2017/05/04 - 2017/05/04
650位(同エリア6871件中)
NOAHさん
考えていたら 予感が紙くずになってしまうわ
遠く 遠く 遠く 遠く
夜が明ける前に 私を運んで
理性が目覚める前に
大好きな坂本真綾さんの『遠く』より
『あぁ、ヨーロッパへ行きたい。』
うずうずがおさまらなくなったある日のこと。
5月頭の2週間のみあれやこれやが全て噛みあい、2年ぶりにヨーロッパへ出られることが判明した!
それが今年2月末。
大急ぎで休みを申請、行先を選定、ルートが繋がるかどうかだけを調べ航空券をポチっとな。この間3日。
いつもみっちり下調べする私が2カ月で準備できるだろうか?
5月はまだ涼しいから暑く、直前予約で早割終わってるかもしれないから物価の安いとこ。
その二本立てで絞ったのが、この季節きっとジャカランダが美しいであろうスペインとポルトガルの地中海側を進む旅。
地中海が好きで今までのヨーロッパ旅でほぼ毎度訪れているので、ガラリと気分を変えてアイルランドにすればよかったかなーと思ったり、全て決めてしまってからモロッコ挟めたやーん!と後悔したり。
3日で組んだ旅程は穴ぼこだらけですが、初夏の地中海を楽しんできました。
□5/1 KIX→Alicante(KLMアムス経由) アリカンテ泊
□5/2 Villajoyosa・Benidorm観光 アルテア泊
□5/3 Altea・Alicante観光 バルセロナ泊
■5/4 Barcelona
□5/5 Barcelona観光→Granada(イベリア航空) グラナダ泊
□5/6 Granada
□5/7 Cordoba
□5/8 Sevilla
□5/9 Albufeira(こんにちはポルトガル)
□5/10 Ferragudo観光 シントラ泊
□5/11 Sintra
□5/12 Lisbon
□5/13 Lisbon観光→Parisでトランジット泊
□5/14 束の間のParisを歩いて→KIX(エールフランス)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨夜遅くサンツ駅に到着し、駅近くのHostal Bejarで目が覚めた。
起きてまず洗面所の窓を開け外を見やる。
観光エリアから外れたこの地区は特別バルセロナらしさを匂わすものはなく、箱寿司のように味気ない容姿をした建物が並んでいた。
それでも強く感じた、「これがバルセロナか!」
旅行趣味に目覚める前より当たり前に存在を知っていた地を観光するのは我々にはそう多くない機会で、それは普段とは種類の違う新鮮な興奮でした。
5年前シチリア島カターニア フォンタナ・ロッサ空港から一歩外へ踏み出した時の「これがヨーロッパか!」を強くリフレインする。
夜が明けきる前に身支度を始め、朝の訪れと同時に探検に出発! -
王蟲のようでかっこいいバイクはHONDA製。
日本ではこんなかっこいバイクお目にかかったことないのに!w
※王蟲・・・映画「風の谷のナウシカ」に登場する巨大な蟲。 -
写真ではわかりにくいですが、道路の真ん中に駐車エリアが設置されていることが斬新!
-
地元市場を見学しながら観光エリアへ。
カタツムリが脱出の機会を窺っている! -
何か買い食いしたいな~と思いつつ、いつもの持て余したらどうしよう(><)が発動している間に市場を通り過ぎてしまった我々の前に現れたこの光景!
スペインでこれを見ない日はありませんでした。
吸い込まれるように店内へ~ -
ENRIQUE TOMAS
バルセロナ市内に20店舗あるという生ハムカフェ。
奥にイートインスペースがあり、テイクアウト用もその場で削ってくれます。
ちなみに、薄く均一にスライスする職人さんの手さばきに見惚れていると試食をくれます(笑)
足置き台は拷問具のようでちょっと怖かった。 -
一番高いのと一番安価なのを50gずつ買って食べ比べ!
(写真はかなり食べてます)
勿論深みある肉色をした左が18ユーロ/100g
日本で食べるなら安い方でもそこそこ美味しいけれど、美味しいのを知ってしまうともう帰れない…!な確かな差がここに!
お値段分あります。 -
イチオシ
適当にメトロを乗り継ぎ、カタルーニャ広場に辿り着いた。
早速すごい!これがバルセロナか!
