![台湾4日目。当初は早々に台北へ向かうつもりでしたが、2日目に雨で行けなかった鹿港と彰化に行くことにしました。<br />スーツケースは高鐡 台中駅まで持っていき、コインロッカーに預けることに。ロッカーの場所と空き具合は前日にチェック済。<br />しかーし、ここで3度目のトラップが(>_<)。どうにも順調に進まない台中旅なのです。<br /><br />[ ]で囲んだ漢字は一文字です。もともとの文字のを入れると文字化けしてしまうので。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/29/96/650x_11299691.jpg?updated_at=1512452769)
2017/10/14 - 2017/10/18
67位(同エリア159件中)
フランジパニさん
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台湾4日目。当初は早々に台北へ向かうつもりでしたが、2日目に雨で行けなかった鹿港と彰化に行くことにしました。
スーツケースは高鐡 台中駅まで持っていき、コインロッカーに預けることに。ロッカーの場所と空き具合は前日にチェック済。
しかーし、ここで3度目のトラップが(>_<)。どうにも順調に進まない台中旅なのです。
[ ]で囲んだ漢字は一文字です。もともとの文字のを入れると文字化けしてしまうので。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルは朝食付プランだったのですが、最終日に初めて利用しました。
サラダやフルーツ、オムレツは作ってもらえて思ったより充実してました。1日しか利用せずに勿体なかったな。Airline Inn Taichung Green Park Way ホテル
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ホテル前にある "廣三SOGO(美村路)" バス停。
159番バスは普通の路線バスですが、高鐡シャトルでもあるので当日の高鐡のチケットを持っていれば無料で乗ることが出来ます。
でも悠遊カードを使えば、チケットを持っていなくても無料です(^^)。台中で悠遊カードは必須です! -
08:24 高鐡 台中駅1階に到着。
5番出口と6番出口の間にあるコインロッカー。前日に日月潭へ行った時に空き具合も確認済み。
しかーし、これがクセモノでした(>_<)。 -
コインロッカーの使い方は、
①あいているコインロッカーに荷物を入れる。
②操作パネルで荷物を入れたボックス№を入力。
③表示された金額を投入(スーツケースサイズは3時間50元)。
④パスワードが印刷されるので無くさないように注意!
⑤取出しは、預けたボックス№ → パスワードを入力。料金が不足している場合は表示された金額を投入。※お札も使えるとありますが、案の定受け付けてくれませんでした。
って感じ。なんら難しいことはありません、、、 -
③までは順調に進んだのですが、パスワードが印刷されず、ロッカーも閉まりません、、、返却ボタンを押すと最初はお金が戻ってきたのですが何度かトライするうちに戻らなくなってしまいました。
近くにいたお姉さんが一緒にやってくれたのですが、やはり印刷もされずお金も返金されず。親切なお姉さんはわざわざ2階にあがって駅員さんに知らせてくれ、ここで待ってるようにと。お礼を言ってお姉さんとは別れたのですが、暫く待っても誰も現れる気配がありません。
途方にくれながら待っている時、一連だと思っていたロッカーが実は2つ(189と188)に分かれていることに気づきました。188のロッカーで試すとすんなり預けることができました。ここまで20分以上。相変わらず誰も来てくれませんが、あきらめて新烏日駅まで連絡通路をもうダッシュ!!!
