②旧ユーゴスラビア、クロアチア、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナ、スロベニアの旅

2017/09/28 - 2017/10/08

アメリカのツアーでクロアチア、スロベニア、モンテネグロなど旧ユーゴスラビアを10泊１１日間旅行しました！
初旧ユーゴスラビア、なかなか見どころたくさんで毎日楽しめました

エリア スプリット(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

この日はオパティアから６時間バスに乗りスプリットに移動しました
これはスプリットに行く途中トイレ休憩で立ち寄った港町、対岸に見える島は木も生えておらず、誰も住んでいない島。昔は悪いことをした人の島流しにこの島が使われていたそうです

バスから撮った写真なので分かりづらいですが、この日１１月１日はクロアチアではOld Saints Day 祝日で死者を弔う日なのでお墓参りする人で墓地はいっぱいでした。この写真に写っている墓地もお供えされた菊がとてもきれいでした
　昨日市場で売られていた菊もこのためだったんですね

これはスプリットに行く途中に立ち寄ったザダール、ここの海岸には”海オルガン”と呼ばれている波の満ち引きで空気が入り音が出るオルガン？のような物が設置されており、そばを通るとたしかに波が不思議なメロディーを奏でていました。この海のオルガンは夏場はすごい観光客でなかなか聞けないそうですが、オフシーズンの１１月はすぐそばで聞くことができました。写真撮っても海岸が写るだけなので撮らなかったです
　写真はこの町の門

熱心なキリスト教徒が多いクロアチアなのでここにも立派な教会がありました
この日は抜けるような快晴、観光日和でした

たくさんボートが停泊しています。夏場はみんな舟遊びするんでしょうね

この日泊まったホテルはホテルアトリウム、ここに宿泊したのは一泊だけなので十分でした。無料Wi-Fiがありツアー代金に朝食も含まれていました

バスタブもあり、長時間のバス移動で疲れた体をほぐすことができました。

この日はツアーの予定には入っていなかったサプライズの夕食が用意され、シーフードレストランで私はタラの塩焼きをいただきました。夫は何を血迷ったのかベジタリアンメニューをチョイスして不味そうなリゾットを食べていました(笑)
　アコーディオンとギターによる生演奏もあり、他のツアー客もアメリカの懐メロを歌ったり踊ったりと盛り上がりました！ここで私はスイート　キャロラインというアメリカの懐メロを覚えました　ボン　ボン　ボン(^^♪

翌日、１７００年前に建てられたディオクレティアヌス宮殿を観光、これは宮殿の地下にある広場でアメリカのドラマ、ゲームオブスローンでお母さんドラゴンの巣穴として使われたそうです。ドラマを見ていない私にはなんのこっちゃでしたが。。。真ん中の光っている筒はクロアチアの芸術家のエキシビションらしいです。天井には別の芸術家による蜘蛛の巣をもしたエキシビションがありました。（ただの蜘蛛の巣にしか見えなかった。。。。）

ちょっとぶれていて分かりづらいですがこれはこの宮殿ができてから１０００年以上の間に溜まりに溜まった住人の糞尿の化石だそうです。１９６０年代まで誰もが下水をきちんと設備しようともせず見て見ぬふりをしていたのでこの地下全体が糞尿でいっぱいになり上の住人が住んでいる階にまで汚水と臭いが充満していたそうです。今はこの一角を除き糞尿は掃除されましたが、新しく設置された下水管はベニスの海まで伸びており、適切な処理をされないまま今も下水は海に流されているそうです。。。

この建物は建築が得意なエジプト人を招いて数か月で一気に造らせたそうですが、天井も見事に組まれていて１７００年間地震にもビクともしていません

これも宮殿の地下の天井、この宮殿上の階には今でも普通に人が住んでいます。
しかもその人達が勝手に部屋をリフォームしたりするので不均一で残念な見た目になっていました

この中庭ペリスティルに使われている石柱もエジプトから取り寄せたものだそうです。ただ色が濃い４本はエジプトから取り寄せるさい割れてしまった柱を補うために慌てて近隣の国から取り寄せたそうです。皇帝の逆鱗に触れるかと思いきや、色が違う石柱を皇帝は気に入り、建築家もホッと胸をなでおろしたそうです

中庭ペリスティルにあるスフィンクスの像、これは本当にエジプトから１７００年前に持ってきたもの。元々は１３体のスフィンクス像が並んでいたそうですが、人の顔にライオンの体とは気味が悪いと思った後のキリスト教徒たちが破壊してしまい、１３体目のこの像だけは１３番目なので壊すと呪いがかかると恐れて破壊を免れたそう

グルグール司教の像、思っていた以上に大きかったです！多分３ｍぐらい？親指を触ると幸運になるとかでこの親指だけはピカピカに光っていました。

クロアチア語で本を書いた作家マルコマルリッチの像、この作家の文章は難解でクロアチアの子供達の頭を悩ませているらしいです。でもこの作家の作品を学んだ後はたいていのクロアチア語はスラスラ読めるようになると地元ガイドが言っていました。もちろん小学生の教科書には必須で載っているらしいです

自由時間に夫と二人で何百段も階段を登り、スプリットの街を一望できる展望台にやってきました！展望台はこちらとかまったく矢印がなく夫の勘を頼りに工事現場の横の細い階段を登ったら見事に予想的中で展望台に辿り着きました！宮殿の前の海岸を少し街側に歩いた所にある民家に続いているような狭い階段でした

階段がいびつで石造りで上まで登るのは大変でしたが、この景色が見られただけでもここまで登ったかいがありました！

これは展望台にいく三分の二辺りにある小さな教会まだ上に登ります

やっと頂上に着きました！でもこんな所にも猫ちゃんが・・・・ここの建物に住んでいるのでしょうか？

宮殿近くまで戻ってきました。これはナロドニ広場、観光客も多く活気があってにぎわっていました

この辺りは観光客相手の土産物屋やカフェ、ピザ屋などが多くお昼ご飯はピザでサクッとすませました

宮殿近くの広場、今も美しい姿を留めています

スプリットからドゥブロヴニクに行く途中ボスニアヘルツェゴビナを通過しました。ボスニアの方が物価が安いため、ここのスーパーとコンビニの間のようなお店でしばしば買い物休憩。ボスニアの貨幣クーマが無くてもクロアチアのクーナで支払えました。私はお菓子しか買いませんでしたが。。。

ドゥブロヴニクに到着する直前で見かけたクロアチアで一番古い糸杉の木

写真を発見！ちょっとぼけてますがこれが夫がスプリットのシーフードレストランで食べたベジタリアンリゾット、ケチャップ味で美味しくはなかったそうです。。。

こちらが私が注文したタラの塩焼き、バターが効いていて美味しかったです?

これはクロアチア名物タコのサラダ。タコがすっごく柔らかくてジューシーでけっこう量があったのですがペロっと食べられました