メトロ・バスのシングルチケット2.15ユーロに対し、10回券T10は9.85ユーロでとてもお得!だそうでそちらを利用。
複数人で一枚のチケットを使えるとのネット情報だったのでそのつもりで購入したけれど、先に改札を通った一人目が隙間から後続に手渡してもう一度改札を通るという使用法で、本当にこれはOKなのだろうか…?少し懸念。。。
さて、グラシア通りを北上すればカサバトリョやカサミラをはじめ豪華絢爛なモデルニスモ建築(スパイン版アールヌーヴォー)が立ち並ぶ新市街、南下すれば旧市街エリア、さらに南東へ向かうと海沿いバルセロネータエリアへと続く観光起点となるカタルーニャ広場。
人種・年齢・風体様々な人が闊歩するそこは世界中の観光客から発せられる活気に満ちていた。
GUCCIのスニーカー、それも白!をカジュアルに着こなす美女が目にとまった。
ハイブランドのキッチュなアイテムをはけるお洒落さと余裕が眩しい!カタルーニャ広場 広場・公園
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Carrer de Montsio
今日はシーフードレストランの多いバルセロネータエリアでランチ予定。
旧市街の路地をたっぷり楽しみながら南下していこうと思う。
早速プルタル・デ・ランジェル通りを下って細い路地へ入っていく。 -
Els Quatre Gats
ピカソも通った老舗レストランらしい。
上質なダークファンタジーに咲くデカダンな世界観。クアトラ ガッツ 地元の料理
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イチオシ
赤いマントを翻す姿がかっこよくて釘付け!
彼女は小さなブティックのご主人のようでした。 -
細い路地が密集するエリアを突っ切ると突然大きな通りに出て、
路地もう終わり(:;)?と思うとまた細い路地エリアが始まる。
大通りで路地達が区画されている造りが面白い。
正面の立派な建物は裁判所だそう。 -
目玉!?のような突起物がビルの側面一面に刺さってる Σ(゚ω゚)
-
陶器のお土産屋さんに立ち寄ると、ガウディ建築を模したものやアラベスク美術の陶器と並んで男女がベッドインしている作品があり、さらにその男男verもあった!
駅の売店にはアダルトグッズが売られていたり、長距離列車内ではかなり直接的なセクシー映画が座席上部のテレビで流れていたり。
ここは自由の国だな~というのがスペインの印象の一つ。
許容範囲の広い社会は心地が良い。
寛容で、適度に他人に無関心。 -
カタルーニャ音楽堂
有名な観光ハイライトは雑誌や旅行記でよく目にするので、きっとこういう所にこんな風な佇まいであるのだろうな~!
と自分の中でイメージが出来上がっていることが多く、
え!こんな所にあるの?!
と驚かされることが多いです。カタルーニャ音楽堂 建造物
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ここもその一つ。
大きな道路を渡るとやたら人の集まる路地があり、少し進むと近代的なガラス張りの建物と隣り合い路地を構成する一部として何食わぬ顔をしてそこにあった。
広場奥などに鎮座するように構えているものと思っていたのでびっくり。
幾種ものお花の植わる、お花畑のような音楽堂。
モザイクの花、彫刻の花、ステンドグラスの花、どれも美しい。 -
複数の建築が折り重なるバルセロナの一角。
うーん、なんとなくプラハが懐かしいような? -
このままサム・ペレ・メザルト通りを進んでもいいのだけど、ライエターナ通りを渡った東のエリア・ボルン地区の細い路地こそ「洗濯物路地」の名称でグーグルマップに☆をつけ楽しみにしていたところ!
喜び勇んで脇にそれていきます(*^^*) -
イチオシ
ひゃ~ (*゜∀゜)=3!!
これこれ!こういうの!!! -
イチオシ
お洗濯物いっぱいー! (*´д`*)ハァハァ
こんな日陰の埃っぽい路地でお洗濯物が綺麗に乾くのかは少し疑問だけど(笑)
これぞ私の求めていたお洗濯物路地です♪♪♪
一区画進むごとに少しずつ表情を変えるお洗濯物路地が次々お目見えして、大奥惣触状態!
四つ角に立とうものなら360度を何周もぐるぐるすることになります。 -
ところで何か違和感がありませんか?