が、余裕で間に合うはずだった08:41 にも 08:50にも乗れず、次発は09:20。
二度あることは三度ある。これが三度目のトラップだったのか、、、結局、時間と100元が無駄になったのでした。 -
台鉄の縦貫線 "竹南"駅と "彰化"駅の間は、山線と海線に別れています。
"台中"や高鐵乗換駅である"新烏日"は山線、台湾のウユニ塩湖と言われる高美湿地の最寄駅"清水"は海線。山線は10~30分に1本、海線は1時間に1本ほどしかありません。
台鉄時刻表検索 http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/TW_Quicksearch.aspx -
暇なので写真でも撮って時間を潰します。
"新烏日"の次の駅は"成功"!縁起切符とかありそうですね。 -
約10分で"彰化(ヂャンホア)"駅に到着。山線と海線が交わる駅です。
彰化駅 駅
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駅を背に、道路を渡って斜め左に彰化客運のバスターミナルがあります。
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5番乗場が "鹿港(ルーガン)" 行き。バス番号は 6933、6934、6909 であればどれでもオッケーです。
ほかにも 6900と6936(台湾好行バス 平日2h毎、土日1h毎) があるはずですが、乗り場はよく分かりませんでした、、、 -
09:50発の6934番バスにに乗車。彰化の街中はちょこちょことまりましたが、途中からはほぼノンストップ。30分ほどで"鹿港車站"に到着。
かつては"一府(台南)二鹿(鹿港)三[舟孟](台北萬華)"と言われ、貿易都市として繁栄した鹿港。戦後はアモイ(中国の港町)との貿易が絶たれ、強風に運ばれた土砂で港が浅くなり、貿易港としての役目は終焉を迎えます。現在は、当時の繁栄を物語る建物や昔ながらの小路が街のあちこちに点在する人気の観光地となっています。ここを舞台にしたテレサ・テンが主題歌を歌った「小城故事(小さな町の物語)」という映画もあるそうです。 -
文武廟にある「南区旅遊服務中心」に観光マップをもらいに行きました。
が、日本語版はなく、英語版もガイドブックに載っていた地図と大差ない内容。一応もらったものの、見ることはありませんでした。 -
ここに旅客中心があるより、さっきの鹿港車站にあった方が観光客にとっては便利なのになぁと思いました。でも、中華風の廟やお花は綺麗でした。
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まずは「阿振肉包」で"原味肉包"を購入。
地元の人は箱買い(10個入)ばかりで、あやうく2箱用意されそうになったのを慌てて2個に訂正。"葱花巻"も買いたかったのですが、準備中で残念。
休日は大行列らしいのですが、平日の午前中だったので待ち時間なく購入。阿振肉包 専門店
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テイクアウトした肉まんを持って「龍山寺」へ。
なにやら、消防車・救急車がたくさん停まっています。 -
別名"台湾の紫禁城"と言われる龍山寺。四進三院の建築様式で、彫刻や色彩画には中国泉州の芸術文化が見られます。台湾には有名な龍山寺が5ヵ所(台北萬華区、台南、鳳山、淡水)あるのですが、ここ鹿港の龍山寺が最も保存が良いそうです。
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五門殿の中央にある戲台の天井は"八卦藻井"と呼ばれ、中央に龍が描かれています。
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回廊の所々に椅子が設置されているので、こちらで肉まんを頂きましょう♪
まだホッカホカです。台中第二市場のオススメ肉まんが普通だったので期待していなかったのですが、これは美味しい!!!中身の肉はジューシーで 皮も少し甘みがあって、皮だけでも美味しい。もう1個買えば良かった~ -
先ほど入口に消防車や救急車がとまってた理由はこれ!消防訓練でした。
真っ赤な横断幕に"彰化県政府 106年強化古跡防災管理研討会演習"と書いてありました。 -
イチオシ
訓練とは思えないほどの放水量で、龍山寺は台風並みの大雨。全身べしょぬれになった消防士さんがムキムキボディでポーズとって笑わしてくれました。
面白いものが見学出来てラッキー♪龍山寺 寺院・教会
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水もしたたる龍山寺。
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放水が終わったところでお参り。
ご本尊の阿弥陀如来は日本から送られたものだそうです。 -
鹿港国小学校の脇を通って「摸乳巷」へ。
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摸乳巷は長さ約100m、幅が70cmしかない狭い路地です。
擦れ違う時 胸があたりそうになるぐらい狭いためという説と、男の子がほしい女性が通った路地「望麟巷(麟=男の子)」の台湾語の発音が摸乳巷と似ているから転じてそう呼ばれるようになったという説があるそうです。摸乳巷 旧市街・古い町並み
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菜園路を進むと賑やかな商店街でした。
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商店街の肉屋さんの横、ここが「九曲巷」の入口のひとつ。
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一応案内はありますが、気づかずに通り過ぎてしまいそうです。我ながらよく見つけた!
