2015/09/11 - 2015/09/13
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ザリガニ大王さん
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幾度か北海道新幹線が開通する前にして、「北東北ふりーきっぷ(かっては、みちのくふりーきっぷ)」で東北をウロウロしました。最初のきっかけは2010年の三陸鉄道北線の一人旅。2012年に連れを誘って十和田湖、盛岡を回った際に、緑の窓口で渡されたこのフリー切符。そのあとの、数度にわたる北東北フリー切符の旅で印象深かったのが秋田内陸縦貫鉄道と小坂レールパーク、そして盛岡の居酒屋『炭焼き おばちゃん』でした。第2巻にはいよいよ「おばちゃん」の登場です。(既に、「最初は読めなかった左沢編」に登場しています。)
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北上線に乗車してからの続きです。
写真は小坂レールパーク。解説が少なかったように思います。もっとじっくり見たかったのですが。 -
北上線相野々駅。
ここから、発車間際に変な人が乗ってきました。長いグランドコートに武田鉄矢のような長い髪、長靴を履いてビニール傘を持っています。眉毛はほとんどなく、ちょび髭を生やしています。 -
おまけに私の隣のボックスに座りました。髪はなぜか濡れています。風呂上がりなのかな。この近くに温泉があるのでしょうか。でもなんで傘。今日は朝から晴天です。良くみると、頭頂部が少し薄くちっちゃなお皿を乗っけたようになってます。まさかね…。
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このひとは、忍者のドロンの時のように両手の指を組みます。そして、その指をまっすぐ前に出します。あぁ、剣道か。と思っていると指先をピクッ、ピクッとあげます。そしてニッタリするのです。もしかして釣り?。この動作を時折繰り返します。
私が見ていたのに気付いたのか、こちら(横)を見てニッコリします。慌てて、私、目を逸らします。思い切って、後ろのボックス席が空いていたのでズレました。 -
上の橋は秋田自動車道。ほっとゆだ駅近くです。
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この前の席にヤツはいます。
ほっとゆだ駅 駅
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ほっとゆだ駅です。
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錦秋湖って知りませんでした。こんな素敵なとこを知ることが出来てうれしい。
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それにしても隣の奴が気になります。どこまで乗っていたのか忘れましたが、北上の手前で降りました。
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北上駅前広場にあった牧水の歌碑。「幾山川、越え去りゆかば…」は我ら旅人の歌とすれば結構ですが、やはりノンベェの私は「しらたまの歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり』が好きです。でも、牧水と白秋って何時もごっちゃになります。聞けば早稲田で同級生とか。でもそれが素因で混同するとは思えないし、なぜなのか不思議です。
北上駅 駅
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北上の街に日は沈む。
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北上駅も改装中でした。
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これは北上の伝統芸能「鬼剣舞」でしょう。
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展勝地。そのうちに行きたいと思います。
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ビューと架線に火花を飛ばしながら行く新幹線。しびれます。北上線の悪夢のような人物を忘れさせてくれます。
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盛岡についてホテルのチェックインを済ますと、食べログで調べた居酒屋さんに向かいます。お店は分かりづらい所にあり、ちょっと迷いました。お店に入ると、カウンターの中にかなり大きめの方が居ました。詳細は、食べログ写真でご確認下さい。(https://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3003196/dtlphotolst/3/smp2/)
私が気にいったのは、お店に貼ってあった写真のポスターです。 -
カウンターにおばあちゃんが座っています。一瞬、お客さん?と思いましたが、これが噂の「おばちゃん」と気づきます。(食べログ写真に写ってました)
このお店、特にメニューは無くネタケースに入っているものを頼みます。「このお店に来たら、おいしいものが戴けると聞いてやってまいりました!!」付出しとニ、三つ戴いて、いつもの芸をやります。いきなり立ち上がり、自分の足元を探します。「なんか、おとしたか。」とおばちゃん。「ええ、あまりおいしいのでホッペタが落ちたかと思って。」と私。カウンターの中の大きい方はフンと鼻で笑ってましたが、オバチャンには多少受けたようです。それまでは料理や酒はカウンターの中の大きな方がやってましたが、オバチャンが料理を作ってくれる事になりました。おばちゃんはサンマの刺身、炭焼き、下ろした骨も炭焼きに料理してくれました。抜群においしく、酒が進みます。 -
伺えば、干支が私より二回り上。私はオバチャンの東京にいる息子と同年だそうです。ご子息よりは愛想がいいとのお褒めを頂きました。私、益々絶好調です。
この後、帰り道で冷麺を頂きましたが余分だった気がします。 -
04:30にホテルをチェックアウトし、花輪線に乗りに盛岡駅に向かいます。
花輪線の始発である好摩まではIRGいわて銀河鉄道なので、銀河鉄道盛岡駅に来たらこのような看板が。つまり、花輪線はJRなので盛岡から好摩間も含めてJRが運行するのね。時刻表の謎が少し解けます。 -
自由通路は人がいません。当たり前か、まだ5時前です。
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はい、待ちます。
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04:55より少し過ぎて開札が開き、ホームに向かいます。
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キハ100系。東北はこれですよね。
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先頭車に乗り込ます。列車はガラガラですが、隣のボックスに黒の細身のパンツに黒の長袖でUネックのティシャツを着た、キリッとした年増のお姉さんが座りました。オールで遊んでいたようには見えませんが、列車が動き出すと窓に頭を預けて眠り始めます。いやー、それが色っぽいこと。隣りが気になって仕方がありません。
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列車は、時刻表の停車時間から推測の通り、好摩からそのまま花輪線に乗り込みました。最初、いわて銀河鉄道から乗り換えるのに、時間が無いなと思っていたのですよ。これなら納得ですが、列車番号の変更が解りません。あっ、さっきのお姉さんは渋民ぐらいで降りました。残念です。
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これって姫神山だと思うんですよ。石川啄木の「ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな」に読まれている山は岩木山でなく、この姫神山との説もあると聞きます。形の良い目立つ山ですよね。
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鹿角花輪駅。構内踏切が見事でした。
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十和田南駅。スイッチバックと列車交換を行いました。
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大館駅につきました。やはり一押しはハチ公。遠目では「はちじゅうこう」ってなんだと見ながら来ました。彼の故郷です。