そう、速度制限の交通標識!
バイクは普通に、そしてなんと車も通ります! -
気がつくと、いつもアートならぬ街のピースを拾い集めてる。
そこにあるとは知らない物を、たまたま通りかかって発見し、コレクションしていく感覚が楽しいのです。
釣りとちょっと似てるかな? -
バルセロナ滞在は約二日。
普段、丸一日あれば充分に歩き尽くせる規模の町と対峙することの多い我々はタイムスケジュール組みに不慣れで、随分と時間のロスや非効率を出してしまったな~(´Д`)というのが終わってみての感想。
海外滞在時間は10代の時間のように貴重なので、次の機会への良い教訓となりました。 -
街角わんこウォッチャー
離席中の飼い主を待っていると思われるわんこ。賢い! -
飼い主さんのおしゃべりに付き合うわんこ。えらいぞ!
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人気のない路地奥へ進むおばあさん。
細い路地は治安が悪いと言われるエリア。
不穏な匂いのする場所はそうなく、でもたまーにこの先どこに繋がるんだろう?
と思う道はあった。 -
モノクロの似合う街。
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アーチで切り取られる、明るいあちら側。
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陽のあたる部分とそうでない部分のコントラストが激しくて、別の街であるような印象を受ける。
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どちらも好きだけど、
バルセロナ 旧市街
と言えばやっぱりこれ(*´∇`)ノ -
サンタ・マリア・デル・マール教会裏手辺りまで南下してくるとカフェやバルと共にお洒落なブティックが多く、小さなショップを覗きながらの散策がとても楽しい。
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PASTELERIA HOFMANN
http://www.hofmann-bcn.com/pasteleria
一つ星レストランや料理学校を手掛けるMay Hofmman氏のパティスリー。
外観が可愛くてたまたま立ち寄りましたが、有名なお店だったよう。
翌日買い足しの為に再来店した際はすごく混んでいて、流石人気店で時間により混むのと、シエスタ休憩があるので注意。Hofmann Pastisseria スイーツ
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パン、焼き菓子、ショコラ、コンフィチュール、ケーキと各種商品が可愛く陳列されています♪
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コーティングした生地でクリームを挟んだタイプや、ココア生地にチョコを重ねたタイプなどどれも多層構造がすごく美味しくて、手間暇かかった丁寧な味がしました!
私のお気に入りはシトロン(右から二箱目)で、甘いシロップの染みた生地とレモンの酸味がベストマッチ(*^^*)
どの味も甘すぎないのがちょうどいい。
他で食べた事ない独創性もあり、「お土産屋さんの味」ではなく「お菓子屋さんの味」をお土産にされたい方におすすめです。
YUZU味にはひらがなで「ゆず」の刻印!
(持ち帰ったらコーティングが溶けちゃった(><)
今回一週間強スペインを渡り歩き驚いたのは、柚や山椒、ワサビといった和の薬味を取り入れた食べ物に何度も出会ったこと!
フランスだったら驚かないけど、スペインにも普及しつつあったとは。
焼き菓子6箱とパンも数種買って51ユーロ -
パンスペースの果実たわわな照明がかわいい☆
パンは美味しいけれど期待したより普通かなぁ。
クィニーアマンはバターよりお砂糖の勝った味でした。 -
El Born Centre Cultural
ボルン・カルチャーセンター
オレンジの使い方が悪浮き一歩手前の絶妙なキリン柄。
ブルーグレーの本体が良い色で、文化の街バルセロナに相応しい佇まい。
長らく市場として愛されてきたこの建物は、閉館後の工事中地面の下より遺跡が発掘され、現在はミュージアムとして公開されているそう。 -
ファサードにステンドグラスと螺鈿のようなオーロラ色の飾りをミックスさせた装飾もバルセロナのスタンダードの一つのようで、よく見かけた店構え。
ここにグレーの石と優雅な曲線を足すと、紛れもなくバルセロナ! -
路地の突きあたり、ヨーロッパあるあるの通り抜け♪
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陽の差す路地が通り抜けの向こうに。
この向こうはすごくプライベートな空間に見えた。 -
お洒落なお店のお洒落な店員さん☆
一旦は前を通り過ぎ、店員さんめっちゃお洒落やったね!?と二人で大興奮。
思い切って写真をお願いしたら陽気な方でした~(*^^*)
27は彼のラッキーナンバーだそう!
