なんだかんだ言ってもやっぱりサグラダファミリア登りたい　バルセロナ#3

2017/08/16 - 2017/08/16

初めてのスペイン旅行　バルセロナ３日目です。いよいよサグラダ・ファミリアです。初日も行きましたが、塔のエレベータで上がることを含めて予約はこの日です。旅行記はゴシック地区も少し触れますが基本はサグラダ・ファミリアです。

エリア バルセロナ(スペイン)

大聖堂　サンタ・エウラリア大聖堂です。ホテルの目の前にあるものの日中は観光に出ていて朝と夜の外見だけでしたがこの日の朝、中に入れました。入り口にはこういう服装はＮｏですよ、という説明がありました。短パンやサンダル履きはダメのようです。

教会はいつでも入れるわけではなく地元の信者のみの時間帯もあり観光客は入れません。

ステンド・グラス越しの光もやさしくおごそかな雰囲気を増します。

高い天井。15世紀くらいに完成された建物ですがこれぞカテドラルという感じの建物です。

サンタ・エウラリアはなんと13歳で殉教されたとのこと。エウラリアは女の子でした。

完成に150年くらい要したらしいですが頷けます。

宗教画もあります。

入り口近くのレリーフです。

天井です。

中央の絵ではなく、絵の上の天使の絵が気になりました。でもこれらはまわりのレンガとの感じが異なり後から追加されたように思えます。

下から見上げると圧倒されます。

荘厳な気持ちになります

私たちは登りませんでしたが中央の塔には登れます。

そのあとコロンブスが王に謁見した王の広場他ゴシック地区を見学。この一帯は、現代から切り離され中世の佇まいを今に残している一角です。

塔に登るエレベーターは9:45に予約していました。結構、早めの予約ですがこの時間でもさすがにバルセロナの一番の観光スポットでありたくさんの観光客で賑わっています。

エレベーター予約時間まで時間あるのでそれまであちこち見学です

受難のファザード側です。因みにエレベーターも受難のファザード側と生誕のファザードと選べます。どちらにしようか悩みましたがバルコニーに出られる生誕のファザードにしました。

時間があるので広場側の池に逆さサグラダ・ファミリアを撮りに行きました。

逆さサグラダ・ファミリアです。

生誕のファザード左側部分です。この部分が聖堂でてっぺんにフルーツのオブジェがあります。

生誕のファザードです。

生誕のファザード　正面中央にある聖母マリアの戴冠のレリーフ

ファザード両端の柱のたもとには亀のレリーフがあり一匹は海ガメ、もう一匹は陸ガメです。手のひれの感じで区別ができます。こちらはヒレがあるので海ガメです

陸ガメです。

教会の中はステンドグラス越しの光がとてもすてきです

色調を十分計算されていて受難のファザード側はオレンジとグリーン、生誕のファザード側はブルーとグリーンです。

青は海の色だそうです。

この旅行記トップにも使っていますがこんな感じで光が降り注ぎ神秘的であり荘厳でもあります。

午前中の光でもこんな色合いですが午後の強い日差しだともっと印象変わるかもしれません。

光に包まれるという感覚になります。

柱とステンドグラスとの不思議な調和感。

素敵な色合いです。

柱にステンドグラスからの光が映えます。これらも考慮された柱の色なのでしょう。

教会の内部も至る所にデザインが施され私の理解は及びませんが天井なんかもすごい、の一言に尽きます。

天井トそれを支える柱。アンバランスなデザインのようでいて調和していて不思議です。ガウディってほんとうにすごいです。

日本語のオーディオガイドがあり柱にもいろいろ種類があり解説してくれます。チケット予約でオーディオガイド付きがあります。日本語対応しているのでお勧めです。

柱の節目にこんな絵の意匠が４つあります。これはマルコで獅子。福音書を書いた四人のエバンジェリストの印とのこと。

複雑怪奇な、それでいて不思議な気持ちにさせる天井です。

さて、時間がきましたのでエレベーターで塔をあがります。くだりは歩きです。エレベーターに乗る前に荷物をコインロッカーに預けますが50セントです。運悪く私も家内も持っていなかったので係りの人（警備員）に両替をお願いしたら20セントコインあるかいうので渡すと、片っ端から空きロッカーに入れて、運が良ければ使えると。私も一緒に試したら５つ目くらいで20セントで使えました。ありがとう警備員さん。でも、日本のコインロッカーだとだめだろうな、こういう微妙な緩さは期待できないですね。

エレベータを降りて塔内少し登り別な塔に移ります。帰りは歩きになります。
あちこち工事中。工事中の姿は工事が終われば見れませんので、考え方によっては貴重な体験かも。

生命の木、白いのは鳩です。

これも生命の木。結構な高さですよ。歩いているところの高さは60ｍくらいかな。

下を覗いたら巨大な照明がありました。ライトアップ用かな。

逆さサグラダ・ファミリアを写した池です。
2か所くらいベランダがありそこから外を眺められます。ベランダは1－2人くらいのスペースです。

左巻きの螺旋階段、手すりが無いので覗き込むとちょっと怖いです。ちなみに受難のファザード側は右巻きの螺旋階段です。

階段はひたすら降りるだけ。見るものはありません。そして、教会内部へ出てきます。

扉がいくつかあり、残念ながら何がかいてあるのか読めません（カタルーニャ語？）。
大事な言葉は金色になっているらしいです。

栄光のファザードができる予定の中央扉には主の祈りが50か国で刻まれています。日本語で「われらの父」とありました。祈りの部分は発見できず・・・

受難のファザード側のレリーフ。
これは１６個の数字。縦横斜め、どう足しても33になります。イエスの死亡した年齢･･･知らなかった…

受難のファザードの入り口のところに鞭打ち刑のキリストのレリーフがあります。後ろに見えるのが福音の扉です。

鞭打ちの刑のあとのキリスト

小さくてわかりにくいですが十字架を背負って歩くキリスト

磔になったキリスト。ガイドブックに沿ってレリーフを１つずつ確認していくのも楽しいです。

床にもいろいろ絵がありますが、キリスト教信者でないものは聖書の場面描かれても見てもわからないですね。

ふと見上げるとカラフルな文字が…なんだかわからないけどパチリ。

教会の地下で全体の構図等資料が展示されています。そうか、柱はこんな感じで並んでいたのかと改めて納得。
この後は、教会内のお土産ショップで買い物。お腹が空いたのでランチを取りにカタルーニャ広場方面へ移動しました。
次の旅行記に続きます。