2014/03/30 - 2014/04/23
826位(同エリア1197件中)
旅空黄昏さん
2)「ニース」二日目(2014.04.01.火曜)のコート・ダジュールに相応しい快晴下の今日は、、、
ニース旧市街(第二次世界大戦の戦火を奇跡的に逃れた一角で、大雑把には「城跡のある丘」と「アルベール一世公園」と「ガリバルディ広場」の3つを結ぶデルタ地域)徘徊予定で・・・
昨秋の3連泊での未踏のエリアを少しでも埋める事をメインにして、a.m.10:30になってホテルを出た。
目の前の「プロムナード・デ・サングレ」を海沿いに東に向かって、心地好いコート・ダジュールの風に爽快感をクスグラれながら・・・
過ぎ行く時を惜しむ様子とは無縁の“千鳥足”スタイルでブラブラと進んで行った。
違和感の無いジョギング連中とは違って、この時期にもハシャギまわる若くはない(ロシア人ぽい!?)人達の勇気ある海水浴姿に、“陽光”に対する価値観の違いに感心したり納得もしつつ・・・
途中のベンチに居座る薄汚れ、小さく纏めた身包み荷物だけが印象的な初老の浮浪者達に出遭えば・・・
彼等の背負った過去に興味を覚え思いを巡らせては、これが“若人”であれば「例(ニースの裏の一面として今話題)のアルカイダのリクルートにより《イスラム教徒化⇒シリアのテロ組織に送致》って道を歩む」のでは?!なんて言う思いに戸惑いつつ・・・心も徘徊す!。
やがて「プロムナード・デ・サングレ」を離れ、「アルベール一世公園」を突き抜けて・・・
眼にも鼻からも種々の存在感が漂う「花市」から骨董品、野菜、果物、香辛料等の様々な物が売られて活気溢れて賑やかな「サレヤ広場のマルシェ」に紛れ込んでは・・・
「スパイス・コーナー」の前でアレコレ思案相談中の日本人のオバチャマグループと情報を交わす場面では、『日本人離れ(の風体)が素敵ね!』って煽てられたり、思わず買い込んだ「焼き立てフランスパン」を小脇に挟んだまま・・・
「生鮮野菜コーナー」の気さくで南仏気質を感じさせてくれる売り手の言葉が気に入って選んだ“朝摘みイチゴ”を道々そのまま頬張りつつ、連泊故の非効率な徘徊を続けて旧市街の北端に在り、イタリア統一戦争での活躍にも拘わらず、その後ニースがフランスに合併された事を不服として、今でもトリノのほうを向いているらしく(ソッポを向く?)ガリバルディの像が立っている「ガリバルディ広場」では、四方に展開する此処の趣きを暫し観察しては・・・
「城跡のある丘」の裾を時計回りに進み、クルージング乗り場の在る「ニース湾」迄半周してから踵を返し・・・
可愛らしい典型的なニースの小路では佇み、視覚を充たし・・・
土産屋が肩を寄せ合う「サン・フランソワ・ドゥ・ポール通り」では触覚迄も楽しませ・・・
歴史的建造物の「ミゼリコルドのチャペル」ではバロック様式の正面(ファサード)や、騙し絵(均整を取ろうとする窓)等を記憶に刷り込んだ。
こんな途中途中では、、、
ペロリエール通りのソッカ屋「Rene Socca」の(タイミング悪く、ツアー客の)大行列にタジロギ・・・
もう一軒の「Lou Pilha Leva」で、有名な地元名物の「焼き立てソッカ(ヒヨコ豆のクレープ風)」や「小イワシの天ぷら」等のB級グルメをビールの肴に過ごし・・・
此のエリアの締めにした、ニースで一番有名なアイスクリーム屋「Fenocchio」で目撃した、その繁盛ぶりに(思わず余計な)儲け具合迄も推測していた我等が居た。
そんな徘徊を終えて戻った[Hotel Le Negresco]で、、、
(誇らしげな謳い文句である「ワイヤレスインターネット接続可!」の)ワイヤレスが殆ど使えずに困惑している事を告げると・・・
ネット環境の良い部屋への移動の提案を受けて移動した、正規一泊料金:680ユーロと言う部屋(#326)に。
結果的には、、、
(ネット環境は余り良くはならなかったが)「各部屋の設えが夫々異なる」と言う通りの、異なる雰囲気に包まれたベッドで、前夜と異なる夢を見る機会を得た記憶に残る二日目であった。。。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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