ところでバルセロナでは彼のように彫刻じみた骨格・顔立ちにヒゲを蓄え、長身で髪の長い男性(彼は短髪ですが)をよく見かけました。
複数の国が統一されてできた国らしい地方色なのかな?
旅行中なぜか私はこのタイプの容貌の事を「ガウディに似た」と形容していて、でもガウディを画像検索したらば全く似ていませんでした(笑)
でも私の中でもう「ガウディタイプ」の名称に決まってしまった。 -
お洋服屋さんのポスター
そうそうこのタイプ!
ザッツ芸術家!な風貌なのでガウディっぽいと勘違いしていたのかもw -
イチオシ
ドゥクトイグアデ通りを渡り、海沿いのバルセロネータエリアへ。
途端に景色が明るく、開放感が溢れだす。
陽光に包まれて、見える前から地中海が近いことを肌感覚で察知できる。 -
懐かしいナポリを思い出しながら、ランチのお店を物色中。
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スペイン国旗でもカタルーニャ州旗でもない水色×黄色はなんの旗?
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ただ明るいだけではなく、中心地を離れてもバルセロナ然とした動かざる住人。
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うーん、こんな店構えはやっぱりちょっとプラハを思い出す。
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Restaurant Can Majo
パエリアを一人前から注文できるとのネット情報を見て訪ねたが、改定されたのかパエリアは2人前から。そして日本語メニューがある。
さらに後から入ってくるゲストが日本の方ばかりで...
一旦席に着いてから退出するのは失礼かと思いましたが、ごはんを失敗すると尾を引くので思い切って退出しました。 -
その後調べていたお店が閉まっていたり見つからなかったり、そろそろ疲れた、ごはん食べたいよう(;:)ということで軽くヤケで入ったお店。
El Pacífico
海沿い広場にあるお店は美味しくないのでは...
なんて杞憂を吹き飛ばしてくれた救世主! -
「パエリアは二人前から」
メニューにそうあったので特に何も申し出ずそのままオーダーしたのに、空気を察して(どんなエスパーなの!?)一人前で出してくれました!
陽気なおじさんありがと~(≧∀≦*)
そしてプーリアで食べ逃したブラータチーズ!
スペインで食べたいと思ってました。
モッツァレラチーズで生クリームとモッツァレラを包んだフレッシュチーズで、足が早いので中々日本ではお目にかかれない逸品。
セミドライトマトの凝縮された旨味も絶品で、二品ともすごく美味しかった!!
加えてちょうど正面のテラス席には絶世の美少女がお食事されていて、海風を感じながら美少女を愛でながらのごはんは言うまでもなく最高。
合計29.90ユーロ
さらにさらにお店の雰囲気もピンナップガール風でかわいいし、お隣の席で食事していた赤ちゃんが可愛いのなんの!
水色×ピンク×白のカムフラ柄のおべべを着た、お洋服と同じ水色のおめめの持ち主でした。
思い起こせば瞳の色込で洋服やメイクをコーディネイトしている海外の人って割といて、そういう楽しみ方ができるのも羨ましい青い瞳。 -
お腹が満たされ、殊更麗らかに感じる午後。
街歩き昼の部開始! -
ユニークな街路樹の植わる一角。
瓢箪のようなカーヴィーボディにトゲがびっしり。
足元にはふわふわ白い綿毛が落ちており、見上げるとあけびのような実の中には綿が詰まっています! -
綿の木だ~!
いや待てよ、綿は木ではなく草だね?
この木は一体何の木だったのでしょう。
ご存知の方ぜひ教えてください♪ -
おちゃめな看板がアートしてる♪
ちなみに右側は新市街にあったもの。 -
水色に赤いお花で統一された、美意識高いお住まい。
どんなお洒落な人が住んでるのかな? -
これもバルセロナで楽しみにしていた一つ、ガラス張りの出窓!
