2017/11/20 - 2017/11/29
3位(同エリア4件中)
cokemomoさん
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11月下旬に初めてイタリアのマルケ州に出かけました。
アブルッツォ州やモリーぜ州ほどではないけれど、今ひとつ地味なマルケ州(決めつける)。
しかしマルケ州は画家のカルロ・クリヴェッリやロレンツォ・ロットと縁が深く、カラヴァッジョの傑作「ロレートの聖母」のロレート(町の名前)もある。イタリアの先達の方々からもマルケ州はオススメとの声が複数。
俄然興味が湧きました。
おばちゃんが訪れたのはマルケ州のごく一部ですが、それでもマルケ州は美しくていい所だと思いました。また行きたい!!
最初に訪れたのはアスコリ・ピチェーノです。
11月20日(月)出発~ローマ泊
11月21日(火)アスコリ・ピチェーノ
11月22日(水)アスコリ・ピチェーノ
11月23日(木)アンコーナ
11月24日(金)レカナーティ、ロレート
11月25日(土)ミラノ
11月26日(日)パヴィア
11月27日(月)ピアチェンツァ、ミラノ
11月28日(火)ミラノ 帰国へ
11月29日(水)羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ローマ・ティブルティーナ駅
この旅行の最初の目的地、アスコリ・ピチェーノへはティブルティーナにあるバスターミナルからバスで向かいます。
ローマ・フィウミチーノ空港に飛行機が着いたのが19:10頃、空港駅に行ったらレオナルドエキスプレスには乗らず19:42発の普通列車で約50分(2.6ユーロ)、ティブルティーナには20:30に到着でした。
(預け入れ荷物はなしでした) -
この日は鉄道駅にもバスターミナルにも近いB&Bに宿泊です。
別に危険ということもないが、そんなに楽しい感じでもないノメンターナ通り。 -
宿泊したB&B Affittacamere Roma Tiburtina(ダブルのシングルユースで一泊68.5ユーロ)。
泊まるだけと割り切っていたから別に構わないが、到着時に渡された朝食はウエハースとコーヒーの素(共有スペースにこの素を使うマシンがあった)以上!
おばちゃんのイタリア史上最弱の朝食であった・・・ので、コーヒーの素は無視して夜のうちにウエハースは食べてしまい、翌朝は近くのバールでカプチーノとコルネットの朝食にしました。 -
ローマ・ティブルティーナのバスターミナル
ティブルティーナ(鉄道)駅をノメンターナ通り側に出て、通りを渡るとすぐにターミナルが見えてくる。長距離バスの発車場所はこの建物を入った所です。
チケット売り場は写真に見えているBiglietteriaAと中に入ってBiglietteriaBとあり、自分が乗りたいバス会社がどちらの売り場かチェックが必要。
ちなみにアスコリ・ピチェーノ行きのstart社はAでした。 -
STALLOというのが、鉄道駅でいえばホームのようなもの。
大きなバスターミナルで20近くのSTALLOがありました。
ターミナル内にはバールやスナックスタンド、荷物預かり場所等有り。
2STALLOに面したところがBiglietteriaB。 -
おばちゃんは朝8:30のバスに絶対乗りたかったので(これを逃すと次は午後発になる)、事前にネットでチケットを購入しておきました。Poltrona9とあるのが座席番号、ネット購入時に指定できます。
まぁイタリアなのでみんな気にせずに座ってます。
このチケットの下の方に発車するSTALLO番号が書かれています。
おばちゃんが乗車するバスは14STALLOから発車。 -
このバスに乗るよ~~。
あれ、行き先がアスコリ・ピチェーノではない?運転手さんに尋ねるとアスコリ・ピチェーノに行く人はSan Giovanniというところで乗り換えとのこと。
「絶対に教えてね!」と念を押したが、さて。 -
しばらく走ると雪をかぶったアペニン山脈が見えた。
イタリアを縦に走るアペニン山脈を越えてマルケ州に行くんだなぁと実感。遠くの高い山々は冠雪、近くの丘は黄葉が見頃、たまに丘の上に風情のある町が見えたりして楽しい乗車時間でした。
San Giovanniまで3時間弱、トイレ休憩などはなし。 -
San Giovanniでの乗り換え
運転手さんから「アスコリ・ピチェーノに行く人は降りて~」と声がかかった。おばちゃんを含めて4人が下車。
廃業したガソリンスタンドといった風情でひと気もなくトイレもコーヒーも期待できなさそう。乗り換えるバスの姿は見えないし、おばちゃん一人で待つのだったら相当不安になったと思うぞ。
やがてやって来たのはバスというイメージを裏切る車であった。
(スーツケースは後ろに積めるよ) -
アスコリ・ピチェーノ鉄道駅
乗り換えた小型のバスでおよそ20分、終点のアスコリ・ピチェーノ駅に到着。 -
ここでちょっと駅の様子を。
陰になって見えにくいのですが、自動券売機、掲示板と並んで窓口があります。 -
この窓口が曲者!
