バルセロナの見所はサグラダファミリアばっかりじゃないんですぅ！バルセロナ#1

2017/08/14 - 2017/08/17

夏休みを利用してスペイン旅行。マドリードとバルセロナの濃縮観光記「バルセロナ編」です。最終日、16時過ぎにバルセロナを発ったあと、テロが発生。前日訪れたあたりでした。ヨーロッパを旅行先に選ぶ際、イギリスとフランスはちょっと危険かなと思いスペインにしましたがテロは身近なもの、と改めて思いました。
初日は2時ころＡＶＥで到着、市内を少し歩いてサンパウ病院とガウディ通りをブラブラしながらサグラダ・ファミリア編です。
マドリード編は「初めてのスペイン！サグラダファミリア観たいよお、でも行くならマドリードも行きたい＃１　＃２」になります。

エリア バルセロナ(スペイン)

10時30分マドリード　アトーチャ駅発のＡＶＥで約3時間でバルセロナに到着、そのままホテルにチェックイン。バルセロナのホテルはHOTEL COLONです。部屋からの眺めは裏通り側でしたが、大聖堂の正面なので毎日ホテルから出るとドーンと大聖堂が出迎えてくれて良かったです。

部屋も十分な広さが確保されています。

部屋からの眺望が残念な感じですがほぼ滞在中の昼間はホテルにいなかったので眺望は必要なかったかな。

ホテルの廊下です

ホテルから出るとこんな感じで大聖堂が出迎えてくれます。

ホテルのすぐ近くカタルーニャ建築家協会 にピカソの壁画もあります。知っていないと見過ごすような絵です。

そういえば滞在中、毎日ここ通りましたが誰も注目していなかったような気がします。

カタルーニャ広場に向かって歩きます。ホテルから広場まで500メートルくらいです。

広場へ通じるランジェル通りですが、道路の両側はショップでたくさんの買い物客で賑わっています。デパートのエル・コルテ・イングレスもあります。ただ、イングレスはカタルーニャ広場の反対側の店の方が大きいのでお土産はそちらがいいかもしれません。

カタルーニャ広場です。

マドリードからバルセロナに移動しても相変わらず日差しは強くきれいな青空です。

バルセロナでもマドリードと同じで2階建て観光バスが走っています。ルートは3ルートあり1枚のチケットでどれにでも乗れるようです、日本語のオーディオガイド付きで便利です。ただ、私たちは殆どの目的地（観光地）は事前にネットで時間予約し、観覧ルートを決めていたので利用しませんでした。初めてのバルセロナ訪問の場合は、主要な観光地を見ることになると思います。時間指定で予約していないとかなり待つことになるから観光バスを利用すると却って効率悪くなる可能性大です。市内を遊覧する、という目的に絞るか、リピートで訪れた場合が良いと思われます。日本語のオーディオガイドやWiFiに対応しているようです。

ランジェル通りはグラシア通りになりカサ・バトリョの前を通ります。カサ・バトリョの予約は翌日なのでチラ見して通り過ぎます。

ちら見でもこの独特の髑髏のバルコニーデザインは目を引きます。

カサ・バトリョの左隣はアマトリェール邸です。こちらもモデルニスモ建築です。カサ・バトリョの反対側でタクシーを拾ってサン・パウ病院へ向かいます。料金は覚えていませんが日本円で2000円以下だったと思います。

今回、バルセロナで訪問した観光物で一番観光客が少なかったのでゆっくり落ち着いて見物できました。2009年に病院は閉鎖され新サン・パウ病院に引き継がれています。

サン・パウ病院はバルセロナ・ウォーカーさんのWebに詳しく書かれていて参考になりました。http://kamimura.com/?p=7980

今回、バルセロナに関する観光情報はガイドブックよりバルセロナ・ウォーカーさんのホームページからたくさんの情報をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

