2017秋10月旅☆鳥取・三朝温泉～【3】白狼焼陶芸体験と三朝温泉湯めぐり

2017/10/05 - 2017/10/07

2日目はあいにくの雨。
朝風呂を堪能したあと、お宿の傘を借りてブラブラと「ふるさと健康むら」へ。
こちらで白狼焼（はくろうやき）の陶芸体験。
そして、30食限定の三朝の特産品を使用した納豆がけごはん食べ放題の「神の食卓」をいただきました。
午後からは三朝温泉の湯めぐり。肌つるつるになりました。

エリア 三朝温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■10月6日（金）

やっぱり今日は雨です。
でも、土砂降りではないので、傘さして散策はできそう。
先ずは朝風呂に入ってすっきりします。

三朝薬師の湯 万翆楼 宿・ホテル

三朝温泉では日帰り入浴できる温泉宿が18宿あって、500円～1,500円で利用することができます。
その中の6つの宿の宿泊者には「湯めぐり券」という割引券が1泊につき1枚もらえます。

「三朝薬師の湯　万翆楼」1,000円→500円
「依山楼　岩崎」1,500円→500円
「斉木別館」1,500円→500円
「三朝館」1,000円→500円
「旅館　大橋」1,000円→500円
「後楽」800円→300円

通常は午後からでないと入浴できない宿が多いのですが、この湯めぐり券があると、宿泊当日の15：00～17：00と19：00～21：00、翌朝7：00～9：00に何度でも割引価格で入浴することができます。

朝風呂入ったけど、せっかくなので、散歩がてら昨日の分を使って別の宿の朝風呂に行ってみよう。

立派な門構えの宿「後楽」にやってきました。
ここは湯めぐり券で300円でお風呂に入れます。
タオルは持参してね。

三朝温泉 後楽 宿・ホテル

しょっぱなからビックリです。
フロントのスタッフさんに、湯めぐり券を使ってお風呂に入りたいと申し出ると、怪訝な顔をされました。
どうやら湯めぐり券の存在を理解していないようで「日帰り入浴は15時からなんですが・・・」と言われてしまい、券を見せても「当館は載っていないようですが」とか言う始末。
ここにちゃんと載ってますよと指摘すると、奥から支配人らしき年配の人が出てきて、やっと理解してもらえました。
入浴前からいきなりこれじゃあね・・・。
正直、大浴場も「う～ん・・・」て感じです。
申し訳ないけど、銭湯のようでした。
鍵付きのロッカーは無いので、貴重品はフロントにあずけてください。
そのことすらスタッフさんは言ってくれませんでした。

宿に戻って朝のコーヒー。
昨日のチェックイン時に、ラウンジで使えるコーヒー券をもらったので。

素敵なお宿ですが、コーヒーは特別美味しいというわけではなく、普通に美味しいコーヒーです。

フロントのパンフレットコーナーで、こんなの見つけました。
蟹取県　ウェルカニキャンペーン
だれじゃ、こりゃ？！

カニ取団の団長カニダーさんです。
鳥取の蟹の魅力を広める活動をなさっておるんだそうですよ。
応募はがきがついていて、協賛している宿泊先のスタンプを押してもらって応募すると、蟹が当たります。
・・・応募しました。

傘をさしてお出かけ。
川沿いの遊歩道を歩いて行きます。

雨でもそれなりに風情があるね。
私は海よりも、山の緑と川のある風景が好きです。

だ～れもいません。
いい感じ。

お地蔵さまと石碑がありました。

かじか橋。
三朝は蛍とかじか蛙の里。

かじか橋には「足湯・かじかの湯」がアルよ。
冬季はお休みです。

かじか蛙、本物が見てみたいな。

遊歩道の脇には木立が続きます。
もうすぐ目的地。

「ふるさと健康むら」に到着。
この陶芸工房では、三朝温泉発見の故事にちなんだ、みささ白狼焼の陶芸体験ができます。
作るものの指定は特になく、なんでも1点2,000円です。
お皿やお茶碗、マグカップを作る人が多いですが、置物を作る人もいました。

ふるさと健康むら 公園・植物園

私はマグカップを作ることにしました。
粘土のかたまりから徐々に形を作っていきます。
親切に指導してくださるので、さほど難しくはありません。

完成しましたーヽ(´▽｀)/
本来は飲み口のところを真っ直ぐにカットするのですが、私はあえてそのままにしました。
側面にはヘラで模様も入れました。
取っ手の取り付けは技術を伴うので、後で職人さんがやってくれます。
色付けはおまかせなので、どんな色になるかは届いてからのお楽しみ。
約２ヵ月後に着払いで送られてきます。
楽しみやなぁ☆

