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ザルツブルグ一日観光<br /> 『鉄道で行く!ザルツブルク&ザルツカンマーグート1日観光』を、日本で予約していました。<br /><br /> いつものように早い朝食の後、友人達と4人で、地下鉄ヒーツィンク(Hietzing)駅のそばからタクシーにて中央駅(Hauptbahnhof)へ。<br /> 前から狙っていたベンツ・タクシーが止まっていました。このタクシー、なんと!総レパード柄なんです。<br /><br /> 現地旅行会社の方と待ち合わせ、切符を受け取りました(特急レイルジェット)。一人旅のオジョウさんも加わって、乗車ホームまで案内され、乗降の仕方から、切符に至る詳細の案内をしていただきました。旅行会社の仕事はココで一旦おしまい。ザルツブルグの駅で、別のガイドさんが待っているらしい。(どの様な人か風貌を知らない様子で、上手く会えるのか不安でしたが、よく考えると、こちらの乗車位置をご存知のはずですから、相手任せで気楽に行くことにしました)<br /><br /> レイルジェット2等車で4人の仲間で、2時間半後には、ホームで大柄の男性がにこやかに迎えてくれました。東京から名古屋へ行った感じでしょうか。途中はなだらかな丘と、牧場で草を食む牛だけ。何処まで行っても殆どこれだけ。牧歌的といいますか、のんびりとした時間でした。でも、一悶着在ったんです。<br /> この列車の中で事件が。隣のボックスでなにやら騒ぎが起きました。検札係りの女性職員とバッグパッカー風の若者です。ドイツ語に堪能でないのですが、切符を持っていない様子です。警察が来るから待っていろと告げて、私たちのボックスへ。何を血迷ったか、この検札係は、私たちも無賃乗車だといいます。見せた書類には座席の料金が書いてあるが乗車料金を払ったことにはなっていないと・・・・じきに大柄の鉄道警察?らしき男性が現れ、隣の若者は、次の停車駅で下ろされるらしい。私たちの書類をチェックすると、検札係に説明している。どうやら検札係は書類を充分に見ていないか見方が分からなかった様子で、鉄道警察は、『あなた達は問題ありません』で終わりましたが、検札係はその間にスタコラしていました。(信じられないことです。言葉が堪能だったら、散々クレームをつけたところですが、多くの日本人らしく、大人しくしておりました)<br /> ザルツブルク駅では、他の参加者4名、なんと偶然にコンサートのお仲間が加わって、9名が、ガイドさんが運転するバンに乗って南へ少々、旧市街が見えてまいります。<br /> 近くのレストランで昼食。ソーセージ、ザウアークラウトとジャガイモの炒めたの。苦手のザウアークラウトは、炒めてあって味が変わっていたので、とても気に入りました。この旅行中で一番美味しいメニューだったかもしれません。<br /><br />ミラベル庭園:<br /> 大司教が愛人のために建てたというミラベル宮殿(何と言う生臭坊主)を右手に、庭園を歩きます。もしも私が愛人を囲うなら、目立たないようにすると思うのですが、そういう時代だったのでしょうか、大らかであると同時に、大司教の力が伺えます。この時代、王族と同じような力を持ち、地域を支配していた大司教は、モーツアルトの家族を支配していたのですね。<br /><br />旧市街:<br /> 川を渡って旧市街に入ると、まるっきり中世の町。日光江戸村よりリアルな町並み、そこに現代の人達が生活している、不思議な空間がそこにあった。貴重な調味料である『塩』の産地であってこの名前がつきましたが、裕福な地域であったことが伺えます。<br /> 目の前の広場には、モーツアルトのお父さんが新たに借りた部屋がある建物があり、その先へしばらく歩いて、生まれた家を訪ねました。<br /> モーツアルトの生家(17歳まで暮らした家)は、アパートのフロアを借りていたようです。今の時代としては、廊下も階段も狭くて暗く、外へ出ると思わず深呼吸をしてしまうような家でした。<br /><br /> 一年の1/3は雨が降るといわれるこの地ですが、小雨から曇りに変わり、ワゴンでザルツカンマーグート地方へ移動。<br /> ここの売りは、『サウンド・オブ・ミュージック』です。映画のシーンが甦ります。実際には、都合の良い景色を利用してストーリーができているのでしょうが、雄大さと美しさは、一見の価値ありです。<br /> 小さな船で、湖から小さな村に止まりながらのリゾート地の景色は、日本とは違う、おとぎ話の絵のような風景でした。<br /><br /> 一日、時間に追われた旅でしたが、ザルツブルクの概要を知るには充分でした。<br /> <br /> 帰りの列車は、シティーライナーみたいなもので、停車駅も多く、3時間かかりましたが、ウトウトとしているうちに、ウィーン中央駅へ到着いたしました。<br /><br />

ウィーンコンサートツアー同行 22 OKT.(ザルツブルグ一日ツアー)

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2017/10/19 - 2017/10/26

965位(同エリア1435件中)

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西熱海さん

ザルツブルグ一日観光
 『鉄道で行く!ザルツブルク&ザルツカンマーグート1日観光』を、日本で予約していました。

 いつものように早い朝食の後、友人達と4人で、地下鉄ヒーツィンク(Hietzing)駅のそばからタクシーにて中央駅(Hauptbahnhof)へ。
 前から狙っていたベンツ・タクシーが止まっていました。このタクシー、なんと!総レパード柄なんです。