結構な大盤振る舞いで、角を曲がれば優雅な出窓を持つ建物に出会えます。 -
街の美容室。
レトロな雰囲気がたまらん=3
スペインの他の街&ポルトガルにもレトロなお出汁がイイ味出してる美容室が多く、この二国は美容室が素敵な国としてインプットされました。 -
モデルニスモ建築といえば立体的な曲線美術とボタニカルなパターン模様というイメージがあったので、この手の壁画建築が多くあったのは意外でした。
幾何学模様の壁画も多く、思い出すのはやはり幾度かデジャヴを感じたチェコ、そしてスグラフィット様式。
先ほどのアートしてる看板もチェコにあっても違和感ないような?と感じました。
アールヌーボーの発展したチェコとスペイン版アールヌーボーであるモデルニスモのカタルーニャ、近しい性質を持つ地として共通点を感じるのは自然なことなのかもしれませんね。 -
イチオシ
再び路地に入りましょう。
ランブラス通りから一本東へ入ったラバル地区。
最初、このエリアをゴシック地区と呼称するものと思っていたけれど、ゴシック地区=旧市街の意味で、ボルン地区やラバル地区を含む旧市街エリア全体のことを指す、と思っていいのかしら?(*o*) -
このエリアも治安が~と漏れ聞く場所。
私が歩いた限りそう危険は感じなかったが、ものすごく強引な大道芸人がいて、避けて通ろうとしても身体を張って進路を塞いできた!
隣を歩いていた男性が割って入ってくれたのでちまさんの手を引いて突破したけど、びっくりした~
アーチの真ん中に下がりランプ。
好き! -
潜った後に振り返って。
やはり好き! -
Placa Reial
アーチを潜るとレイアール広場に。 -
19世紀の修道院を改装したという広場は四方を建物に囲まれアーチ天国♪
周囲はレストランやバルで埋め尽くされ、ヤシの木が陽気なムードを高めます。
大道芸も賑やかで、ヨーロッパの広場らしい広場。
私はというと、タンゴを踊るセクシーなカップルに釘付け (*゚∀゚)=3 -
つい目が追ってしまう下がりランプの整列☆
-
琥珀のように美しいランプ。
今まで訪問した国の中では圧倒的にイタリアとフランスが好きで、スペインも後を追う!と感じた要因の一つがランプの色っぽさ。
スペインは個性的で美しいランプの宝庫です。
バルセロナだからこその美麗ランプかと思いきや、グラナダも引けを取らないランプパラダイス!
蛇足ですが、よく思い出すのはギリシャの景色や思い出で、私の求める条件を上記の国々ほどは満たしていないのになぜかとても好きな国という位置付けです。
あと本格的に旅したことがないので未知数ながら、絶対好きな自信があるのがトルコ。
インスタパトロールで出会う、ここ好き!はこの二国である率高し。
トルコ国内の写真を更新するトルコ人写真家のインスタアカウントを何人もフォローしているw
AlacatiやMardinに特化したアカウントはかなり目の毒です・・・ -
あぁ、このランプも素敵。
曲線的デザインの建物だからこそ、この直線が映える。 -
洗濯物路地とモデルニスモ出窓のコラボ。
生活感と優雅さのハイブリッドがラバル地区の魅力かな。 -
イチオシ
ここもバルか何かなのか!?
舞台セットレベルの空間美! -
ヨーロッパによくあるTATOOショップ。
どこもダークだけれどw、これもまた雰囲気あります。 -
GRILL ROOMと書かれているのでステーキハウスなのかな、の二階部分。
エキゾチックで目を惹きます。 -
これこれ!
ステンドグラス+螺鈿色の装飾を持つ、バルセロナスタンダードの一つ。 -
この辺り店構え&インテリアがドストライクのショップが多すぎる!
左上の薬局には絶対にラストエリクサーやフェニックスの尾を置いていると確信した。
これもチェコでも感じた。 -
イチオシ
この窓辺もドストライク!
パリといいバルセロナといい、やはりグレージュカラーを制するものはお洒落を制す。 -
イチオシ
彼女お洒落だったな~!
個々には癖が強かったり逆にシンプルなアイテムばかりなのに、全てがこのコーデの為に誂えられたような一体感。
彼女のセンスが如何なく発揮されて本当にすてき! -
足元に視線をやると、立派なプレート。
これはバルセロナの老舗の証だそう。 -
壁画や通り名プレート含めて一枚の絵のように完成している…
-
ガラスが反射して見にくいのでズームでもう一枚。
メキシコ雑貨的オーナメントも深紅の台座も、スパークリングワインのような照明も右上に下がるシャンデリアも全部全部すてき~!
