ノスタルジーを求めて台南へ

2017/10/28 - 2017/10/30

香港に一泊してから高雄まで行き、そこから鉄道で台南へ。いつもの気ままな一人旅ですが、よろしければお付き合いください(^_^)

エリア 台南(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

高雄空港に着くと、そこから地下鉄と台鉄を乗り継いで台南へと向かいます。台南駅からホテルまでは歩いていきました。今回はロフト付きの宿泊施設を予約してありました。スタッフの男性がとても気さくで親切なのがよかったです(^_^)

ロフトで眠るのは憧れだったので、その点ではここは私にうってつけでした。難点を挙げるとすれば、バスルームのシャワーとトイレに仕切りがなかったことと、洗面台がものすごく小さかったことぐらいでしょうか。正直バスルームだけは使いづらかったですが、個人的に他は問題なしでした。

ホテルの近くにあるベジタリアン専門のお店でまずは夕ご飯です。ここはビュッフェ方式なので、食べたいものを自分で選んで会計をします。朝早くから夜まで営業しており、滞在中に三回もお邪魔しました。

これは廟だったかな？夜の雰囲気もいいでしょう？

有名なデパートです。建物の中からの照明って素敵ですね。

林百貨店 建造物

台南到着二日目の朝、台南駅からバスに乗っていざ、安平へ。台湾最古の街と言われています。まずは安平樹屋と同じ敷地内にあるカフェで朝のコーヒータイムです。これがないと私の一日は始まらないんです。

樹屋珈琲 カフェ

コーヒーを飲み終えると、目的の安平樹屋を見学します。この、ガジュマルの樹のからまりようといったら…

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

建物と一体化して、さらに侵食してしまっていました。暑い台南で、高野山の奥之院のように、まるでそこだけ気温が違うかのような感じがしました。

子供の頃、廃屋でお化け屋敷ごっこをして遊んだのを思い出します。

階段を登って上から見てみると、建物の周囲だけでなく、屋根の上まで大変なことになっていました。

安平樹屋を出て、さらに街歩きを続けます。

市場までやって来ました。中に入ってみます。

二階に上がると、肉と魚に混じって野菜も売られていました。魚のものすごい臭いがしました。果物を買いたかったのですがなぜか見かけなかったので、市場を出たところでバナナを買いました。

路地を歩いていくと、安平古堡が見えてきました。今回は行きませんでしたけど。

街中にあるガジュマルの樹。まるで神木みたいです。

ここにもガジュマルが…この煉瓦の建物は何だろう？

週末のこの日、お天気には恵まれましたが、日中は本当に暑かったです。これ以上観光もしたくないし、お腹も空かないし…ということで、安平からバスに乗って市街地に戻ることにします。国華街まで歩いてやってきました。

カフェに入ってひと休みします。まさに隠れ家です。

お店に入るとカウンター席に案内されました。周りはローカルばかりで、中国語での話し声がBGMのように耳に心地よく響きました。店主が一人で切り盛りしていて、ものすごく忙しそうでした。

コーヒーは何があるか尋ねると、好みを聞かれたので、酸味の強いものをお願いしました。なんとも居心地のいい空間と丁寧に淹れられたコーヒーで、まったりと過ごせました。

さて、お店を出るとそろそろ小腹が空いてきました…

富盛號碗粿 地元の料理

台南名物の一つ、碗粿（ワーグイ）はお米をすりつぶしたものに海老やらの具を入れて蒸したものです。思ったよりもプルプルと柔らかい食感で、また見た目に反して濃い味ではありませんでした。テーブルに置かれてあったおろしニンニクやピリ辛の調味料を足すと一層おいしかったです。

帰国日の朝、ホテルから台南駅までスーツケースを引いて行く途中、伝統的なお煎餅屋さんに寄り道しました。これまで台南は何度か訪れているのにもかかわらず、ここに来られたのは今回が初めてでした。ご縁があってよかったです(^_-)-☆

連得堂餅家 スイーツ

卵煎餅と味噌煎餅です。見た目は日本の瓦煎餅のようですが、どんな味か楽しみです！食べたらきっと台南を思い出すだろうなあ。そしてまた行きたくなるに違いありません。それと次回は是非、高雄にも立ち寄ってみたいです。
…それでは最後になりましたが、読んでくださった方、ありがとうございました。