 現地旅行会社の方と待ち合わせ、切符を受け取りました(特急レイルジェット)。一人旅のオジョウさんも加わって、乗車ホームまで案内され、乗降の仕方から、切符に至る詳細の案内をしていただきました。旅行会社の仕事はココで一旦おしまい。ザルツブルグの駅で、別のガイドさんが待っているらしい。(どの様な人か風貌を知らない様子で、上手く会えるのか不安でしたが、よく考えると、こちらの乗車位置をご存知のはずですから、相手任せで気楽に行くことにしました)

 レイルジェット2等車で4人の仲間で、2時間半後には、ホームで大柄の男性がにこやかに迎えてくれました。東京から名古屋へ行った感じでしょうか。途中はなだらかな丘と、牧場で草を食む牛だけ。何処まで行っても殆どこれだけ。牧歌的といいますか、のんびりとした時間でした。でも、一悶着在ったんです。
 この列車の中で事件が。隣のボックスでなにやら騒ぎが起きました。検札係りの女性職員とバッグパッカー風の若者です。ドイツ語に堪能でないのですが、切符を持っていない様子です。警察が来るから待っていろと告げて、私たちのボックスへ。何を血迷ったか、この検札係は、私たちも無賃乗車だといいます。見せた書類には座席の料金が書いてあるが乗車料金を払ったことにはなっていないと・・・・じきに大柄の鉄道警察?らしき男性が現れ、隣の若者は、次の停車駅で下ろされるらしい。私たちの書類をチェックすると、検札係に説明している。どうやら検札係は書類を充分に見ていないか見方が分からなかった様子で、鉄道警察は、『あなた達は問題ありません』で終わりましたが、検札係はその間にスタコラしていました。(信じられないことです。言葉が堪能だったら、散々クレームをつけたところですが、多くの日本人らしく、大人しくしておりました)
 ザルツブルク駅では、他の参加者4名、なんと偶然にコンサートのお仲間が加わって、9名が、ガイドさんが運転するバンに乗って南へ少々、旧市街が見えてまいります。
 近くのレストランで昼食。ソーセージ、ザウアークラウトとジャガイモの炒めたの。苦手のザウアークラウトは、炒めてあって味が変わっていたので、とても気に入りました。この旅行中で一番美味しいメニューだったかもしれません。

ミラベル庭園:
 大司教が愛人のために建てたというミラベル宮殿(何と言う生臭坊主)を右手に、庭園を歩きます。もしも私が愛人を囲うなら、目立たないようにすると思うのですが、そういう時代だったのでしょうか、大らかであると同時に、大司教の力が伺えます。この時代、王族と同じような力を持ち、地域を支配していた大司教は、モーツアルトの家族を支配していたのですね。

旧市街:
 川を渡って旧市街に入ると、まるっきり中世の町。日光江戸村よりリアルな町並み、そこに現代の人達が生活している、不思議な空間がそこにあった。貴重な調味料である『塩』の産地であってこの名前がつきましたが、裕福な地域であったことが伺えます。
 目の前の広場には、モーツアルトのお父さんが新たに借りた部屋がある建物があり、その先へしばらく歩いて、生まれた家を訪ねました。
 モーツアルトの生家(17歳まで暮らした家)は、アパートのフロアを借りていたようです。今の時代としては、廊下も階段も狭くて暗く、外へ出ると思わず深呼吸をしてしまうような家でした。

 一年の1/3は雨が降るといわれるこの地ですが、小雨から曇りに変わり、ワゴンでザルツカンマーグート地方へ移動。
 ここの売りは、『サウンド・オブ・ミュージック』です。映画のシーンが甦ります。実際には、都合の良い景色を利用してストーリーができているのでしょうが、雄大さと美しさは、一見の価値ありです。
 小さな船で、湖から小さな村に止まりながらのリゾート地の景色は、日本とは違う、おとぎ話の絵のような風景でした。

 一日、時間に追われた旅でしたが、ザルツブルクの概要を知るには充分でした。
 
 帰りの列車は、シティーライナーみたいなもので、停車駅も多く、3時間かかりましたが、ウトウトとしているうちに、ウィーン中央駅へ到着いたしました。

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  • 私は、これがオーストリア一番の料理だったと思います。

    私は、これがオーストリア一番の料理だったと思います。

  • 旧市街への橋の上から、ホーエンザルツブルク城(Festung Hohensaltzburg)<br />

    旧市街への橋の上から、ホーエンザルツブルク城(Festung Hohensaltzburg)

  • カンマーグートの船旅へ向かう途中、アルプスの端であるこの地では、すでに高い山は雪に覆われていました。

    カンマーグートの船旅へ向かう途中、アルプスの端であるこの地では、すでに高い山は雪に覆われていました。

  • 船から見える村ごとに、かわいい綺麗な教会の塔が見えました。

    船から見える村ごとに、かわいい綺麗な教会の塔が見えました。

  • 船を下りた村では、こんな乗り物が走っておりました。

    船を下りた村では、こんな乗り物が走っておりました。

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