織物工房では、三朝町で採れる草木で染め上げた糸を使った、みささ織の体験もできます。

こちらは物産館と喫茶。

１日30食限定で「神の食卓」という三朝の特産品のお米と大豆を使った、納豆がけごはん定食が500円で食べることができるよ。

お米は鳥取県産きぬむすめ、大豆は神倉大豆という大粒の大豆を使用しています。
ごはん、お味噌汁、冷ややっこ、納豆、お漬物の定食。
ごはんと納豆とお味噌汁はおかわり自由。
納豆は小粒のほうが美味しいって思ってたけど、この大粒の納豆、とても美味しいです。
ごはんとお味噌汁は1度おかわりしたけど、納豆だけ2度おかわりしてしまった。
それほど美味しいです。
イソフラボンの含有量が、一般的な大豆の1.5～2倍なんやって。

帰りは川向こうの道から戻ります。
途中の橋の欄干には鳥が飾られてました。

この鳥はたぶん、ヤマセミかと思います。
結構リアルな作りやったよ。

再び湯めぐり。
先ずは「三朝館」
湯めぐり券提示で500円で入れます。

三朝温泉 三朝館 宿・ホテル

ロビーも中庭もとても広く、立派なお宿でした。
大浴場も素晴らしかったです。
タオルは有料ですので、持参が無難。
脱衣場には貴重品が入る程度の鍵付きロッカーがあります。
フロントスタッフさんは、私が訪れた際は比較的若い女性がお二人でしたが、丁寧な応対ではあるものの、少し事務的な印象でした。

ぷちショップで白バラコーヒー買って、一旦宿に戻ることにします。
1時間ほどお昼寝zzz・・・。

続いて、「依山楼　岩崎」
こちらの大浴場も500円で入れます。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

とにかく広くて立派なお宿でした。
タオルは有料です。
貴重品が入る程度の鍵付きロッカーもあります。
スタッフさんの応対も良かったですし、広い庭園も見応えあります。
広い大浴場は露天や洞窟風呂、寝湯もあって楽しめました。
飲泉もアルよ。

そしてこちらは「斉木別館」
こちらも500円。
タオルは有料です。
貴重品が入る鍵付きロッカーあり。

大江戸温泉物語 Premium 斉木別館 宿・ホテル

こちらもなかなか雰囲気の良いお宿でした。
特筆すべき点はあまり無いものの、大浴場も使い勝手が良かったです。
スタッフさんも親切でした。

最後に老舗の「旅館　大橋」
こちらも500円。
タオルは有料。
貴重品用の鍵付きロッカーあり。

三朝温泉 旅館 大橋 宿・ホテル

これぞ温泉旅館！というお宿です。
天井も低く、廊下も狭いですが、趣きがあります。
お風呂は岩窟の湯という岩風呂でした。
脱衣場もお風呂も、他と比べると狭いです。
岩窟の湯はその名の通り、かなりゴツゴツしていて、ご年配者にはちょっと危険な印象でした。

これで、湯めぐり券に掲載されているお宿は全てまわりました。
1番良かったのは、「依山楼　岩崎」かなぁ。
ホスピタリティ面は実際に宿泊してみないとなんとも言えませんが、あくまでも日帰り入浴者への対応で、ということで。
ちなみに、日帰り入浴者にも無料でタオルを貸し出しているのは、湯めぐり券に記載されている6宿では「万翆楼」だけです。

さて、今日一日でたくさん湯めぐりして満足したあとは、晩ごはんです。
今夜は三朝橋のたもとにある「茶田屋」さんに行きました。
こちらもお宿のスタッフさんにおしえてもらったお店です。

茶田屋 グルメ・レストラン

テーブル席とお座敷があります。
さほど広いお店ではありませんが、鉄板焼き、麺類、ごはん物、一品料理とメニューは多いです。

お好み焼きと北栄町産の山いも短冊をいただきました。
お好み焼きはふわふわで美味しかったです。

お食事を終えて外へ出るともう真っ暗。

9月と10月の、金曜と土曜の夜は、三朝神社で和紙灯りを灯すイベントが開催されているのですが、雨天中止なので残念です。
一応雨は上がっていたので見に行ってみたのですが、真っ暗でした。
残念やな～。

こういうのが三朝神社の境内で灯されるようです。

これは狼かな？
真っ白でキレイ・・・。

さぁ、明日はついに帰路につく日です。
早起きしてこの度最後の朝風呂に入ろうっと。


・・・つづく。