キャンプしに、はるばるオレゴン、カリフォルニア　Day ５-５（ユロック村のあるPatrick’s Point State Parkでキャンピング）

2017/07/29 - 2017/08/15

今年の夏はどうしたいか、子ども達に聞くと、「キャンプ～！！」と娘に即答され、考えてみると一昨年の夏から全くキャンプをしていませんでした。
そこで、この夏はキャンプ三昧な旅を計画することになりました。

バンクーバーから車で行けるキャンプ場は、結構、あちこち行っていて、どこに行こうか迷った末、オレゴンコーストのフローレンスからカリフォルニア州のサンフランシスコまでの間は、まだ行ったことがなかったので、そのエリア周遊に決めました。

ただ、バンクーバーからは距離があり、移動型のキャンプになるので、キャンプ道具を最低限にする為、テントは持たずにキャンプ場のキャビンやヤーツを利用することにして、キャビンやヤーツがない場所も多いので、キャンプとホテル半々の周遊の旅となりました。

Day ５-５（ユロック村のあるPatrick’s Point State Parkでキャンピング）

５日目は、Patrick’s Point State Park（パトリックスポイント州立公園）のキャンプ場内にあるキャビン泊です。
パトリックスポイント州立公園に夕方到着、それからビジターセンター内のユロック族関連の展示物等を見たり、再現されたユロック村で当時の家や集いの場などを観たり、中に入って、当時の生活を想像してみたり、公園内にある、眺めの良いヴューポイントに立ち寄ったり、ビーチに下りて遊んだりして就寝しました。

ここのキャビンは、ビーチに下りていけるトレイルが出ているディユーズエリアの高台に位置していて、そこからの見晴らしがとても良いです。

また、キャビンは、２段ベッドが２つあり、結構広く、とても綺麗ですが、Jedediah Smith Campgroundと同様、マットレスがありませんので、スリーピングマットを持参する必要があります。トイレ、シャワーは共同です。
キャビンの外には、ピクニックテーブル、ファイヤーピット、炭火用のバーベキューコンロなどが設置されてます。

エリア レッドウッド国立・州立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方４時半頃、PATRICKS POINT SP（パトリックスポイント州立公園）に着きました。

まずは、入ってすぐの辺りにあるビジターセンターに立ち寄りました。

入り口に立っている木彫りの大きな熊さんの口から、くわえているペンを抜き取って、記帳します。

中には色々な展示物があります。

The Yurok and Their Neighboring Tribal Groups（ユロックとその周辺の部族）についての説明

ユロック族の家の模型

キャンプ場のホストのサイト

今夜の宿、このパトリックスポイント州立公園内のキャンプ場にあるキャビンに到着し、昨日から続く一抹の不安を胸に、家族一同でキャンビンをチェックしに行きます。

昨日のJedediah Smith Campgroundのキャビンはマットレスがなかった！
ここも、場所は違えど、昨日と同じく、カリフォルニア州立公園が管理しているキャンプ場…
ってことは、やっぱり、マットレスがないんではないかい？？？？

いや～でも、昨日のキャビンより外観は古そうだから、もうマットレスも整っているかもよ～
なんて、希望的憶測を口々にしながら、中に入ると…

ふぅ～、やっぱりね～
中は綺麗で広いけど、マットレスはありません。

キャビンの中が昨日と全く同じ状態で、がっかり納得…

【関連旅行記】
キャンプしに、はるばるオレゴン、カリフォルニア　Day ４-４ （レッドウッドの森でキャンプ・Jedediah Smith Campground）
https://4travel.jp/travelogue/11280249

まぁ、でも、家族皆、立ち直りは速い！
キャビンの真ん前から、眼下には、とっても綺麗なビーチが見えているし、気を取り戻して、州立公園内を散策することにしました。

早速、ユロック村を観に行こうと、このトレイルを歩いて行こうと思ったものの、結構、遠そうだったので、このトレイルを歩いて行くのは止めて、車で行くことにしました。

ユロック村に着きました。

古い木彫りの小舟もあり、ユロック族の生活が垣間見れるようです。

丸いファイヤーピットみたいなものがあり、ピクニックテーブルが乱雑に置かれてます。

集会場のような、演技場のような場所が中央にあり、その周りに民家が残ってます。

集会所みたいなステージみたいな…

この家は屋根が高い方で立って中に入れます。

中には、ファイヤーピットがあり、それを囲うようにして、サウナの様なベンチが壁にそってあります。

地面に埋め込んだみたいな造りの家です。

屋根しかないような家もあり

丸い玄関から中に入ります。

こっちにも同じ様な造りの家

あっちに少し屋根の高い家があります。

ちゃんと壁もあるけど、玄関はさっきと同じ大きさくらいの丸い穴です。

中は、掘りごたつのような感じに四角に掘られていて、木彫りの階段があり、火も使っていた様子

こんな格好で、出入りするしかありません。

こちらも、同じタイプの家

こっちはトイレだったかな？

ユロック族の村を後にして

車で、公園内のヴューポイントを目差します。

キャビンがある場所とは反対側の南の方にあるヴューポイントに到着したけど、すごい霧が押し寄せてきて

ほとんど景色を覆ってます。

霧で期待薄だけど、取り敢えず、パトリックス・ポイントへ向かいます。

木々がうっそうとしているトレイルを暫く歩いて

こんな木々のトンネルみたいな場所を潜り抜けたら海が見えるポイントに到着！！

なんだけど…濃霧

風が強くて、どんどん霧が迫ってきます。

ここ、波がとっても強く

霧が晴れたら、結構、迫力のある絶景ではないかと思われます。

あっちのRockまでトレイルがあるようです。
晴れていたら、あそこまで行くんだけど…

この濃霧じゃ何も見えそうもないので、キャビンに戻ることにしました。

キャビンに戻ると即座に、子ども達と旦那はビーチで遊ぼう～とボールを持って、この坂を下りてビーチまで行ってしまいました。

でも…

皆、夕食の心配なんて全くしていないし、いい気なもんだなぁ～
この空が真っ暗になって寒くなる前に、夕食の準備をしてしまいたいし、一緒にビーチで遊んでいる時間なんてないんだなぁ…。

明日から暫くはホテル泊なので、今夜は全ての食材使い切りメニュー
明日の朝にもいただけるような暖かいメニューということで、ミートボールをロールキャベツにして、残っていた野菜も全部、無理矢理、ぎゅうぎゅうと押し込みました。（苦笑）

キャビンの前の原っぱを横切ったところにデイユーズ用のパーキングがあり

そのパーキングの向こうにトイレとシャワーがあります。

ディユーズエリアにもピクニックテーブルがあります。

夕食の準備が終わった頃、ビーチで遊んでいた家族が戻ってきました。

この後、海は小雨のような濃霧に包まれ、とっても寒い夜となったので、暫くはキャンプファイヤーを囲んで食事していたものの…
寒くて、寒くて、早々とキャビン内に移動して、暫く、日本酒を飲みながら暖炉の炎もどきを眺めていたけど、電気もなくて真っ暗で何もできないので、早々と就寝しました。