午前中は7:45から12:10、午後は15:15から18:25の間しか開いていません。
そして土曜日曜祝日は閉まっているとは~~。
観光シーズンの夏は違うのかもしれませんが要注意です。
券売機は2台あったのですが、おばちゃんが行った時は1台は故障中・・・ -
駅からすぐの大通りに出てまずはバールでトイレ休憩!
いざ旧市街に向かいます。
旧市街への道は平坦だし、距離も例えば駅からドゥオーモまでは1km、楽に歩いて行けました。 -
旧市街への入り口という感じの橋から見る渓谷。
アスコリ・ピチェーノの旧市街を取り巻く川はずいぶんと低いところを流れているなぁ。 -
まずは荷物を置いてしまいたいのでB&Bへ。ドゥオーモやポポロ広場にも近いPiccora Corteを予約していました。乗車するバスを連絡しておいたのでB&Bのご主人が外で待っていてくれました。
これはB&Bのある通り。 -
ダブルルームのシングルユースで2泊で90ユーロ。
シャワーのみのバスルームも室内も清潔で明るく可愛らしい内装で居心地が良かった。ポットや冷蔵庫はなし。
朝食は近くのパン屋兼菓子屋兼バールで飲み物&パンをいただくシステムで、ご主人が町案内がてらお店まで連れて行ってくれた。
味気ないとも言えるがいつ行ってもいいし気楽だし、おばちゃんは結構このシステムも好きである。(がっつり食べたい人には向かない・・) -
おばちゃんが泊まった部屋は一階で、こんな可愛いテラス付き♪
部屋に冷蔵庫がなくても、この季節(11月下旬)はジュースやお水を置いておけばいい具合に冷えます。 -
ドゥオーモ(聖エミディオ聖堂)
この前に広がるアッリンゴ広場も感じがいい。ドゥオーモ、洗礼堂、考古学博物館、司教美術館に市立美術館、バールやジェラテリアやヨーグルテリアなどが広場を囲んでいる。
このドゥオーモにはクリヴェッリの祭壇画があります。
ドゥオーモは昼休みだったので中に入るのはまた後で。 -
市立美術館
-
市立美術館とドゥオーモの間にある司教美術館。
そうそう、この絵があるんだよね!
