2017/08/08 - 2017/08/10
45位(同エリア84件中)
AandMさん
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ロフォーテン諸島は「海上のアルプス」とも呼ばれる世界有数の風光明媚な観光地です。氷河浸食で形成された山々と荒々しい海岸が他に類を見ない景観をなしています。宿泊施設も多くないので、夏季ハイシーズンではホテル予約が困難になるといわれています。数か月前にホテル予約を済ませ、2017年8月、トロムソでレンタカーを借りてロフォーテン諸島観光に出かけました。
旅行出発点のトロムソは北極圏にあるノルウエー北部の中心都市で、首都オスロから毎日数便の航空便が運航されています。白夜やオーロラ観測で知られていますが、「北のパリ」とも呼ばれる文化都市で大学や複数の博物館などがあります。トロムソを観光して、日本との時差調整を行ってから、レンタカーでロフォーテン諸島に向かいました。ロフォーテン諸島は複数の島からなっていますが、島の間は橋や海底トンネルで接続されており、レンタカーでロフォーテン諸島のほぼ先端部にあるオーの町まで行くことができます。トロムソ発の3泊4日のロフォーテン諸島観光です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月8日(火)Toromso→Tjeldaundbrua (274 km)
宿泊したクラリオンホテルの部屋から見たトロムソ橋です。トロムソ島とノルウエー本土を結ぶ橋で全長1016mですが、海峡を行きかう船を通すため高く造られています。天候が曇りで良くありませんが、日本との時差ボケ調整も兼ねてトロムソ市内観光に出かけました。 -
ホテルから徒歩10分程の場所にある北極圏博物館です。海辺に建設されていますが、あまり目立っていません。
北極圏博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場料を払って海辺に出ると、この地で昔から漁に使われてた舟が展示されていました。捕鯨用のモリ銃もありました。ノルウエーは有数の捕鯨国でした。
北極圏博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館内部には北極圏に関連する展示がありますが、北極探検で有名なアムンゼンに関する展示はとても充実していると思います。
北極圏博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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北極探検家アムンゼン像が博物館入り口にありました。
北極圏博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の陸側は小高い丘になっています。13世紀の防壁遺構、スカンセンです。
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街の中心部に教会がありました。トイロムソ大聖堂で1861年に建設されたノルウエー随一の木造教会です。
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トロムソ橋を渡ったノルウエー本土側に現代的な教会があります。1965年に建設された北極教会で、ステンドグラスが美しい教会として知られています。トロムソ大聖堂には観光客は殆どいませんでしたが、こちらには行列が出来ていました。入場料を払う必要があります。
北極教会 寺院・教会
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教会内部です。確かに立派なステンドグラスですが、コンクリート製の新しい教会で、観光客を引き付ける観光スポットの役割が大きいように思いました。
北極教会 寺院・教会
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北極教会前の広場から、海峡を隔てて下方にトロムソ市街が広がっています。多くの観光客がこの広場で記念撮影をしていました。
北極教会 寺院・教会
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トロムソ島の先端部にあるトロムソ博物館です。案内標識には日本語もありました。トロムソ大学の付属博物館で、後方にトロムソ大学があります。
トロムソ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の内部です。北極圏やトロムソに関連する展示がありました。この地で使われていら生活用具、古い住居、動植物、などです。丁寧で分かりやすい説明(英語)がなされており、結構面白いと思いました。
トロムソ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この地にあった古い教会に飾られていた彫像で、中世にドイツで作られたそうです。
トロムソ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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教会で使われていたオルガンです。1856年の製作で1965年まで、100年以上も使われ続けたそうです。
トロムソ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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北極協会から1kmの程の場所にロープウエー乗り場があります、標高421mのストールシュタイネン山に登ることができます。
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ロープウエー終点から見たトロムソ島です。市街地の建物や海峡に架かるトロムソ橋が眼下に広がっています。絶景です。
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ロープウエー終点から数分の距離に、絶壁展望台がありました。高低差400m程の絶壁で、横方向から見ると迫力があります。
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トロムソ観光を終え、これから車(レンタカー)でロフォーテン諸島に向かいます。E6からE10に入り、ロフォーテン諸島の入り口まで、トロムソから約250kmです。
交通の要所であるナルビック(Narvik)方向にE6を南下し、途中でE10に入ります。 -
トロムソからロフォーテン諸島入り口のTjeldsurd橋までは、特に変わった景色ではありません。ひたすら走って、橋の手前に到着しました。ここに今夜の宿泊ホテルがあります。
