地域のお祭り驚神社（おどろきじんじゃ）例大祭御渡りと横浜市指定無形民俗文化財「牛込獅子舞」

2017/10/08 - 2017/10/08

2017年10月8日、地域のお祭りの「驚神社例大祭」の御渡りと、驚神社で行われる横浜市指定無形民俗文化財「牛込獅子舞」を見てきました。
御渡りは、午前11時、保木、平川、荏子田、船頭、宮元の各宮が、「堂前（さどや前）」に集合します。ここでの見どころは、高らかに打ち鳴らされる保木の大太鼓、祭り囃子の音色、平川・荏子田・宮元神輿の揉み合いです。
そして12時に「保木太鼓」を船頭役とし、祭り囃子とともに奉納行列が「驚神社」に向かいます。

驚神社に到着の後、牛込の獅子舞一行は、驚神社に獅子舞を奉納します。
「牛込獅子舞」は、一人立ち三頭獅子舞の横浜における代表的存在で、横浜市指定無形民俗文化財に指定されています。約300年前、元禄年間の疫病流行の際に始まったと伝えられています。
獅子頭は三個で、剣角と巻角を持つ雄獅子2個と宝珠を頂く雌獅子1個からなり、鶏の毛で飾り、赤い布を垂れています。
舞手3人は、裁著（たっつけ）、白足袋、草鞋履きで、締太鼓を胸に付け、バチで打ちながら舞います。その他に、はい追い（弊負い）、ササラ子、万灯持ち、小万灯持ちなどの各役が加わります。
これらの役に付くのは牛込地区で生まれた成年までの男子に限られ、獅子役の3人と、はい追いは長男の役とされています。
その他に、ホラ貝3人、笛数人、歌上数人は大人で、牛込地区の古老があたります。

写真は、「堂前（さどや前）」での揉み合いと、牛込獅子舞です。

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

「御渡りルートマップ」です。

保木から堂前に向かう「十社宮」の「保木太鼓連」です。重厚な音が響き渡ります。

私の地元の鎮守「平川神社」のお神輿です。

各宮（さどや）前に着いた「保木太鼓連」と平川神社」のお神輿です。

「さどや」は、地元のミニ・スーパーです。

他の宮のお神輿、囃子も到着してきます。

子供神輿も到着です。意外に女の子の方が多い気がします。

平川囃子の上のひょっとこです。

各宮が堂前に集合すると、この日の呼び物の一つ、平川、荏子田、宮元神輿の揉み合いです。

揉み合いが終わり、平川神輿の胴上げです。

休憩の後、12時に保木太鼓を先頭に「驚き神社」に向かう奉納行列です。「平川神社」のお神輿です。

「平川神社」のお神輿です。

平川神社の「平川囃子」です。子供が主役です。

荏子田「八幡神社」の御渡りです。

荏子田の子供囃子。

荏子田神輿です。

荏子田神輿です。

荏子田の子供神輿です。

荏子田囃子連です。

船頭囃子連です。子供が頑張っています。

宮元の子供神輿です。

宮元神輿（宮若）です。

宮元神輿（宮若）です。

牛込自治会の幟を先頭に、子供神輿が合流してきました。

牛込の子供神輿です。

「牛込獅子舞」の一行も合流してきました。

牛込獅子舞の舞手3人です。

休憩時間にも、保木太鼓は打ち続けていました。

ゴールの「驚神社」の前です。普段は人影もなくひっそりとした神社ですが、この日は多くの人で賑わっていました。

驚神社 / 牛込の獅子舞 寺・神社・教会

屋台もたくさん出ていました。

驚神社の境内の「牛込獅子舞」の説明です。

驚神社 / 牛込の獅子舞 寺・神社・教会

驚神社の神前に「牛込獅子舞」の一行が到着しました。

準備が整い獅子舞が始まりました。

獅子3人とはい追い1人で、舞います。

笛を吹く古老たちです。

はい追い、ササラ子、万灯持ち、小万灯持ちなどです。

休憩時間となり、獅子頭が外されました。左から巻角の雄、宝珠を頂く雌、剣角の雄です。

休憩時間が終わって再開です。古老たちが舞手に獅子頭を被らせています。

後半は、座舞で始まりました。

写真の左の人物は、舞手に鋭い視線を送り、注意・指導する古老です。

獅子舞も終わりに近づいてきました。神前で。舞手、万灯持や、笛を吹く古老たちです。

ホラ貝が鳴りました。終わりの合図です。

笛にあわせて、太鼓をたたきながら、拍手に送られ、退場していきました。