでパンを購入して車内で食べた。

コールドストーンの棒アイスが売ってたので、こちらも購入。
チョコミントクッキーよん。旨し。

美味しそうなお饅頭もあったけれど、これからたらふく温泉まんじゅうを食べそうだから、我慢しておいた。

上里サービスエリア 下り グルメ・レストラン

途中、渋川→伊香保を経由。

石段街のバス停留所。
車内から撮ってみた。
伊香保温泉は来たことないから、機会を作って来てみないとな。
水沢うどん、美味しいもんね。

伊香保温泉の石段街 名所・史跡

結局７５分遅れで、草津温泉バスターミナルに到着。
長野原のあたりから冬景色となり、草津温泉の手前からは、雪が積もっていた。

宿に電話をかけて、お迎えを依頼。
バスの発着は２Ｆで、宿の送迎や一般車は１Ｆでの乗降となっている。

1Ｆにはインフォメーションがあり、そこにＷｉｆｉが飛んでいるので、こちらの前のベンチでの待ち合わせが便利。

草津温泉バスターミナル 乗り物

本日のお宿は、湯畑にほど近い、中級規模の老舗旅館のひとつ「大阪屋」さん。
創業当時の江戸時代から伝わる伝統的な建築様式「せがい出し梁り造り」を再現しておるらしい。

