北大東島旅行

2017/04/20 - 2017/04/21

北大東島で1泊2日

エリア 北大東・南大東島(沖縄)

北大東島と南大東島には那覇空港からプロペラ機に乗って向かいます。

ＲＡＣ（琉球エアコミューター）

北大東島に行く前に南大東島で乗り継ぎです。

わざわざ降りて乗り直し。座席も変わるからねぇ。

あーあ、雨が降ってきたよ。

パパっと飛んで北大東島に到着。

荷物を受け取ります。さすがにターミナルも小さい。
ターミナルの二階には土産物売り場もあります。

宿泊施設の「ハマユウ荘」の送迎車に乗り込みます。
北大東島には宿泊施設が２つしかないっぽい。

ハマユウ荘玄関。
大東島は八丈島の人が開拓いたので「めんそーれ」ではなく「おじゃりやれ」

ハマユウ荘に着くと早速観光を始めます。
1泊2日で時間がなさすぎる。急げ！

まずはハマユウ荘の展望台から景色を眺めよう。
大雨で全然景色がよくない。

やばいな。観光できるような雨量ではない。
でも、少し散策に出よう。

とりあえず、レインコートを着て宿を出て東へ行き、ＪＡの売店の商品をチェック。

マッサージもやっているようです。

次は西に行きます。
数少ない観光場所の燐鉱石貯蔵庫跡を目指します。
雨が強くてただひたすら厳しい。

旧魚市場。
その割には自販機もあるから使われている施設っぽい。

燐鉱石貯蔵庫跡。

文化財の保護というけど、野ざらしのこの施設は今後どこまで保護できるのか。難しい課題。

かなり崩れてきてますね。

燐鉱石採掘で栄えたのですが、戦後機械を導入するとそれまでの手作業と比べて品位が落ちたことから廃れたそうです。
機械を導入しなくても大量生産できなくてやっぱり駄目だったでしょうけど。

こっちの穴はまだまだそれほど崩れていない。

燐鉱石貯蔵庫跡のすぐとなりは北大東島の主要港の西港です。

天気が悪いときに港に行くもんじゃない。

ビビりだから岸壁には近づけない。ここで引き返そう。

西港の南側は燐鉱石貯蔵庫跡だったけど、北側のこのあたりはいったいなんだ？
雨が強くて行くことはできず。

金刀比羅神社かぁ。
ちょっと寄ってみるか。もうびしょ濡れできついけどついでだし。

階段をのぼると社殿があります。

土俵もあるけど俵もないし使っているのか？
お祭りの奉納相撲とかする場所かな。

帰ろう。
サトウキビ畑も水浸しか。
でも、このころは実は全然雨が降っていなくて、干害が心配されてたので恵みの雨だったみたいです。

なんとか宿に帰りました。
あ～あびしょ濡れで南の島だけど寒い！

とりあえず、夕食を食べます。
ハマユウ荘にはちゃんと食堂も完備。

食堂はスッキリしたつくりで清潔。

飲み物はセルフ。

大東名物の」月桃茶もあります。

メニュー。島寿司が無いじゃん。
諸事情によって休止中とのこと。

ここは北大東島特産品のじゃが麺を注文。
沖縄そばのじゃが麺バージョンってところでしょうか。

部屋は洋式水洗トイレとシャワー完備ですが、大浴場もあります。
体が冷えたので大浴場で温まりました。
よるのハマユウ荘。
フロントは24時間開いています。
Wi-Fiはフロントでのみ使えます。

ハマユウ荘の展望台から夜の北大東島。
灯台の光が一際目立ちます。

翌朝の朝食。

雨はまだ降っていますが、小雨になってきました。

民俗資料館を予約しましたが、開館まで時間がありますので小雨ですので散策します。

南北大東島はどこもかしこも畑ですね。

小学校＋幼稚園

観光案内所もあります。

村の規模の割に立派です。
南北大東島は沖縄県の中でも比較的豊かなほうらしいです。
やはりさとうきびは国策作物。規模の大きな農家が多いようですし、
さとうきびに特化したこともあって、うまくいっているのでしょう。

天然記念物中野ビロウ

中野のビロウ林。
南北大東島は開拓される前はビロウが群生していたようですが、特に北大東島ではほとんど残っていませんが、それがまだ小規模ながら残っているのがここです。

大東宮にもきました。

社殿はこじんまり。

総合運動公園。
さすがに誰もいないか。

人はおらずとも鳥がいました。

民俗資料館は予約制です。
前日にハマユウ荘のフロント係に予約をお願いすると、村役場に連絡をしてくれます。
開館時間になったので小雨が降っていますが向かいます。
場所はハマユウ荘の目と鼻の先。

私のほかに男二人組が来ました。
資料館は写真撮影禁止です。

民俗資料館の開館時間は午前9時から午前10時まで。
閉館時間になりましたがまだ小雨が降っています。
他の2人も雨が降っているからどこもいけねぇなぁってことだったのですが、なんと地元の方が少し案内してくれることに。3人でお世話になります。
せっかく観光に来てもらったのにどこも行けないなんて駄目っていうことで、本当にありがたい。

上陸公園へ。

開拓団が初めて上陸した場所で、昔は港として使われていたそうです。

上陸公園には東屋がありますので、海を眺めながらのんびりするのも良さそうです。

開拓百周年記念碑。

海際には昔の積み出し用レール跡。

次は沖縄最東端の碑へ。

こっちが本体。

では、中央のこいつはなんだ。

沖縄最東端の碑の下には沖縄海という岩をくりぬいて作った海水浴場。
さすがに波が強くて泳げる状態じゃない。

養殖研究所を見学へ。

立派な施設。
ここでは今は特にアワビの養殖に力を入れているとのこと。
色々と説明をしてもらいました。
アワビの要職も当初は全滅続きだったけど、最近ようやく成長させられるようになってきたそうです。
さすがに内部は写真撮影できず。

いろんな補助金を活用して村の負担はほとんどないらしい。

福祉会館みたいなところに移動して

喫茶ひまわりでお昼ご飯。

メニューは色々ありますが、北大東島らしいものはないな。

おすすめメニューあり。

ということで、沖縄らしく沖縄そば。

もう一人はハンバーグカレー。

さらにもう一人は野菜カレー。

ハマユウ荘に戻ってきました。
もうすぐ空港へ送ってもらう時間です。

午後になると少し天気が回復。
これから南大東島に渡って観光の予定ですので、助かります。

空港に送ってもらって飛行機を待ちます。

きたー。

雨の中での1泊でしたが、何とか主要なところを見ることはできて良かったです。

さようなら北大東島。