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旧暦の中秋節を過ぎると"九降風"という東北の季節風が吹く鹿港。強風や砂埃を防ぐために至る所に細い道がつくられています。九曲巷もそのひとつ。
この日も風はやや強めで髪の毛が乱れまくりでしたが、巷の中は弱かった気がします。九曲巷 旧市街・古い町並み
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イチオシ
風が抜けやすいように、煉瓦の壁がラウンドしています。
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「十宜楼」。
鹿港廈郊(アモイと貿易をしている卸売業)の中で最大の商店 "慶昌号" の陳氏が残した古建築。十宜とは「琴、棋、詩、酒、画、花、月、博奕、煙草、お茶」のことで、当時の文化人たちがここに集まり、酒をたしなみ、月を愛でながら詩を詠み、優雅な一時を過ごしたのだそうです。鹿港十宜楼 (跑馬楼) 史跡・遺跡
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「意楼」。
"慶昌号"の陳懐澄氏が母のために買い取り、8か月もかけて修復した家。
瓦や煉瓦などのかけらで造られた繊細な丸い窓は"円満"、窓の上の瓢箪は"福祿"、小銭は"富貴と財富"の意味があるそうです。瓢箪と小銭はどこにあるのか分かりませんでした。 -
民族路から細い道を暫く歩きます。
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「鹿港民族文物館」 09:00~17:00 月休館 に到着。
1919年建築のバロック式洋館で、現在は生活用品などを収蔵した博物館(130元)になっています。時間が無かったので門から外観のみ撮影。鹿港民俗文物館 博物館・美術館・ギャラリー
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右側の茶色い3階建ての建物は「玉珍斎」という老舗のお菓子屋さん。外が暑かったので冷房を求めて入店。一口パイナップルケーキやクッキーなど美味しそうなお菓子がたくさん。荷物になるのが嫌で"花生糖(100元)"というピーナッツのお菓子だけ購入。とても美味しかったから他のも買えばよかったな。
奥に見える白い四角い建物は「第一市場」。玉珍齋 (鹿港本舖) 専門店
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龍山寺や摸乳巷に行くには戻る感じになりますが、それ以外の観光なら"市場前"バス停も便利です。
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鹿港老街の入口、瑤林街にある王氏の元邸宅。
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ここで有名なのは、この「半辺井」。
家に井戸を掘れるのが一部のお金持ちに限られた時代、この家の主人は半分を壁の内側に、半分を壁の外側に設置し近所の人が使えるようしたそうです。鹿港半邊井 史跡・遺跡
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「鹿港隘門」。
中国泉州からの移民も多く争い事も頻発していた繁栄期、商人達は住宅などを守るために様々な場所に隘門を設置しました。毎日夕刻には隘門の扉を閉めて荒くれ者や泥棒の侵入を防いでいたそうです。
唯一残っている この隘門は1830年に建てられたもので、高さが3m幅2.4m。扉の上には「門迎後車」という文字が書かれています。 -
こちらの門を入った建物はカフェになっていました。ステキです♪
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レンガ造りの3階建てなのに、正面から見ると木造ってなんか面白い!
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色んな所に細い路地があります。
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「鹿港公会堂」。10:00~18:00 月曜休館
洋風建築なのに、屋根が瓦の和洋折衷な建物です。 -
こういうレンガ造りの建物がほんとうに沢山残っています。
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暑かったので老街でパイナップル味のアイスを購入。むかーしながらのアイスキャンディーで美味しかったです。
後ろに写っているのは「勒建 天后宮」。祀られているのは航海の安全を守る神さま"媽祖"。この時知ったのですが、鹿港には天后宮が2つあるのです。有名なのは"鹿港"天后宮の方で清朝時代に政府によって建てられもの。対してこちらの"勒建"天満宮は市民からの寄付で建てられたそうです。 -
「鹿港桂花巷芸術村」。
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DIYとか出来るらしいのですが、火曜日のこの日は野良犬さんが闊歩してました。
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お腹が空いたので「阿道[虫可]仔煎」でランチ。この辺りは屋台も出てとても賑やかです。
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オーダーを取りに来てくれるのかと思ったら、これを自分でレジまで持って行って先に支払いを済ませるシステムでした。
