2017/10/01 - 2017/10/01
20位(同エリア110件中)
ぱっしょんKさん
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2017年7月に行われた世界遺産会議でインドの世界文化遺産としてアーメダバードが追加になりました。しかしアーメダバードはすでに今年の4月に行っていましたので、世界文化遺産項目の達成まであと一つ、ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献のみとなっていました。
インドにおけるル・コルビュジエの建築作品は北西に位置するチャンディーガルの都市。一番の見所はキャピトル・コンプレックスですが祭日は見れません。インドで働いている僕には行くタイミングが非常に難しかったのですが、この9月に千載一遇のチャンス到来。
9/29の金曜日は僕が働いているタミルナド州はプージャフェスティバルで休みなのにチャンディーガルは祝日ではなく普通の日。しかも日曜日を挟んで9/30と10/2も祭日で4連休!!こんなチャンスはそうそうはない。
というわけでチャンディーガル観光を決行!でもチャンディーガルで4日滞在は非常にきつい。他に近くで行ける世界遺産は。。。
あった!!
6つあるラージャスターンの丘陵城塞群 の1つジャイサルメール城を訪問し、ジャイプールのアンベール城に続いて2つ目の城に行くことにしました。
さて今回の旅行計画はこんな感じ
9/29
https://4travel.jp/travelogue/11288569
早朝2:10チェンナイ→4:55 ニューデリー ジェットエアウェイズ9W828便
7:55ニューデリー→9:05チャンディーガル ジェットエアウェイズ9W2665便
セクター10の3つの博物館とセクター1のキャピトルコンプレックス、ロックガーデンを見学
THE TOY HOTEL泊
9/30
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11288782/
7:35チャンディーガル→8:40ニューデリー ジェットエアウェイズ9W2648便
12:20ニューデリー→13:55ジョードプル ジェットエアウェイズ9W2555便
乗り換え時間を利用してジャスワント・タダ見学
17:50ジョードプル→23:15 ジャイサルメールRanikhetエクスプレス
HOTEL HAYYAT泊
★10/1★←今回の旅行記
終日ジャイサルメールを見学
10/2
0:45ジャイサルメール→6:20ジョードプル Ranikhetエクスプレス
乗り換え時間を利用してウメイド・バワン宮殿見学
13:30ジョードプル→15:10ムンバイ ジェットエアウェイズ9W413便
18:05ムンバイ→20:05チェンナイ ジェットエアウェイズ9W461便
10/1
この旅2つ目の世界遺産ジャイサルメール城を見学します。
夜中0:45の列車でジョードプルに移動するのでどうやって時間を潰すかが問題だったんですが、ジャイサルメール城の中でビールと景色を楽しめるお店を見つけてまったりと過ごすことができました。
インド北西部の旅3日目です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
朝食はホテルでいただきます。
ビュッフェ形式で取ってきたのはトースト。 -
卵は注文すれば焼いてくれました。
時間がかかりましたけど。。。 -
ホテルの屋上にあるので周りの景色を見ながらの朝食です。
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南西方向には、緑の向こうにタール砂漠が見えます。
このタール砂漠はパキスタンに続いています。 -
北西方向すぐそこには世界遺産ジャイサルメール城が。
さらに高い場所にあるから城壁の上から遠くを眺めるのが楽しみです。 -
HOTEL HAYYATの前の道、ガディザーロードを西に向かって
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城塞に登る道を探します。
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政府機関のNagar Parishad Jaisalmerの手前にFORT ROADという名前の道を発見!
上がります。 -
FORT ROADをジャイサルメール城に向かって歩きます。
坂道を上がっていくと、 -
世界遺産ラージャスターン州の6つの丘陵城砦群の1つジャイサルメール城です。
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僕にとってはジャイプールのアンベール城に続きこの世界遺産2つ目の城塞。
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城門、ゴパチョークから入場します。
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昔ながらの城塞で未だに城内で生活する人がたくさんいます。
観光客と住民がこの門を通って場内に入ります。 -
見上げると城内1番の見どころシティーパレスが。
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この門が第一の門。スラジポール。
中に進みます。 -
日本の城と一緒で次の門までの道が曲がりくねっています。敵が来た時に上から狙えるようにってことでしょう。
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あの辺から銃を打ちかけて来たんだろうな。
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第3の門はガネーシャポールです。
小さい門です。 -
でも門の扉は分厚い堅固なもの。
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ガネーシャポールの向こうに第4の門。
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ハワポールです。
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壁にコウモリがいっぱい!