Tjeldsund Bridge 建造物
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Tjeldaundbrua Hotelで、レストラン、キオスクが付属しています。E10添いのドライブインレストラン兼ホテルで、駐車場には沢山の車が止まっていました。
Tjeldsund Bridge 建造物
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部屋の様子です。質素な部屋ですがシャワーもあり、宿泊には問題ありません。
Tjeldsund Bridge 建造物
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夕食と朝食はホテル付属のドライブインレストランで取りました。シーフードやステーキなどの本格的なメニューはありません。簡単で質素な食事ですが、その分安価でした。
Tjeldsund Bridge 建造物
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レストラン前には海峡と橋があり、船が行きかっていました。この橋を渡るとロフォーテン諸島の最初の島であるヒン島に入ります。
8月9日(水)Tjeldaundbrua→Lekness (305 km)
この橋を渡ってヒン島に入り、E10をどんどん進みます。Tjeldsund Bridge 建造物
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ロフォーテン諸島は連なる複数の島々で構成され、島と島は橋やトンネルで連結されています。これは最初の目立った連結橋です。下方を船が通行するため、高さが高い橋が架けられています。
橋の手前に見学用の駐車スペースがありましたので、小停止して橋を眺めました。立派で見事な橋です。 -
駐車場の周囲には草花が茂っていました。この赤い花は北スカンジナビアのあちこちで見かけました。アラスカでも同様の花を見かけました。アラスカ現地の方々はFire weed (火の雑草)と呼んでいました。山火事の後に最初に茂るのがこの花だそうで、名前の由来とされています。
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白い可憐な花も咲いていました。名前は分かりません。
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E10をどんどん進み、次の宿泊地のレクネス手前、約18kmの道路沿いに旗をなびかせた建物群がありました。バイキング・フェスティバルと書いてあります。寄ってみました。ロフォーテン バイキング博物館(Lofotr Viking Museum)でした。
駐車場には沢山の車があり、次々と車が入ってきました。フェスティバル行事が行われているようです。ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の入り口にあった像です。博物館建設に関連した方と思われますが、英語説明がないので分かりません。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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建物の中では、昔のバイキング生活が再現されていました。女性は針仕事をしています。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらはバイキング戦士が使用したテーブルで、ヘルメットや武具がありました。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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家屋の柱には種々の彫像が飾られていました。脱穀か粉引き作業をしている様子の像のようです。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バイキング建屋から歩いて30分程の距離にある湖畔で、野外市場が開かれていました。バイキング関連の物品が販売されていました。販売員は、皆、バイキングの服装です。フェスティバルの行事です。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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湖にバイキング帆舟が浮かんでいました。希望者は乗船可能で、30分程の待ち行列が出来ていました。ライフジャケットを着用して20名程度が一度に乗船でき、30分程の帆船航海ができます。家内が面白がって乗船体験を楽しんでいました。風はなかったけど、結構寒かったそうです。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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私は陸でのバイキング行事を見学しました。昔のバイキングの戦いや、食事などの様子を再現してくれました。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バイキング流の案内表示ですが、何となく理解できます。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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湖畔に咲いていた花で、桔梗あるいは鈴蘭の類と思われます。
ロフォーツル ボルグ バイキング博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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今夜の宿泊ホテルであるロフォーテン・ベストウエスタンに到着しました。広い駐車場があり、分かりやすい場所にありました。
Best Western Lofoten Hotel ホテル
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部屋は広くはありませんが、清潔でベッドやシーツの質も良く、快適に過ごせました。
Best Western Lofoten Hotel ホテル
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ホテルのレストランでシーフード・ディナーの夕食を取りました。グラスワイン付きで1人5千円程で高めですが、味はとても良好でした。ロフォーテンで初めて味わった立派な本格的シーフードです。
