≪国内ぷち逃走２０≫→銀山温泉

2017/11/11 - 2017/11/12

今年の家族旅行は銀山温泉へ。
ドアｔｏドアで６時間・・・。
いや～遠かった、、、でも一度は見てみたかったこのノスタルジーな世界。
そこまで時間を掛けて行く価値は全然あったね！

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

・山形新幹線つばさ　

東京駅から山形へ。
つばさに乗るんは初めてやね。

・大石田駅　

銀山温泉の最寄り駅に到着。
新幹線で東京から３時間１５分って、大阪に帰るよりも全然遠かったな・・・。
駅に降りると、こんなんがいた。

・大石田駅　

ずーずー弁？
全く分からんぞー。。。

・そば処ふうりゅう　

バスの時間まで１時間弱あったんで、昼ご飯。
雨が降ってるってこともあって、駅併設のここへ。
駅併設の蕎麦屋とゆえば立ち食い蕎麦的なイメージがあるけど、ここはしっかりとした蕎麦屋やった。
ちょうど美味いそばが食べたいと思ってて、十割蕎麦が美味くてなかなか良かった♪
この辺は、実は山形で３つある「そば街道」ってゆわれてるとこの１つらしーよ。

・銀山温泉行きのバス　

レトロバスやって聞いてたのに、なぜか普通、、、とゆうか、むしろすげーボロいバスで・・・。
一瞬、このバスか分からんくらいやった。
で、聞いてみると、何とレトロバスは車検に出てるんやとのこと、、、まぢっすかー！？
運悪いな～。。。
でも、もしかしたら明日には戻って来てるかもって話やったんで、明日は戻って来てることを祈っとこ。

・銀山温泉　

大石田駅からバスで４０分ほど。
山の谷間にあるみたいで、小ぢんまりとした感じに見えた。

それにしても、今年はどこに行くにも雨が多いな～。。。
東京を発つ時はすげー晴れてたのに、、、俺の晴れ男力も年とともに確実に衰えてきたな・・・。
でも、降りたバス停に貸し傘があったんは嬉しかった。

・温泉街　

温泉街に入ってみると、こんな感じ。
銀山温泉は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来してるんやとか。

・酒田屋　

とりあえず、宿へ。
銀山温泉はかつて、かの有名な「おしん」の撮影地になったてこともあり、すげー人気があるみたいで、ほとんどの宿が予約いっぱいやった。
そんな中、何とか予約が取れた宿。
銀山温泉の中ではリーズナブルで、アットホームな宿やった。

・温泉街　

少し宿でゆっくりして外に出てみると、辺りがいい感じに暗くなってきてて。
温泉街を進んでみると、明かりが灯り出してていい感じにノスタルジックな光景が。

・古山閣　

築９０年の木造建築のお宿。
建物の造りからして、高そうな旅館やった。
２０１７年１月には新館がオープンして、夜ご飯に美味しいイタリアンが食べれるんやとか・・・。
って、こんなとこまで来てイタリアン！？
セレブやとありなんやろか、、、庶民には分からん感覚やな。。。

・古山閣　

の壁に描かれてる絵の説明看板。
よく分からんかったけど、歴史だけは感じた。。。（爆）

・古勢起屋別館　

起源は２００年近く前になるらしい老舗の旅館。
銀山荘の姉妹旅館やとのこと。

・能登屋　

温泉街の奥の方にあった旅館。
どこもかしこも建物がいい感じやよね。

・能登屋　

この建物に、この赤い橋。
どーやら、ここも「千と千尋の神隠し」のモデルになったとか、ならんかったとか。
いやいや、去年行った四万温泉でも全く同んなじよーなことを２回くらい聞いたよーな・・・。
「千と千尋の神隠し」って、宮崎駿の頭の中で色々と混ぜられて作られた世界で、ここってとこはないんが正解なはずやよね。
やからこそ、こんな噂がいっぱい出て来るんやろーけど。。。

・白銀の滝　

温泉街の更に奥にあった。
なかなかデカくて迫力があった。
昼間は雨が降ってたし、通常より水量が増してたんかな？

・疎水坑口　

滝の近くにあったんで入ってみた。

・疎水坑口　

その昔、水を排出するために使われてた坑道らしい。
元々は、銀山として栄えてた時に作られたんかな？

・疎水坑口　

昔は１ｋｍ以上もあったらしーけど、今では崩落してまってるんやとか。

・温泉街　

に戻ると、辺りはすっかり暗くなり、ガス灯の灯りがすっげーキレイに灯ってた。
このノスタルジックな光景を観るために、６時間も掛けてここまで来たわけで。
この景色を観れたんはすげー嬉しかった。

・温泉街　

宿の女将さんに聞くと、昨日まではめっちゃ暖かかったらしく。
今日、いきなり寒くなったんやとか。
寒いんはキツかったけど、そのおかげで空気が澄んだからか、このキレイな景観が見れたんは最高やった♪

