2017/12/02 - 2017/12/06
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ippuniさん
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今まで一度も病気になったことがなかった姫が、9月に幼稚園に入園してからは病気のオンパレード。この10年間、一度も風邪を引かない丈夫さが取りえだった私も、(高齢)妊娠中で免疫力が弱っていたこともあり、ついに姫の風邪をもらってしまいました。
11月の終わりから徐々に悪化して、12月に入ってからは心拍数が140以上になり日常生活がつらく感じる日々のなか、以前から予定されていた旦那のロンドンへの学会に同行して行ってきました。行くかやめるか、悩みましたが、行かなかったとしたら家で姫の世話を一人でしなければなりませんし、何かあったときに困ると思い、行くことにしました。パリからの移動手段は車だし、ロンドンは病院もたくさんあるし、夜だけでも旦那がいれば少しは助けになると思ったので。
いつものごとく、ユーロトンネルを渡る前にフランス領土で1泊、この時はレ・ミゼラブルの舞台にもなったモンルイユ・シュル・メールという町に1泊しました。元々は観光目的だったのですが、観光はほぼ出来ず。。。
翌日はユーロトンネルを車で渡ってロンドンへ。そしてロンドンで2泊して最後のカンタベリーに1泊してからパリに戻りました。
今回は体調が体調なだけに、どこの場所でも観光はできず、食べて、買いたかったものを買って、というだけの滞在になりましたが、それでも無事に行って帰って来れたことに感謝です。
- 旅行の満足度
- 5.0
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この体調で外食はとても無理だったので、パリのお弁当屋さんで夕食のお弁当を購入してから出発しました。
なんとか最初の目的地であるMontreuil sur Mer のB&Bに到着。 -
駐車場の有無と口コミ等を頼りに予約しました。
お部屋はファミリースイートです。 -
3歳の子供が一緒なので簡易キッチン付きはありがたいです。
早速お湯を沸かして、マヌカハニーでお茶を作り、買ってきたお弁当と一緒に食べました。 -
シャワーブースは広々としていて、タオルヒーターが付いていたので暖かかったです。
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寝室
通りに面していますが、何せ小さな街の住宅街なのでとても静かです。 -
寝室ベッド部分
建物が古いし、窓が大きいので暖房をMAXにしてもかなり寒かったです。 -
キッチンスペース
ここでひたすら蜂蜜湯を作って飲んでいましたが、ここまで酷くなってしまうと気休め程度にしかなりません。 -
翌朝、朝食付きでしたが、とても朝食を食べに行ける体調じゃ無かったので、旦那一人で食べに行ってもらったところ、トレーにジュースやパンなどを積んでもってきてくれました。
でも、旦那は不満でブツブツ、ブツブツ。。。 -
幸い食欲はあったのでパンをしっかり食べてチェックアウト。
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こんな感じの古い一戸建ての B&B でしたが、室内はモダンに改築されていて、広くて快適でした。。。寒いのを抜かせば。
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チェックアウト後
本来なら街を少し観光してからユーロトンネルに向かいたかったのですが、体調が悪すぎて(今回はとにかく呼吸器にきてしまいました)断念。
でも一箇所だけどうしても立ち寄りたい場所があったので車で移動してささっと見てきました。 -
この街は全体的に可愛らしい街ですが、この私が来てみたかった通りは一段と可愛く、おとぎ話に出てきそうな風景でした。
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短いストリートで幸いでした。
なんとか端から端まで歩けました。
それにしてもこんな状態でこの先大丈夫なのでしょうか? -
ちょうどクリスマスも近かったのであちこちに飾り付けが。
お天気はイマイチな時期ですが、この時期は特別ですね。 -
こんなオブジェ?もあって娘も楽しそうでした。
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静かな朝の町で一人熱でよろけながら咳き込む私。
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体調が悪くて思うように動けないのと、3歳の娘連れということで、こんな短いストリートでも結構のんびり時間がっかってしまいました。
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このレストランではこの町の郷土料理が食べられるそうです。
B&Bのオーナーがオススメしてくれたレストランですがここで偶然見つけました。
この時は時間もないし、体調も悪かったので外から見ることしか出来ませんでしたが。 -
この通りは可愛らしい建物が立ち並んでいます。
一見ずつ覗いて歩いたら楽しそうです。 -
この辺りはなんとなく、フランスっぽくない印象を受けました。