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左から時計周りに牡蠣オムレツ([虫可]仔煎)60元、炒蛤仔(あさり炒め)120元、蝦猴酥(シャコの唐揚げ)150元。
牡蠣オムレツは台湾に来ると必ず食べています。あさり炒めは昨日 忠孝路夜市で隣のテーブルの人が美味しそうに食べていたのが忘れられず(笑)。シャコの唐揚げは初めて食べました。どれも美味しかった♪♪♪ -
炒飯を注文するつもりだったのに、間違えて海鮮炒麺100元を注文してました。
でも、海鮮が色々入っていて美味しかったです。 -
イチオシ
そして、こちらがもう一つの天后宮、「鹿港 天后宮」。
祀られているのは同じく航海の女神"媽祖"。 -
門をくぐると見えてくるのが前殿とも言われる"三川殿"。泉州の建築芸術が施された彫刻や屋根は台湾でも珍しいものだそうです。
お線香の煙で真っ黒になった香炉や媽祖像が、歴史を感じさせます。天后宮 寺院・教会
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沖縄のシーサーみたい。奥に見える建物はお土産屋さん。
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"月下老人"は若者に大人気の恋愛の神さま。
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帰り道で通った「鹿港城隍廟」。
祀られているのは"城隍爺"。陰と陽を管理する神さま。
廟の前にとまっている三輪車で名所を回っている観光客も結構いました。多分中国語のみの説明だと思いますが、暑いときには楽ちんかも。 -
城隍廟から近かったのに、間違えて台北行きの"統聨客運"BCに行ってしまったので随分遠回りして"彰化客運"BCに辿り着きました。
しかも、平日だったのでわざわざ始発から乗らなくても余裕で座れました、、、
ちなみに、台中に直接戻る場合は"中鹿客運"の9018が便利です。ミニバスらしいのでこっちは始発から乗るのが無難かも。彰化客運バス バス系
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往路よりは若干時間がかかり、15:25に彰化BTに到着。
扇形車庫は16:00まで。大急ぎで向かいます。
駅を背に左手 三民路をすすみ、和平路で左折。線路沿いを進むと、写真の地下道入口があります。 -
地下道をぬけて左に進むと門があるので、こちらを入って事務所の訪問者リストに名前を記入。ガイドブックには"パスポートを提示"とありましたが、必要ありませんでした。
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「彰化扇形車庫」 月休 平日13:00~16:00、休日10:00~16:00
平日は3時間しか見学出来ないからか、思ったより沢山の人で賑わっていました。
まずは展望台にあがって全体を。彰化扇型車庫 建造物
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車庫と転車台全体を一緒に撮りたかったのですが、大きすぎて、、、無理でした。
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イチオシ
転車台を動かすことによって車庫側の線路とつないで列車を格納します。
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SLも2台、車庫に入っていました。テツ子でなくても、十分楽しい施設でした。
16:07発の電車に乗る為に再び急ぎ足で駅へ戻ります。 -
こちらは、彰化駅を出て左手にある行李房(手荷物預かり所)。
これが、高鐵 台中駅にあったら、あんな苦労はしなかったのにーー。是非、つくってほしいものです。 -
16:07の電車に間に合いました!次発は32分後。台鉄も本数少なめです。
彰化は山線と海線が交わる駅なので、乗り間違いにはくれぐれもご注意を。 -
新烏日駅側にあったコインロッカー。
こちらは新しいようで、日本語対応してるようです。でも、高鐵 台中駅からは数分かかります。 -
新幹線切符窓口に並んで、あらかじめ"kkday https://www.kkday.com/ja/product/2685 "で購入したバウチャーを出します。外国人専用で新幹線を20%OFFで購入(前払い)することが出来るサービスです。
最初は高鐵のHPから直接予約しようと思ったのですが、時間を悩んでいるうちに35%OFFが無くなってしまいました。
でも、こちらにして大正解♪高鐵HPの予約は列車指定なのですが、こちらは座席が空いていれば、どの新幹線にも乗れるのです。今回は雨で予定を色々変えたのでこちらの方が使い勝手がよかったです。 -
窓口で乗りたい時刻を伝え、チケットと引き換え。発行してもらうために少し時間がかかります。
乗車の時は改札で係員にパスポートと一緒にみせて、判を押してもらいます。少し面倒ですが、時間が読めない場合はこちらの方がオススメです。空港に向かう時など時間が確定している時は早くに高鐡のHPで35%OFFのチケットを買った方がお得です。 -
これで台中とはお別れし、台北へ向かいます。
来た時は桃園空港から2.5時間かかりましたが、新幹線だと46分で台北駅に到着。やっぱり文明の利器は速いのです。高鉄台中駅 駅
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