2017/10/28 - 2017/10/29
107位(同エリア199件中)
m-aさん
今年の大河ドラマ「おんな城主直虎」、すごくはまりました!小さな地域にあふれるドラマを見てると、跡地をめぐりたくなります。それに、同じく天浜線沿線の花の舞酒造では、この時期に蔵出しもありますし。
二つを組み合わせて、浜名湖沿線を満喫しよう!という旅です。
井伊谷は、大河ドラマのおかげで突然観光地扱いされてびっくりしたんでしょうね。あらら・・・な部分が色々と。日常の中にところどころ残る史跡を歴史の面白さと見るか、歴史舞台がただの日常になってて残念と見るかは意見の分かれるところです。
PR
-
都内からなら新幹線で行けばいいものを、時間と交通費はいつもケチケチしてるので、夜行バスで朝6:00に浜松着。まずは戦国BASARAの家康と直虎がお出迎え。なんかちがーう!!!
-
とりあえず浜松城へ。徒歩15分ほど。ゆるきゃらの家康くんと直虎ちゃん。
さっきの戦国BASARAとの落差・・・・・・。 -
浜松城です。
-
徳川家康の銅像です。
-
早朝すぎて、中には入れませんでした。誰も来ないと思って、とりあえずラジオ体操してたら、1グループがやってきてあたふた。
-
浜松駅からバスで約1時間。井伊谷です。
途中、三方が原古戦場跡とか祝田村だった場所とか、ドラマに出てきた場所を通るのが、Google Mapの地名を見ながらわくわくでした。 -
井伊谷バス停で降りて、徒歩5分。小野家の屋敷跡を目指したのですが。。。
土木屋さんになってました。それでも井伊谷っぽいサービスをしようと、軒先で色々頑張ってましたが。 -
新野家の屋敷跡は、保育園になってました。
-
井伊家の屋敷跡は、公民館になってました。
3軒徒歩でまわっても30分かからない感じ。史跡も何もあったものじゃないけど、こんなこじんまりと主従が暮らしてたんだなあ、と実感するのはやっぱりいい感じです。 -
次郎法師は案山子になってました。
-
井殿の塚。亀之丞の父、井伊直満の供養搭だそうですが、のぼりがなければ住宅街の脇に生えている大木です。
-
井伊谷城跡に登ります。徒歩15分。ちょっとした坂道なので、登りの入り口には杖が置いてあります。運動不足の人は、かなりバテバテになるようです。
「徳川軍と近藤殿たちは、きっとここから井伊谷を攻めたんだよ」とか言って、無理やり歴史ロマンに持っていこうとする努力。。。 -
井伊谷城跡。看板と椅子があるだけといえばあるだけ。城下の住民がすぐに立てこもれる裏山のお城と思えば、その位置関係を実感してしんみり。
-
井伊谷城からは、三方ヶ原まで見渡せるのです!
-
このあたりは味噌まんじゅうが名物で、お城に登る前に一包み買ってきました。ほんのりみそ風味で、美味しいお饅頭です。
-
お城を逆方面から下ると、小野政次の供養塔。道端にさらっとあって、知ってなきゃ気づきません。
こういう普通の住宅地に、戦国時代の人生がいくつもあったっていうのがロマンだと、分からない人には分からないらしい…。 -
井伊谷から徒歩20分で龍潭寺。この絶妙な距離感も◎!ちょっとだけ浮世から離れ、でもかなり近い距離感です。
-
さすがにここは、歴史~!って雰囲気がありました。
-
直虎の駕籠とか、直政の鎧とか!