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この街はあの有名なレ・ミゼラブルの舞台になった町で、他にも見所(というより私が行きたいところ)がたくさんあるのでいつかまた元気な時に再訪したいと思います。
さて、ユーロトンネルの時間も差し迫って来ているのでそろそろ出発です。 -
ロンドンに到着。
なんとか無事にロンドンに到着しました。
最悪はロンドンには病院が沢山あるので少しは安心です。
これから2泊連泊というのも、安心です。ノボテル ロンドン ウエスト ホテル ホテル
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ロンドンでの宿泊は学会の会場でもあるノボテルロンドンウェストです。
学会の会場もここなので、旦那もずっと同じ建物にいるし、ここなら安心です。ノボテル ロンドン ウエスト ホテル ホテル
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我が家は湯舟にはつからないので関係ありませんが、バスタブもありました。
ノボテル ロンドン ウエスト ホテル ホテル
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冷蔵庫のお水はサービスのようです。
その他コーヒー、紅茶などはたくさんありました。
これから2泊は静養に励みます!ノボテル ロンドン ウエスト ホテル ホテル
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とはいえ、水や食糧などは買いに行かなければなりませんし、食事だってしなければなりません。
ということでとりあえずウェストフィールドのショッピングセンターに行きました。
町中はイルミネーションでキラキラです。 -
ウェストフィールドでいつもお世話になっている和食屋さんにて。
旦那は焼肉?の定食。 -
私はサーモンの照り焼きの定食。
高熱で、咳が止まらなくて、痰でのどが詰まって息が吸えなくなって。。。こんな状態でも食欲だけはばっちりあったのは、本当にありがたかったです。そのおかげでロンドンまで来れたようなものですからね。 -
娘は大好きな枝豆と、私と旦那のご飯を分け与えました。
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お水やら食料やらを買うのが第一目的でしたが、この日は日曜日。
レストラン街以外は全部6時に閉まってしまい、なにも買うことが出来ませんでした。 -
仕方なく、街のガソリンスタンドに併設されている小さなスーパーで食料品をゲットして帰りました。たとえロンドンのような大都会の市内でも、こういう時は車があると便利だなぁと感じます。
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当初の予定では、少しでも体調がいい時に来てみようと思っていたオックスフォードストリート。
でも少しでも体調がいい時なんてなかったし、今後もなさそうだったので旦那に言って夜車で通りに行きました。本当は、歩きたかった。。。オックスフォード ストリート 散歩・街歩き
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さすがオックスフォードストリート!
渋滞が激しくて車が殆ど進まないおかげでゆっくり夜景を堪能出来ました。オックスフォード ストリート 散歩・街歩き
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途中、とってもキラキラした部分を通ったのですが、ちょうどその時咳の発作が出てしまい、呼吸困難になりかけてしまったので写真がありません。もう一度車で通る元気もなく。。。
オックスフォード ストリート 散歩・街歩き
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オックスフォードストリートのイルミネーションもここまで。
オックスフォード ストリート 散歩・街歩き
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右折すればリージェントストリートで、そこもイルミネーションがとっても綺麗だったのですが、一般車両は右折禁止になっていて泣く泣く諦めました。
折角のきれいな夜景ですが、携帯の壊れたカメラ機能での撮影だったので(しかも車の中から)これが限界でした。リージェント ストリート 散歩・街歩き
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ホテルのロビーにて。
飾られているクリスマスツリーの下には、ラッピングしてある綺麗なプレゼントの箱が置いてあリ、
娘がそれを見つけるやいなや、どれにしようかなぁ~と選びだし、箱を手に取って離しません(汗)
フランスではこういう事をすると、スタッフに容赦なく怒られてしまいますが、子供に優しいイギリスでは、スタッフの方が別のプレゼントをもってきて下さったりして、とても親切にして下さいました。ノボテル ロンドン ウエスト ホテル ホテル
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ロンドン滞在最終日にはまたウェストフィールドのショッピングセンターに行きました。
食料の調達と、お土産的なものを買うためです。
体がもう言うことも聞かないのに、旦那は容赦なく、早く歩けとイライラしています。 -
こんな最悪なコンディションでも、幸い食欲はあったのでカップケーキを購入!
