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前の国ベルギーはブリュッセルを出発し、高速バスでスローテルダイク駅に到着してから3日間のアムステルダムでの出来事。欧州4カ国目の最終国はオランダということで、ここまでの3カ国については別の旅行記に記載。<br /><br />午後4時ほどにスローテルダイク駅に到着した後、まずはアムステルダム中央駅に向かう。アムステルダムには観光チケットと公共交通機関乗り放題がセットになった観光パスがいくつかあり、博物館鑑賞や空港と中央駅間の移動が予め計画できる方は何らかの観光パス利用が便利。自分の場合、市内到着が夕方以降ということで博物館鑑賞に使える時間が少なく観光パス購入は見送っていたため、中央駅行きの電車券1枚を購入。<br />中央駅到着後、市内南にある宿泊ホテルに向かう。トラム4駅ほどで行けるところを散策も兼ねて歩いてみることに。アムステルダムは薬物や売春が合法と聞いていたこともあって市内の治安を心配していたが、夕方近くに歩いてみて危ない雰囲気は皆無といってよかった。登録会員のみ入店してマリファナを吸うことができる「coffee shop」や、もはや観光地といった雰囲気の赤線地区「red light district」でさえ、その周囲が特に危ない雰囲気ということもなく、市内全体が管理の行き届いた街という印象を受けた。<br />2キロほど歩きホテルに到着、チェックインの後、一息ついて日本語メニューがあるレストランに向かうことに。アムステルダムは美味しい料理があまりなく、とりあえず有名なレストランに向かったが、到着してみると、店員の接客の素晴らしさ、日本人客の多さに驚いた。周囲から英語が聞こえてくるあたり、日本人以外の観光客も良く来ると思われる評判通りの良いレストランだったと思う。レストランを出た時点でいい時間だったこともあって初日は終了。<br /><br />2日目、ゴッホ美術館やアンネの家、国立美術館に行く予定はなく、徒歩で行ける市内の観光地を巡ることに。市内を走るトラムが便利だったため、OVチップカールトという非接触式のICカードを購入する。実は、翌日空港に向かう電車が含まれる「アムステルダムトラベルチケット」2日券を購入するつもりだったが、チケット購入する際、窓口の販売員に私自身の行動を伝えたところ、OVチップカールト24h券と空港行き電車券1枚の組み合わせの方が安いと丁寧に話してもらえたための予定変更だった。観光客に優しい国であることが伺えた。<br />昼食は市内に数店舗あるチェーン店にてパンケーキをいただくことに。オランダパンケーキを提供するレストランは数店舗あるらしく、興味がある方は、市内だけでもいろいろなパンケーキを楽しめるかもしれない。<br />この時期は雨が多く気温も低いため、市内散策は思った以上に足が重い。観光地と呼べるのはシンゲルの花市、蚤の市、ダム広場くらいだったがゆっくり見て回り、市内のカフェで暖を取りながら時間を使う。<br />夕方6時ほどからのアムステルダム運河クルージングに申し込んでいたため、中央駅近くのクルージング集合場所に向かうことに。クルージングではアムステルダムの歴史や建築物について英語で説明され、ハンバーガーに加えてハイネケンは飲み放題。全行程2時間ほどのクルージングは個人的に大変満喫できたので、アムステルダムを観光される方にはぜひ参加してみてほしい。翌日午前中には空港に向かう予定であったため、早めにホテルに戻り2日目終了。<br /><br />3日目、昼過ぎのフライトに乗るため9時ほどにはホテルをチェックアウト。OVチップカールト24h券の最終利用で中央駅に向かい、空港に向かう電車券を購入。スキポール空港自体が観光地として有名らしく、観光目的のため早めに出発したつもりであったが電車遅延により40分ほど遅れて空港に到着。アムステルダム中央駅を起点にしない方法で空港に向かう方法もあるかもしれないので、アムステルダムを訪れる方は経路を調べてみていただきたい。<br />空港到着後、土産を買うついでにざっと見て周り、早々にフライトにチェックイン、荷物を預け、出国手続きを済ませる。スキポール航空で入国手続きを行っておらずあくまで出国手続きだけだが、日本人の出国手続きは随分楽に感じた。覚えている限り、日本や香港、スイスといった特定のパスポートを所有する外国人は、指紋登録と顔写真の撮影で手続きは終了するようだ。<br />私自身、空港ラウンジを利用することを毎度楽しみにしているため、今回もラウンジに向かう。オランダらしい食事とは言い難いが、朝食兼昼食をゆっくりいただき、最後のアムステルダムを満喫する。定刻通りフライトは出発し、オランダでの3日間、そして、欧州4カ国を巡る旅は大きな支障なく完了。

欧州4カ国を巡る旅 4カ国目 オランダ アムステルダム

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2017/11/29 - 2017/12/01

1478位(同エリア3064件中)

