2017年秋の旅行は、ピカドン傷跡残る広島へ　３泊４日

2017/11/12 - 2017/11/15

　～　長崎とともに原爆の跡が残る広島の街と、江田島海軍兵学校を訪問します　～
　
平和への祈りを新たに・・・
いつの時代も戦争は悲惨なもの。国と国が争えば涙を流すのは国民です。しかし、国の権益を譲れば人民は奴隷扱いにされてしまうのが人類の歴史です。
　
愚かと分かっていても戦わざるを得ないこともあり、家族を恋人を守るために死に行く兵隊も多かったと思います。そんな時は、指導者たちの資質が問題で、いかに巧く収めるかを考えていれば被害は少なくて済みます。
　
ここ広島は、長崎とともに最悪の被害を出しました。
復興したとは言え、傷跡の残る街を歩き回りました。
　
私の義父も江田島海軍兵学校卒。戦争のことは多くは語りませんでしたが、良き青春と死の淵をさまよった最悪結果を受けたようです。
　
　
　
旅行予定

初日
　広島入りし、原爆ドームと平和記念公園を散策します。高校の修学旅行で一度来たことがありますが、この歳になり今一度「平和の祈り」を捧げたいと思います。
　
二日目
　呉の大和ミュージアムと江田島海軍兵学校を訪問します。今は亡き義父の心は、まだ江田島を彷徨よってるように感じてます。
　
三日目
　せっかくの旅行ですので気分を入れ替えて、錦帯橋と安芸の宮島へ観光に行きます。
　
最終日
　何をしようかな？
定番の広島城跡と縮景園を散策か？時間が許す限り、広島の街中を歩き回り楽しみたいです。
　
　

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線

　　　　
　安らかに眠って下さい　過ちは繰返しませぬから
　　
　坂の上の雲
頭上に浮かぶ美しい雲に向かって、息を切らして坂道を登ったら・・
その先は切り立った崖だった・・
そして、もう一歩進むと・・崖下の奈落の底に落とされた
　
　
まさに、阿鼻叫喚の奈落の光景が長崎とともに広がった広島
止まる気持ちを忘れ、前しか見なくなった狂気の軍隊はヒステリー集団と化し、一億総玉砕などとあり得ない道を進もうとする
　
「新爆弾に脅えソ連の参戦に腰を抜かし・・」
こんな言葉を吐く、当時の指導者は何を守ろうとしたのか？
人類史上未曽有の大惨事を受けても、嘯くような指導者にはＡ級戦犯は当然です。
　
　
人類の歴史は残酷な歴史
　
やっとオバマが献花をし「核なき世界」を目指してたが、隣の国の「三胖子」は核兵器をおもちゃの如く考えてる。
　
広島へ旅行をすると、「平和」って何なのか？考えさせられることが多いです。
とりあえず、新幹線で無事に広島入りしました

高校生の修学旅行で訪れて以来の50数年ぶりの広島は、平和公園などの景色はそのままですが、、、
　
長崎を見て、鹿児島の知覧を見てきた私らの眼は広島の惨劇には改めて涙が出てきます。

あの日、あの時、この場所の上空で光り輝いた１発の爆弾
　
瞬時にして一つの町が消滅しました。多くの人が犠牲になりました。

1945年8月6日
以来、止まったままの時計
　
公園内にある平和の時計塔は、現在も毎朝8時15分になると時報を告げます。

広島平和記念資料館
　
本館は改修工事のために閉館中でした。
公開されている東館は、写真と映像で悲惨さを伝えてます。

犠牲になった方の名前は判明していても、未だ遺族が判らない方が815名。
広島市はずっと遺族の方を探してます。

はぁ～～、涙が止まりません。
平和の道って、坂の上の雲と同じなんですよね。手が届きそうで届かない。
　
広島へ観光に来たけど、気持ちは真っ暗です。

白神社（しらかみしゃ）
　
惨憺たる気持ちで平和公園を出ました。
100ｍ道路の横に、ちょこんとした小さな神社を見つけましたので参拝することに

こちらも、かつては大きな神社だったそうですが、一瞬のうちに消滅し、小さく再建されたそうです。
　
二礼・二拍手・一礼の儀式で参拝すると、神職さんが出てきまして大麻でお祓いをしてくれました。無料でお祓いをして頂ける神社は初めてです。
　
御朱印もして頂けるとあり、求めると素敵な印を頂けました。ただ、相場よりも高い500円でしたけど　( ^^)
　
色々とお話をして頂けましたが、こんな感じ良い神社は少ないです。一服の涼風で心が晴れました。お参りして良かったです。

旧日本銀行広島支店
　
被爆建物ですが、この黒いのは？
爆心地より裏側に当たるから、単なる汚れかな？
　
爆心地より約380ｍ
当然、中にいた42名は即死したそうな

