のん気な気分でノンカイ 朝ランしてきました その1

2017/10/07 - 2017/10/08

朝8時20分ホアランポーン駅を出発した列車は夜の帳が下りる17時58分、定刻より13分遅れでノンカイ駅に到着しましたが国歌が流れだした途端、慌ただしかった乗客全員直立不動のストップ状態。

それでも営業熱心なトゥクトゥク屋さんが私に目配せしてきましたが、駅前ホテルだと知りガッカリした様子で足早に次の客探し消えていきました、ガリンペイロでございます こんにちわ

エリア ノーンカーイ(タイ)

2日前の夕方乗車券を買いにホアランポーン駅まで来ましたが帰りの地下鉄の混みようは尋常じゃありません。体感乗車率250パーセントはありました。

可愛い猫ちゃんがミャーミャー泣いているこの場所は、、、、

中華街のワンイェン イーシップソーン 7月22日ロータリーというより、昔のバックパッカーにはお馴染みのジュライホテル前です。

まだあったんですねー

一階部分はコーヒーショップなどが入居してましたが、上の方は怖くて入れませんでした。

チャラが出演したスワローテイルバタフライに阿片街という危ない町が出てきますが、1950年代頃までは実際この周辺がホントの阿片街で歴史の教科書で辮髪したおじさんが横たわりパイプをくゆらせる写真がありますがあんな感じだったのでしょう。
その後法律が厳しくなり廃業した阿片窟が冷気茶室になったそうです。

でも、歩いていたら映画かテレビの撮影をしてるくらい普通な町でした。←個人的な感想です

さて、なんで中華街にやってきたかというと連絡の取れないタイ人の知り合いが住んでたんですが見つからず、空振りのままの帰宅となりました。

駅のフードコートでの夕飯、これにコーラで65バーツと日記にあります。

タイに来てからというか、写真に記録してみると普段ロクなもの食べてないのがバレバレですね。

日本に長年住み続ける台湾の奥さんが不二家のレストランで食べたケーキが美味いって褒めてたけど、私もこの程度の食事で満足できるのでございます。

出発前に慌てて買った10バーツのラスク菓子、この丼マークが付いた食べ物、食堂は基本ハズレなし美味いんですって。

タイに来ると、3時のおやつについ手が出てしまいます。

エアコンがよく効き寒いので、ウィンドブレーカーを持ってきて正解でした。

しかし5両編成で先頭2両がエアコン車、後ろ3両は窓全開でディーゼル車のため排ガスが入ってきて、終盤咳込む人がいました。

ホアランポーン駅でマスクを移動販売してる意味がよくわかりました。

サラブリ駅を10時20分に出た列車は40分くらいしてでっかい湖を通過、新幹線が浜名湖を通るイメージと言ったらいいでしょうが、20分30分くらい掛かりました。

隣にタイの女性が先程のサラブリで乗車してきたんだけど、起きている間はスナック菓子、ビールのつまみイカ風味菓子、飴、餅菓子を頬張り続けコーラガブ飲みで、あとはスマホをピコピコ。

お弁当販売があったけど、そういうのは買わない。
栄養なんかどーでもいい！
お菓子満腹じゃなきゃイヤ！
なのでございます

電車が劇揺れしトイレがキッツいので、なかなかタイミングがなく14時にブアヤイジャンクション駅の長い停車時間に済ませました。

この辺りからウドンタニ まで高架橋やら高速鉄道駅やらの建設が急ピッチに進められていました。

9月の日経新聞に中国からタイの高速鉄道建設で途中のラオスでは予想していたラオス人の雇用が生まれず、労働者は中国から派遣され、また当初の需要予測も甘く採算が取れないリスクが顕在化しつつあるそうです。

見通しの甘さといえば、中国がスリランカに造った港湾需要も悪く、中国政府系企業に99年間貸出すことが決定したそうです。

それに対し日本がタイで建設する新幹線は日銀の異常な低金利政策のもと貸付けるそうです。必ず返済してもらえると日本政府は言いますが、数十年に及ぶ返済期間中、経済成長と物価上昇を考えたら無償融資とどう違うのかしら。

必ず返済出来るよう無理のない融資にこだわる日本、返済できない場合も予測する中国、ビジネスとしての常識がどちらにあるのかな？

なんてこと考えながら終着駅ノンカイに到着なのでございます。
続く