しかし美術館は開いてなかったんである・・・ -
司教美術館の壁にある開館時間表を見てみよう。
火曜日から日曜日まで、10:00から13:00、何かあればドアの前にあるインフォに尋ねろとありますね。
おばちゃんは火曜日の昼も水曜日の昼も行きました。ドアを押したり引いたり叩いたりもしました。インフォにも尋ねました。「開けて~~~~っ!」
B&Bのご主人もインフォのお姉さんも「ずっと開いてないんだよねぇ。土日?開いてないよ。とにかく一年以上開いてない。いつ開くかはわからない」。 -
気を取り直してポポロ広場へ。
こちらも中世の建物に囲まれた美しい広場。 -
この広場に面した老舗カフェ「Meletti」
クラシックな内装や店員さんの穏やかな物腰、気に入って2泊で2回行ってしまいました。
素敵なカウンターで立ち飲みもいいけれど、ここはテーブルに席を取ってゆったりと過ごしたい。
あっ!素敵な店内の写真のつもりだったのに興ざめな冷ケースが写ってるじゃん・・おばちゃんの雑な性格が出てるね。 -
オレンジのスプレムータをお願いすると、お水とクッキー3枚が一緒に供されました。う~~む、テーブル席だし素敵なカフェだし、いくらになるのかと少々ビビる。
(注文前に値段を確認しなかったおばちゃんが悪い)
4.5ユーロにチップを少しで5ユーロお支払い。
クッキーも美味しかったし、お手洗いもきれいだったし、長居もしたし、高くな~い。 -
夕方ドゥオーモに入りました。
オフシーズンだからか、内部を修繕するようで天井一面が網に覆われていました。 -
礼拝堂にあるクリヴェッリによる祭壇画。
オフシーズンだからか礼拝堂にはおばちゃん一人。ゆっくりと見学できました。
残念ながら祭壇画には近づけないので、裾絵などの小さい部分は見づらいです。
おばちゃんは、こんなこともあろうかと持参した小さな双眼鏡を取り出した! -
中央の聖母子
幼子のイエスは受難を象徴する頭蓋骨を手にしている。
このイエスはなかなか可愛らしく描かれている。
それにしてもクリヴェッリの描く聖母は美しい。現実味がないところも気に入っている。 -
ドゥオーモのクリプタ(地下祭壇)
モザイク好きのおばちゃんはクリプタの天井が楽しみでした。
クリプタは11世紀のものだが1700年代に改修の手が入っているらしい。 -
この天井のモザイクもその頃に制作されたようだ。
そのためかすっきりして淡く優しい雰囲気のモザイクで、教会の装飾としては珍しいと思う。 -
香炉を振っている天使がかわいらしいモザイク。おばちゃんのお気に入り。
-
続いて市立美術館へ
チケットは美術館の並びにある観光インフォメーションで購入。8ユーロ。 -
インフォメーションの反対側に進むと入口があります。
いい美術館なのですが、オフシーズンのためか見学客はおばちゃん一人。
スタッフは女性3人。おしゃべりを中断しておばちゃんのためにドアを開け灯りをつけ甲斐甲斐しく?世話を焼いてくれる。恐縮である。 -
悲しいほど傷みの激しいクリヴェッリの祭壇画の一部
入館者はおばちゃんだけ、時刻は夕方4時を過ぎている。早く出て行った方が喜ばれるような気がするが、あんまり早く退出すると「つまらなかったのかしら」と思われそうだし、適切な滞在時間ってどのくらいだろうとしょうもないことが気にかかる・・・ -
夕暮れのアッリンゴ広場
正面がドゥオーモ、つづく小さめの建物が恨みの司教美術館、一つおいて市立美術館です。 -
黄昏のポポロ広場。
艶やかな大理石に映り込む灯りが美しい。この時間はおすすめです。 -
夕食は宿にも近いOsteria Nonna Ninaで。
予約はせずふらりと入店。 -
前菜はフリット・ミスト
揚げ物の盛り合わせはハーフポーション(一人用)があってありがたい。
どれも美味しくってさらにありがたい。
一番左端がこの街の名物オリーヴェ・アスコラーネで、大きなオリーブの種を抜いて味付けしたひき肉を詰めて揚げたもの。
その奥はジャガイモとサルシッシャのコロッケ。
手前はオリーブとモッツァレッラのフリット、隣はファッロとチーズの混ぜ物のフリット。
野菜はズッキーニ、ナス、パプリカ、キノコ・・
