2017/10/05 - 2017/10/10
279位(同エリア404件中)
あきちゃんさん
- あきちゃんさんTOP
- 旅行記22冊
- クチコミ11件
- Q&A回答1件
- 29,871アクセス
- フォロワー4人
10月初旬に、一週間ほど予定を開けることができる見通しが立ったので、6月に計画を組み、航空券、ホテル、レンタカーを『早割』で手配しました。
飛行機は「sky mark」、格安航空ですが預託荷物は20㌔までOK、ゴルフバッグを含めて片道5700円ほどの航空券がありました。
レンタカーは「ワールドネットレンタカー」。1500CCの乗用車を、クーポンなどを駆使して6日間15600円で借り受けました。
ホテルはいつもの「東横イン」、東横インがない街ではパソコンを叩いて宿探しです。
私の以前の欲水道旅行記
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
新千歳空港でレンタカーを借り、釧路~根室~知床~旭川~札幌と走ってきました。
5泊6日、ゴルフ3ラウンドを交えてのドライブです。 -
午後1時30分、SKY765便新千歳空港行きは、定刻にテイクオフ。
飛び立って間もなく、東の空に「富士山」が頭をのぞかせていました。 -
午後3時5分、予定よりも10分ほど早く、新千歳空港に着きました。
この日の千歳は22℃。事前に調べていった、この時期の道東の平均気温は最高が15℃、最低は7℃ぐらいというデータをもとに、厚着をしていった僕はセーターを脱ぎました。 -
空港内の「ワールドネットレンタカー」のデスク。ここで受付を確認してから、専用バスで営業所へ案内してくれます。
ちなみに、今回の6日間の旅に1500CCのコンパクトカーを借り受け、料金は2000円のクーポン割引を使って15500円ほど。およそ1200㌔を走って、ガソリン代は6000円足らずという金額。お勧めのレンタカーです。 -
空港から、約15名ほどの客が乗り合わせて、およそ10分。いくつかのレンタカー会社が集まっている「新千歳空港営業所」に着きました。
カーナビの操作を確認し、目的地に「東横イン釧路」を設定した後、午後4時出発です。 -
道央道を少し札幌方面に北上したあと、右に分かれて道東道をひた走ります。
-
「夕張まで28㌔」なんて、知った地名が出てきます。
-
やがて道東道は、片側1車線に。車の通行量も少なく、十分に車は流れています。
-
千歳市内ではまだまだ緑色だった木々も、山場に入ったからか紅葉が進んでいました。
-
このトンネルは明るいですね。暗いトンネルも時々ありました。
-
この夜は14日の月。中秋の名月は4日だったそうですが、東へ向かってて走る正面に、オレンジ色の大きな月が出たときは、その美しさに感激しました。
午後8時、東横イン釧路に到着。北海道の道路は走り易くて、到着予定を8時30分としていたのですが、30分ほど早めることができました。 -
釧路市での夕食は、水産高日本一を誇る釧路港の新鮮な海の幸を求めて、地元食材で有名(?)な「炉ばた」さん。
-
このおばあさんが、注文したものを片っ端から焼いてくれます。
まずは、旬のサンマ。脂の乗りも焼き具合も程よく、地元で獲れた新鮮なものを、達人が焼いたサンマに舌鼓を打ちました。
お店のお勧め、サンマの刺身も美味しかったです。 -
このホッケの大きく分厚かったこと!