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翌日はロンドンからカンタベリーまで移動です。
レイトチェックアウトを事前にお願いしていたのでまだ時間の余裕がありましたが、とても一人で荷造り出来る状態ではなく、学会中の旦那にSOS を送り、チェックアウトの1時間前には戻ってきてもらいました。
戻って来たところで、荷造りは私の仕事で旦那は手伝ってくれませんが、いるだけでとりあえず安心です。姫のことも放っておけますし。
無事に荷造りを終え、チェックアウトをし、ロンドンに未練は残しつつも、まっすぐカンタベリーへ移動しました。 -
カンタベリーで常宿にしているホテルです。
部屋は2階(エレなし)だったので、この階段を登るのがめちゃくちゃ苦痛でした。
部屋は狭目ですが、清潔だし、お湯の問題もなく、アメニティもモラビトです。 -
このホテルのいい点は、カンタベリーの市内中心部から徒歩数分の所にありながら、無料駐車場がついているところ。これは車移動の多い我が家には最大のポイントなのです。
さて、夕食を買いにどこか行かなければなりませんが、私は39度の熱が解熱剤でも下がらず、相変わらずの呼吸器障害があり、とても買い物に出かける力がありません。
でも、何か食べないといけないし、特に3歳の姫には何か食べさせないといけないので、嫌がる旦那にお願いして、一人で買いに行ってもらいました。(こんな状態でも一緒に買いに行こうという旦那、どう思います???) -
翌朝、なんとか姫に朝食を食べさせたくて、頑張って起きて朝食ルームへ。
こういう時、旦那が自主的に姫を連れて二人で食べに行ってくれれば良いのですが、旦那は絶対に姫と二人にはなろうとしません。
朝食ルームでも、食べさせるのは私。
ゼコゼコしながら、動き回る姫を捕まえて食べさせて…すごく大変でした。
朝食後はすぐに荷物をまとめてチェックアウトしました。 -
本当は一刻も早く家に帰りたかったのですが、今回滅多に来ない冬のシーズンのイギリスですし、姫に何か買ってあげたくて、最後の力を振り絞って帰国前に市内へ繰り出しました。ここまで動けたのは、食欲と根性としか言いようがありません。
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カンタベリーは可愛らしいカフェも多いし、適度にショッピングも楽しめるし、観光スポットも多くて私は気に入っています。
いつも行っているお店で姫の服をゲットして、お昼ご飯をテイクアウトして、今回の用は終わりです。 -
でもまぁこの体調で良くこの子連れロンドン遠征を乗り切ったなぁと、思います。
まだまだこの先パリまでの長旅が続くのでありますけど、これがまた悪夢でした。
下がらない熱に、止まらない咳(本当に、2秒ごとに出るんです!)、呼吸困難に咽頭反射…。もうパリに着いた頃にはぐったりでした。 -
でも、今回ロンドンへ行かずにパリの自宅で休んでいたら、、、とは思いませんでした。
結果論ですが、休んで治る病気じゃ無いですし(自分の感では肺炎と予測)、娘と二人きりでこの状態だと、娘の世話をするのは無理に近いですし、娘のご飯など一切作ることが出来なかっただろうからです。ホテルならルームサービス使えますし、何かあっても旦那がいれば孤独死はしませんからね(苦笑)
これは海外生活の最大の難点の一つでしょうね。
なにはともあれ無事に帰って来れて幸いでした。 -
パリの自宅。。。
古い洋館で、嫌だ嫌だといいつつも、この時ばかりは家についてホッとしました。
でもこの後、つらさに耐えかねて何度か救急へ行くも毎回追い返されて、そのうえ旦那も高熱が出始め、娘もまだ体調がよくならないままで、どうしようもなくなって、家族全員で日本へ逃亡。そして羽田空港から私は病院へ行き緊急入院に、旦那と娘は日本で病院に行って薬を飲んで静養したら治りました。結局私の病気はHibが原因でのマイコプラズマ肺炎でしたので日本ではHibの治療をしてから肺炎の治療をしました。高齢妊婦のくせに3週間以上高熱に起こされてもフランス側では何も処置をしてくれなかったこと(日本ではたったの1週間の入院で完治したこと)で、フランスの病院システムに対する不信感は積るばかりでした。
でも今回の騒動を通して、どんな状況でも「食欲」があれば(ある程度は)生き延びられる、ということを痛感しました。旅行中は食事をスキップしがちな我が家(というか私)でしたが、これからはしっかりと食事をしようと決意しました。
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この旅行で行ったホテル
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ノボテル ロンドン ウエスト ホテル
3.95
この旅行で行ったスポット
ロンドン(イギリス) の旅行記
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