ロバート・エンバーソン氏・生誕150周年の記念イベントを見学する！

2017/11/25 - 2017/11/25

本日は、明治時代に日本に居住したカナダの宣教師ロバート・エンバーソン氏・生誕150周年の記念イベントを見学する。

エンバーソン氏は、は1867年カナダに生まれ、明治時代にキリスト教伝道のため日本へ派遣され静岡市に滞在（明治37年（1904年来日～1910年)して布教活動にとどまらず、「市民向けの英語学校」、「児童養護施設・静岡ホーム」などを開設した社会慈善活動家でした。
当初は静岡市・葵区西草深に居住していましたが、その後邸宅は平成21年に静岡市の「有形文化財（構造物）」に指定され、現在地の市立「日本平動物園」の敷地内に移築されたものです。

記念イベントは、「今、伝えたいこと」をテーマにして建築家、移築担当の工事監督の解説、また絵本の朗読、マリンバのコンサート演奏、館内の見学などでした。

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

日本平動物園の中を通り抜けて「旧エンバーソン邸」へ行く。

本日・11月 25日（土）には、エンバーソン氏生誕150周年を記念して、当館において「ロバート・エンバーソン生誕150周年記念イベント」～ 今、伝えたいこと ～ が開催予定ですので参加申し込みしました。
☆ 講演（エンバーソン氏の人となり）
☆ 紙芝居～朗読
☆ 建築様式と移築 （移築担当の建築士・大工さん）
☆ コンサート（マリンバ演奏）
何事にも「興味と好奇心と行動力」をもって、新しい知見をもとめて行く気持ちを大切にして、参加しました。

エンバーソン氏生誕150周年記念の講演会、音楽会の会場です。

かってこの邸宅の元居住者である、「石渡恵さん」が当時の思い出話を語る。

絵本・「エンバーソンさんのおうち」を、あべよしみさんが朗読する。

女の子がエンバーソン氏の住宅を訪問して、物語風に紹介する絵本です。

絵本はきみちゃんが日本平動物園へ遊びに来て、奥にある「エンバーソン邸」を見つけて、洋館建物と家族を紹介する物語です。

きみちゃんとは、童謡「赤い靴はいていた女の子」の主人公である旧清水市出身の「岩崎きみちゃん」がモデルです。

この大きな絵本は、市内の幼稚園～保育園～保健施設などで語り聞かせています。

移築を担当した建築家が、当時の洋館の建築様式や移築について解説する。

逆さに吊るされた「擬宝珠」。

マントルピースの上にあるエンバーソン氏の肖像画。

レトロな照明。

窓から眺める、黄葉の秋景色。

和洋折衷様式の建物は、ドアノブが陶器製です。

中庭から見る黄葉の風景。

となりにある、日本平動物園を見る。

階段の手摺の「擬宝珠」。

林の木々は秋の景色。

ガラス窓からは、明るい光が差し込む書斎。

書斎の窓から。

マッキントッシュ・アンドリュー氏は、カナダから派遣され静岡学園の中・高等部で英語を教えています。

カナダの国情と観光の紹介。

つづいて音楽コンサート・「マリンバの演奏」です。
マリンバ演奏者の小川祥代さんは、武蔵野音大器楽科・マリンバ専攻に在籍してビッグバンドでラテン・パーカッションを担当し、マリンバ・ソロを施設などで演奏活動しています。

マリンバ演奏の曲目は、「熊蜂の飛行」・「アメイジング・グレース」でした。

４本のスティックを巧みに使い、マリンバを演奏する。

絵本・「エンバーソンさんのおうち」の絵と文の作者「たたらなおきさん」。

明治時代の静岡市内の、古い町並みの風景。

この旅行記へのコメント （2）

• あーななちゃんさん 2017/12/23 22:23:15

  カナダ

  風魔さん　こんばんは♪
  
  静岡には、私が知らないことがまだまだ沢山あるんだなあと思いました。
  風魔さんに風に教えていただいて、毎回ふむふむと熟読しています。
  
  カナダの国旗はカエデのデザインが可愛くて、大好きです。
  日本の国旗と並んで、なんだか嬉しくなりました。
  赤と白の色使いは同じなのに、デザインが違うだけでこんなに違うなんて、なんだか不思議ですね。
  
  いつまでも平和が続くといいなあと思います。
  あーなな

  風　魔さん からの返信 2017/12/25 01:14:53

  Re: カナダという国の印象

  あーななさん
  　こんばんは～
  カナダは「大自然と移民の国&メープル・シロップ」というイメージですが、
  一度は訪問してみたい国のひとつです。自国の立ち位置をしっかりともって
  国際紛争地の国連軍に人員を派遣するなど独自政策を示しています。
  またメープル・シロップが、カエデの 樹液から採る不思議な食べ物であり
  カナダ旅行の定番土産であることには興味を示すものです。
  先月のカナダ教師の講演会のティー・タイムでは紅茶とメープル型&味のクッ
  キーが出されましたが、カナダの自然を味わいました。
  
  ところで昨日は、地球深部探査船「ちきゅう」が清水港に7000人の観衆を集
  めて体験乗船など一般公開(12/23～24)されたので、見物に行き張り切って
  旅行記に投稿しようと写真を撮りましたが4トラ規定の写真形式に合わず残念
  ながら断念しました。でも全長120m・56752トンの巨大な船体の中央部に立
  つ高さ120mの掘削装置は、工場設備のようであり、迫力満点でした！
  この船は常時興津埠頭に接岸して、駿河湾の最深部の探査のため沖合に停泊す
  る姿をよく見ます。
  今日の富士山の姿は晴天の下にハッキリと見えましたが、積雪が少なく寒波
  による白い富士山を眺める機会はこれからですね！
  
  またの訪問と情報交換を！
  風　魔