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24

timetravellerさん

前の国ベルギーはブリュッセルを出発し、高速バスでスローテルダイク駅に到着してから3日間のアムステルダムでの出来事。欧州4カ国目の最終国はオランダということで、ここまでの3カ国については別の旅行記に記載。

午後4時ほどにスローテルダイク駅に到着した後、まずはアムステルダム中央駅に向かう。アムステルダムには観光チケットと公共交通機関乗り放題がセットになった観光パスがいくつかあり、博物館鑑賞や空港と中央駅間の移動が予め計画できる方は何らかの観光パス利用が便利。自分の場合、市内到着が夕方以降ということで博物館鑑賞に使える時間が少なく観光パス購入は見送っていたため、中央駅行きの電車券1枚を購入。
中央駅到着後、市内南にある宿泊ホテルに向かう。トラム4駅ほどで行けるところを散策も兼ねて歩いてみることに。アムステルダムは薬物や売春が合法と聞いていたこともあって市内の治安を心配していたが、夕方近くに歩いてみて危ない雰囲気は皆無といってよかった。登録会員のみ入店してマリファナを吸うことができる「coffee shop」や、もはや観光地といった雰囲気の赤線地区「red light district」でさえ、その周囲が特に危ない雰囲気ということもなく、市内全体が管理の行き届いた街という印象を受けた。
2キロほど歩きホテルに到着、チェックインの後、一息ついて日本語メニューがあるレストランに向かうことに。アムステルダムは美味しい料理があまりなく、とりあえず有名なレストランに向かったが、到着してみると、店員の接客の素晴らしさ、日本人客の多さに驚いた。周囲から英語が聞こえてくるあたり、日本人以外の観光客も良く来ると思われる評判通りの良いレストランだったと思う。レストランを出た時点でいい時間だったこともあって初日は終了。

2日目、ゴッホ美術館やアンネの家、国立美術館に行く予定はなく、徒歩で行ける市内の観光地を巡ることに。市内を走るトラムが便利だったため、OVチップカールトという非接触式のICカードを購入する。実は、翌日空港に向かう電車が含まれる「アムステルダムトラベルチケット」2日券を購入するつもりだったが、チケット購入する際、窓口の販売員に私自身の行動を伝えたところ、OVチップカールト24h券と空港行き電車券1枚の組み合わせの方が安いと丁寧に話してもらえたための予定変更だった。観光客に優しい国であることが伺えた。
昼食は市内に数店舗あるチェーン店にてパンケーキをいただくことに。オランダパンケーキを提供するレストランは数店舗あるらしく、興味がある方は、市内だけでもいろいろなパンケーキを楽しめるかもしれない。
この時期は雨が多く気温も低いため、市内散策は思った以上に足が重い。観光地と呼べるのはシンゲルの花市、蚤の市、ダム広場くらいだったがゆっくり見て回り、市内のカフェで暖を取りながら時間を使う。
夕方6時ほどからのアムステルダム運河クルージングに申し込んでいたため、中央駅近くのクルージング集合場所に向かうことに。クルージングではアムステルダムの歴史や建築物について英語で説明され、ハンバーガーに加えてハイネケンは飲み放題。全行程2時間ほどのクルージングは個人的に大変満喫できたので、アムステルダムを観光される方にはぜひ参加してみてほしい。翌日午前中には空港に向かう予定であったため、早めにホテルに戻り2日目終了。

3日目、昼過ぎのフライトに乗るため9時ほどにはホテルをチェックアウト。OVチップカールト24h券の最終利用で中央駅に向かい、空港に向かう電車券を購入。スキポール空港自体が観光地として有名らしく、観光目的のため早めに出発したつもりであったが電車遅延により40分ほど遅れて空港に到着。アムステルダム中央駅を起点にしない方法で空港に向かう方法もあるかもしれないので、アムステルダムを訪れる方は経路を調べてみていただきたい。
空港到着後、土産を買うついでにざっと見て周り、早々にフライトにチェックイン、荷物を預け、出国手続きを済ませる。スキポール航空で入国手続きを行っておらずあくまで出国手続きだけだが、日本人の出国手続きは随分楽に感じた。覚えている限り、日本や香港、スイスといった特定のパスポートを所有する外国人は、指紋登録と顔写真の撮影で手続きは終了するようだ。
私自身、空港ラウンジを利用することを毎度楽しみにしているため、今回もラウンジに向かう。オランダらしい食事とは言い難いが、朝食兼昼食をゆっくりいただき、最後のアムステルダムを満喫する。定刻通りフライトは出発し、オランダでの3日間、そして、欧州4カ国を巡る旅は大きな支障なく完了。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
中国東方航空
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
エクスペディア
  • スローテルダイク駅。高速バスのFlixBusを利用する場合、アムステルダムはこの駅が唯一の停車駅。