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シティーパレスの建物があります。
こちらは政治の中心地、ラジャカマハル。 -
日本で言うところの大奥に当たるクイーンパレス。
あとでシティパレスの中を見学するとここから外に出て来ます。 -
シティパレスは後回しにして
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先に城内を見学します。
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城内の道は細いですなぁ~。
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CITY VIEWの文字を発見。
行ってみます。 -
家の間を抜けて
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城壁の上の砲台に出ました。
眼下にジャイサルメールの街を見下ろすことができました。 -
砲台の向こうにはタール砂漠が広がります。
戻ってシティーパレスの見学に向かいます。 -
シティーパレスの入り口は政治の舞台となったラジャカマハルにあります。
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階段を登り終えると中庭に出てここで入場料を購入します。
500ルピーで日本語のオーディオガイドがつきます。 -
これは王家の紋章。
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階段を登って上の階に行くとオープンテラス的な感じですかね~。
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装飾が素晴らしい柱です。
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中に入ります。
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中は博物館になっていて最初の展示室は武器の展示室でした。
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窓際に展示したあったのはラウダの上で使う銃なんだそうです。
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長い鉄砲もあります。次の部屋に向かいます。
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戴冠式を行った部屋です。
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王はこの玉座で戴冠式を執り行ったようです。
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一番最近の1982年戴冠式の写真がありました。
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次はトゥリポリアマハル。
3つの窓の意味がある宮殿。この窓が名前の由来です。 -
ガラス越しにジョードプルの街が見れます。
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トゥリポリアマハルには歴代の王の肖像画が飾られています。
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マハルワルサバルシーン。ジャイサルメール王家の初期の王。名君だったそうです。
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昔は横顔が肖像画の基本構図だったのですが、ある時正面からに変わっています。
ヨーロッパの影響らしいですわ! -
王家であるバーティー族の系譜図。バーティー族は月が起源と信じていて、木の根元に月の神チャンドラが描かれています。
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先ほど見に行った戴冠式の部屋。だったと思います。多分。おそらく。ひょっとしたら。。。
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王が使った輿がありました。
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さすがに王が使ったもの装飾も凝っています。
これは孔雀ですね。 -
月が起源と信じているバーティ一族。
月を模した丸い盾。 -
マハラワルカジュシーンの寝室がありました。
マハラワルカジュシーンは初期の王だから再現した部屋なのでしょうかね。 -
ベッドの下に木製のサンダル、カダウが置いてあります。
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青色のタイルが壁に貼られています。
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先に進むと中庭に出ます。
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壁の上に雨どい
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さらに下の階層に抜けるための雨水の抜け道。
ここジャイサルメールは砂漠の街。年間降水量150ミリとほとんど雨が降らないので飲み水となる雨水はとても貴重。雨水が集められる工夫だそうです。
下には水を貯める池なんかがあるんでしょう。 -
切手のコレクションの展示部屋がありましたがこの日は解放されず。。。
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王が外に出る時に使う天蓋。奥の天蓋は女神スアンキヤマータの天蓋。友好関係を結んでいたムガル帝国皇帝から送られたもの。
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2つの天蓋の中にある魚の飾り。日本でいえば馬印的な感じなのかなぁ?
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子供用の木馬。
ジャイサルメールの市民にとって騎馬は非常に大事な移動手段。王族の子供達はこの模型で馬に乗る感覚を養ったのだそうです。 -
インドの博物館には必ずあるのはヒンドゥー教の神像。
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15世紀の笛を持つクリシュナの像
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ラーマ像
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応接室。
応接ソファー -
これが木じゃなかった記憶があるんだけど、なんだったかな?
