My Tour De Film ④京都・伊根町「男はつらいよ　あじさいの恋」

2016/05/20 - 2016/05/21

過去３弾は全てフランス映画、フランスのロケ地だったのですが今回いきなり、日本、の海の京都です。

寅さんシリーズのこの第２９作は子供の時に初めて見たのですが、タイトルになっている、紫陽花の鎌倉のシーンよりも、マドンナいしだあゆみの故郷の伊根町の風景の印象が強く心に残りました。

大人になってから、旅行ガイドの雑誌に載っていた独特の舟屋の風景写真を見て「あの寅さんの映画に出て来た町・・・行ってみたい」と改めて心惹かれて、2016年とうとう実現する事が出来ました！

エリア 丹後半島(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

前日は茅葺き屋根の集落、美山町を観光して夜は西舞鶴のビジネスホテルで１泊。

朝一番に京丹後鉄道で天橋立に向かいました。

憧れの天橋立。平日の朝だったからか街全体がとても静かでした。

曇り空だったのが残念でした。

廻旋橋。

これから天橋立駅に戻って、バスで伊根町に向かいます。

道の駅「舟屋の里伊根」に到着しました。

施設の外でしばらくの間、景色を眺めたり写真を撮影したりしました。

眺めは良いですが少し遠いかな・・・舟屋群がとても小さく見えます。

道の駅の２階にあるレストラン「舟屋」で昼食をとりました。

お店は割とお客さんが多かったのですが、たまたまテラス席が空いていたので舟屋を遠くに眺めながら食事する事が出来ました。

昼食の後、道の駅のスタッフの方に海上タクシーを手配してもらって、すぐ下にある漁港から乗る事が出来ました。

空いていればすぐに希望の場所まで来てもらって乗り付ける事ができるので車のない人には遊覧船より便利でオススメです。

舟屋や町の事について説明を聞きながらゆっくり周ります。

海上タクシーはかなり舟屋に近づいてもらう事が出来ます。

昔の写真ファイルも見せてもらいました。茅葺き屋根だった頃の写真。

途中、雨が沢山降って来たのですがなんとか遊覧は続ける事が出来ました。

戻りも、舟のつける場所であれば希望の所に行ってもらえます。もし舟屋に宿泊している場合は舟屋に送ってもらう事も可能です。

私達はこの晩、舟屋の「あめ屋」さんに宿泊しました。

一度、チェックインしてからまた町の中を散策してみました。

こんな所にも伊根町のゆるキャラ「ふなやん」が。可愛い。

伊根浦公園。　ベンチも舟の形です。

公園と行ってもベンチがある程度なのですが、ここからの舟屋群の眺めも良かったです。

側に駐車場とボートなどが停まっている場所があり、そこからの眺めも絵になる風景でした。

ここからまた歩いて宿泊先に戻ります。

寅さんの映画のシーンで出て来たいしだあゆみの実家もこんな感じの所でした。

あめ屋さんの１階に停めてある舟も見せてもらいました。

宿泊部屋からの眺め。

右側の眺め。

周りは夜も朝もとても静かでした。

あめ屋さんは素泊まりのみ持ち込み自由なので食事は買って来た物を部屋で食べました。

精算後、近くのバス停から天橋立ワイナリーに向かいます。

天橋立駅～伊根町を走るバスの途中にあるので便利です。バス停は目の前です。

ショップの下に自分達で勝手に行って見るシステムで、規模は小さいです。

あくまでショップがメインで見学はおまけです。

裏にあったブドウ畑。

この後、ショップでソフトクリームとお土産用のワインを買ってまたバスに乗って天橋立駅へ向かいました。

同じ京都府内でも、京都市内の中心地からは長旅になりましたが、長年の憧れの丹後半島、舟屋の町観光が実現出来て良かったです。