    スローテルダイク駅。高速バスのFlixBusを利用する場合、アムステルダムはこの駅が唯一の停車駅。

  • アムステルダム中央駅。駅前はトラムとその利用客でにぎやか。混雑しているわけではなく駅自体利用しやすい。

    アムステルダム中央駅。駅前はトラムとその利用客でにぎやか。混雑しているわけではなく駅自体利用しやすい。

  • 夜のアムステルダム中央駅。人通りは少なくなるが危ない感じは一切しない。

    夜のアムステルダム中央駅。人通りは少なくなるが危ない感じは一切しない。

  • アムステルダム市内の様子。クリスマスシーズンのためかライトアップされている。

    アムステルダム市内の様子。クリスマスシーズンのためかライトアップされている。

  • レンブラント広場。トラムの乗り場もあり、四方に観光地や居住区など分岐する広場。

    レンブラント広場。トラムの乗り場もあり、四方に観光地や居住区など分岐する広場。

  • レストラン、ハーシェクラースの外観。日本語メニューもあり店内は賑わっていた。

    レストラン、ハーシェクラースの外観。日本語メニューもあり店内は賑わっていた。

  • ハーシェクラースにて。オランダといえばハイネケンが有名だが、ここでは店員に聞いたお勧めのビールを注文。

    ハーシェクラースにて。オランダといえばハイネケンが有名だが、ここでは店員に聞いたお勧めのビールを注文。

  • ハーシェクラースにて。手前はクロケットという日本のコロッケのもとになったもの。

    ハーシェクラースにて。手前はクロケットという日本のコロッケのもとになったもの。

  • ハーシェクラースにて。スタンポットというオランダ風マッシュポテト。

    ハーシェクラースにて。スタンポットというオランダ風マッシュポテト。

  • チェーン店のパンケークスアムステルダムにて。写真はオランダパンケーキ。

    チェーン店のパンケークスアムステルダムにて。写真はオランダパンケーキ。

  • パンケークスアムステルダムにて。写真はアメリカンパンケーキ。オランダパンケーキとの違いは甘い味付けとパンケーキの厚さ。

    パンケークスアムステルダムにて。写真はアメリカンパンケーキ。オランダパンケーキとの違いは甘い味付けとパンケーキの厚さ。

  • シンゲルの花市にて。生花を買うことも可能。

    シンゲルの花市にて。生花を買うことも可能。

  • シンゲルの花市にて。チューリップの球根、種を購入できるが、日本に持ち帰ることができるかは不明。

    シンゲルの花市にて。チューリップの球根、種を購入できるが、日本に持ち帰ることができるかは不明。

  • 蚤の市にて。フリーマーケット(フリー=蚤)ということで、かつては蚤がつくような環境だったかもしれないが、今となっては普通の露店に見える。

    蚤の市にて。フリーマーケット(フリー=蚤)ということで、かつては蚤がつくような環境だったかもしれないが、今となっては普通の露店に見える。

  • レンブラント広場目の前のデクローンにて。夕方前ということもあってほとんど人はおらず。

    レンブラント広場目の前のデクローンにて。夕方前ということもあってほとんど人はおらず。

  • デクローンにて。隣の子供が注文しているのを見て思わず注文。

    デクローンにて。隣の子供が注文しているのを見て思わず注文。

  • クルーズ船乗り場にて。ここに限らず催行会社は複数ある模様。

    クルーズ船乗り場にて。ここに限らず催行会社は複数ある模様。

  • クルージング船内にて。フライドポテト付きと聞いていたが、実態はポテトチップスだった。

    クルージング船内にて。フライドポテト付きと聞いていたが、実態はポテトチップスだった。

  • クルージング船内にて。ハンバーガーとピザの一方を選択可能。ほかの乗客の様子を見る限り、ピザの方が豪華だったように思う。

    クルージング船内にて。ハンバーガーとピザの一方を選択可能。ほかの乗客の様子を見る限り、ピザの方が豪華だったように思う。

  • クルージング船内にて。ハイネケン含む飲み物は全て飲み放題。

    クルージング船内にて。ハイネケン含む飲み物は全て飲み放題。

  • クルージング船内にて。船内から見える景色は英語での説明あり。

    クルージング船内にて。船内から見える景色は英語での説明あり。

  • スキポール空港で利用できるラウンジにて。私の場合、プライオリティパスを活用。

    スキポール空港で利用できるラウンジにて。私の場合、プライオリティパスを活用。

  • 空港ラウンジにて。オランダ特有ということはないが、パンやチーズ、ハムはヨーロッパらしさがある。

    空港ラウンジにて。オランダ特有ということはないが、パンやチーズ、ハムはヨーロッパらしさがある。

  • 夜ライトアップされて映える市内運河。

    夜ライトアップされて映える市内運河。

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