あと、野菜やじゃがいも、十勝牛などを焼いてもらいました。 -
締めは、イクラのハーフ丼。
-
第2日目。釧路、午前7時30分、快晴です。
-
国道44号を東へ。根室へ向かう途中、ゴルフ場に寄って1ラウンドを消化する積りです。
-
道路の左右は広い牧草地が広がり、牛や馬たちが悠然と草を食んでいました。
-
午前8時30分、「新釧路カントリークラブ」に到着しました。
北海道のゴルフ場の多くは、欧米と同じように途中の道路沿いや曲がり角に看板などはありません。近頃はカーナビが玄関まで連れて行ってくれますが、この日はナビが教えてくれていた細い曲がり角を曲がらずに行ってしまいました。 -
「前、空いてますよ」と言ってもらって、すぐにスタートできました。
1番495ヤード、パー5。セカンド地点から、ティグラウンドを振り返ったところです。 -
1番をティグラウンドからグリーンの方向へ撮りました。
-
5番530ヤード、パー5のグリーンの奥には、厚岸湾が広がっています。
-
6番385ヤード、パー4は、林の間を打っていきます。
-
7番365ヤード、パー4は、クラブハウスに向かって打ち下ろし、セカンド地点から右へ曲がる、距離感の難しいホールです。
-
そのままインへ。
北海道のゴルフ場の多くのレストランは、11時ごろまでオープンしません。9時ごろまでのスタートはスループレーで、途中の茶店もありませんから、お腹が空くのが心配な方はパンやスナック菓子などを用意していくとよいでしょう。 -
10番500ヤード、パー5。
フェアウエイもラフもグリーンもベント芝で、ボールが少し沈むという手強さがありました。
コースはほどほどに手入れされていて、グリーンは速く、申し分のないコースです。プレーフィは4500円ほどでしたから、コストパフォーマンスの面からも、お勧めのコースです。。 -
16番370ヤード、パー4。
18番を上がったのは午後1時30分過ぎ。レストランに寄ってコーヒーを飲んでいたら、根室市在住のメンバーさんが居て、「納沙布岬まで何時間ぐらいかかりますか?」と聞くと、「2時間はかからんでしょう。今日は天気が良いので(歯舞群島の)島がよく見えると思いますよ」とのこと、今から行けば日のあるうちに着けそうです。 -
午後1時50分、出発。ナビで検索すると国道44号を走って101km、所要時間3時間26分。これを「2時間はかからんでしょう」とサラリと言うのが北海道人の感覚です。
-
右手に厚岸湾を見ながら…。
-
広い平原地帯をどこまでも続く一本道。通行する車も少なくて、快適なドライブが続きます。
60km/hで走っているとたちまち後続車に追いつかれ、すんなりと抜かれます。 -
根室半島のつけ根に広がる汽水湖「温根沼」にかかる橋が見えてきました。
-
左手に海が見えてきました。これはオホーツク海ですね。
-
午後4時5分、納沙布岬に建つ「大展望塔(オーロラタワー)」(営業時間:9:00~17:00、火曜日休み)が見えてきました。
この塔からは、北方領土の島々が見えるそうですが、今日はそのまま通り過ぎて納沙布岬に行ってしまったので、上りませんでした。 -
日本の最東端(北方領土と離島部「南鳥島」を除く)「納沙布岬」です。
-
納沙布岬灯台。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による八角形の木造で、北海道の洋式灯台としては最初のもの。1872年(明治7年)8月15日 初点灯とあります。
北海道の地名はアイヌ語の呼び方に漢字をあてはめたものが多いのですが、納沙布の地名の由来はアイヌ語の「ノッ・サム」(岬の傍ら)であり、本来は岬の傍らにあった集落の名前であるとか。 -
わずか3.7km先に浮かぶ「貝殻島」の島影が見えます。
そこはもう「北方領土」で、その間の狭い海にはロシアの警備艇が日夜行き交っているとか。操業するロシアの漁船の姿も、くっきりと見えるとのことです。 -
周辺の岩礁には、春先、アザラシがやって来て、寝そべる姿が見られるそうです。
-
灯台の近くにある「四島(しま)のかけはし」。
世界平和と、いわゆる「北方領土(四島)」返還を祈念するために作られたシンボル像。高さ13m、1980年9月27日に竣工しました。像の下には「祈りの火」と呼ばれる点火灯台があります。 -
午後4時40分。北国の日没は早く、遥かな地平線のかなたに、太陽は沈んでしまいました。
-
この夜の宿泊は「根室グランドホテル」。屋上展望台に上がって見たら、街の灯りの上に大きな月が浮かんでいました。
-
3日目。朝食のあと、昨夜の屋上展望台にまた登り、根室の町並みを展望しました。
-
午前9時、今朝も東へ向かって出発です。
-
目的地は、ここ「根室ゴルフクラブ」。日本最東端のゴルフ場、原野をそのままゴルフ場にしたようなリンクスタイプで、憧れのクラブです。
納沙布岬の訪問を昨日のうちに終えることができたので、今日の午前中にハーフのラウンドができればと訪れてみました。 -
クラブハウス、この簡素さがいい!