もう握手!このショーウィンドウを作っているお店の方と握手したい! -
サンタ・エウラリア大聖堂裏手エリアにやってきた。
この辺りいくつか教会関係の建物やミュージムがあり、残念ながらここが何だったのか記憶があやしい。 -
Carrer del Bisbe
13世紀以降貴族の館が集まっていた華やかな通り。
バルセロナのゴシック地区を目指す旅人はまずはここに来るのではないかしら(*^^*)
繊細な渡り廊下から光の漏れる写真を見て、私も憧れていました。 -
少し道幅の拡がる路地には両側ぎっしりにショップが並び、観光客も多く賑やか。
ここはアイデア溢れる美術館のようなお店だった! -
あああぁ…こんなところでひっそり朽ちていかないで(;:)
-
街角わんこウォッチャー
大きなサボテンと同じくらい、このお店のシンボル的なジャックラッセルちゃん♪ -
ランプウォッチャーも並行して続けております。
あぁ~ランプが色っぽい。 -
The Pudding Bar
歩きすぎて流石に疲れてきたのでカフェブレイク☆
イギリスで映像関係のお仕事をなさっていた(今はアメリカへ移られた)コンセプトアーティスト/セットデザイナーのうめだまさんがツイッターで紹介されていて気になっていたお店。
期待通りす~っごくかわいい(≧∀≦*)!
著作『渡英2年うめだまのイギリス自由帳』は可愛く楽しく、イギリスのへ~!がいっぱいでおすすめです。
デフォルメ絵の達者な方って本当に絵の上手な人だと思う。 -
キャラメルホットチョコレートとココナッツザクザクホットチョコレート、どちらも3ユーロくらいだったかな?
ティーカップはピップスタジオでこれもかわいい~♪
日本のコンセプトカフェは空間を楽しみたい女の子一色で空間代金割増しなイメージだけど、ここは男性一人やカップル、親子連れなど多彩な客層で料金もすごく良心的。
そしてなぜか屈強な店員さんが多く、真っ赤な制服で擬態して可愛い空間に溶け込んでいるw
すごく気がよくて、写真を撮ってもいいか尋ねると
「勿論!いくらでも~(^^)」
だったのも嬉しい♪
我々以外に写真を撮っているお客さんはおらず、空前のインスタ映えブームの日本とはえらい温度差。
この街ではフォトジェニックなことはそう珍しくないから?
しばし滞在していると
「じゃ、また明日ね~♪」
てな感じにごきげんに鼻歌を歌いながら帰っていかれましたw -
お店を出ると・・・
やめて~~可愛いお店に落書きしないでぇ。 ゚(゚ノ´Д`゚)ノ゚。
ピンバッジみたいに可愛い額では隠しきれぬ。 -
さて、朝の観光振り出し地点に戻ってきた。
ここからさらに北上して、今度は新市街エリアを歩きにいこう。 -
気がつけばいつもの癖で寄った写真ばかり撮っていて街の雰囲気がよくわからんと思われますので、少し引いた写真を。
バルセロナの目抜き通りであるグラシア通り。 -
ヨーロッパ観光のメインは旧市街であることがほとんどだけど、たまに出会う、新旧それぞれの良さがある街。
大きな街だと割と存在するのかもしれないけれど、田舎街メインで旅する我々としては結構希少で、おすすめがあれば教えてほしいです(*^^*) -
今まで行った中ではプラハやドイツ ドレスデンが思い出にあるが、バルセロナはその最たる街ではないかと感じました。
新市街にこんな美麗建物ばかりじゃんじゃん並んでるもんだから、いくらでも歩けるし気がつくと遠くに来てしまっている!という現象に見舞われます。 -
バルセロナは緑豊かでそれが一層街の美しさを高めているのだけど、豊か過ぎて建築に覆いかぶさり、み、見えない・・・!なんてことも起こっておりますw
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お花畑だらけ♪
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TAIMO
Carrer d'Arago, 266, 08007 Barcelona
日本人的には『TAIMO』は体毛に脳内変換されてしまいインパクト大ですが、フレンチシャビーなインテリアショップです。 -
左の二点で12ユーロとプチプラです♪
右はちまさんのお買い物。 -
Casa Batllo
さすがカサバトリョはすごい人!
