柏崎　木村茶道美術館　2017年 7月　彩雲茶席

2017/07/01 - 2017/07/01

２日目の柏崎ではホテルサンシャイン内レストランでの朝食鯛茶漬けを楽しみました。柏崎の朝食はこのホテルの鯛茶漬けと決めています。

チェックアウト後に邪魔な荷物だけフロントに預かっていただき身軽になって市内を回りました。　今日もレンタル自転車を借りてまずは木村茶道美術館まで行きました。

月を跨いだので昨日までとは異なった道具組となります。要するに２日間で別々の道具を見られるわけですね。　月末と月初めに柏崎に来る訳はこういうことです。但し、どちらかが月曜日に当たると連続観覧は無くなります。今回は月曜に当たらなかったのでラッキーでした。

今日は茶席だけで満足して帰ることにして又展示が変わったら再度来ることにしました。

エリア 柏崎・鯨波海岸(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0

柏崎での定宿、ホテルサンシャインで朝食はいつもの鯛茶漬けをセレクト。

これを食べるのが柏崎への旅の楽しみの一つになっている。

食前

ご飯の上に鯛や具を乗せてお茶をたして一気に食べました。

今日も越後ツーデーパスの特典を利用して無料でレンタル自転車を借りました。
昨日と同じく木村茶道美術館まで乗ってきました。

この二体の像の間を通って美術館のに行きます

雨に濡れた石畳を進んでいきます。

玄関が見えてきました。　ここまで来るとこれから見る美術品に期待が膨らんできます。

受付で入館料と茶券を支払います。　茶室準備が整うまでロビーで待機。
お呼びがあったら茶室に入ります。　まずは待合の床を拝見。

待合　床　短冊夏坊や吹き飛ばされておりに落ち正岡子規

本席　蓮鷺図　狩野尚信

先月の煎茶の掛物展にありました

菓子　玉スダレ 最上屋製

菓子器　青磁小皿 　3代諏訪蘇山

風炉　古銅前切り

釜　棗形霰釜　大西浄雪

水差　古瀬戸　桃山時代

茶碗　　赤楽　　十二代　弘入

同上

お点前開始

替　茶碗　　刷毛目　　李朝

同上

色絵銀彩茶碗　 前田正博　作

ここに有ると思ってもいなかった現代の人気作家の茶碗で飲めて来た甲斐が有るというものです。

同上

これより拝見

茶杓　 山田宗偏　共筒　銘　小ぶり　 龍渓和尚箱書

薄茶器 　青磁しのぎ茶器　　銘　投頭巾 　13世紀　　南宋

茶人の呼ぶ砧手の青磁です。　青磁釉の中に小さな気泡が多くあり、柔らかい水色となっています。　大気中に水分を多く含む、中国で呼ぶ雨過天晴色をした小器で現在は蓋を付け茶入として使用しています。

同上

替　茶碗　　刷毛目　　李朝

同上

同上

菓子器　青磁小皿 　3代諏訪蘇山　(裏から見た姿)

替　菓子器 呉須赤絵皿 　明時代末期

同上　　(裏から見た姿)

水差し 古瀬戸 桃山時代

古格が感じられる古瀬戸水指

同上

同上

香合　 鶏蒔絵　　17世紀　　江戸初期

同上

同上　中に香木が有り

花入　　新羅自然釉灰釉壺

花 　九蓋草　河原撫子　半夏生

蓮鷺図　　狩野尚信

江戸初期の画家。 京都生まれ。　淡幽の弟。　子は狩野常信。　通称は主馬。　剃髪して自適斎と号す。　江戸に出て幕府御用絵師となりました。

床脇　 瓜蒔絵文箱

同上

同上

風炉　古銅前切り

釜　棗形霰釜　大西浄雪

茶杓筒 山田宗偏　共筒　銘　小ぶり

同上

柏崎から信越本線長岡駅まで乗換列車待ちでカフェ で過ごす

羽越線 村上駅から普通列車に乗換です。