思い出すだにまた食べたい。これで5ユーロくらいだったかな。 -
プリモはポルチーニ茸のタリアテッレ。
美味しかったが、前菜がボディブローのようにじわじわと胃袋に効いてきて、最後は苦しゅうございました。
お水とカッフェと心づけ少々で20ユーロ。幸せだぁ。 -
朝日を浴びるアスコリ・ピチェーノ
遠くに雪山が見える。 -
B&Bでもらったカードで朝食。
パンはたくさんの種類から選べるが結局いつものコルネット。 -
朝食後またドゥオーモに行ってみる。
この日は水曜日、アッリンゴ広場には市が立っていた。 -
市に出ているのはほとんどが衣料品。
おばちゃんはオシャレさんではないので、全くもってつまらない・・
食品のお店はないのか? -
旧市街の地図を見ながら歩き回ることに。
ポポロ広場に面したサン・フランチェスコ教会。 -
サン・フランチェスコ教会の内部
朝日を受けてステンドグラスが美しかった。
(前日の夕方立ち寄った時は暗くて残念だった。午前中がオススメです) -
中世に建てられた聖ヴィンチェンツォ&アナスタシオ教会
格子模様のファサードが特徴的。かつてはこの格子の一つ一つにフレスコ画が描かれていたのかも。
中に入ってみたかったけれど開いてなかった。周囲をぐるりと回ってドアを探し、正面の扉を押したり引いたり叩いたりしたんだけどな。 -
聖エミディオの水場
-
Santa Maria Inter Vineasという教会の鐘楼。
この教会の中にも古いフレスコ画が少しあるらしいのだが、扉を押しても引いても叩いてもどうにもならなかった。 -
教会は多いが、開いているものは少なかった。
塔も多くあるが登れない。
これはロンゴバルドの小宮殿の塔。
扉に「閉まっている時はこちらへ」と矢印付きの看板があったので、いそいそと向かうと・・ここはホステルになっていて宿泊客への案内板だった。残念。 -
旧市街を囲む道を川や黄葉を眺めながら歩いてみる。
-
マラテスタの砦(6ユーロ)。
アスコリ・ピチェーノで発掘された古代の出土品が展示されていた。それよりも多く展示されていたのは中世の(時代のデザインで仕立てられた)衣装の数々。 -
アスコリ・ピチェーノで夏に開催されるお祭り「クインターナ」は有名らしい。
中世期1400年代に行われていた馬上から槍で的を突く競技を再現した催しで、時代衣装を身に着けた人々が参加するそうだ。
どうも、その時に使う衣装を展示してるんじゃないかなぁという気がした。 -
身分高い女性のための衣装。背後のパネル写真がクインターナの様子なのではないかと推測。
-
広間に優雅に展示されている衣装も。壁のパネルはアスコリ・ピチェーノの街にはないクリヴェッリの名画たち。ミラノやロンドンにあります。
「取り戻してこーい!」「いや、まずは司教美術館を開けろーー!」である。
クリヴェッリはヴェネツィア出身の画家で、現クロアチアを経てこのアスコリ・ピチェーノで生涯を過ごしました。 -
衣料品の市に合わせて食べ物を扱う屋台もいくつか出ていた。
その中でずば抜けてお客さんが詰めかけていたのはポルケッタ(豚の丸焼き)のお店。マッテオのポルケッタという名前で別のポルケッタ屋よりずっと繁盛している。
目が合ったシニョーラに「美味しそうね」というと「違う。とっても美味しいの」と。そうかそうか、、そうなのか。 -
お昼ご飯はポルケッタをたっぷり挟んだパニーノ(奥)。
マッテオのお店でポルケッタと同じくらい人気を博していたローストチキンも釣られて買ってしまったので、こちらは夕食に。二つで5.8ユーロ。
一応栄養のバランスも考えて気休めにスーパーでミニトマトも買いました。 -
アスコリ・ピチェーノの旧市街にはこんな素敵な小道がたくさんあって歩くのがとても楽しかった。
山に囲まれた落ち着いたエレガントな街でした。 -
B&Bのご主人が「Museo Diocesano(司教美術館)が開いたら連絡するよ。またおいで」とメッセージをくれました。
本当にまた行きたい。その時はマッテオの屋台がやってくる水曜か日曜に(^^)/
2泊した後はアンコーナに向かいます
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