内部は資料館として無料で見学できます。
　
西側の壁の黒いのは原爆による被災の跡のようです。

三井住友銀行
有名な「人影の石」があった場所です。今はバス停の横で、バス待ちの人が座ってます。　

こちらが、平和記念資料館で展示されている「人影の石」の写真です。
　
ピカッ！と閃光が走った瞬間に絶命し、何が起きたかさえ知らずに死んでいった・・
新型爆弾の脅威です。

老舗百貨店福屋も、南側の壁は被災当時のものとか

平和公園内のレストハウス
　
鉄筋コンクリートの建物は爆風に耐えたようですが、中にいた人々は全員死亡したようで

相生橋の残骸

街は色づくのに・・
　
　♪
　いまもあなたが好き　まぶしい思い出なの
　あの日別れた　駅に立たずみ
　　・・・
　街は色づくのに会いたい人はこない・・・　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by　南沙織
　
当時の人々にも青春があったはずなのに・・・

時は流れても、あの日・あの時のことは忘れてはならないもの
　
毎朝、同じ時刻に時の音を告げます

なぜ？このような姿になったのか？
　
隣の国の「三胖子」に、広島を見に来いと言いたい！

ノーモア・ヒロシマ！
　
　
　
はぁ～～、全然楽しい旅行記にはならないネ！
明日も、戦争関連の施設を訪ねます。　((+_+))
　
おっと、その前にお泊りホテルのリーガロイヤルの紹介です。

この旅行記へのコメント （2）

• 多良さん 2017/11/21 11:58:37

  最終兵器

  いや～～、ホント原水爆は恐ろしいですね～★
  
  ワタシもヒロシマ・ナガサキに行きましたが、観光気分がぶっ飛ぶショックを受けました、ハイ。。。
  
  特に、ヒロシマ。
  
  よくワタシの旅行記に出演？する地元の仲間と行ったのですが、いつもクダラナイ冗談ばかり言ってバカ騒ぎする連中が「おとなしく」なりました（苦）。
  
  で、余談ですが、ヒロシマ、ナガサキ、なぜかそこには「中国人観光客」が居なかった？いや少なかった？様な気がしてなりません。。。
  
  見かけたのは、白人系、東南アジア系・・・
  
  彼の国は訪問を禁止しているの？ってちょっと思っちゃいました。（誤解であればシツレイ）。
  
  ともあれ、北朝鮮の愚行が進行している報道も多くあり、世界が何とか手を取り合って止めさせないとイケナイ状況かと。。。
  
  世界にはまだいっぱい発射できる恐怖の塊みたいな爆弾、ホントダメですよね～～～。
  
  何を勘違いして作ったのか、結局最後は人間の愚かさに付き当たると思うのですが、それに気付くのっていつの事なのでしょうか？
  
  チューぱぱさんの旅行記で再認識させていただきました。
  
  　　　　　　　　多良

  チューぱぱさん からの返信 2017/11/22 04:27:35

  RE: 最終兵器

  多良さ〜ん
  こんにちわ
  
  広島旅行は悲惨でした。(^^ゞ
  どこへ行っても観光客ばかり。有名飲食店はずらっと長蛇の列
  
  加えて慰霊に近い旅行。
  翌日は大和と江田島へ行くのですが、やはり軍人は上目目線で威張ってるようで？
  
  ゼロ戦を見て笑ってる若い観光客を見てると、「おいおい、お前ら、戦争の実態を知ってるのか？軍人の実態をしってるのか？」と、問いかけたくなる。拳骨でぶん殴って爆弾を抱えさせ、弾丸の嵐の中を突っ込ませる。部下に死ねと命令することができるのが軍隊なんだけど。
  
  現実は、映画・ドラマのように格好良いものじゃないんだよね。
  現在の北が、まさに昔の日本のよう。欲しがりませ勝つまでは！　だなんて、国民を飢えさせても核ミサイルの開発をやめない三デブは困ったものです。
  
  おまけに、核兵器所有者同士が戦争をするときには核の先制攻撃をしなければ自国の被害を抑えることができない。
  
  アインシュタインを恨むわけじゃないけれど、人類って愚かな動物ですね。ノーベルの爆薬も同じかな？
  
  でも、子供たちに伝えてくださいね。「平和」「平和」と言っていれば「平和」になる訳じゃなく、常日頃の努力がなければ「平和」にはならない。
  
  今の国会議員は、頭の上をミサイルが飛んで行っても、若い娘が拉致されても関心を持たず、「もり・かけ」とお蕎麦屋さんの話ばかりをしている。
  
  こんな党に40年近く１票を入れてきたかと思うとバカバカしくなります。
  もう一つのお隣の国も、毛沢東の再来を目指すバカが権力を握ってるかと思うと恐ろしくなります。
  
  Might is mightier than might！
  広島へ行くと、つくづく感じますね。