芸術、ラーメン、スイーツで巡る京都。2017夏。其の弐

2017/07/20 - 2017/07/21

始まりは1枚のポスターから。

技を極める
～ヴァンクリーフ&アーペル　ハイジュエリーと日本の工芸～

世界的ジュエラー
×
幕末から明治、日本の職人技術が最高潮に達した時期の工芸作品が共演！
後にも先にも、無いかもしれない。

仕事は、繁忙期。
どうにか休みを２日間もぎ取り、京都へ向かう。
　　　　

エリア 京都

目が覚めた。
６時くらい？
　　３時！？
神経が高ぶっているのを自覚。
あと２時間寝よう…

今度は５時。
さて、今朝は…京都でやってみたかった朝ラーメン！

ホステルから5分で到着、第一旭。

いつもは行列だけど、さすが朝一。
すぐに店内へ。

じゃんっ☆

昨夜の一杯とは打って変わって、黒っぽいスープ。深ーい醤油味。
見た目、かなり油っこい様子ですが、案外さっぱりしている印象。
都内で醤油豚骨系を食べる方が重たいかも…

京都のラーメン史に触れられたようで、嬉しい気持ちで店を後にします♪



今度は東寺へ。
バスもあるけど、町中楽しみたいし、歩こう。

ちょうど21日！
毎月21日に開かれる弘法市で賑わっているはず…

昨日よりは曇空だけど、天気は持ちそう。

東寺が見えてきた。
境内に入るのは、修学旅行以来かな…

昨日は睡蓮、
今日は蓮　(*´∇｀*)

五重塔と蓮の花

渋い美しさ、、、

弘法市は情報によれば、朝５時から夕方16時くらいまで開かれるよう。
現在８時。
まだ準備中のお店も多い、、、

国宝の境内で市場を開催とは、京都はさすが古の都…懐が深いなぁ！

京都の北山杉のテント。
すごーく上品なおじいちゃん、木について講義をしてくれた♪
山を持っていて、ご自分でこのグレーに染める方法を編み出したそう！

気に入った形のモノを購入、微妙に重いけど、宇治まで一緒に旅する仲間(？)
今はアクセサリーを乗せたりしてインテリアとして活躍してます♪

段々と賑わってきました♪

東京ではあまり見ないものも

宝箱をひっくり返したかのような大騒ぎに、心が弾む。

古い着物をがま口バッグに加工するお店。
人気のようで、リピーターが大勢☆

ちょっとだけ、怪しい空模様を見ないフリ…
( *´艸｀)

何か目が合うモノはあるかな～

犬の絵柄の盃をお買い上げ♪♪

物欲にまみれていると、ふと視界に五重塔が！

それにしても、夏の京都のまとわりつく暑さよ…！

かき氷☆

砂漠でオアシス！

ピーチのかき氷は、初めて。



元気を振り絞って、もう一歩き、、、

ここはおばあちゃん達に人気のよう✨

この混沌から、盃と目が合った！
今日は盃DAY か？！

手前のモノ。
梅の枝にいる鶯が丁寧に描かれている。

４つセットと言われたが、１つで販売してもらえた♪
金色に輝いている～♪

荘厳…！

色んな角度からv

この3時間ほどで、盃を4つゲット☆

(気に入ったら、即　が信条とはいえ４つは多い気も…)

でも帰宅したらやっぱり思う。
買って良かった(o´ｴ｀o)b

そろそろ11時。

宇治へ出発しよう。

まずランチ。
こじんまりしたイタリアンへ…

前菜がっつり♪

お皿が小さいのではなく、量がモリモリなのです。

パスタはまぁまぁ。
前菜、凄かった☆
カボチャのプリンなんて珍しくって！


こちら夫婦で営業されているのですが、奥様がびっくりするほど無愛想。(汗)
席の脇にコンセントがあり、充電できますか…？と恐る恐る聞いたときの表情。
駄目です！　　その時だけ無表情が崩れた。怖かった………
味よりも鮮明な記憶に…(-∀-`; )

言い方って大切だな、と我が身を振り返る…




気を取り直して、今日のメイン、平等院へっ！！

いざ、初めての平等院へ！！！！！
入るなりびっくり(☆∀☆)

本当に、この世の楽園、、、

建てられた11世紀は末法思想が流行して、貴族たちは自分が救われる為に阿弥陀如来を祀ったという。
藤原氏のための、極楽浄土、、、

鳳凰堂は別料金。
ハイシーズンはすぐ定員になるという。
平日で良かった…

阿弥陀座像と、それを囲む雲中如来たち。
こんなに美しいものが、平安時代に作られていたこと、、、

伽藍の細やかな箇所まで、職人の技が駆使されているのが見てとれる。
この見学は説明する担当者と共に入って、およそ15分。
見とれていたら。あっという間に終わってしまう…