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この部屋バルコニーに続くドアの窓はステンドグラス。
この部屋を出てさらに上に向かいます。 -
屋上に出ます。
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ジャイサルメール城内にあるジャイナ教寺院の塔が見えます。
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ジャイサルメール城外の家が
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ぎっしり。
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上から眺める城壁。
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あとで見に行くつもり。
ガディサール湖の水色の水面。 -
建物の中に再び入ります。
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ラジャカマハル最後の部屋はこの青タイルの部屋。
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今度は王宮の女性たちの住むクイーンズパレスを見ていきます。
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中に入ると王后様が。
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ジャイサルメール城の模型がありました。
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模型があるのはウダイヴィラスという名前がついた中庭。
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ヘットヴィラス
白くて広い部屋。 -
くつろいでいた椅子があります。
ソファーというよりは座椅子かな。 -
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アマルコットの国 マヘンドラとムーマルの絵が。
砂漠のロミオとジュリエットって感じのお話でした。 -
ループマハル。細い通路
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一番下まで降りてきました。
ここで音声ガイドを返却してシティーパレスを後にします。 -
シティーパレスの入り口前にあるジャイナ寺院。
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時間が13時30分。お腹が空いたから城の中で昼食を取ることにします。
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あてもなくふらふら歩きます。
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城壁まで行けばなんかあるでしょ!
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見つけた!ククコーヒーハウス。
キングフィッシャーって書いてあるからビールもありそう。 -
屋上がレストランになっています。
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上から街を眺めながら食事をいただきます。
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メニューにビールがなかったのでアイスコーヒーをとりあえず注文。
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お店の兄さんに聞いたらビールがあるとのこと。
そこでビールとチーズトーストで昼ご飯は終わり。
日が沈むのもよく見えるから夕飯も食べにおいで!とお店のお兄ちゃん。
わかった夜また来る。と握手して次の見どころへGO! -
この日は暑かったからね。犬もぐった~。
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城外に出ます。
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城壁の外に出て
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城外の街を歩いて
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進みます。
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昔の街だから
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道がとても
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狭いです。
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買い物中の牛さん。。。。
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目指していた建物はこれ。
ラージプートの貴族の私邸、ハヴェーリーの1つパトウォン・キ・ハヴェーリー -
さすがに貴族の住んでいた邸宅跡。壁の飾りも大したものです。
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入場して一番最初に入る部屋はこの色あざやかな部屋。
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この部屋はハウステンプル。つまり貴族個人専用のお寺。
ガネーシャが祀られていました。 -
このハウステンプルの下を道が通っています。
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世界遺産ジャイサルメール城の撮影はここ。
ってよく考えたらここは城外だったなぁ~。 -
外の様子
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これブッダだよね。
仏教でいうお釈迦様はヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の24番目の化身と考えられています。 -
なんか絵になりますね。
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先ほど行ったシティーパレス同様ここも博物館になっています。
ここにいたパトゥワ家は -
18世紀に金銀細工の商いで財を成した家。
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並んでいるものは高価そうなものが並んでいます。
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輿がここにもありました。
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当時の貴族の女性の身につけたものは色鮮やかだったようです。
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建物の中は吹き抜けになっていました。
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貴族のベッドルーム。
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アンティークショップで高い値段で売ってそうなベッドだわ。
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これはドレッシングルーム。
綺麗なお妃様が使っていたんかなぁ~。 -
ラジャスタンのキッチン。
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少ない水で調理を工夫してやっていたようです。
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大事な水がめ。
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ダイニングルーム
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主に食事をとるのに使っていました
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食器が置かれていました。
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上からさっき見上げた吹き抜けを今度は見下ろします。
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弦楽器がたくさん。
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ドローイングルーム
高級なソファー -
冷蔵庫、レコードプレーヤーが目を引きました。
