初めてのパリ（再訪を心に誓う旅）①

2016/11/18 - 2016/11/24

妻と一緒に東北旅行を計画するも、結構な金額になることが判明。
しかし、調べてみると、同じくらいの値段でスペインへ行けるツアーがあることを発見！
そこで、地元の格安旅行会社にお願いしてみると何とキャンセル待ち状態。
「2人でしたら、すぐキャンセル出ますから、大丈夫ですよ！」という言葉を信じて悠長に構えていると、なんと、キャンセルにならず！
スペインに行く気満々だったのですが、急遽（何となく）、行き先をフランスに変更！！
そんなこんなだから準備もできないまま、初めてのパリ旅行となってしまいました。
さて、再訪を誓う出来事とは如何に…

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自転車 タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

初めてのパリ旅行。
大韓航空機に搭乗し、福岡空港から仁川空港を経由してパリを目指します。
「これが美味いという噂の、ビビンバか！」と言いながら機内食を食べてました。
ただ、初めてパリ行きに乗ったのですが、機内食って、何回も出てくるんですね、半強制的に起こされながら食べていたような（笑）。

食べかけの写真で申し訳ないです。

嫁さんも「美味い！」と言いながら食ってました。
でも、さすがに、食っちゃ寝生活には飽きてきたようですが（笑）。

そんなこんなで、シャルルドゴール空港に到着。
どこに行っていいかもわからず、前の人について行きますが、トイレに寄ってたら、ほぼ誰もいない状態に。
とりあえず、職員っぽい人に聞いてみると「電車に乗れ。」と言ってるような…
そこで、近くの人に着いて行くと、無事入国することができました（ちょっと端折りました。）。

そこからロワッシーバスに乗り、オペラ側のホテルにチェックインし、小腹がすいたので、近くにあった La terrasse choron というお店に行ってみました。

言葉はわかりませんが、魚が食べたくて頼んでみると…
ニシンが出てきました（笑）

これが、初めて食べたパリの食事です。
素朴な味ですが、とても美味しい。

ワインと合わせたくて何となく頼んだワインでしたが、当たりでした。
フルーティーで、香りも良く、料理と良くあいます。

この時は、全然わからなかったんですが、bioワインだったんですね。
記念すべき一本となりました。

ホテルに帰り、窓を開けると月が出ています。
「フランスの月も日本と同じなんだ」なんて考えて見てる時ですね（笑）

改めて、ホテルの室内を見渡してみると…

電気がつきません（笑）。

ここは、マレナホテル。
オペラから徒歩圏内ですが、結構古いホテルなんです。
部屋のドアの鍵は開けづらいし、電球切れてるし、暖房も動かないし、トイレはシャワーで水浸しになりますが、工夫して楽しく暮らしました。

もう一回泊まるかと聞かれれば、イヤだと言いますが、朝食で出てくるクロワッサンだけは異常に美味しかったですね。

色々な意味で、いいホテルでした。

翌朝、この電球も切れているのが判明したたため、写真を写して、これを見せながら「電気がつかない！」とジェスチャーで伝えたら、伝わりました。

コミュニケーションがとれると、旅は楽しいもんですね。

今回の旅行は、嫁さんの誕生日をフランスで祝うという目的がありまして、探し当てたのがセーヌ川クルーズ。
かの有名な、バトーパリジャンです！

早速パンが運ばれてきましたが、パンを食べるタイミングさえわからず、周りを見回してパンに手を出してました。

田舎者なので、「はい、食べていいですよ」って言われるもんだと思ってましたから、言われるのを待ってたんですよね（笑）。

船からの景色は素晴らしく、見たことのない景色に感動してました。
このころは、料理もそっちのけでしたね。

ハウス○ンボスは所詮作り物だと思いました（笑）。
しかも、あそこはオランダです。

いい景色と美味いワイン。
ちょっと、この雰囲気に慣れてきました。

そろそろ料理に集中しましょうかね。
テーブルの上はこんな状態です。

水は、ガス有り、ガス無し、両方頼んでみました。

温かいソースをかけて頂いた料理。
説明されたけど、理解できなかった。

何の料理だろう？と考えながら食べる料理は、二人だから楽しかったが、一人だったらどうなんだろうと考えてみたり。

「栗ってこんなふうに使っても美味しいんだ。」
食事の冒険みたいで、楽しい食事が続きます。

やっぱり言葉が理解できないのは不便だなと思ってみたり。

橋の欄干の装飾の素晴らしさに感動したり。

金ピカぶりに驚いたり。

地図を見ながら「あれは、美術館じゃないの？」とか言ってみたり。

ディズニーアニメで見たノートルダム寺院を発見したり。

薔薇窓を外から眺めたりしておりました。

船内では、音楽の生演奏が始まり、料理もメインディッシュの登場です。
嫁さんは肉！

俺は魚だ！

と喜んでいたのですが、もう、お腹いっぱいの状態です。
フランスの方達は、たくさん食べるんですね。

食べる量も学びました（笑）。

行儀は良くないですが、シェアして食べました。

すると、「ニューヨーク、ニューヨーク～」と歌が聞こえてきたので、周りを見渡すと自由の女神が見えてきました！

憧れのニューヨーク、憧れの自由の女神だ！
フランスで見れるとは思わなかったので感動もひとしおです。

振り返ればエッフェル塔。
いや～、本当にいい観光スポットです。

船がUターンして再び自由の女神が登場！
そろそろデザートの時間となりました。

実は、バトーパリジャンを予約する際に「嫁さんが誕生日なので、よろしくお願いします。」と伝えておりました。

すると、ハッピバースデートゥーユーと歌が聞こえてきました…

あれれ、こっちにこないんだけどと思っていたら、別の女性の手元にケーキが運ばれていきました。
嫁さんは、「今日誕生日の人が、フランスにもいるんだね。」と笑って言っていましたが、嫁さんにもケーキを運んで欲しかったんです。

この時、自分の思っていることをスタッフに伝えられない歯がゆさと、一言、念をおしておけばよかったのに、という後悔の念に駆られておりました。
それと、「よろしくお願いします」では具体性がなく、何を求められているかが理解できない、日本的な表現なんだと考えることができました。

このことが、「フランス語を勉強して、来年リベンジしてやるからな。」と再訪を誓うことの一つです。

再訪を誓うことになる出来事が、もう一つあるのですが、それは②へ続きます。