世界遺産といっても元病院であり、おごそかな雰囲気はあること、静かであり何となく死者や病気で亡くなった人もいると思うと少し不安な気持ちになりました。建物はモデルニスモ建築として是非外せないと思うし、私は結構気に入りましたが奥さんはあまり長く滞在したくない、建物の外にいる方が気持ち的に楽だったようです。

中は結構広いです。建物のミニチュアがあるので全体像は理解できますが、やはり全体をバードビュー的に俯瞰して見てみたかったです。

旧病棟です

ガラス張りが多く、病人へ日光をできるだけ取り込もうという意図なんでしょうか？
入れる建物と入れない建物があります。

ここは入れませんでした。

内部もいろいろ凝ったデザイン、天井はステンドグラスになっています。

サン・パウ病院は予約しないで訪問しました。待ち時間０です。とはいえ、ガウディ通りでサグラダ・ファミリアから徒歩圏であり、世界遺産なのに観光客が少ないのが不思議。

中庭です。

外壁に彫刻もあります。

多くはありませんがモザイク画もあります。

結構、広いところで入れない建物はあるとはいえ、素敵な建物群は飽きを感じさせません。

写真のホワイトバランスのせいか見えずらいですが正面の丸いアーチの先にサグラダ・ファミリアがすっぽり入ります。つまりアーチの延長上がガウディ通りということです。

ガウディ通りの両脇は植樹されていて、カフェやカジュアルレストランがあります。休憩するにいいですね。

あちこちにステンドグラスがあり光が柔らかく差し込み素敵です。

さて、病院を出てガウディ通りをサグラダ・ファミリアに向かいます。

こんな感じで通りの両側のレストランやカフェがガウディ通り中央部にテーブルをセットして営業しています。夕方5時ころでしたが結構、席は埋まっていました。

カフェで少し喉を潤し、休憩した後はサグラダ・ファミリアに向かいます。ガウディ通りを抜けるといきなりドーンとサグラダ・ファミリアが現れ、とても感動しました。

サグラダ・ファミリアは二日後に塔のエレベーターで昇る予約をしており、この日はライトアップを見るために訪れました。

クレーンが興ざめという見方もありますが、見方を変えればてっぺんにクレーンのある姿は完成までのあと9年くらいしか見れません。とはいえ、完成後（2026年以降）の姿は是非見てみたいものですね。

角度によっていろんな姿を見せるサグラダ・ファミリア。

小さくて分かりずらいですが受難のファザードの鐘塔には「Sanctus」という文字がたくさんありましたがラテン語で「聖なる（もの）」というような意味だそうです。

受難のファザード。少し離れないと全景はカメラにおさまりませんね。

生誕のファザード側です。

生誕のファザード　生命の木。白いハトが飾られた緑の樹です。

このくらいズームすると鳩だとわかります。エレベーターで塔に上った後生命の木の後ろにあるブリッジ渡ります。小さく人が写っているのわかりますか？

受難のファザード。

受難のファザード別角度から。

バルセロナの8月中旬、9時ころまで明るく、ライトアップは19時30分くらいからでしたので近くのレストランで夕食。本当は事前に調べてきたところがあったのですが発見できませんでした。生ハムメロンです。

フィデウア（ショートパスタのパエリア）です。今回のバルセロナ行きでは3種類のパエリア（残りは普通の魚介類とイカ墨のパエリア）を食べることを目標にしていたのですがまず、1種目達成です。

ここはサグラダファミリアから20－30ｍの距離です。ちょっと高めですが親切な店員のおじさんがいて居心地は良いですが観光客向けですね、味も普通です。

なかなか暗くならないのでついワインを飲みすぎ漸くライトが付き始めました。

もっと外側から鐘塔を照らすと思っていたのですが…日によって違うのかな。

少しライトアップに残念な気持ちを引きずり地下鉄でホテルに戻りました。大聖堂の前の広場ではたくさんの観客とがいて大道芸のようなショーをやっていました。

この若い女性は大きなリングでぐるぐる回転していました。ブラボーです。こんな1日でバルセロナ初日は終わり、旅行記は二日目に続きます。