折角、１３時からチェックイン出来るプランだったのになぁ・・・・。
結局、１４時過ぎになってしまった。

草津温泉　大阪屋旅館 宿・ホテル

とりあえず、お茶とお菓子。
これは上州特産「花豆」の生菓子。
甘さ控えめで上品なお味。

この時、何の話をしていたのか覚えていないけれど、
なんか楽しそうですなぁ、夫よ。

バスの中でパンを食べてしまったので、お嬢様方はもうランチはいらないとな。

ならば、湯畑の周りなど、軽く探索しましょうか。

湯畑 自然・景勝地

ちょっと引っ掛けたビールで眠たくなったけれど、表に出ると寒さで頭がシャキーンとなる。

「もうランチは要らない。」と言ったハズのお嬢様方ですが、ここからＢ級グルメ三昧が始まるのだ。

まずは、味付き玉コン。
花咲カフェで購入。
群馬に来たら、こんにゃくは外せないよな。

＠２４０－
ちょっと高いかな～っ。
観光地値段だね。でも、味は美味しかったし、体が温まったからお勧め。

画像にないけれど、一緒に購入した福豚まんは、
「まぁ、普通に美味しかった」だそうだ。

お約束も忘れずに。

お次は、温泉まんじゅうよ。
「ちちや」さん。

こちらは、栗餡が中に入った二色餡。
＠１２０－

餡子のみの（茶色皮）は＠１００-だす。

本家ちちや 湯畑店 グルメ・レストラン

お隣に移動して、温泉卵。

ホッカホカの出来たてなのかと思ったら、冷たいのね・・・・・。

頼朝 グルメ・レストラン

旨かったけれど、中に入っている出汁のパックを全部入れてしまうと、
最後に飲み干すときにしょっぱいので注意。

温かいのを食べたかったわ。

流石にお腹に溜まり始めたな～と思ったら、
夫が並びの「山びこ温泉まんじゅう」で揚げ饅頭を買ってきた。

「もう、無理。」って思ったけれど、これが一番美味しかったのよ。
お勧めですわ。

＠１５０－

山びこ温泉まんじゅう グルメ・レストラン

皮下脂肪の薄い息子Ａが「寒い、寒い。何か温かいものが食べたいよ～。」と言うので、
湯畑名物、ホテル一井のお土産屋さんの「おきりこみ」の試食を頂く。

うどん好きの息子Ａが気に入ったので、お土産に購入。

次は、西の河原通りを探索。

こちらの「松むら饅頭」でお土産を購入。
「ちちや」さんよりも無骨い感じのこちらの温泉まんじゅうの方が私は好み。

松むら饅頭 グルメ・レストラン

「なんか良い感じだから、写真に撮って。」と息子Ｂに頼まれた画像。

この様に草津温泉は坂だらけ。
そして、冬場は道路が凍結しているので、徒歩でもかなり怖い。

バスターミナルと湯畑はそれ程離れていないけれど、
その間の坂道は傾斜がかなりあるので、
宿に送迎を頼めるのなら、お願いした方が無難かな。

甘いものばかりで口が馬鹿になりそうだから、
「寺子屋本舗」
こちらでさっぱりさせようか。

濡れおかきの串焼き。
一番人気のマヨネーズかけを子供たちはチョイス。

寺子屋本舗 草津温泉店 グルメ・レストラン

私、濡れおかきって醤油味がおかきに染み込み過ぎて、しょっぱいから苦手。
一般的な海苔煎餅にしましたわ。
＠１５０－

最近、海苔が高騰しているのよね。
おにぎりの海苔、以前は四つ切にして使っていたけれど、
最近は六つ切りに変更しているわ。

お煎餅が隠れてしまう程の海苔。
なんて、贅沢！

このまま、西の河原公園まで探索しようかと思ったその時、
突風が！
屋根に積もっていたと思われる雪が舞い上がって、吹雪の様になった。

さむ～い！

温泉が恋しくなってきたので、もう宿に帰ろう。

つらら、すげー！

昭和臭、立ちこめておりますがな。

「ＫＡＪＩＹＡ」さんで、お嬢さん方は巾着小物入れを購入。

こんな風に飾ってあるとベトナムのプラかごもすごくおしゃれっぽく見える。

濡れているものを気にせず入れられるから、

温泉用のかごにぴったりだものね。



刺繍が施してあるシースルーの巾着は凄く便利だそうだ。

何を入れたのか忘れちゃうんだよね。

歳を取ると。

なので、中身が一目で分かるの袋が有難いんだってさ。

宿に戻って、温泉で体を溶かして、
ビールをくいっとして、部屋でだらりんこ。

夕飯は18時からでお願いした。
基本は部屋食らしいけれども、今回は人数が多いので、
２Ｆの料理茶屋「杢右衛門」を希望したが、
その日は満室だったからなのか、宴会用の大広間を区切った舞台側を利用させてもらった。

かんぱ～い！
お母さん、８０歳おめでとう～。

本当の誕生日は正月が終わった頃。
毎年、正月のお祝いと一緒になってしまうのだよね。

こちらの宿のお食事は、「京風懐石」。

珍味は、あん肝。

前菜、色々。

最初の方のお皿はちゃんと画像をとっておいてたんだが、
日本酒が進むにつれて・・・・・。
メンドクサーになってしまい、食事の画像はこれだけ。

口コミで、料理の量が物足りないって事だったんだけれど、
昼間の食い倒れが悪かったのか、
完食出来ず。この私が。

私的には量はこんなもので丁度良かったけれど、
全てがあっさりしていたのと、
肉が無かったのは、寂しかったな。

「上州すき焼き懐石」のプランもあったけれど、年末年始は除外だった。
本当はそっちにしたかった～。
でも、ま、お嬢様方は満足なさったようなので、何よりじゃ。

息子Ｂと。

お母さん、楽しそうで良かったｗ

夕食後、２０時から「熱之湯」で「温泉らくご」を楽しむ。

年末年始は混むかな？って思って、事前にＷｅｂより予約完了済み。

昼間に湯畑をぶらぶらしたときに、「湯もみショー」に大勢の人が並んでいるのを見ていたので、
チケットを買うにも並ぶのは、この寒さの中、お嬢様方には辛かろう。
と、私ひとりで先にやってきた。

とりこし苦労であった。
全く並んでおらず、楽々購入出来ちゃったよ。

予約していたので、大人千円→９００円に割引。

皆にはぎりぎりに来てもらうことにして、ライトアップの湯畑を眺めながら、待つ。

熱乃湯 名所・史跡

ライトアップの光がステージライトの様に見えるせいか、
他の方の旅行記では、脳内で色んな曲が再生されていた。

私は、やっぱ「Purple Rain」かな。

ちなみにアルバム「Purple Rain」の中では、
Let's Go Crazy が一番好き。

リアルの時は、高校生（・・・・・・・アハハ）だったその頃は、
「超馬鹿っぽい曲！キショッ！！」って感じで思っていたのに、
その時の年齢のＷスコアになった頃から、妙に好きになった。

大人になると、馬鹿になるって難しい事と気づくと言うか、馬鹿になれる事自体の尊さに気づくのかしら・・・・。

なんちって。

草津温泉 湯畑イルミネーション イルミネーション

でも、
私は、色付きよりも、暖色のライトの光の方が好きだな。
こんな感じの。

あ“～、それにしても寒い！！

皆、２０時ぎりぎりにやってきたので、心底冷え込んでしまったよ。

「温泉らくご」は「熱之湯」の湯もみ会場で行われる。
正面の席はいっぱいだったので、横の席に座った。

実は、「落語」をライブで観るのは初めて。

今夜の噺家は、「桂伸三」。

演目は、「時そば」と「ねずみ」。

私の席からは、柱が邪魔して、舞台の噺家が見えなかったのだけれど、
耳で落語を聞くのはそんなに苦じゃない。

亡くなった義父が「古今亭志ん朝」が大好きで、彼の運転の車に乗るときは、もれなく「古今亭志ん朝」のＣＤをかけていたので・・・。

「時そば」は時期的にぴったりだし、何度も聞いた事があるので、頭のスクリーンの情景が簡単に浮かんでくる。

「ねずみ」は初めて。
だけれど、
ちょっと前に観た「殿。利息でござる。」の舞台が仙台に近い村の話で、この「ねずみ」の舞台の近くだから、その映画の映像をイメージしながら楽しんだ。

２１時前に終わって、お嬢様方は先に宿に。

子供がデザートを食べたいというので、また「ちちや」で温泉まんじゅうを購入。
息子Ａ、温泉まんじゅうが好きすぎる。
２個もペロッと間食してた。

それから、温泉街の雰囲気を楽しませたいので、射的のお店に。
ひとり５００円也。
１０発づつコルクの玉が使えるけれど、中々苦戦しておった。

結局、二人でトランプ１つをＧｅｔ。　
１００円Ｓｈｏｐのトランプが千円ってことですわｗｗｗ。

それでも、祭りの的屋の射的よりはかなり良心的と思った。
（あれは酷いわよ。）