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朝食はブッフェ形式ではなく、個別注文方式でした。丁寧に作られた朝食(ハム、エッグ、野菜、オレンジジュースなど)でした。このホテルは快適で、食事内容も良く、満足感がありました。この地区でのおすすめホテルです。
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8月10日(木)Lekness → A → Svolvaer (220 km)
今日はしっかりと晴れました。ロフォーテン諸島の観光スポット見学の日が晴れるのは、ラッキーだと思いました。暫く進むと、観光案内で見ていたロフォーテンらしい景観が広がり始めました。山の形がこれまでとは異なります。氷河浸食で作られた形状で、他ではあまり目にしない光景が広がっています。 -
水面に映る山々も印象的です。
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山は海に急峻に落ち込んでいるため、裾野に道路を作るのが容易でないためか、トンネルが増えてきました。
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入り江がある海岸部には小さな港があり、美しい特徴的な形の家々が認められます。ロフォーテン諸島らしい光景です。
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トンネル入り口で、ここにも赤い花が咲き乱れていました。
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小さな小島が橋で繋がっています。小さな島にはカラフルな漁師小屋があり、美しい景観を成しています。レイネフィヨルドです。
レイネフィヨルド 自然・景勝地
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ロフォーテン諸島観光の目玉地区レイネの街です。この街の見学は帰りにすることにして、E10の終点の街、オー(A)を目指します。
レイネの街並み 散歩・街歩き
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レイネから約10km、20分程でオー(A)に到着しました。トンネルを抜けたところに、E10の終点となる駐車場がありました。ここに車を止めて、歩いて更に先に進みます。
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駐車場の周囲にも可愛らしい草花が咲いていました。
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駐車場から徒歩10分程で、観光客が到達できる最先端の小さな岬に着きました。観光客がチラホラいました。ここから先は険しいトレッキング路を進むことになります。山登りなどをすれば更に先に進むこともできるようですが、険しいゴツゴツした岩山登山となります。
岬から先には、連続した岩山や小さな島々がありました。晴れていればもっと印象的だったろうと思いますが、曇っていてもなかなか良い景色です。 -
オー駐車場に戻ってきました。岩山を背に小さな店がありました。
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店の中の様子です。絵葉書や小道具などの土産物が売られていました。お客数は多くはありません。
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駐車場の脇にある路線バス用の待合室です。夏を過ぎると寒くなり、風雨に備えてバスを待つためにこのような待合室があるものと思われます。
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バスの時刻表です。9km離れたレイネ、そして67km先のレクネスまでバスが運行されています。
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オーの街を歩いてみました。前方に特徴的な家々があり、博物館の案内標識が出ていました。
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ロフォーテン干ダラ博物館です。
ノルウェー漁村博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この付近で採れたタラを前方にあるような木製の干し台で乾燥させて干しダラを作ることが分かります。
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こちらにも別の博物館がありました。ノルウエー漁村博物館です。
ロフォーテン干ダラ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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オーの街を後にして、レイネの街に戻ってきました。ここは街の中心部で、レストラン、カフェ、土産物店などがあります。このレストランで昼食を取りました。
周囲を海に囲まれた場所なので立派なシーフード料理がありそうですが、レストランメニューにはありふれたメニューしかありませんでした。ハンバーグとスープの簡単な昼食となりました。少し残念な感じですが、周囲の他のレストランも同様の感じです。レイネの街並み 散歩・街歩き
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E10から離れ、南方約6kmにあるナスフィヨルド(Nusfjord)を訪れました。古くからの漁村がある場所で、美しい景観でも知られている箇所です。岩山に囲まれた入り江に沿って沢山の漁師小屋がありました。ロフォーテンの隠れた観光スポットです。
海岸に近い駐車場は狭く、混んでいました。少し離れた駐車場に車を止めて、歩いて見学することにしました。 -
突端部にカフェレストランがありました。
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海沿いのテラスで、周囲の景色を眺めながら、観光客が食事やティーを楽しんでいました。
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フィヨルド沿いにある漁師小屋は一種の博物館になっており、入場料を払って見学することが出来ます。Historic round trip(歴史を体験できる見学路)との案内が出ています。 日本にはあまり知られていないようですが、ノルウエーの方々にとってはこの場所は有名な観光スポットであるようです。
