2017/10/22 - 2017/10/24
29位(同エリア80件中)
changtian-sanさん
- changtian-sanさんTOP
- 旅行記5冊
- クチコミ0件
- Q&A回答4件
- 5,466アクセス
- フォロワー0人
中国湖北省は武漢に駐在しているサラリーマンの気晴らし旅行。
全人代が始まるという前のなか、石家荘の正定県からとなりの山西省の娘子関へ出かけました。
正定県の方は、栄国府~隆興寺~天寧寺~開元寺~臨済寺~広恵寺がメインの見どころでしょうか。
日本人があまり行かないようなところに行ってみたく、正定県・娘子関を捜しあてました。
「中国にも、このような歴史あるものが残っていますよアピール!」という意味を込めてアップします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
///2017年10月13日金曜日///
《22時30分@湖北省・武漢市 武昌駅》
突然の思いつきで、石家荘方面へ行くことにしました。
今回は、まずは、武昌から石家荘駅まで寝台列車で行くことにします。 -
武昌駅の構内です。
-
夜遅い時間ですが、中国の皆さんもお疲れのようです。
電車待ちの時間、寝たり、騒いだり、ごはん食べたりと、
皆さんの時間の過ごし方はいろいろです。 -
-
さぁ、列車に乗り込みましょう!
今回、一晩夜をともにする列車ちゃんです。
列車番号:Z336
乗車区間:武昌駅(23:05出発)~石家荘駅(08:07到着)
ちなみに、この列車は、南寧が始発で包頭まで行くんですね。
南寧は朝の9時50分出発で、終点の包頭は翌日の20時05分到着です。
長距離・長時間を走るんですね・・・。 -
寝台列車に乗りますと、
車掌さんが来て、切符を写真のようなカードと一時交換します。
そして、目的地が近くなると、車掌さんがやってきて、今度は、
カードともともとの切符と交換します。
今回は、12号車両の5番目の区域の上段の座席(?)です。
運賃は215元です。 -
夜の列車のなかですね。
列車に乗った時は、すでに消灯時間を迎えていて、暗くなっていました。 -
///2017年10月14日土曜日///
《8時15分@石家荘駅》
ちょっとながら到着が遅くなしました。
天気ですが、あいにくの曇りでして、霞みかかっていました。
事前の天気予報では、晴れだったのに・・・。
10月の中旬でしたが、温度が低く、肌寒かったです。 -
《08時45分@石家荘東広場のバス乗り場》
まずは、石家荘駅から、目的地の正定県方面を目指します。
石家荘東口側にバス乗り場があります。
そこで『148路』の路線バスに乗り『正定汽車駅』で下車します。
なお、昔の”地球の歩き方”をみると、「市内バス乗り場:131路正定行き…」
などと有りますが、こちらの情報は古いので、間違えないでください。
(バス停は、石家荘駅東口側に移され、131路は別の路線となっています) -
《09時50分@正定汽車駅》
バスを降りました。
今回は、突発的な衝動に駆られて来てしまった旅行でして、
下調べもしてなかったので、どこに何があるかまでは詳しくはつかめてなく。
とにかく、勘を頼りに歩いてみることに。 -
正定県は石家荘から北に約20キロのところにあります。
中心部は、文化的な遺跡がたくさんあります。
写真は、昔の城壁の跡でして、土が積み固められたのがわかります。
今でも、古い街並みが多少なりとも残っていてます。
三国志でも有名な趙雲の出身地でもあります。 -
途中には、近代的なオブジェもあります。
写真を撮る自分も自分ですが、局部がテカテカに光っています。
皆さん、触りすぎです・・・。 -
《10時40分@栄国府》
こちらは、AAAA級の観光地です。
ですが先に断っておきますが、こちらは、古代のものではございません。
1987年に、中国の小説『紅楼夢』のテレビドラマが作成されまして、
その時のセットがこちらの栄国府です。 -
チケット代は40元でした。まっ、入ってみましょう。
-
-
-
紅楼夢は、読んだことがなく、詳しいストーリーは知りません。
それをわかっていれば、もっと理解でしたのでしょうが…。 -
-
-
園内でこのようなものを見つけました、
「スマイルは世界の共通言語である」
なるほどね!!