・夜ご飯　

宿に戻って。
山の中な割には刺身も焼き魚もあって、美味しそう♪
５種類もキノコが入ってた。

・夜ご飯　

その中に、、、いなごー！？
初めて食べるかも。
なかなかにリアルやな・・・。
でも、食べてみると、触感は海老みたいで、ふつーに美味しかった。

・温泉街　

夜ご飯の後、陽もすっかり暮れてもっとキレイになってるかなと思って、もう一度外に出てみた。

・温泉街　

あんま変わらんかったけどね・・・。
でもほんま、キレイやな～♪

・酒田屋　

翌朝。
宿の玄関。

・酒田屋　

遠目に見ると、こんな感じ。

・和楽足湯（わらしゆ）　

宿の前にあった。
けっこう入ってる人がいた。

・温泉街　

朝はこんな感じ。

・温泉街　

もういっちょ。
この右手の宿（藤屋）が一番いいとこの宿っぽく。
外国人の女将がいるってことでちょっと有名になった宿なんやとか。
外観からしても高そうやった。。。

・温泉街　

干し柿が吊るされてた。

・白銀の滝　

夜中に雨が降ってたんで、今日も水量が多くて迫力があった。

・延命地蔵　

白銀の滝の前にあった。
山形百八地蔵尊の第九十一番霊場なんやとか。
健康長寿・厄除けを祈願したものらしーよ。

・せことい橋　

白銀の滝の上にあった橋。
帰りのバスまで時間があって、散策コースがあるってゆうんでちょっと行ってみた。

・儀賀市郎左衛門の像　

高台の上にいた。
誰や？と思ったら、延沢銀鉱の発見者なんやとか。
康正２年（１４５６年）の秋、加賀国金沢出身のこの儀賀市郎左衛門が出羽三山詣の為に訪れた際に銀鉱を発見して、元禄初期（１６８９年）まで延沢銀山として隆盛を極めたんやって。

・銀鉱洞　

北口。
銀山跡ってことなんかな。

・銀鉱洞　

内部。
当たり前やけど、銀はもう取り尽くされてもーてるらしい。

・銀鉱洞　

採鉱法の看板があった。

・夏しらず坑　

別の採掘跡。
柵があって、中には入れんようになってた。

・夏しらず坑　

内部はこんな感じ。
銀山坑の中からひんやりとした風が吹き出して、夏でも驚くほどに涼む事ができることからこの名前が付いたんやとか。
この寒さじゃよく分からんかったけどね。。。

・山の神神社　

けっこう遠かってんけど、ここにも行ってみた。
山の神ってちょっとかっこいいなと思って。（笑）
ここは、家内安全・子宝安産・夫婦円満の神様を祀る古くから信仰されてる神社らしく、、、

・山の神神社　

こんなんがあった！！
奉納された巨大な男根・・・。（爆）

・山の神神社　

反対側にも。。。
がんばって来たのに、すっげーしょぼい神社やなと思ったけど、ちょっとおもろかった。（笑）

・能登屋　

ショートカットをして温泉街に戻る。
結局、１時間くらいは山道を歩いたかな。
うちのチビもよく歩いたよ。

・古山閣　

壁の絵がよく見えた。

・かじか湯　

銀山温泉に２つある共同浴場の１つ。
こっちの方がレトロな浴場らしい。

・周辺図　

かじか湯の前に貼ってあった。

・そば処・酒処　伊豆の華　

お昼近くになったんで、ここへ。
今日も昼ご飯は蕎麦。
が、観光地やとはいえ、すっげー高かった・・・。
昨日の昼ご飯のとこの方が全然良かったな。。。

・そば処・酒処　伊豆の華　

店の名前の由来らしい。

・しろがね湯　

ずっと外にいて身体が冷えたからか、うちのチビがもう１回温泉に入りてーってゆうもんで。
かじか湯はお湯がすげー熱いってことやったんで、こっちにしてみた。

・しろがね湯　

番頭のおっちゃんがちょうど女湯の方が誰もおらんくなったんで、ちょっと見て来いって。
時間で男湯と女湯が変わるみたいやってんけど、こっちの２階の方がメインやったんかな。
確かに、１階よりも広かったしね。
せっかくなんで、写真を撮ってみた。

・野川とうふや　

帰りのバスまでもう少し時間があったんで、豆腐を食べてみることに。
頻繁にお客さんが入ってて、美味そうやったんで。
立ち食い豆腐って珍しいと思ったけど、なるほど美味かった♪

・レトロバス　

帰りは来たー。
せっかくやし、乗りたかったんで良かった♪
ほぼ寝てたけどね・・・。（爆）


銀山温泉、家からめちゃめちゃ遠かったけど、期待どおりのノスタルジックでキレイな景観が観れて、来て良かったと思えた♪
ノスタルジーな感じが好きな人なら、一見の価値ありやと思うよ。
どこの宿もそれなりに良さそうな気はしたけど、人気の温泉処ですぐに予約がいっぱいになってまうようなんで、そこはお気を付けを。

宿の女将さんに、今度は雪が２ｍくらい積もった冬に来てくださいね、とっても雪景色がキレイですから♪ってゆわれたけど、、、雪国出身でもないし、むしろ寒いの苦手やし・・・。
もちろん雪景色も観てみたいけど、その季節にここまでがんばって来るんはかなりの心の準備がいるなぁ。。。

完