ただ、駐車スペースもレストランの席数もありませんので、多数の団体観光客の受け入れには無理があるため、ツアーなどの訪問は組まれることが少ないようです。 -
下方にある建物群を見学で巡るようです。
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天候が晴れから曇りに変化し、更に雨が降り始めました。別の隠れた観光スポットであるHenningsværにやってきました。橋を渡るとHenningsværの街と港があります。
フィスケクローゲン 地元の料理
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Henningsværの港で、入り江になっており、沢山の小型の船が停泊していました。前方には切り立った岩山が見えます。
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晴れていればロフォーテン諸島らしい光景だろうと思います。
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E10を北上すると、次の宿泊地であるスボルバルの手前数kmの場所に教会がありました。ロフォーテン大聖堂で、1898年に建設された木造教会です。雨が降っていましたので、外観見学だけで済ませ、ホテルを目指しました。
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スボルバルの小さな小島にあるAnker Bryggeが今夜の宿泊ホテルです。このホテルは昔の漁師小屋を改装したコテージ型ホテルで、ロフォーテン漁師小屋の雰囲気を体験できることでも知られています。人気のホテルです。
前方の白い建物がホテル受付で、赤い建物が漁師小屋を改装したコテージです。 -
我々が宿泊したコテージで、左側のコテージを利用しました。
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コテージ内部は結構広く、これはリビングです。照明は暗めで漁師小屋の雰囲気が出ています。
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ベッドルームですが、こちらも照明が暗めです。
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バスルームは照明も明るく、清潔で設備も新しい感じでした。シャワーもあって、温水がすぐに出てきました。現代的なホテル仕様と同じですので、バスルームは漁師小屋時代とは明らかに異なります。
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夕食には隣のレストランを利用しました。なかなか洒落た作りのレストランです。
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シーフード・フィッシュスープです。美味しい夕食でした。
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8月11日(金)Svolvaer → Narvik → Kirna (430 km)
朝食は、ホテル受付のある建物内でビュッフェ形式でした。食べ物種類も多く、新鮮な果物や野菜がたっぷりとあります。 -
窓際の席で、岩山と海を見ながらリッチな朝食を頂きました。
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朝食ビュッフェの席から見えた窓外の景色です。ロフォーテン諸島に来たことを印象付ける光景です。
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E10を北上しロフォーテン諸島入り口のTjeldsurd橋を渡り、最初に宿泊したホテルまで戻ってきました。この橋を渡るとノルウエー本土ですので、ロフォーテン諸島を後にすることになります。
Tjeldsund Bridge 建造物
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ドライブインレストランで少し休憩をして、つぎの目的地ナルビックを目指します。ここから90 kmで車で1時間半の距離です。
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ナルビックはノルウエー北部の交通の要所で、空港、港、鉄道の駅があります。第2次世界大戦では、ナチスドイツ軍に急襲、占領され、沢山の被害を受けています。当時の状況を展示説明した戦争博物館が街の中心部にあります。
これはナルビック教会です。 -
教会前は公園になっており、花壇も整備されていました。
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教会内部の様子です。比較的新しいので、戦後に再建されたと思われます。
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ナルビックの中心部にある戦争博物館です。
戦争博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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第二次世界大戦で、この地に関連した展示がなされていました。ナルビックの戦争体験を後世に伝えることが主要な目的であると思われます。
戦争博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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戦争当時使われた砲弾や武器、車などが展示されていました。
戦争博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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64隻の船が沈められ、8500人の人の命が失われ、86機の航空機が撃墜されたことが数字で示されていました。この地で激しい戦闘が繰り広げられたことが想像されます。
戦争博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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戦争博物館の近くの路上に展示されている彫像です。どこかの美術館で同じような作品を見た記憶があるのですが、美術館名も作者名も残念ながら思い出せません。
