2017/10/10 - 2017/10/11
34位(同エリア97件中)
まるるさん
ミュンヘン駅からバスツアーに参加して、世界遺産のヴィ―ス教会・ノイシュヴァンシュタイン城・オーバーアマガウを回りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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早朝、ミュンヘン駅に集合、バスに乗り込んでまずはヴィ―ス教会へ向けて出発。
2時間くらい乗ったかな、最初は自力で行こうかと行っていたんですが遠かったため、バスツアーに参加。バスは乗っているだけだし、自分で考えなくてもいいし迷わないから楽ですね! さすが日本人というべきか私たちが付いた頃には既に全員揃っており、予定時間より早く出発。皆さん凄い。遅くてすみません。
バスツアーは現地ガイドさんが歴史などもお話してくださるのでありがたい。
今の時期は「ゴールデンオクトーバー」と呼ばれていて、こちらでは紅葉ではなく黄葉した葉っぱが太陽に照らされて金色に輝くからそう呼ばれているんだよ、とか色々教えて頂きました。 -
車窓から見ると「NISSAN」の文字が。日本車も頑張っています!
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どこまでものどか、のどかな田園風景。この人たちはお買い物、車必須ですね。
広い広い地平線まで続くような草原のなか、草を食べている羊や馬の姿を見ていると心がゆったりしてきます。
こちらの方は、例えば電車の中で道をふさいで荷物を上げ下ろししている人を見てもイライラせずただ待っておられるのに驚きました。日本人だったらもれなくイライラしているから、もしかして「こういう時はイライラしなきゃいけない」って思わせられてたんじゃ、とか。そして「自分が気を遣って生きているんだから、あなたも遣いなさいよ」という意識があるからかも、とか。
塩梅の問題だけど「自分も自由にやっているから、他の人も自由にしているんだし、少しくらいの不便は仕方がないか」って思う文化もあるんだなって。
日本は国土自体は大きいけれども山ばかりで住める場所が少ないから家も小さくなってしまってどうしても心が窮屈になってしまうのかもとか、色々考えさせられる旅でした。
そういえばロンドンでも渋滞の時、車内で本を読んでゆったり待っておられたり、一分一秒をきっちり守る文化は素晴らしいけれど、それはそれで失くしてしまっている、見えなくなっているものもあるのかもしれない。 -
広がる草原の中にヴィ―ス教会が見えてきました!
曇っているのか、まだ陽が昇り切っていないのか分かりませんがやや薄暗い。
原っぱにちょこんと立っている世界遺産の教会です。
「鞭うたれたキリスト像」が祀られています。
リアスすぎたため屋根裏に放置されていたキリスト像を、農家のおばさんが自費で礼拝堂を立て祀ったところ、像が涙を流し始め、それを聞いた人たちが祈りを捧げると次々と願いが叶ったり病が治り、ヨーロッパ中から信徒が訪れたというお話です。 -
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教会内ではパイプオルガンが鳴り響いていました。
ドレス姿の女性や神父さんかな、が奥から出てこられていたので練習されていたんだろうか。360度ぐるり。「天国への門」など壮大な絵画が描かれていて「ロココ建築の最高傑作」と言われる華やかな装飾に彩られています。天使の足など、2D絵画なのに3Dに見える細工もされていて見どころたっぷりです! -
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涙を流したと言われるキリスト像。たしかにとてもリアルです。
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ノイシュヴァンシュタイン城が見えてきました。
早く着いたので早めに入らせてもらえないかとガイドさんが交渉してくださったのですが、混んでいる日だったようでダメでした。チケット制で入場ゲートがあり、入場時間がきっちり決まっています(それで中の放送ガイド時間を合わせているのかな?)。
バスの中で、城を建てた王様のルートヴィッヒ2世のお話もしてくださいました。
若くして王様になったけれど教えられた帝王学が200年前の物で引きこもりに。湖の傍で精神科医と変死しているところを発見された。死因は色々な説があって、検討委員会も設置されたけれど、今でも原因不明。王様は先に殺されて全て知っている精神科医も後から殺された説が有力。
女嫌いで結婚せず、「魔法の食卓(エレベーターのような食卓)」で、歴代の王様と妄想の中で一緒にご飯を食べる空想好きな王様で、そのせいもあって精神病の王様などと言われる。何個も城を建築して国民が重税に苦しんだせいもあり、精神病ということにして引きずりおろしたかった。
幼馴染のエリザベートとも、妹を婚約破棄したため仲悪くなる。占いで「ルートヴィッヒは水、エリザベートは鉄、妹は火に気をつけろ」と言われたがそのとおり「湖で死亡、刺されて死亡、バザー中に皆を逃がし自分は顔が分からない位丸焦げで死亡」した。等々のお話がぎっしり。 -
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ルートヴィッヒ2世が小さなころに暮らした「ホーエンシュバンガウ城」。
こちらの中には入りませんでしたが、新しく建築した「ノイシュヴァンシュタイン城」の窓からもこのお城が見えます。建築の様子が確認できるようにとのことでした。 -
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入城には少し早かったので、湖へ。
白鳥の湖。
借金だらけで逃げ回っていたワーグナーを呼び寄せ借金を帳消しにし、「ローエングリン」「トリスタンとイゾルデ」など数々の有名なオペラを残す手伝いをしたことがルートヴィッヒの最大の功績と言われているらしい。
ちなみに私はオンラインゲームで「ローエングリン」というギルドに入っていました(どうでもいい)。 -
ノイシュヴァンシュタイン城に向けて歩いているうちに、素晴らしく眺めのいい場所へ。さっき見た湖もホーエンシュバンガウ城も、向こうのほうに住んでいる現代の人たちの家々も見渡せます。
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揺れる吊り橋を進むと、ノイシュヴァンシュタイン城が見えてきました!