では、栄国府をでて、次のところへ向かいます。 -
《10時54分@河北正定国家卓球訓練基地》
たまたま通りました。
こんなのが有るんですね。なにせ、卓球は中国のお家芸ですし…。 -
《10時55分@趙雲廟》
趙雲廟に到着です。立派な銅像が立っています。
銅像を見て思いました。
「これは見てもおもしろくなさそうだ…」と直感です。
個人的意見ながら、
このような変にきれいだと、張りぼてのようにアレンジされており、
趣すら感じません。なので、入るのをやめました。
あとあとわかりましたが、1996年に修復・リニューアルがされています。 -
《11時03分@隆興寺》
正定のなかで一番大きいのがこの隆興寺。586年の建立です。
たくさんの仏像やら歴史的なものを見ることができます。 -
こちらのチケット代は50元でした。
-
境内を進んでみましょう。
-
ここには昔、なにかあったようですね。
たくさんの人が、ここでまずお線香を供えています。 -
-
-
仏教絵ですね。
いつの時代かはわかりませんが、この歴史感がたまりません。 -
仏様の裏側には、このような彫刻も見ることができます。
-
-
奥に行きますと、千手観音様が安置されています。
残念ながら、写真に収めることができませんでした。
また、この写真の堂の対面には、お経を収めていた堂もあり、
そちらも見ごたえあります。 -
あっ。雨が降ってきてしまいました。
昨日は、晴れの予報だったのに…。
雨が降ってきて、寄り肌寒く感じます。 -
-
隆興寺を出てきました。
出てきた正面には、邪気避けの壁があります。 -
雨がやみました。
ですが、いつ雨が降ってくるかわかりません。 -
雨の心配もありましたし、
移動を楽にするためにこのオレンジの自転車に乗ります。
このオレンジの自転車は、モバイクと言いまして、
登録すればエリア内なら乗り捨て自由のシェアー自転車です。
もちろん有料(30分1元)ですが…。 -
《12時12分@天寧寺》
9世紀の後半に建立された寺院です。
そのお寺の中核となるのが、正面に見える凌霄塔です。
通常なら、チケット代が必要なようです。
ですが、今回は”チケット代不要”と言われたので、そのまま参観します。 -
境内に入ると、ニコちゃんマークに刈られた木がお出迎え。
その奥の木もニコちゃんマークに刈られていますね。 -
ちょっと変わった姿の獅子(?)がお出迎えしてくれます。
なんか考え事でもしているような様子ですね。 -
こちらが中核となる凌霄塔です。
お寺の説明文によりますと・・・
九階の八角形の塔でして、高さが40.98メートル。
残念ながら、この塔の他には、特にはございません。 -
では、ゲートをでてきました。
チャリンコに乗って、次の目的地へ向かいます。 -
《12時40分@府城隍廟》
県文廟という、孔子を祀る廟を捜したのですが無くなっていました。
地球の歩き方に記載されている地図の場所は、駐車場となっています。
非常に残念です。 -
《13時00分@シューマイ店》
県文廟をあきらめて、開元寺前のシューマイ店で昼ごはんです。 -
牛肉シューマイです。
乳挽肉を皮で包んであるだけの素朴なシューマイです。 -
《13時20分@開元寺》
540年に建立されたのですが、清代後期になると放置されまして、
現在は須弥塔と鐘楼が残るのみです。
こちらも今回は、チケット代は不要でした。 -
右側が鐘楼です。鐘楼があるということは、
対となる鼓楼もあったんでしょうね。
左側が須弥塔です。須弥塔には、仏様が安置されています。 -
発掘作業ででてきたという大きなカメの石像です。
-
一部、発掘作業を行っており、当時の遺構を目にすることができます。
-
-
-
開元寺を出て、次の目的地に向かいます。
はい、もちろん、チャリンコでですが…。 -
《14時00分@臨済寺》
日本臨済宗をたどれば中国に行きつき、その本山がここ臨済寺です。
唐時代の末期に臨済時の開祖・義玄がここで臨済宗を興しました。
中国にも臨済宗が布教され、栄西によって、日本に臨済宗がもたらされます。 -
臨済寺を代表する仏塔:澄霊塔です。
八角形で九層でして、高さは31.5メートルです。 -
こちらは本堂ですね。
日本の臨済宗とも交流があるようです。 -
こちらは、木魚の原型の「魚板(ぎょばん)」「魚鱗(ぎょりん)」といわれるものですね。
もともと、木魚の原型の魚板は、禅寺の庫裏(くり)につるされ、
食事のときにこの魚板を打ち鳴らしたそうです。 -
境内のなかに花が咲いていますね。何のはなでしょうか??
-
門番のネコちゃんです。
ふわふわなクッションの上に座っています。
気持ちいのかな??? -
《14時25分@広恵寺》
8世紀末~9世紀はじめにかけて建立された寺院です。
中心には華塔または多宝塔と呼ばれる仏塔があります。 -
-
仏塔には、ゾウや獅子の彫刻をみることができます。
-
この華塔は登ることができまして、周囲を見回せます。
また、すぐ近くには、臨済寺もあり、見ることができます。 -
塔を降りてきました。
周囲には新しい城壁を見ることができます。
さて、県文廟があきらめきれずに、捜すこととします。 -
地球の歩き方に載っている県文廟の位置の近所に廟がありました。
「府城隆大廟」というらしいです。地場の廟でしょうか。
いずれにしても、県文廟ではないです。 -
《@文廟》
こちらは県文廟でしょうか?
場所は育才街の北側の府西街沿いにあります。
ですが、なかは工事中です。 -
-
-
なかは、修復工事なのか新築工事なのかは不明ですが、
最近のもののようでして、歴史の趣は残念ながらありませんでした。
では、石家荘へ帰ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
changtian-sanさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
70