わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に前々から乗ってみたかったので、紅葉し始める11月上旬に出かけてみました。

トロッコ列車で行く、秋のわたらせ渓谷鉄道日帰り旅行

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2017/11/01 - 2017/11/01

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ニャン子さん

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わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に前々から乗ってみたかったので、紅葉し始める11月上旬に出かけてみました。

エリア

栃木

旅行の満足度: 4.0

わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗るために、群馬の大間々駅に来ました。
大間々駅前に駐車場があるので、車で来た場合は料金500円で利用出来ます。お金は駅の中で払えます。
大間々駅には観光案内所もあるので、観光の参考に訪れてみるのもいいかもしれません。
大間々駅前には、樽の形のベンチもありました。
トロッコわたらせ渓谷号は大間々始発で、大間々駅でトロッコ整理券を購入することが出来ます。
トロッコ整理券がないとトロッコ車両に座ることが出来ないので注意が必要です。

トロッコ整理券は事前に電話予約が出来るので、予約をした方が安心だと思います。特に紅葉シーズンは満席の場合が多いので、当日の購入だとトロッコ席に座れない場合もあります。

トロッコ整理券と乗車券が必要です。私は一日フリー切符を購入しました。
これが、今回乗るトロッコわたらせ渓谷号です。
レトロな雰囲気。

トロッコわたらせ渓谷号のトロッコ車両部分です。

中は結構広かったです。

今日は平日ということもあってか、当日分のトロッコ整理券もあったようでしたが、出発の時にはほぼ全席埋まっていました。
いよいよ出発です！

トロッコ列車なので当然ですが窓が無く、風がバンバン吹き込んできます。
私は大間々から足尾行きで、長く渡良瀬川を見ることが出来る右側の席に座りました。

色付き始めた木々と川の風景がとても綺麗でした。
窓がない分、自然を肌で感じることが出来ます。
風も気持ち良く、清々しい気分になります。

ただ、この日は日差しもあり秋にしては比較的暖かかった方でしたが、列車はそれなりのスピードで走っているため風がバンバン入り、しっかりと防寒対策をしないと寒いと思います。
窓が無いので、本当に景色をダイレクトに楽しむことが出来ます。

水沼駅です。

ここでは温泉に入れるようです。
トロッコ車内では駅弁を販売しているので、駅弁を食べながら景色を楽しむことも出来ます。

車内で駅弁を食べている人も多かったです。
私達は自分で作ってきたお弁当をもぐもぐ…

風があるので若干食べづらいですが、綺麗な景色を見ながら食べるお弁当はまた格別です。
途中、10分位トンネルに入ります。

トンネルに入ると車内の天井がキラキラ光ります。

しかし、10分は結構長かったです…音も結構響きますし、風も凄いので寒かったです…特に顔と頭が…
トンネルを抜けると沢入駅に到着です。

沢入駅で新しく出来たわっしー号とすれ違いました。

トロッコ車両同士がすれ違う時に、皆お互いに手を振り合ってました。
沢入駅から通洞駅辺りまでは渡良瀬川が左方向に見えます。

この辺りがわたらせ渓谷鉄道の一番の絶景ポイントで、列車もゆっくりと進行します。

運よく私達の左側の席に人がいなかったので、この時だけ左の席に移動しました。
ビックリするほど川の水が綺麗です！

澄んだエメラルドグリーン。
川原の石も白くて凄く綺麗です。

白い石は御影石の元になる花崗岩だそうです。
美しい渓谷沿いを走るトロッコ列車。

ほんっとうに水が澄んでいます。

離れた列車からも川底が見えるくらい澄んだ水です。
エメラルドグリーンの川と白く美しい石…
本当に凄く綺麗です。
もっと近くでじっくりと見たいと思うほどの綺麗さでした。
この区間の景色を見たい場合は、大間々から足尾行きの場合左側の席だと良く見えます。
運よくこちら側の景色も楽しむことが出来てラッキーでした。
トロッコ列車は普通の電車とは違い、アトラクション感覚で乗ることが出来るので楽しかったです。

夏の暑い時期だと風が涼しく、とても気持ちよさそうだなと思います。

足尾銅山へ行く予定なので、通洞駅で下車しました。大間々駅から通洞駅までは1時間20分ほどです。
通洞駅から徒歩5分ほどの所に足尾銅山があります。

殆どの人が通洞駅で降りて足尾銅山観光に行ってました。
入口でチケットを購入。短い区間ですが、またもやトロッコに乗ります。
トロッコで足尾銅山の坑内に入ると、足尾銅山で働いている様子を再現した人形が展示されています。人形の所にあるスイッチを押すと、説明のアナウンスも流れます。
足尾銅山の江戸から昭和にかけての様子が分かります。

実際に坑内へ入ってみて、暗くて狭いこの中での作業は本当に過酷だと感じました。
暗くて狭い場所が苦手な私としては、長くいるのが厳しい場所です。危険も伴うこの仕事をしていた多くの人たちは本当に凄い…
外には資料館があり、詳しく足尾銅山の歴史を知ることが出来ます。

実際に削岩機体験を出来る所もありました。
スイッチで動かせるのですが、凄い振動と音です。

あの狭い坑内で削岩機なんか使ったら音がうるさくてしょうがないと思います…耳栓してもうるさそう。…本当大変です…
資料館の他にお土産売場や食事処もありました。

展示物など見て回るだけなら40分ほどなので、次にくる電車を待つ時間を有効に使うのには丁度良い観光施設だと思います。

私はこのまま桐生行きの普通電車に乗って大間々まで帰りました。

一日フリー切符を買ったので、色々と途中下車したかったのですが時間があまり無く断念。
大間々駅で下車して、大間々駅から徒歩5分ほどで行ける高津戸峡に行きました。
はねたき橋から見た景色。
紅葉にはまだ少し早いですが、とっても綺麗です！
近くに遊歩道もあったので、遊歩道を歩いてみました。

遊歩道は綺麗に整備されていますが、けっこう階段の上り下りが多いので大変です…
川の近くに行くことも出来ます。

川は水量も多く勢いも良いので近くに行くと迫力があります。
途中、橋などあったり。