2017/10/11 - 2017/10/11
33位(同エリア112件中)
まるるさん
朝、ミュンヘン中央駅から出発し、ネルトリンゲンへ。
隕石が落下してきた跡につくられたという不思議な街です。スピリチュアルな香り。「進撃の巨人」の舞台とも言われている城壁の街へ。
この日は、ミュンヘン→ネルトリンゲン→ローテンブルクと電車で北上して行ったので半日観光でしたが、押さえ所はおさえられたので満足です! ネルトリンゲン、可愛い街だった! ローテンブルクはとても観光地化されているけれど、それがないぶん穏やかでゆるやかに時が流れていてのんびりした街でした。
現代の建物は壁の外にしかなく、中世のまま、そのままの形の家で生きている。旅の終盤にケルンの現代的な街を周りながら、このネルトリンゲンやローテンブルクのオレンジ屋根を懐かしく思い返すのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
バイエルンチケットを購入したため、この朝はのんびり9時過ぎにホテルを出発し、ミュンヘン中央駅で、まだ食べていなかったミュンヘン名物・白ソーセージを購入。
ネルトリンゲンまではDonauworth乗り換えで、2時間くらい。数時間の電車の旅も毎日のような感じなのでそれほど長いとは感じなくなってきました。しかしドイツの駅には改札がないな。オランダにはあったのに(こちらも切符を買わなくても入れる謎の改札だったけど)。長距離意外だと切符チェックもないところもあったし、結構ざっくりしてるなと思いました(笑) -
固い食べ物だらけのドイツですが、このソーセージは柔らかくて美味しかった!
午前中しか販売していないという情報もありますが本当なのでしょうか。
最初、皿にマスタードと一緒に出してくれたのですが「電車の中で食べたいんです!」と言うとアルミの持ち帰り用皿に入れなおしてくれたのでした。ありがとう!のんびり広がる野原を眺めながら食べる白ソーセージはとっても美味でした♪ -
どこまでも、どこまでも。地平線の向こうまで続く道。
数か月前に北海道を回りましたが、また少し違う光景。地平線まで広がる広い広い原っぱのなか、ところどころにお地蔵様のかわりにマリア様が祀られているのが日本とは違うようで、でも心は同じなんだなあと感じる瞬間でした。 -
ネルトリンゲン駅について、コロコロを引きずり、10分くらい歩いたかな、門が見えてきました!
ちょうどテレビの撮影中、門前でインタビューを受けた男性がお話をされていて(もしかしたら教授とかかもしれない)、私たちが門の前で写真を撮っていたらスタッフの方が優しい眼差しをこちらに注いでくれていました。
マドリードのガウディ関係のところでも外国人観光客だとかでカメラを回されたことがあったなあ。ネルトリンゲンの人たちは優しいです! -
-
可愛い町並み! インフォメーションセンターでコロコロなど大荷物を預かって頂けました。ちょうど事務所の中でお姉さんが「そこらへんに置いておいて~」って言ってくださって、あ~田舎的なあたたかな優しさ…と実家を思い出す私。
-
ネルトリンゲン市街地図。市庁舎の壁に貼ってありました
-
そこらへんをうろうろしていたら11時半頃に。一番にやってきたゲオルク教会の塔に上ることに。
-
螺旋階段、普通の階段をのぼりのぼって上へ、上へ。目が回る! ここもルクセンブルクのボックの砲台に似ているのでボックボックと言いながら上へ。ヨーロッパはやはり階段が多いなー! 毎日こんな感じで旅行続きで体力が落ちているのもあってやや息切れしながら上を目指す。360段くらいありました。エレベータはもちろんあるわけはない。
-
まさかの鐘の横に来た時に正午の鐘が鳴りだすという大惨事、いや幸運なのか、大音量に耳が割れそうになって両耳を塞ぎながら階段を上るのだけど、少しくらいのぼったって音は全然変わらない。しかしヨーロッパにいるのだなあ、と実感する街の空に鳴り響く鐘の音。今、この街の人たちみんながこの同じ鐘の音を聞いているのだなあと思うと心がほんわかするのでした。しかし耳は痛い。
-
頂上までたどりつくと、受付のおじちゃんと猫ちゃんが! 職員のヴェンデルシュタインちゃんです!
撫でているとおじちゃんがこちらも優しいまなざし。そして撫でてくれと言わんばかりにお尻などを押し付けてくるヴェンデルシュタイン。相方が猫大好きでずっと撫でていたら嬉しそうにゴロゴロ言っていました。
後でおりてきて記念ノートを書いたのですが、私が書いていると隣にスタッと降りてきて手元を覗き込んでくるさまは猫好き狂喜乱舞の可愛さ。壁にヴェンデルシュタインの掲載された切り抜き記事が貼ってありました。毎日、猫ちゃんは登って出勤するようです。あの360段をのぼりおり。すごい! -
上までのぼると開ける視界、吹き抜ける風。か、風が冷たい……!
