2017/07/21 - 2017/07/21
200位(同エリア507件中)
ロク69さん
7月21日は列車、バス、チェアリフトを乗り継いでギヴ(Giw、1962m))まで昇る。そこからギビドゥム峠を経由して尾根伝いにオクゼホルン(Ochsehorn、2912m)方向に向けて歩くことにする。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヴィスプ(Visp)からはバスで終点のフィスパーテルミネン(Visperterminen、1371m)まで行く。バス停からチェアリフト乗り場までの途中で早くもビーチホルン(Bietschhorn、3934m)が見えてくる。こころ躍る瞬間だ。
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チェアリフト(2人乗り)はギヴ(Giw、1962m)までの高度差約600mを稼いでくれるのでとても助かる。
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リフト上駅から眺めるビーチホルン。樹々の上に並ぶ山並みに早くも魅せられる。
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反対(南)方向には、数条の山腹氷河を持つバルフリン(Balfrin、3796m)がどっしりと構えている姿が素晴らしい。その後には、ミシャベルの山々のピークが見えている。左からナーデルホルン(Nadelhorn、4327m)、シュテクナーデルホルン(Stecknadelhorn、4241m)、ホッホベルグホルン(Hohbä rghorn、4219m)、右端の雪を持たないディルホルン(Dirruhorn、4035m)と続く。
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その右手には雲が架かるワイスホルン(Weisshorn、4508m)、右の白いビスホルン(Bishorn、4153m)が見える。
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出発点にある行き先表示板。まずは一番上の所用50分とあるギビドゥムパス(Gibidumpass、2201m))を目指す。時刻は8:15だ。
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登り道から樹々の間に見えるビーチホルンにはピークに雲がたなびく。右のピークはブレイトラウイホルン(Breitlauihorn、3655m)だ。
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樹々が切れると北方向の山並みがはっきりと見えてくる。
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ビーチホルンの拡大。こちらの南側から見るビーチホルンは端正な三角形で天を突くようなピークの鋭さが良い。右側稜線の向こう側に頭だけ出しているのは、ラウターブルナー・ブライトホルン(Lauterbrunner Breithorn、3780m)だろうか。
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35分ほどでギビドゥムパスに到着する。ここから登れるオクゼホルン(Ochsehorn、2912m)の表示はない、また尾根沿いに登るルートもわからない。しばし考えて、尾根に登るコースを探すためにブラウゼー(Blausee)の方へ進んでみる。左手のナンツ谷(Nanztal)を見下ろすルートだ。
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前方には広々とした草原が広がり、その向こうに大きくフレッチホルン(Fletschhorn、3982m)が見える。
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北方向を眺める。右手前のこんもりした丘陵には何本かの塔がある、ギビドゥム(Gibidum、2317m)だろう。その右奥の高峰はネストホルン(Nesthorn、3821m)だ。
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10分ほど進んだが、尾根へ出るルートはないようなので引返すことにする。苔むした古い十字架とフレッチホルンの眺め。
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来た道をギビドゥムパスまで戻る。往復20分で帰ってきた。
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地図を良く見るとギビドゥムパスからグシュポンへ向かうコースから尾根沿いのルートがあることがわかった。そのルートに沿って登り始める。どんどん高度が上がり、パスとその向こうのギビドゥムゼー(2195m)Gibidumsee、が見えてくる。
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やがてリフトの管理小屋があって急登はいったん終わる。山々のピークに架かる雲が多くなってきたようだ。
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進む右前方にはマッター谷の向こう斜面が見えてくる。右の集落はエンブド(Enbd)だろうか、また斜面中央の小さな集落はユンゲン(Jungen)だろう。2015年にここから上部に見えるアウグストボードパスを越えて、トゥルトマン谷(Turtmanntal)のグルーベン(Gruben)まで行ったのを思い出した。
参考:その時の記録
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11034310/ -
その峠の拡大。右にシュヴァルツホルン(Schwarzhorn、3201m)、左にシュテイタルホルン(Steitalhorn、3164m)にはさまれた鞍部が峠だ。
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さらに進むとバルフリンがまた見えてくる。左のロートホルン(Rothorn、2338m)の中腹を巻くように付けられたコースを進む。
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ビーチホルン方向を振り返る。右の険しい山はブライトラウイホルン( Breitlauihorn、3655m)だ。
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ワイスホルン方向はさらに雲が多くなっている。手前の反り返ったようなブルネックホルン(Brunegghorn、3833m)だけが見える。
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その右には2つのピークをもつバルホルン(Barrhorn、左3583m、右3610m)が見えている。この山は一般のハイカーが特別な装備なしで登れる一番高い山と言われているそうだ。グルーベン→トゥルトマン小屋から登る。
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質素な木の十字架のある地点(2390m)までやって来た。このルートにはいくつかの十字架があるがここが一番絵になるようだ。
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角度を変えて撮ってみる。
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右手に変わった奇岩を見つける。
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その拡大。地図を見ても名前は特についていないようだ。
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オクゼホルン方向を見上げる。9:50のこの地点(2390m)で引き返すこととする。
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乗ってきたチェアリフトの上部駅も見えてくる。ヴィスプの街も見えている。
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広い草原状の地点まで戻ってきた。おだやかな草原と山々の厳しさの対比に見とれる瞬間だ。
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ビーチホルンと十字架。スイスらしい景色に魅せられる。
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同じ十字架越しにワイスホルン方向を眺める。雲が多くて残念だ。
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尾根ルートの登り始めの地点近くまで戻ってきた。
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ブライトホルン方向の眺望。左肩に氷河を持つのがブライトラウイホルン、その右の雲に覆われているのがブライトホルンだ。
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ギビドゥムパスまで戻ってきた。先ほどとは光線の当たり具合は変わっているようだ。
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リフト乗り場ギヴには10時50分に到着。そのままリフトで下ってきた。
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ホテル・ロートホルンのテラスで休憩する。
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赤白ワインとビールで乾杯。おつまみの乾き物もついてきて嬉しい。
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いつもどおりスープ(パンプキン)も注文。持参のサンドウィッチとおにぎりもいただいて昼食とした。
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バスの時間まで村を散策、ハイダ(HEIDA)というレストランの看板もきれいだ。
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教会も眺める。
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村のバス停付近の様子。
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きれいな花と飾られた壁も絵になっている。
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村のスーパーで買ったワイン。ヨーロッパで一番の高地のブドウ畠で作られたと書いてある。St.JODERN KELLEREIという醸造所が近くにあるようだ。
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レストランの人に聞いてみると、ヴィスプへ向かうバスの途中にあるそうで歩いていくのは無理だと教えられた。
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本日のルートを揚げておこう。
全行動時間は2時間35分、休憩なし、実動2時間35分、登り435m、降り435mだった。
今日も軽めのハイキングとなったが、山々の眺望もまずまずで楽しめた1日だった。また、ヴィスパーテルミネンの村をはじめて訪ねて、情緒ある雰囲気を味わえたと思っている。
なお、この村の情報は下記の「いぶれすさん」の旅行記に詳しいです。大いに参考にさせていただきました、ありがとうございました。
https://4travel.jp/travelogue/10421521
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