たぶん信長拝領の茶碗とかもあったんだろうけど、こんなにドラマでフォーカスされているとは思わず、完全にスルーして記憶にありません。嗚呼・・・(涙) わかってて見なければ、ほんとにスルーしてしまうものばかりです。
こういうスルーしがちな細々した事実と、歴史の大きな流れをつなぎ合わせて、繋がらないものは想像力で補う大河ドラマの脚本、ほんと素晴らしかったです。 -
龍潭寺で一番有名なのはこのお庭。
-
でも大河ドラマがあたった今となっては、庭よりも墓ですね。井伊家代々の供養塔。大きいのが御初代さまと直虎パパの直盛。両側に関係者の供養搭が並んでいます。
-
生憎の雨ですが、井伊谷のほうがほとんど人はいませんでしたが、龍潭寺には次々と人が訪れます。
-
井伊家の供養等ゾーンの隣に、家臣たちのお墓。桶狭間戦死者の墓とか。
-
奥山家代々の墓とか。奥山はしっかり地名にも残っています。
-
中野家の墓。奥山に比べると存在感が薄いです。
-
小野玄蕃の墓。小野家の墓は別にあるのですが、玄番だけは別に、桶狭間戦死者の脇にありました。
-
近藤康用の墓。一番大きく立派な墓です。ここに来た頃は、大河ドラマの中の近藤殿はまだまだむかつく人だったんですが。
この墓を見たときは「まあ何だかんだちゃんとした領主だったってことだよね」と思い、ドラマを見終わった今では「やっぱりいい領主だったんだ!」と思っているわけです。 -
小野家の墓、探しても探しても見つからず、ふと気づいたらずらっと並んだの全部でした。大きすぎて分からなかったってやつですね。ほんとに重用された家柄だったことを実感。
その他、井伊谷三人衆の鈴木・菅沼の墓とかがありました。 -
虎松を養子に出すときにしのが植えた椰の木。こんなに大きくなりました。
-
龍潭寺から5分ほど歩いた田んぼの中に、御初代さまの井戸があります。
-
この井戸は、彦根藩がずっと保護し続けていたそう。そういう心意気がドラマとリンクして、ぐっとくるわけです。
-
大河ドラマ館に向かいます。気賀にある大河ドラマ館までは、龍潭寺から徒歩40分。井伊谷と気賀が徒歩40分という距離感が、いかにも「広げた領地」って感じで歩きたかったのですが、いかんせん時間がなく、シャトルバスに乗ることにしました。
-
大河ドラマ館の向かいの区役所でイベントをやってました。家康くんと直虎ちゃんと、彦根からひこにゃんも来ていました。
-
そして大河ドラマ館。うーん・・・。衣装とか小道具とかはまあまあいいんだけど、プロジェクションマッピングもどきがお粗末すぎないか・・・。
-
お土産屋さん。なぜか真田紐まであり・・・。
直虎のイメージが、戦国BASARAだったり一昔前の少女マンガヒロインだったり尼さんだったりと混乱してるのは、お土産物のブランディングとしてはいただけないと思ったマーケティング部のOLでした。 -
朝6:00から歩き続けてばてたので、お休み処のおもてなしスポットへ。
-
お休み処のおもてなしスポット、会議室じゃん・・・。自販機でコーヒーを買って一休みさせて頂きましたが、カフェみたいな場所がまったくないのは、商機を逸してると思えてなりません。
-
本日の締めは浜名湖うなぎ。これは美味。
-
今夜のお宿は三ケ日駅。気賀駅から天浜線に乗ります。天浜線の駅はお店とくっつけて味わいを醸そうとしているそうで、気賀は中華料理店とくっついています。
-
翌朝、宮口駅の花の舞酒造に向かいます。生憎の雨。
-
天浜線は、ところどころで浜名湖が見えてなかなかの味わいです。
-
毎年10月末にある、花の舞酒造の蔵出し。新酒の飲み放題イベントです。天浜線は増便になるらしい、沿線のビッグイベントです。
-
新酒ができると杉玉が緑になると聞いてたけど・・・・。
-
酒蔵と、近くの庚申寺がイベント会場になっています。庚申寺、前夜に泊まった寺好きな民宿の奥さんがお薦めしてくれてたのですが、寺巡りという雰囲気とはかけ離れています。
-
お寺の軒先と木陰とテントで、知らない人同士が場所とつまみを融通しあって、おいしいお酒でへべれけになる、素敵なイベントなのです。どうしてもつまみ不足で二日酔いになるんですけどね。分かっているから明日は有休。
-
無料飲み放題を楽しんだので、一本買って帰ります。あと酒粕も。今年は「井伊直虎」というお酒もありました。
-
近くで笛も売っていました。美しい・・・。
-
13:00過ぎの電車で都内に戻ります。とりあえず掛川まで。掛川で元気なら掛川城も見たい!
-
なんと戦国BASARA電車でした。
-
大河ドラマファンには、戦国BASARA路線は違和感バリバリ。
-
掛川につきましたが、しっかり酔いが回っていて掛川城はパス。
-
JRに乗り換えて、東海道線経由で戻ります。
お土産の掛川茶は美味しかった♪お土産の日本酒は二日酔いの記憶がつらくてしばらくお預けでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
浜北・引佐(静岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52