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ジェヴァン ヴィラス
応接室です。 -
インド将棋
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チェス
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座る椅子があります。
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塔がありました
が、これどこの塔だ?? -
屋上に上がりました。
さっきまでいたジャイサルメール城。 -
日時計がありました。
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下に降ります
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途中でまた吹き抜けを見上げて
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外に出ました。
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精巧なレリーフが全面を覆っています。
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アップにすると精巧なのがよく分かります。
まだまだ夕日の時間まであるからシティーパレスから見えたガディサール湖まで歩いて行ってみることにします。
グーグルマップでみると30分そこそこです。 -
城下町を歩いて行きます。
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石畳の道にのんびりする牛たち。
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城の中じゃないのに
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いい雰囲気の建物が多いです。
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城門跡らしきものが。
地球の歩き方の地図を見たらガディサール門のあった場所。 -
駅の前から続くガディサールロードを超えると道はこんな感じになります。
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ティロン・キ・ポールゲートに行き当たります。
この門の向こうはすでに湖。
この門の一番上はクリシュナ寺院になっていました。(入れませんから確認してはいませんが) -
ティロン・キ・ポールゲートの下からボートに乗れるので人でごった返していますので湖をみるにはティロン・キ・ポールゲートの隣にある展望台がおすすめ。
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ここは雨のほとんど降らないこの地にとって大事な貯水池。
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ここで景色を眺めながらぼ~っとしばし休憩。
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日も少し傾いてきたのでジャイサルメール城に戻ります。
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この旅初めての「フォト!!」
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城内に戻ってきましたがまだ日が沈むまでの時間があるので朝、行かなかった方向に向かいます。
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細い道を進んでいくと
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ジャイナ教寺院に出ます。
ヒンドゥー教寺院と違って壁には神像がありません。 -
中には入りませんでした。さらに奥に進みます。
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ジャイナ教を過ぎると
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布を売っているお店が並んでいました。
サリーでも作ろっか? -
さぁお店に向かいましょう。
喉乾いちゃったからね。 -
途中にこんな立派な家が。
個人宅っぽいなぁ。 -
戻ってきました。ククコーヒーハウス!
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こんな写真撮って見ました。
ただのビール持ったおっさんだなぁ~。この写真。。
見てるのは -
砂漠の向こうに沈む太陽。
沈む寸前の太陽が一番明るいって知ってました? -
地平線に沈んで行きます。
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完全に沈んで陽光がにじんでいきます。
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完全に沈んだようです。
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城壁のライトアップが始まりました。
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なんとも言えない空の色。
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と同時にライトアップの効果もアップ!!
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夕飯はチキンマカロニを注文。
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なかなか真っ暗にはならないね。
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城壁の色が白くなりました。
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城下町もよく見えます。光は小さいですけどね。
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月が綺麗な夜でした。
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ジャイサルメールの北西にあるククコーヒーハウス。食事して携帯いじりながらサンセットを眺めることができるオススメのレストランです。
wifiあります。
階段降りたらやばい!と思う出来事が発生! -
この3びきの犬がすごいスピードで駆け寄ってきて前足を僕のお腹に載せて体重をかけてきたので噛まれると思ったら、すぐそばにあったオートバイに。
ただじゃれただけみたいです。でも夜の犬は怖いんだぞ!!
僕はインドで一番怖いのは夜の犬です。昼の犬はいいけどね。 -
シティーパレスにきました。夜はひっそりとしています。
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ジャイサルメール城を後にします。
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ジャイサルメール駅までゆっくりと向かいます。
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ガディザーロードに出ました。
ここはガディザーサークル。ここからジャイサルメール駅までは約500メートル。 -
ククコーヒーハウスから歩いて30分。
ジャイサルメール駅に到着です。
時間はただいま9時pm。 -
駅にはインドで最初に登場した豪華観光列車パレス・オン・ホイールズの車両が停まっていました。
7泊6日でラジャスタン州を回ります。
客室はすべて冷房完備で、個室ツインベッド、化粧室、内線、温水、音楽設備が設置されているそうですよ。 -
この車両はスパカーのようです。
アーユルベーダが受けれるのかな? -
そしてマハラジャレストランと書かれた車両がありました。
食堂車ですね。
時間とお金があれば是非乗ってみたい列車です。 -
僕の乗る列車は0時45分発。
時間はまだ9時15分。 -
僕が今日乗るのは行きと同じエアコン付き2段ベッド車。1等2等休憩室が使えます。
この中で列車が来るのを待ちます。
インドの列車遅れるしね。 -
出発時間を15分過ぎてようやく列車到着の放送が入りました。
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ホームからジャイサルメール城が闇の中に浮かんでいるのが見えました。
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僕が乗るRanikhetエクスプレスが入ってきました。
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時間は1時を過ぎています。
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この日の寝床はこの下段。すぐに眠りに入りました。
ジョードプルに向かいます。
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