2017/11/25 - 2017/11/25
50位(同エリア75件中)
kakusanさん
- kakusanさんTOP
- 旅行記220冊
- クチコミ1件
- Q&A回答1件
- 248,744アクセス
- フォロワー1人
ホテルの朝食バイキングを終えて早めにチェックアウトした。9時半の列車に乗り小倉に着いて普通列車に乗り換えた。戸畑駅は二つ目だ。改札を出ると待っていたので合流して荷物をロッカーに預けて若松まで行った。戸畑駅から歩いて10分くらいのところに船着場がある。若松南海岸のレトロな雰囲気にぴったり合った渡船は洞海湾のシンボルとなっている。船は3分で対岸に着く。 赤い色の美しい吊橋「若戸大橋」は、昭和33年4月に着工、昭和37年9月に開通し、全長2,068m吊橋部全長627mある。建設当時は「東洋一の夢の吊橋」といわれた。
対岸は昔の若松バンドで炭鉱の名残が残っている。前もって調べていた資料では『明治末に建てられた船具商の店、大正初期に建てられた上野ビル(旧三菱鉱業若松支店・鉱煉瓦造り三階建て)、石炭会館(木産モルタル塗り二階建て)、三井鉱山(旧三井物産若松支店・鉄筋コンクリート二階建て)や日鉄鉱業(旧古河鑛業若松営業所観光案内書によれば石炭積み出し業を支えた沖仲仕の当時の詰所・煉瓦造り二階建て)の赤レンガのビルなどがある。』とのことだが分かりにくかった。
まず上野商会のビルに入った。大正2年、旧三菱合資会社若松支店に建造された上野ビルは石炭業で栄えた若松 バンド(海岸通り・船着場)に建つ数々の建築物の中でも中心的な存在で映画やCMのロケ地として使われた。上野商会ビルの隣の案内所で説明を受けた。そのビルも当時の金庫を利用している。扉が厚めで東京都でなく東京市の紋章がある。写真を撮らせてもらった。案内所のおじいさんの説明どおりに若松バンド周辺を順番にぶらぶらした。サンリブでトイレ休憩した。
火野葦平に関する資料館がJR若松駅前の若松市民会館一階にあった。結構な資料がある。河童を愛した男として火野葦平は広く人々に知られている。『麦と兵隊』『土と兵隊』『花と兵隊』兵隊三部作など数多くの作品を生み出した。その作品の映画をみたことがある。
料亭金鍋は明治末から大正初めにかけて現在の建物に再建され、料亭として使用されている。本館の重厚な黒漆喰の外観と丸太材を使用した表門は、再建当時の若松の繁栄を伝える建築だ。
街にはピザ屋しか目に付かず、アーケードは古びていて空き店舗が目立つ。レストランもほとんどない。しかたなく昼食をピザとパスタを食べた。船着場に帰る途中に若松恵比寿神社に行ってみた。おんぶ狛犬がある。珍しいので撮らせてもらった。船便が多くないので慌てて2時半過ぎの船に乗り込んだ。歩いて戸畑駅に戻りコーヒーを飲んだ。大分歩いたので疲れた。旅は歩くのが当たり前かな。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
若松(福岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68