シンデレラ城、ディズニーランドのお城のモデルになったといわれているそうですが、そんなに似ているかな?と思います(笑)。白いお城ということで繋がる兵庫県の姫路城とは友好協定も結んでいます! -
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吊り橋怖すぎ……。
目の前には素晴らしいお城、下を見ると濁流が……。
怖い怖いと言っているとガイドさんが「去年立て直したばかりだから大丈夫ですよ!」と言ってくれた。でももしかしたら不手際があって落ちるかもしれないしとまだ恐れている自分なのであった。 -
足元にところどころ隙間があって下の川が見えている。
2年前に行った四国の祖谷・かずら橋を思い出す光景。あの時も台風直後で大雨、濁流だったなあ。そんな時に奥祖谷に行く人もいないからか貸し切りでした。 -
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中は撮影禁止なので外観を下から。
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城見学の後、台所へ。
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日本語のオーディオガイドもあったので詳しく知ることが出来ました。
違う国を参考にした壁画やら(全部王様が選んだそう)、王様の寝室・ベッドなどなど豪華絢爛。最初は「お城いらないんじゃない」なんて言っていましたが行って良かったー! テンションが上がってなぜか売店でパズルを購入した自分。相方に「なんでパズル」と言われましたがほんとなんでだろう。またパズろう。
私が死んだら城を爆破してくれ、と言っていたのに死んですぐ公開された王様可哀想。でも重税をなんとかしなきゃいけないしね。
ガイドさんが「この先がバルコニーです」ってわざわざ言ってくださったのになぜか忘れて出てきてしまったのが後悔です。景色、良かったんだろうなあ。ま、また次回! -
お城からしばらく徒歩で降りてきて、自由時間。
お昼を食べられるレストランなど地図を渡してもらう。
日本語メニューのあるところや、出てくるのが早いお店など教えてもらいました。
馬車とレストラン両方は時間的に無理だからと言われていたので、
私たちは昼食はソーセージでいいから、と馬車に乗って帰ることに。 -
馬車の最前列に乗車。お馬さんのおしり。
出発前に水を飲ませてもらってました。
急な坂道を大変で、着いた時にはハアハアいってました、ごめんね;;
馬車は何台も行き来していて次々来るので、オフシーズンだったからかもしれないけど少し待てば乗れます。 -
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地元の高校生か、マラソンをやっていました
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晴れ渡る青空に映える真っ白なノイシュヴァンシュタイン城!
曇ってばかりの旅だったので、この日の青空は目に焼き付くようでした! -
そしてバスに乗り込み、1時間弱。
「オーバーアマガウ」の街へやってきました。
「0」の付く年、10年に1度、村人たちが受難劇をする街で、ヨーロッパ中から見に来るそう。この劇に出るために引っ越さない人もいるらしい。
ガイドさんのお知り合いが出産をした年に「赤ちゃんを抱いた村人」として出演→10年後に子どもが少年として出演→さらに10年後、大人になったので、ガイドさんが「キリスト役のオーディションを受けたら?」と言うと「息子は187センチだしはりつけにされた時に足が地面につくからダメだわ!」と言っていたそう(笑)。 -
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とっても可愛い街です!
