ネットで見かけた丸山千枚田の写真に惹かれて、那智勝浦旅行の最後に熊野に訪れる事にしました。

熊野・丸山千枚田観光

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2016/05/19 - 2016/05/20

140位(同エリア311件中)

エリア

熊野(三重)

旅行の満足度: 5.0

那智勝浦駅から出ている観光バスで田辺市にある熊野本宮大社に行きました。
田園と大鳥居（＆連れ）の絶景。
日本で一番大きい鳥居だそうです。明治時代に、元々あった場所から現在の場所に移設されたそうです。
田辺からまた勝浦方面に戻る観光バスに乗り、来た道を途中まで戻って、次は道の駅が隣にあるジェット船乗り場から船で熊野川を渡って熊野まで移動。
公共交通機関のみでこれらの移動プランを立てるのはなかなか難しかったです。田舎なのでそれぞれの乗り物の本数がとても少ないので時刻表を念入りに下調べしてパズルのように組み合わせて計画して行きました。
前年に行った瀞峡も通過します。
前回は晩秋の瀞八丁、今回は初夏。同じ場所でも随分と雰囲気が変わります。

今回は和歌山から熊野市に行く為の移動手段としてジェット船を利用しましたが、瀞峡の観光としては個人的にはジェット船より和舟の方が良かったです。川舟は小さいので基本的に貸切で料金も安く、一番の見どころだけを見るので時間も30～40分程と短くちょうど良かったのです。
熊野でのジェット船降り場で事前にお願いしていた瀞流荘のお迎えの車に乗せてもらい、ひとまず施設に向かいます。
私達の宿泊自体は、瀞流荘ではなく姉妹施設の湯ノ口温泉のバンガローだったのですが、この当時、施設（と熊野市）がやっていた観光プランで、瀞流荘出発・丸山千枚田まで無料送迎というプランがあって、それを利用しました。
ジェット船降り場まで迎えに来てもらえたのも施設のご厚意で、とても助かりました。
一旦、瀞流荘に荷物を置かせてもらって施設の方に丸山千枚田まで車で送ってもらいます。
帰りの事もとても心配くださったのですが、どうしても日暮れまで居たかったので、帰りは市バスで施設まで帰るから大丈夫と念押しして送迎の方とはお別れして、徒歩で千枚田の近辺を観光と撮影。
途中、少し山道も登りました。
思っていたよりとても広範囲でした。

いい眺め！　トリミング以外、写真編集は一切必要ありませんね。
山と田んぼの風景、、、とても懐かしい恋しい風景、、、
途中にあった巨大な岩。
熟年夫婦がベンチで休憩されていたのも絵になります。

この後、歩いて国道沿いにあるバス停まで下って行き、まずは荷物を取りに瀞流荘に戻ります。施設内にあるレストランで夕食を頂いてから、宿泊の湯ノ口温泉へ。瀞流荘から湯ノ口温泉までは結構な距離があるのでまたまた施設の方達のご厚意で車で送ってもらいました。夜の山道でとても怖い道のりだったので、とても助かりました。

湯ノ口温泉では一棟貸切のバンガローに宿泊。日帰りもやっている隣接の温泉へ。予想以上に沢山の人が来ていました。
21時終了なのがちょっと早すぎて残念。観光して晩御飯を食べてからとなるととても忙しなかったです。せめて23時くらいまでやっててほしかったなあ。。。
翌朝のチェックアウト後、また一旦、瀞流荘に戻ります。そこから出発している市バスに乗って熊野市駅に向かう為です。

湯ノ口温泉←→瀞流荘を往復しているトロッコ列車を利用します。（前日は時間が遅かったので乗られなかったのです。）昔は実際に使われていたトロッコです。小さくて可愛かったです。
バスで熊野駅に向かう途中の、田舎の田んぼ、畑、民家の風景がとても可愛く美しくて、印象に残りました。
熊野駅前の観光案内所で荷物を預かってもらい、(確かそれも無料だったような気が。。。）そこから歩いて七里御浜に向かい、それから海岸線に沿って歩きました。
獅子巌や花の窟に立ち寄りました。

那智勝浦からここまでの観光ルート、見所が本当に沢山ありました！！
公共交通機関だけでは本当に移動の計画が大変でしたが何とかなりましたし、楽しかったです！
歩いて駅まで戻って、駅前のお店で熊野の郷土食のサンマ寿司を連れの昼食用に購入。
熊野古道の水。
熊野の名産、那智黒石。名前に那智と付いていますが、この石は那智ではなく熊野市のある特定の地域でしか採れないらしい特別な石だそうです。碁石や硯に使われるそうです。
熊野市内でやっている那智黒石の加工体験プランも参加したかったのですが、時間が足りず、泣く泣く断念しました。

熊野から奈良へJRと近鉄を乗り継いで戻ります。

車窓から見える田園風景・・・私の地元ではマンションや施設の開発でもうなくなってしまった、懐かしく、美しい風景・・・

前年の十津川村観光に続くこの旅で、吉野・和歌山を含む熊野文化に更に魅せられました。
またこの辺りの、別の地域を訪れたいです。どこまで公共交通機関だけで成し遂げられるのかの挑戦でもあります。