2009/07/28 - 2009/07/28
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itaruさん
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キプロス3日間の弾丸の話をアップしたので、今度は2009年にギリシア、アルバニア、スロヴェニアを巡った話を振り返りましょう。この時は久しぶりの夏休み真っ盛りの出発。成田からパリへの飛行機はなかなかの混みよう。予約時にはいつもの通路側が取れず!でしたが、カウンターで「申し訳ありませんが満席なので、プレミアムエコノミーの席を用意しました」。インボラでビジネスなら文句なしですが、Pエコでもありがたい話です。
Pエコはこの時が初めて。食事はエコノミーと同じで、席もそれほど倒れませんが、前の席との間がゆったりしているし、横幅もじゅうぶん。十分快適です。映画など観ながら、まずは不自由なくパリへ。そうそう入国のスタンプなど押されず、日本のパスポートは素通りに近いほど加減だったパリで初めて入国スタンプを押されたのを覚えています。
パリから3時間ほど飛んでギリシャへ夜中に到着。ギリシアは大学3年の時にキプロスから今は亡きキプロス航空で入国して以来でした。そうそう、初訪問時はなかった地下鉄で街中に出ようと思ったら、リニューアル工事中?で休止中。仕方ないので前回と同じようにバスで街へ
7月27日 成田(JL)→パリ(AF)→アテネ(深夜着)
28日 アテネ泊 アクロポリスなど遺跡を中心に散策
29日 午前中はポセイドン神殿のスニオン岬へ
午後は考古学博物館見学→国内線(OA)でコルフ島へ(泊)
30日 コルフ島観光
夕方→船でアルバニアのサランダへ
31日 午前中 南部の世界遺産 ブトリントへ
午後→バスで首都ティラナへ(約7時間の旅)
1日 午前中 ティラナ観光
午後→空路(JP) リュブリャナへ 夕方市内観光
2日 バスで観光地のブレッド湖へ日帰り
夕方 リュブリャナ(LH)→フランクフルト(JL)→
3日 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エールフランス JAL アドリア航空 (運航停止) ルフトハンザドイツ航空 オリンピック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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翌日からは暑~い、アテネをそぞろ歩き。まずはローマン・アゴラへ
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ローマ時代初期のローマン・アゴラ。古代アゴラが手狭になって新たにつくられた。列柱など残っているはわずかだけれどもかつては市場兼集会場として栄えたところ
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前回のギリシア訪問時はストライキで遺跡はすべてクローズという悲しい状況だったので、無事に遺跡見学を始めることができたので一安心ってところです
ローマン アゴラ 史跡・遺跡
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大理石でつくられた八角形の風の神の塔は高さ12メートル、直径8メートル、塔の上には風見鶏のようなトリトンの像があったのだとか
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さっさとアクロポリスに行こうかな。しかし、ローマン・アゴラ周辺にもいくつかの遺跡がある。素通りも勿体ないのでハドリアヌスの図書館へ。もちろん古代のパピルスの本が残っているわけではない。でも2000年近く昔に図書館ってのがすごい
アドリアノスの図書館 博物館・美術館・ギャラリー
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さらに当時の歩き方にはほとんど記載がなかったケラメイコス遺跡へ。併設されている博物館で一息を入れつつ
ケラメイコス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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古代アテネの墓地だったケラミコスの遺跡
ケラメイコスの遺跡 史跡・遺跡
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古くは紀元前12世紀ごろからの墓標が発掘されたという遺跡
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精微な装飾で彩られた墓が並んでいる。もちろん、学術的な価値が高いものは博物館に展示されているわけで、屋外展示はレプリカや価値の低いものなのだろうけど
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なかなか見応えは十分、一方で観光客はほとんどいない。ゆっくり観て回ることができる。騎馬を操っているいうことはアテネを守った将軍の墓とか?
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で、こちらは貴婦人の墓でしょうか?