「プレーできますか?」と入っていくと、「クラブ競技の皆さんが、今9番のプレー中で、このあと1番にまた入ってきます。すぐにスタート出来れば前も居ません」と言ってくれ、コース案内図をもらってレッツゴー! -
1番347ヤード、パー4。左のティグラウンドから、右の金網沿いに打っていきます。
乗用カートはフェアウエイ乗り入れOK。 -
-
どういう訳か調子が良くて、1番2番ともにパー。3番への道がちょっと分かりにくくて、フェアウエイの芝を刈っていたおじさんに教えてもらいました。
ここ3番は窪地灌木越えの135ヤードパー3。エッジからの寄せワンでパー! -
コースは、どこへ打ってもOKの広~い原野…。ホントは隣ホールとの間にはポールがあって、それを越えると1ペナで戻さなくてはならないのですが、それを知らない僕は「広いなぁ」とのびのびと打ってパーを重ねてきたのです。
-
7番582ヤード、パー5。このホールの左に立つ木は、コースの中にある唯1本の木。ロンリーツリーですね。
-
7番の向こうには、太平洋が広がっています。
8番のティグラウンドが下の方にあるのがわからずに、9番のティグラウンドに立ったら、コースをあちらこちらに動いていた車がやって来て、「8番のティグラウンドは下ですよ」と教えてくれました。
『怪しい車だな。タダで回る輩を見張っているのかな(笑)』と思ったりしていたのですが、道に迷うビジターを誘導してくれていたのですね。 -
9番は正面と左奥とに2面のグリーンがあります。9ホールを異なるティから打って2回廻り、18ホールとする根室ゴルフクラブでは、1周目は正面の、2周目は左奥のグリーンを使うそうです。
1バーディ、3ボギー、1ダボで、トータル+4の40。
-
11時丁度にハーフ終了。 予約も要らず(ハイシーズンは要るのかも)、好きな時に行って、好きなだけ回ってくるという、スコットランドの田舎のゴルフ場のようなプレースタイル。立木の全くないリンクスタイプのたたずまいも、ゴルフの原点を見るようでした。
最果ての地のゴルフ場は、11月末で今年の営業を終了し、来春4月末まで長い眠りに入るとのことでした。 -
午前11時10分、今日の目的地「ウトロ」へ。再び県道35号を根室市方面に取って返し、根室半島のつけ根から国道243号に乗って、東部の海岸辺りを北上します。
県道35号に出てすぐ、右手に先ほど回ってきた根室ゴルフクラブの7番グリーンが見えていました。 -
根室市を通り過ぎて、ほどなく右手に湖が見えてきました。
-
午後0時10分、風連湖湖畔の道の駅「スワン44ねむろ」に着きました。
タンチョウ、オオハクチョウなどが羽を休め、250種の野鳥が見られるという、日本有数の野鳥の宝庫「風蓮湖」や、湖の向こうに積み上げられた砂州「春国岱」が一望できます。 -
湖の向こうには、根室湾と風蓮湖の間に横たわる長さ8km、幅1.3kmの砂州「春国岱」が望まれます。
ハマナスの大群落やアカエゾマツの原生林などが広がり、オオハクチョウ、タンチョウ、オジロワシなど、約250種類が生息しているとか。 -
今日も湖面にはおびただしい野鳥が群れを成して遊弋していました。
画面中央の黒い群がりは野鳥の群れです。
次号は、知床~羅臼~ウトロのドライブと、知床クルーズの様子を報告します。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
あきちゃんさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
根室(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57