2017/09/08 - 2017/09/08
1位(同エリア75件中)
かっちんさん
伊達紋別(だてもんべつ)と有珠町のある伊達市は、北西に有珠山や昭和新山、南に噴火湾が面しています。
江戸末期、仙台の支藩、亘理伊達家は戊辰戦争で官軍に対抗したため、著しく減封され、領地も奪われました。
領主伊達邦成は兵農をかねて北門警備に当たることを望み、明治2年以降有珠郡の開拓に旧家臣、領民あわせて2,800余名が海を越えました。
伊達市は武士の集団移住がルーツとなっています。
JR東「大人の休日倶楽部パス」を利用した2回目の北海道旅行が始まります。
旅の初日は、伊達紋別駅周辺の「だて歴史の杜」と有珠町の「ジョン・バチラー夫妻記念堂」を訪れ、豊浦で礼文華に落ちる夕日を眺めます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新函館北斗駅
東京駅を朝一番の東北・北海道新幹線に乗り、新函館北斗駅から札幌行き特急「スーパー北斗」に乗り換えます。 -
美しい駒ヶ岳(車窓)
函館本線仁山駅を過ぎトンネルを抜けると、雄大な大沼公園の景色が現れます。
天気がよく、駒ヶ岳が小沼に反射しています。 -
畑の後ろにそびえる駒ヶ岳(車窓)
大沼を過ぎると駒ヶ岳の形が変わります。 -
噴火湾を眺めるカモメたち(車窓、森)
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イチオシ
浮き玉アート(車窓、八雲)
実はアートではなく、漁網を浮かせる「浮き玉」が波打ち際に置かれています。 -
牧場の風景(車窓、長万部)
長万部から室蘭本線に入ります。 -
ひまわり畑と有珠山外輪山(車窓、洞爺)
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昔のサイロ(車窓、有珠)
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黄金色の稲穂(車窓、有珠)
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有珠山と昭和新山(車窓、長和)
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伊達紋別駅に到着
遠くの山に風力発電の風車が並んでいます。 -
伊達紋別駅
伊達市にある代表駅です。
駅名の由来は、かつて「紋べつ」といったところが、伊達邦成一族の開拓により明治33年に伊達村と改称。
駅名は東北本線の「伊達」と紛らわしいため「伊達紋別」としたものです。 -
伊達紋別駅周辺の町歩き
駅から伊達市役所のある伊達街道を通り、「だて歴史の杜」へ向かいます。 -
ナナカマドの赤い実
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イチゴのようなヤマボウシの実
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伊達歴史街道
歴史を感じる街道を再現しています。 -
瓦屋根の道路施設(歴史街道)
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関所をイメージした伊達市役所の門(歴史街道)
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屋敷風の電話ボックス(歴史街道)
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牛が屋根の上で美容体操している・・・
国道37号線に入り、「だて歴史の杜」にやって来ました。
洋麺茶屋「牧家(ぼっか)伊達店」の建物です。 -
窓から「僕の家においでよ・・・」(牧家)
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「蔵には食べ物がいっぱいあるよ・・・」(牧家)
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蔵屋敷風の食事処「牧家」
牛くんの言葉に誘われ、ここで昼食にします。 -
広くて落ち着いた雰囲気の店(牧家)
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まずはポテトとニンジンのサラダ(牧家)
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メインの「山粧うキノコの饗宴パスタ」(牧家)
大根おろし風味の秋のキノコのパスタを美味しくいただきました。 -
イチオシ
デザートは「ギリシャヨーグルト ダブルベリー」(牧家)
クリーミーなヨーグルトを、ブルーベリーとラズベリーで味わいます。 -
「だて歴史の杜」案内図
レストハウスの牧家から、大手門、迎賓館、旧三戸部家を訪ねます。 -
大手門
園児が遠足に来ています。 -
仲良く集団下校