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ナルビック港です。この港からロフォーテン諸島へ沢山の船が出ています。
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ナルビックは北ノルウエーの交通(道路、鉄道、船)の要所で、空港もあります。ヨーロッパおよびスカンジナビア主要都市とのつながりを意識したと思われる標識が町中にありました。主要都市との距離が示されています。
標識最上にはナルビックは北極から2407kmであることが示されています。パリやウイーンまでナルビックから3000kmですので、北極の方が近いことが分かります。
我々は、これから北スエーデン、フィンランド、そして最北のノルウエーを目指します。次の目的地は、スエーデンのキルナでナルビックからの距離が178kmであることが標識に示されています。途中でノルウエー/スエーデンの国境超えとなります。
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この旅行記へのコメント (3)
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- ガルシアさん 2019/08/22 02:31:01
- 貴重な情報を頂き誠にありがとうございます
- AandMさん
貴重な情報を頂き誠にありがとうございます。 是非参考にさせて頂きます。
比較的気候が安定している8月前半でもあまり天気が良くなっかったのですね。
調べてみたところ沿岸の気候はアビスコなどの内陸側とはだいぶ異なっていて9-11月は特に天気があまり良くないようです。こればかりは天に祈るしかないですね。
レンタカーについて徹底的に調べたところ、AVISで9/15-21だとトロムソ空港またはナルヴィークまで20万円近くになり(乗り捨て料金が高い)、エヴァネス空港返却でも10万円オーバーでしたが、9/22までにすると不思議なことに4.8万円程度になったのでAVISに直接予約を入れるつもりです。
日本総代理店に問い合わせたところ国を跨ぐ場合は貸出日数x1000クローネかかるといわれヒヤッとしましたが、スカンジナビアの国に限っては免除されることが分かり一安心です。
一人旅には痛い出費ですが、バスや鉄道の本数が限られており、AnMさんが訪れたNasfjordやHenningsvaerへの立ち寄り、街はずれの宿に宿泊する場合はどうしてもレンタカーが必要なので致し方なしですね。
スピードオーバーと街中での駐車には気を付けます。私も以前ケープタウンから喜望峰へ遠征した時にバッチリ撮られており、1~2万円請求された記憶があります。
やはり絶景ドライブのハイライトはスヴォルバー~オー間なのですね。レイネ周辺で2泊、スヴォルバー周辺で1泊してアビスコへ向かう方向で調整してみます。Google Mapではスヴォルバー~アビスコは283km/4時間弱と出てきましたが、実際の走行時間は5時間程度、休憩や立ち寄りを含めると7-8時間を見ておけば良さそうでしょうか?
また、スヴォルバー~ナルヴィク間で良さげな食事処はありましたでしょうか?
因みに宿はどちらのサイトから予約されましたでしょうか?オフシーズンの為かEliassen RorbuerやAnker BryggeもBooking.comでは1名利用1泊1.5万円程度で出ていました。 ただ、Abisko Tourist stationの個室はBooking.comでは1泊1.5万円程度で出ていましたが、ホテルのサイトを覗いてみたら1万円弱だったので税金・サービス料
が含まれているのか再度確認してみようかと思います。
バタバタしており、下調べ及び準備が遅々として進んでおりませんが、引き続き相談に乗って頂けると大変ありがたいです。
以上宜しくお願い申し上げます。
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- ガルシアさん 2019/08/18 18:53:03
- 9/15-18 レンタカーでロフォーテン諸島を周遊予定です。
- 突然のメッセージ失礼致します。
9/13-23で吉祥航空+フィンエアーのトロムソ往復格安航空券を見つけた為、以前から気になっていたロフォーテン諸島(絶景ドライブ)とスウェーデンのアビスコ(紅葉トレッキングとオーロラ鑑賞)へ行きたくなり思わず衝動買いしてしまいました。
トロムソ~レクネス直行便を買い足し、レクネス空港でレンタカーを借りてトロムソ又はエバネス返却にして、下記のような旅程を考えています。
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9/15 WF817 TOS18:55-19:45LKN (Wideroeより直接購入1.7万円)
そのままLeknesで宿泊。又は夜道を頑張ってHamnoyまで移動。Eliassen Rorbuer泊?(1.6万円~)
9/16 天気が良ければ朝一でReinebringenに登頂。Reine散策後オーまでドライブしてランチ。Nusfjordに立ち寄り後Leknes周辺に宿泊。
9/17 Henningsvær・その他立ち寄り後、SvolvaerのAnker Brygge宿泊。(1.5万円~)
9/18 E10をひたすらドライブし、途中Narvik/Evanes空港で車を借りなおしてNarvik経由でAbiskoへ。
9/19-20 アビスコ周辺でオーロラと紅葉トレッキングを楽しむ
9/21 アビスコからエヴァネス(ナルヴィクから25㎞)からWF876 EVE16:00-16:35TOS(7,000円/未購入)
9/22 AY946 TOS11:30-14:25HEL
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そんな中AandMさんの旅行記を拝見しました。いきなり質問ばかりで大変恐縮ですが、現地情報(レンタカー・おすすめの見どころなど)をご教示頂ければ幸甚です。
デンマーク人を以てしてもノルウェーの物価は尋常でなく高いということで、アイスランド旅行時同様キッチン付きの宿に宿泊し自炊をメインに考えています。
-レンタカーもかなり高くつきそうで、先程海外レンタカー予約サイト(Rentalcars.com等)をチェックしてみましたが、AT車でレクネス空港9/15夜から9/21午後エヴァネス空港(Narvikの手前25km)又はトロムソ空港返却では20万円オーバー。2つに分けたところ何とか9/15レクネス空港~9/18エヴァネス空港=340ユーロ、9/18~21エヴァネス空港貸出・返却=300ユーロ程度がでてきました。
AandMさんはどちらの予約サイト(又は直接レンタカー会社)から手配されたのでしょうか? また、レンタル期間・おいくらぐらいかかったか等教えて頂けないでしょうか?