心が静かになっていく…

涼やかに咲く、白

夏に来て良かった、と思わせてくれる。

こんなに綺麗なピンク色、衝撃的。

見事な百日紅！

最高のお庭、存分に堪能ー！

さて、ミュージアムに向かいます♪




入口付近のスクリーンでは、平安時代にはこうだった！…的な興味深い映像が流れており、当時はだいぶ華美だったんだな、と感慨深い。
時間がないのか、見ないで先に進む人が多いように見えたが、ここは面白いので足を止めるが吉☆

鳳凰！
(実際には鳳凰のみ展示)
1羽は修復中とかで、対ではなかった…

お約束の、10000円札との見比べ！
空想上の生き物なのに、その目力や尾の先までみなぎっている力に圧倒されてしまう。
鋭い爪の先まで、精巧。そして後ろ姿も確認できる楽しさ。
本来は鳳凰堂の屋根にいたのだから、ここまで傍で見るものでは無かった筈。
それなのに…
見えないところにも全く手を抜かない。
平安職人のプライド、素敵だ。

雲中童子たち！！！！！
鳳凰堂の中のレプリカを遠目で見た後なので近くで見られることに、まず興奮☆

それから重要な飾りかた。
レイアウトひとつで残念なキモチになる美術館、博物館もあるけれど、ここの部屋は、パーフェクト。

仕草やお顔を見比べたり、近くで見たり、離れて全体像を眺めてみたり。
本当に楽しい部屋。

そして見逃せないのはミュージアムショップ。


雲中童子グッズが沢山！
彼らの手にする楽器を木製で作ったストラップにトランプまで置いてある。
いい意味で普通ではないラインナップに、平等院の遊び心を見た気持ち☆


旅行鞄に忍ばせるのにいいかと、エコバッグ購入。雲中童子のシルエットがプリントされていて、海外で使う時に　ニヤリ　としてしまうだろうなv

さて、心の栄養の後は！
宇治に来たら行かない訳には行かない、上林さんでお茶を買って、(16代目のエンドレストークはご愛嬌)
それから中村藤吉本店へ～(*´・ω-)b

平等院に来る途中覗いたら激コミだったけれど、既に夕方近く。行列は短くなっていた。

フォトジェニック、、、！と思わずにはいられないビジュアル。
竹の器は本店のみ…

どうでしょう、この高級感☆

お茶ゼリーは銀座シックスで買ったりするけど、やっぱりこのロケーション、そして平等院の後で頂くから、別のもの！
幸せ～





さて、京都駅に戻りましょ。
再び短い電車旅ー

戻ってきました。
さぁ、お土産タイム。
漬物好きな両親に、伊勢丹でいろーんな店の美味しそうな漬物を選んでまとめて配送！
長芋とか、トマトのジュレとか、漬物も京都だとオサレ感が満載。ちゃんと昔ながらのものも入れながら、楽しい気持ちに。
実家に帰ったら一緒に頂こうー(*´∇｀*)

それから、まだ１歳にならない可愛い姪っコにあげたくなるお菓子を発見。
正確には、姉へのお土産～


それからお約束の茶の菓。
パッケージも可愛くて、興味を引かないものが何一つないという恐ろしさよ。

そうこうしていたら、伊勢丹閉店の音楽が！
急げC=C=＼(;・_・)／



朝荷物を預けた宿まで、ゆっくり向かう。
あーあ、そろそろ京都とお別れかぁ。。。
まだ帰ってないのに、また来たくなってるv


ホステルに着いて、弘法さんと宇治で増えた荷物を整理、預けてたバッグも受け取ってたらいい時間に。

駅でごはん、よりはこのホステル脇のカフェで最後のごはんがいいかな。

調子にのって１日写真撮りまくったからスマホが瀕死。ここでは快く充電させてもらえて助かった。
選んだのはハーフ&ハーフのカレー。グリーンカレーとエビかな。これがもう、　　絶品　　で！！嬉しくなってアルコール追加☆

カレー激戦区の神田や大久保よく行くけど、このクオリティ…！
本店は鳥取みたい。そして東京には進出していない。
これは…ホステルもコスパいいし、このカレーも幸せなお味だし、またセットで再訪決定！！


京都最後の食事が美味しかったおかげで、荷物の重さも気にならず、足どりも軽く　駅へ！

行きと同じくバスで新宿まで。
(新幹線で２時間ちょいでも、このバスでの旅もやっぱり楽しいんだよね。
ただし、３列シートに限るけれど…)

シートに座って、心地よい倦怠感と共にスマホの写真を見直していると駆け抜けた２日間が夢のよう。。。

きっかけはジュエリーだったけど、初めての弘法市も最高に楽しく、念願だった平等院にも行けたし、美味しいものにも沢山触れて充実していたな(o´ｴ｀o)b☆ミ
無理がきく一人旅、やっぱり楽しい♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！