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カラタチの実
まだ緑色です。 -
イチオシ
迎賓館
この迎賓館は明治25年に建てられた伊達市内でも最も古い建物の一つ。洋風(公の場)と和風(私の場)を配した数寄屋風の書院造りです。
迎賓館は開拓を視察にこの地を訪れた開拓使や政府高官を招いただけではなく、昭和20年代には伊達家の邸宅として使われていました。 -
洋室(迎賓館)
室内を見学します。 -
和室(迎賓館)
天井と鴨居の間に簾のような「筬欄間(おさらんま)」を設えてあります。
機織りに使う「おさ」に似ていることからこの名があります。 -
美しいランプシェードの和室(迎賓館2階)
金魚鉢をひっくり返したようなランプシェードですね。 -
曲がり階段(迎賓館)
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歪んで見える昔の窓ガラス(迎賓館)
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お庭から見た迎賓館(裏側)
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旧三戸部家住宅(国指定重要文化財)
明治5年着工のこの建物は郷里の仙台地方の建築様式を取り入れたものです。
納戸の構造などに特徴が見られます。
かんなを用いず、ちょうなで削り、一本の釘も用いず組み立てによる建築で、代表的な移住当初の民家です。
萩原にあった三戸部氏の旧宅を昭和44年に移設復元しました。 -
有珠山をイメージした有珠駅
伊達紋別から道南バスに乗り、2つ隣の有珠駅に移動してきました。 -
特急北斗が通過(有珠)
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イチオシ
今は使われていない改札口(有珠)
駅舎の外にある改札口は、昔乗降客が多かったことが想像できます。
左にある太いイチイの木が駅を見守ってきたようです。 -
駅前のかあちゃん食堂(有珠)
今は営業していないようです。 -
イチオシ
ジョン・バチラー夫妻記念堂(有珠)
有珠駅から西に900mのところにあります。
アイヌの父とうたわれ、また初期アイヌ語学の権威者として知られたジョン・バチラー博士が、明治25年にこの地に伝道を開始しました。
この地の人たちが明治26年に木造の礼拝堂を建てましたが、後年昭和12年に司祭夫妻の功績を称え、「ジョン・バチラー夫妻記念堂」として改築しました。
有珠山噴石を用いて異国風の石造建物はこの一角に異彩を放ちます。 -
石造の記念堂(有珠)
開館日は4月~10月の毎週土曜日。
今日は平日で開館していません。 -
色とりどりの浮き玉(有珠)
ここは有珠湾の近くです。 -
線路そばの農作業風景(有珠)
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貨物列車と交換する有珠駅
これから列車に乗り、豊浦の夕日を見に行きます。 -
断崖の礼文華に落ちる夕日(豊浦)
時刻は17時48分。 -
ねぐらに戻るカラスの群れ(豊浦)
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イチオシ
夕焼けのグラデーション(豊浦)
夕日が落ちてから素晴らしい景色になりました。 -
夕闇に停車するディーゼルカー(豊浦)
この列車で苫小牧方面へ向かいます。 -
ラーメン「さっぽろっこ」
東室蘭駅で途中下車し、夕食にします。 -
北の国味噌ラーメン
2種類の味噌の持つ独特の旨みを持つ味噌ラーメンで、美味しさ抜群。
今晩の宿は苫小牧の東横インです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- M-koku1さん 2017/11/10 03:18:52
- 夕焼けの写真がきれいですね
- 掛川花鳥園にいいねをありがとうございました
カバーの写真が とても素敵!(*^。^*)
夕焼けの写真が大好きなもので
旅行記拝見しました
あまり行ったことないし
なかなか行けないところだし
素敵な場所だと思いました
でもニンジン嫌いなので
あのサラダは 無しかな?
ではまた
Mより
- かっちんさん からの返信 2017/11/10 11:03:09
- RE: 夕焼けの写真がきれいですね
- M-koku1さん
こんにちは。
豊原は夕焼けスポットとして有名ではないのですが、以前訪れたときに夕焼けが綺麗だったので再度行ってみました。
夕日は雲に落ちて今一でしたが、しばらく待っていると素晴らしい夕焼けになりました。
夕焼けはいろんな表情になり私も好きです。
もし良かったら、小樽祝津の夕焼けの旅行記をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11187121
かっちん
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