-3泊4日(実質3日間)でのお勧めおすすめ立ち寄り地及び宿泊地、特に景色の良かった区間がございましたら教えて下さい。
-実際持って行って役立ったもの・これは持って行けば良かったものなどがございましたら教えて下さい。
以上宜しくお願い致します。
- AandMさん からの返信 2019/08/18 22:04:40
- Re: 9/15-18 レンタカーでロフォーテン諸島を周遊予定です。
- ガルシアさん
旅行記をご覧頂きありがとう御座いました。ロフォーテン諸島は他に類を見ない素晴らしい景観です。印象は天候にも依存しますので、晴れればと願います。
レンタカー、ご指摘のように値段が高めです。我々はTKY→CPH→OSL→TOSの経路でSASでした。レンタカーはSASサイトで予約し、SIXTを利用しました。AT 車、Volvo, V60-Estateを8/7-8/16の10日間、保険フルカバー、カーナビ借用で650Euroでした。トロムソ空港の発、返却で同一場所だったので、この程度で済んだように思います。ロフォーテンも含めてスカンジナビア半島の道沿いに大きな町は殆どなく、車がトラブルにあった場合、簡単に手助けを頼めません。多少値段が高くてもしっかりした車を借りられた方が安全だろうと思います。
旅程でTOS→LKN航空便を利用されるのは、時間節約の点で正解と思います。トロムソからロフォーテン諸島入り口までの景色は大したことはありません。ロフォーテン諸島の半ばから先端までの部分(スボルバル~オー)をしっかり観光されるのが良いと思います。宿泊はレクネスよりはレイネ、スボルバルがお薦めです。レイネ周辺は景観が素晴らしいので、宿泊してじっくりと見学されるのが良いでしょう。天候に恵まれ「Reinebringenに登頂」が出来れば、最高の経験になろうと思います。スボルバルでAnker Brygge滞在を予定されているようですが、宿泊は印象に残ると思います。漁師小屋を利用したホテルで、近くに美味しいシーフード料理レストランもあります。我々は食と宿を堪能しました。Anker Brygge宿泊費は、2017/8で23k\でした。
車ドライブではレクネス~オー区間がロフォーテン諸島の最も美しい場所だろうと思います。主要道路から外れますが、NasfjordやHenningsvaerはぜひ訪れて下さい。混みあっていませんし、典型的なロフォーテン景観に巡り合えます。スボールバルとレクネスの間にあるバイキング博物館もお薦めです。時間が許せば立ち寄って見られるのも良かろうと思います。
ロフォーテン諸島訪問後にスエーデンのアビスコに行かれるようですが、我々もナルビークからキルナへの途中でアビスコを見学しました。大きな湖の畔に緑が多い公園のような広場がありました。人少なく家屋も多くなかったように思います。夜間は多分暗がりですので、オーロラ観察に向いた場所だろうと思います。
ロフォーテンおよびスエーデンでのレンタカードライブでは、スピードオーバーと町中での駐車にご注意下さい。道路沿いにスピード監視カメラが結構な頻度であったように思います。町中で駐車チケットを購入・表示しないで駐車すると、監視員が巡回していて違反切符を切ります。我々もトロムソで経験し、帰国後にレンタカー会社から請求書(約7k\)が届きました。
ロフォーテン諸島観光は天候依存性大ですが、晴れに恵まれ、ぜひ素晴らしい景観を堪能してきて下さい。
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