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昨夜は調子にのり過ぎで、少し胃が持たれております。
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普通、大館駅といえば、こちらの鳥めしを召上るのが本筋。しかし、筋違いが好きな私は別の店を調査済みです。
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駅から少し歩いて、秋北バスのターミナルにある秋北食堂。08:00から営業とのこと。そんなに人はいないだろうと踏んでいったら、結構な人。バスに乗るためでなく通勤途中に車で寄ってる感じの人とか、自転車で来たご近所感の色濃いお年寄りとか。人が多く、中の写真は取りづらくて写してません。(尚、現在は08:30に開店時間が変更になったようです。)
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バス待合室側から扉越しに少し撮影。天ぷらそばと卵を頼みました。味は濃いめ。定食もあったので、そちらの方が良かったかな。お値段はお安い設定だったと思います。きっと、バスの運転手さん達の社員食堂的位置づけなんだと思いますが、皆さん元気よく働いておられて気持ちよかったです。この後、近くのレンタカー屋さんで車を借りて目的地に向かいます。バスしか移動手段の無い小坂レールパークです。
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秋田自動車道で小坂に向かいます。途中の出来たばかりらしいサービスエリア(トイレ)に寄りました。
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中にはポスターが貼ってありました。
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はいっ。じっくりと、人生の道案内もお願いし、たっぷりと、おもてなして戴きたいと思います。
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綺麗なトイレでした。
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小坂レールパークに着きました。もっと迷うかと思ったら、いつの間にか踏切前に来てました。駐車スペースにあまり車が止まってません。日曜なのにお客は少ないか。
大館駅 駅
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この近辺は、見るところが狭い範囲にぎっしりで、子供のころのお正月特大号(付録が沢山)を買った時の気分です。
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ここで入場券を購入します。硬券です。窓口で売っていた人が改札に走ってきて入鋏してくれました。昔の時刻表などが貼ってあります。なにか大掛かりな鉄道ゴッコの感じです。
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補修とか作成もされているようです。
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今はCADなどで日数を掛けずに製図できますが、この頃は大変だったろうなと思います。途中でボッタリとインクが落ちたら悲惨です。マンガなどはホワイトと呼ばれる修正液で消してましたが、これはそうはいかない。
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緑色ですが、形はキ100系ですよね。
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タブレットの受け。子供のころ、駅でこれを見るのが楽しみというか、一寸した憧れでしたね。重量感のある蒸気機関車がタブレットの輪をこれに引掛けて走っていきます。グルグルの所を勢いがついたタブレットが回っていきます。一度やってみたかった。
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宿泊できると聞いてたのですが、この近くには居酒屋さんも少ないようですし、シャワーのみと聞いたのでやめました。
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停まってる寝台車に泊まったってつまんねぇいや、と強がりを言っておきます。
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もっとゆっくりと見たかったのですが、康楽館や小坂鉱山事務所も見たいし、弘前で観光もしたいし。
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康楽館を見に行きます。芝居の幟が立ち並んでいます。
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あれま、本日は公演があるので一部見学ができません。それに人が押しかけていて、見学の雰囲気ではありません。楽しみにしていたのに。明治43年に作られた建物で国の重要文化財になっています。これと小坂鉱山事務所は、bSプレミアム火野正平「日本縦断こころ旅」2014年7月4日放送の中で出てきました。その時、近くに小坂レールパークのあるのも知り、虎視眈々と機会を狙っていたのです。ニャー。ここでおそばを食べようと思っていたのに。ショボン。
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がっかりしてたら雨が強くなってきました。周りは少し広い公園の様。
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小坂鉱山事務所を見ることにします。
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左手に曲がって
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門鑑詰所と書いてありました。門鑑とは守衛さんの様な者らしいです。お会いしたことが無いので良く解りません。
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「聖園マリア園」を先に見学。
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でも中には入れませんでした。
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「こんな土砂降りの雨の中にいたら風を引きますよ。早くおうちにお入りなさい。そこのオッサンもはよ帰りぃ。」
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屋根の折返しが凝ってます。
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小坂鉱山事務所に入ると映写機がありました。
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こんなマークがついてます。
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二階から康楽館方向を見ます。表紙の像が見えます。
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所長室とか。
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建物は見ごたえがありました。中には歴史などの資料も多数展示。
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このチロリ。自分のお土産に買うかどうか随分と迷いました。ドウだけに…。
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弘前に車で行く途中、大鰐温泉に寄ります。鰐カムという施設。風呂に入る前に名物「もやしラーメン」を食べようととしたら「今日は入荷が無かったのでありません。」とのこと。またもや残念です。
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ここでも雨が降って来ました。歓迎されてないんじゃないのかー。
弘前について車を返す前に観光をしようと思ったのですが、雨が強くなってきたので取り止めて予定より早く車返却。一列車早く新青森へ向かいます。新青森駅の日本酒試飲自動販売機でちっちゃい紙コップに100円で日本酒を飲み、心を温めてから北海道に帰りました。
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