お金のあるおうちは綺麗に自分の家をペインティングするそう。
通りに面していた家はほとんどこんな感じだったかな。時間がなかったので他は見れていませんが。 -
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分かりやすい形の「コフェル山」。オーバーアマガウの街のどこからでも見渡せる。頂上に巨大な十字架が立っていて、街を見守っています。
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ローテンブルクに本店もある、大変有名な「ケーテ・ウォルファルト」もこの街に支店があります! 私たちは翌日にローテンブルクに行く予定だったため中には入りませんでしたが(笑)今から思うと、ローテンとは違う品もあった気がする?
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有名だと言われているジェラート屋さんでアイスを食べました。
この日は暑くてタンクトップの人もいるくらい。アムステルダムの異常な寒さはなんだったんだ……。しかしこのアイスショップ、イタリア語だったしイタリアの店なのか? -
「バニラ」を頼みましたがレモン味。
注文の時に「ヴァッ!ニ~ラ!」と発音レッスンされる(笑)。英語ってむずかしい。 -
この劇場で受難劇をされるようです。プレミアチケットですね!
次の劇は3年後、2020年ですね! 日本がオリンピックに沸いている頃、この街も沸くんだなあ。 -
車窓から見た「赤ずきんの家」。ストーリーが壁に描かれています。
一瞬で過ぎ去ったので一瞬でパシャリ! ドイツ人の運転手さんが「後ろから車が来ていたから長く止まれなくてゴメンね!」と言っていました(笑)。 -
「ヘンゼルとグレーテルの家」。
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「リンダーホーフ城」へやってきました。
ルートヴィヒ2世のお父さんの家(引退後)。 -
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4人の石像がお城を支えています! 重そうだ。
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定刻に噴水が上がるということで、ツアーの皆で待ち構えることに。
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思ったよりどんどん上がっていきます! 迫力!
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行った場所のポストカードを部屋の壁に飾っているので、ここでもカードを買いました。
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リアル白鳥の湖。前はほかにもいたそうですが今では一羽だけ。
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相方が葉っぱを食べさせようとしてちょっとからかったために指をかまれてました(自業自得)。でも全然痛くないらしい。イケメン横顔が撮れました!
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職員の方か、ご飯をもらって一心不乱にバキュームのように食べる。
砂利も食べているようだけどお腹の中で仕わけられるのかな。 -
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本当に「ゴールデンオクトーバー」という、映画の中でよく見るような眺めにしばらくベンチに座ってのんびり。あまり人もいないのでゆったりできます。
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そしてまた数時間かけてミュンヘン駅に帰還!
日が暮れる中、途中、大雨に。疲れと真っ暗な車内に少し眠りました。
普段車酔いしないんですが疲労からかやや酔いそうに。そういえば行きに少し気分が悪くなられた方がおられたなあ。大丈夫だったようですが。海外旅行は無理をしてしまいますからね。
ただとっても充実したツアーでした! やはり日本語で色々歴史などを教えてもらえるのは有難い。お話を聞いた後に見ると違ったものに見えてくるもの。
ミュンヘンには8000人の日本人が住んでいて、ドイツで2番目に多久手日本人会もある、などのお話も聞きました。
ぎっしりつまった素敵なツアーでした、ガイドさんありがとう! -
帰ってきた足でスーパーへ。
昨日ラーメンが食べたくなって、駅地下のスーパーに行ったのですが売っていなかったので、今日は閉店ギリギリに別のスーパーへ。
入る所は百貨店みたいだったんですけど、地下にいくと大きなスーパー。
ありました! 日清など、並んでおりました。 -
オレンジジューススタンド、飲んでみたかった。
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知らない国のスーパーは、最初少し緊張しますね。
カゴから全部出して並べる。 -
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ミュンヘン駅構内のお寿司屋さんで購入した寿司をホテルと、焼きそばカップ麺、そして日本から持ってきたインスタント味噌汁を食べる。
もうこのときは相方もお腹を壊していて既に数日目にして日本食がかなり恋しくなっていた。
喜んで食べると、「何だこの寿司、刺身がポテトサラダに乗ってる!」と叫んだほどにぐにゃぐにゃなご飯。ロンドンの「ITSU」はパサパサ系だったけど、これほどではなかったぞ……。付属のソースも胡麻ドレッシングと、サルサソースみたいな感じで謎だしややがっかり。このへばりついているキュウリは、いらない(笑)。大量のそれほどからくないワサビ。どでかい魚型お醤油。異国の日本を味わいました!
明日はミュンヘンを出て、ロマンチック街道を北上し「ネルトリンゲン」と「ローテンブルク」を回ります!
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