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しかし、7月のアテネは暑い。日陰のない場所で歩き続けるのはつらい
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40度くらいあるんじゃないか、照り返しの暑さにまいりつつ
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古代アゴラに再現されたアタロスの柱廊へ。外側はドーリア式、中はイオニア式の列柱が並ぶさまは圧倒的な迫力をもって迫ってくる
アッタロスの柱廊 (古代アゴラ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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ギリシアの遺跡の中でただ一つ完全に復元された建築物は長さ115メートル、幅20メートルの2階建て
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復元されたものではあるけれど、使われている柱は実際にアゴラで発掘されたものも使っている。当時は赤と青に塗られていたという柱廊。2000年以上前にこれだけの巨大な柱廊を作り上げた古代ギリシャの技術に脱帽って感じ
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神話の登場人物の彫刻だろうか
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ではギリシアで最も原形を残しているといわれているヘファイストス神殿へ
ヘファイストス (テセウス)神殿 史跡・遺跡
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ヘファイストス神殿からアクロポリスの眺め
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オリンポス12神の1人で鍛冶を司るヘファイストスって、妻で美の神アフロディーテに翻弄されるさえないおじさんってイメージだけど、ギリシアの中心都市のアテネにこんな立派な神殿が建てられていたんだ
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もっとも昔はアテネの神話上の王テセウスの神殿だとされていたそうで。近年の発掘調査で周辺から鍛冶に関係のあるものが多く発掘されたからヘファイストスの神殿と考えられるようになったとのこと
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さえない中年の神と勇猛果敢な王。テセウスの神殿と思われるのは不思議じゃない
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よく見るとパルテノン神殿をはじめ、アクロポリスは修復工事の真っ最中
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アクロポリスを目指して古代アゴラを歩くと汗が出る出る
古代アゴラ 史跡・遺跡
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アゴラは古代ギリシアで政治、宗教、文化施設が集中していた場所。2000年以上前、ソクラテスやプラトンがここで議論を交わしていたのかあ
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とにかくアクロポリスを目指して登っていきます
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高層建築がほとんどないアテネの街を眺め
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ということでアテネを象徴する聖域アクロポリスが目の前に。パルテノンの入り口前の売店でフラッペを購入。これが4.5ユーロと高い。下に下りれば2ユーロなんだけど。けど、繁盛してます。何せ暑いので
アテネのアクロポリス 史跡・遺跡
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まずは現在でもコンサートに使われているというイロド・アティコス音楽堂へ。アッティカの大富豪のアティコスがアテネに寄贈したというこの劇場。こんだけの劇場を個人で建設するってんだから、相当な資産家だったんでしょうねえ。建設は161年というから、ローマ支配下だから古代ギリシアとはちょっと違うのかも。真新しい客席(6000席)は最近造られたもの
イロド アティコス音楽堂 劇場・ホール・ショー
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いよいよアクロポリスの丘へ。正面にドーリア式、左右にイオニア式の円柱が迎えてくれる前門(プロピライア)。皆さん立ち止まって撮影タイム
前門 (プロピュライア) 建造物
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アクロポリスからアテネの市街を眺めつつ
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10数年越しでやってきましたパルテノン神殿。修復工事中でなければ、と思ったいましたが、今でも絶賛修復工事は進行中とか。いつになったら完成するの? 近づけば、工事の為の鉄骨があちらこちらに。ちと興ざめかな
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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アテナの神殿。神話の世界というと世代のせいか、聖闘士星矢を思い出してしまう(笑)。おかげでオリンポス12神やら英雄伝説やらギリシア神話に詳しくなった
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パルテノン神殿の向かいにあるエレクティオンは紀元前421~415年のペロポネソス戦争時に建造された祭殿
エレクティオン 史跡・遺跡
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北側にはイオニア式円柱
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ギリシャ、ローマの古代史が好きなもんで、汗かきつつも興味はつきない
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南側にある6体の少女の姿の柱像(カリアティード)が何とも印象的
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ただ、この時は日本の観光客をアクロポリスでは見なかった。韓国の学生グループや中国らしき団体が目に付いたんですがねえ
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高い建物があまりないから遠くまでアテネの街を見渡せる
アクロポリス 展望台 史跡・遺跡
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2000年前、アクロポリスからの眺めはどんなものだったんだろう
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アクロポリスから見たリカヴィトスの丘。時間があればアテネで一番高いこの丘にも足を伸ばしたいところだけど、滞在時間が限られているので眺めるだけ
リカヴィトスの丘 散歩・街歩き
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古代ギリシア人が岩山に造り上げたサンクチュアリ
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プロピライアを通ってから1時間弱。名残惜しいけど動きますか
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ローマ支配下でつくられたブーレの門を経て
ブーレの門 建造物
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一度アクロポリスから離れ
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アクロポリスの全景を見ることができるフィロパポスの丘へ
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アテネに尽くしたローマの執政官フィロパポスの墓碑
フィロパポスの丘 山・渓谷
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アクロポリスのパルテノン神殿、その後ろにリカヴィトスの丘
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ちょっと望遠で
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もう一度アクロポリスに戻って
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ディオニソス劇場へ
ディオニソス劇場 劇場・ホール・ショー
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修復されて現在も使われているイロド・アティコス音楽堂と違って、こちらは遺跡として残っているだけ。こちらの方が味があるかな
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古代ギリシアに思いをはせつつ……。なんだけど、午後3時30分過ぎ、まだまだ陽射しは強くて……。暑い
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赤い蒸気機関車風の観光バス? こんなのでアテネを巡るのも楽しいかも
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ギリシア文化が大好きだった五賢帝の1人ハドリアヌスをたたえて2世紀に建てられたハドリアヌス門。時間帯もあるかもだけれど、ひっきりなしに大通りを車が通るので門だけの写真というわけにはいきません
ハドリアヌスの凱旋門 史跡・遺跡
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大きさに圧倒されたゼウス神殿。巨大な円柱が突然現れ、しばし時を忘れます
ゼウス神殿 建造物
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紀元前515年にアテネの僭主ペイシストラトスが着工し、何度か工事が中断した後にハドリアヌス時代のローマ支配下で完成したという巨大な建造物。完成まで600年以上もかかったわけで
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かてつは神殿に104本のコリント式柱が並んでいたとか
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現在残っているのは15本のみ
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ローマ時代のアテネ、巨大な神殿はどんな姿を見せていたのだろうか
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雲一つない青い空に映えるゼウス神殿
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午後6時を過ぎたので街中をぷらぷら。ショッピングやレストランが揃う通りを歩いていたら、観光スポットで会わなかった日本人のカップルや女性のグループがちらほら。日本語のメニューを置いているレストランもあるけど、何か日本人の存在感が薄まっているなあ、ってのを実感したものです
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当時は修復工事真っ最中で、アテネで最も格式の高いミトロポレオス大聖堂もこんな状況。仕方ないなってことでアテナ1日目は終了です
ミトロポレオス大聖堂 寺院・教会
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