あの有名なエフェソス遺跡の図書館の裏事情！！

2017/10/10 - 2017/10/10

トルコに赴任中の友人家族が年内に帰国するということで、彼らがトルコに居るうちに遊びに行くと言う約束を果たすべくイスタンブールに向かいました。私の長年の夢の地でもあるトルコ、せっかくなので西側のいくつかの都市を周遊することに。

【旅行日程】

（11/5）中部国際空港 － アシアナ航空でインチョン空港トランジット － イスタンブール着
（11/6）トロイ一日観光ツアー
（11/7-8）イスタンブール
（11/9）ベルガマ － イズミール
（11/10）エフェソス － セルチュク
（11/11）パムッカレ
（11/12）アンタレヤ
（11/13-14）コンヤ
（11/15-16）カッパドキア
（11/17-20）イスタンブール － ブダペストへ、ヨーロッパ周遊スタート！

ベルガマを観光後、バスでイズミールに向かい一泊。
翌日は、まずイズミールの街を散策した後、バスに乗ってエフェソス遺跡の玄関口セルチュクへ。
セルチュクの宿に荷物を置いて、午後からは念願のエフェソス遺跡へ、いざ出陣！

エリア エフェス遺跡周辺(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 2.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

トルコ第３位の都市イズミールの街の眺望。

モスクの窓で眠っていた猫。トルコにはネコがいっぱい。

イズミールの街。

イズミールから高速バスで約一時間半でセルチュクへ。そこからマイクロバスで４kmのエフェソス遺跡へ。ユネスコ世界遺産に2015年に登録されたばかりです。

エフェソスはヘレニズム～ローマ時代にかけて建設された貿易都市。右手側の劇場から真っ直ぐ海まで一本道があったそう。実はエフェソス、世界七不思議のひとつであるアルテミス神殿があった場所。今はありませんが、世界一大きな神殿(ギリシャはアテネのパルテノン神殿の２倍!!)だったそうです。

その大劇場。

大劇場からの景色。ここから海まで真っ直ぐ道が繫がっていて、物資を運んでいたそう。

大劇場の舞台裏。昔の役者はここで台本覚えてたりしたのかな！？

大劇場の上から。

大劇場を出て、有名な図書館に向かう途中の道に足跡が。よく見ると足の横には女性の絵が彫ってあります。これ、なんと娼婦の館のコマーシャル。左足なので、この先左側に娼婦の館がありますよーってな具合。なんか、足の左上にもハートマークがあるような。。。(私の見解）

そしてエフェソス遺跡のメインであるセルシウス図書館が見えてきました。

ドドーーーーン！！もはやトルコじゃないみたい。インディージョーンズな気分！かっこいい！！！

なんと図書館の前側に、先ほどコマーシャルがあった娼婦の館が！しかも、古代のエフェソスでは、図書館の中に娼婦の館に繫がるトンネルがあって、そこから娼婦の館に通ったらしい。今も昔もやましいことを隠したいという人間の欲望は変わらないんですね。

この辺りはこんな風に発掘されているようです。毎度思うけど、最初に発見した人が本当にすごい！

娼婦の館の横には公衆トイレが！ローマ時代にすでにこんなちゃんとしたトイレがあったことに驚き！

奥に見えるのが先ほどの図書館。エフェソスは沢山の観光客がいました。

図書館の右手側には公共の住宅がありました。ここだけテントの中で保管、発掘中。この緑の大地から、どういうきっかけで発掘したんだろう、すごいな～。

別料金のところもトルコのミュージアムパスで入れます。すごい、色まで鮮明に残っています。

地中からこれを発掘して復元してる考古学者さんたち、本当に気が遠くなるよ、その根気に脱帽。(昔なりたかったなんて言えない、、、）

エフェソスは本当に素晴らしかったです。この夜はセルチュクで一泊しました。セルチュクは小さくて可愛らしい街でした。