じっと見ているとここに本当に人が住んでいるのかな?と疑うようなただの箱庭に見えてきました。可愛すぎる家々。屋根が剥げ散らかされていてもいいようなものなのに、綺麗に赤いペンキが塗られた屋根。定期的に塗りなおされてるんだろうな。小さな窓がたくさん付いていて、ミニチュアみたい。
しっかり「心臓を捧げよ!」してきました(笑) 本当に風をきって立体起動で空が飛べそうな気分になる場所でした。進撃の巨人にしては可愛いすぎる街かも?! 「中世の真珠」と言われるだけはあります! 隕石が落ちた跡にできた街と言うだけあって綺麗に円形です。 -
-
-
-
-
塔からおりて下の教会も見学しようとしたら12時まででギリギリ入れなかったので、先にランチしようとレストランを探しながらぶらぶら。
-
-
-
-
-
-
ブログを拝見して、教会の隣にある「Alte Wache」にしました。
掲載されている写真を見せて、これありますか?って聞いたらないと言われたので(涙)、店員さんのおすすめを聞いて肉と魚をそれぞれ注文しました♪ 高級感のあるお店で、海外の店員さんってチケットを投げて渡したり笑顔のない人もいるけど、このお店は接客態度バッチリ! -
-
おすすめのお肉。ドイツに来て一番美味しかった! 愛情のこもった「料理」と言える料理でした。相方がお腹を壊していたのですが白身のお魚もあたたかな優しい味で、添えられたザワークラウトの味で体も癒されたのでした。あたたかな柔らかいご飯ってこんなに美味しいんだね(;_;)2人で4500円ちょっとだったので若干高いランチですけど(笑)凄く満足しました!
-
城壁の形がかたつむりにそっくり!
-
白い建物が市庁舎。
奥が荷物を預かってもらったインフォメーションセンター(観光案内所)です。 -
-
-
-
この日は珍しく晴れ!だったので市庁舎と青空のコントラストがはえますね!
-
市庁舎の中に飾ってあった壁画
-
ランチしたり市庁舎を覗いていたりするとよい時間になったので、再度ゲオルク教会へ。
-
-
-
-
-
城壁をぐるぐる回ってみました! 壁の外も覗けます。中世のまま残っている城壁。この写真では壁ですが左側から民家が見下ろせるんです。
-
壁の中から覗くと庭の手入れをされている様子が。広いお庭! 覗いてしまいました。
-
野生のリスが駆け抜けていって、木の上にかけのぼってからこちらを見下ろしていました。日本のと少し違ってドイツリスは尻尾がふさふさだなー!
-
民家の前には、まだ火を起こすのに木を使われているらしく薪がたくさん。
-
静かでとてものどかな素敵な街です。
住むとしたら、ある意味、今回の旅の中で一番といえるくらい気に入った街かもしれない。後で行くビュルツブルクも地元に似ていて気に入りましたが。
おとぎ話そのままの街で絵本に出てきそうだし、人の気配がこのあたりからはあまりしなかったので本当に物語の中に入ってしまったんじゃあ、と心配になるくらい別の時間が流れていました。 -
ピンクや黄色やと小人が住んでいそうな可愛すぎる街並み。
-
-
-
こちらでは日本ではあまり見かけない犬種がお散歩していますね
-
-
-
-
-
-
市庁舎壁の地図をボーっと眺めていたら急に背後から「ヤポン(日本人)?! ヤポンなのか?!」と松岡修造ばりの元気な声が降ってきました。肯定すると「わあ!やっぱり!ヤポン!ヤポンだ!!」とかなりのはしゃぎっぷりのおじちゃんが。
自分も日本に行ったことがあるらしく、東京を回ったよ!と言ってこられて出身地を聞かれたのですが「京都です」と言うと、一瞬間があって「ああ、議定書!議定書だよね!環境の!」と京都議定書の話に。外国の人はあまり京都を知らないらしい、もっと頑張ろう京都(泣)。でもはしゃぎは健在で「たくさん回って楽しんでいってね!」と最後まで手を振って去って行かれました。隣の娘さんのテンションがかなりクールでギャップを感じました(笑)。ヤポンで良かった。 -
半日だけの観光でしたが小さな街だったのでこの街の雰囲気、魅力は大体つかめました。日本人に数人出会いましたがアジア人がほぼいなかったので、街の方も観光客だとみるとあたたかな眼差しを向けてくださるので有難かったです。「進撃の巨人」の影響で日本人観光客がだいぶ増えたんだろうなあ。この街を立体起動装置で飛んだら殺伐とせず気分爽快になれそうな気がする!
-
駅までコロコロをひきずりながら急いで戻る。
-
出発10分前になんとか間に合ってネルトリンゲン駅へ。小さな駅でした。スーツケースが入るロッカーがないのでひきずっていくしかなかった。
しかし心は温かな気持ち。ありがとう。 -
-
ネルトリンゲンから「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」を目指して電車に乗り込み。3回乗り換えなくてはならないし乗り換え時間も数分しかないので、ここが一番ドキドキしました。
次は、メルヘンの街、ローテンブルクです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まるるさんの関連旅行記
ネルトリンゲン(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57