私にはバルコニーにパンダがたくさん並んでいるように見える。 -
今旅、中~後期にかけて珍しくいくつか入場系の観光をするもバルセロナでは一つも入らず。
さすがにどれか一つぐらいは入ればよかった。 -
足元も凝ってるなあ~!と思ったら、この敷石もガウディ作だそう。
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街角ランプウォッチャーとして見逃せないランプがまたしても。
こういう街灯や標識の足元には、地元の高校生?大学生?(と思われる)男女が集団で寝そべり、寛いでいたのには非常にびっくらした!
一人の男の子の腕とお腹をそれぞれ枕にして寝そべる女の子、の足元に寝そべる男の子、というように若者が折り重なり、現代を生きるヒッピーのようだった。 -
木枝が効果的に用いられたウィンドウはパフュームのお店。
色味がちょっと偽物っぽいけど、森の中の楽園が再現されていてとても可愛い。 -
優雅な建築もアンテナショップが俗っぽいと台無しなところ、LOEWEはその心配皆無。
建築とブランドの一体感も素晴らしい。 -
『世の中の可愛いものは大抵おじさんが作ってると気付いたら大人』
なんて言葉を思い出さずにいられない(笑)
Casa Lleo i Morera
勿論ドメニク・イ・モンタネールというおじさん(失礼します(><)の作。 -
屋上展望台なのだろうけど、私には卵に月の光を集めるための装置にしか見えない。
漫画脳が治りません。 -
あぁ、下がりランプが美しい。
照明として理に叶ってもいるのだろうけど、これはシンメトリーな美。 -
花の美しさは変わらないのに、ヨーロッパのフローリストはなぜこうも魅力的なのか。
勿論これは反語で、センス、としか言いようがない。 -
ここも素敵な雰囲気だった。
例えば、日本人が時間に正確なのは農耕民族である日本人は皆で足並みを揃えて稲作に取りかかってきた為であると荒俣先生が仰っていてなるほどー!となりました。
なぜヨーロピアンの感性がこうも美と共にあるのか、その理由を誰か徹底的に解明してほしい。 -
Casa Mila
カサバトリョと双対関係にある建築というイメージがあり、実際こちらは山、あちらは海なのでその通りなのだが、カサバトリョと比べると随分落ち着いていてガウディは海派なのでは?と勝手な想像が膨らんだ。
いずれも個人の邸宅としての建築なので、施主の好みを反映してのこと?
ガウディとオーストリアで見たフンデルトヴァッサー、彼ら生物的な建築を得意とし、自然を礼賛する建築家は自然の中に最高の形を見出し曲線を多用する。
曲線は海の波でありなだらかな森であり。
人は自然を求めるし、動物の一種なのだから自然と共にあるのが自然な在り方。
産業革命の真っただ中にそのことに気がついていた芸術家達はやはり只者ではないように思う。 -
Carrer del Bruc, 127
ここも緑が豊か過ぎて、み、見えない・・・!w
多くのモデルニスモ建築は現在も住宅であったり1Fにテナントが入っていたり、市民の生活の場として活躍しているよう。
世界的に稀有な芸術を後生大事に奉るでなく、日常と大胆に融合させたファンタジー空間こそバルセロナ。 -
美しいエントランス。
奥に見える多角形のランプはキュビズム的で、やはりプラハとの類似を感じてしまう。 -
Casa Macaya
アラベスクタイルまじりの窓辺。
モデルニスモに描かれる架空の草花デザインは独創的で生命力に溢れ、本当に美しいと思います。 -
Casa Le Swing
Carrer del Bruc, 148, 08037 Barcelona
ここもハイセンスな一軒だった! -
一見そう広いお店ではないが、B1があり細かく仕切られた空間ごとにテーマがあってすてきなブティックでした。
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Casa de les Punxes
ドイツ ノイシュヴァンシュタン城をイメージして建てられたお屋敷。
どうりでカッチリキッチリとんがってるわけです。
その鋭さから、地元ではトゲの家と言われているのだとか。 -
テキスタイルデザインのような窓辺!
-
三つ叉路の中央に梟を見つけパチリと撮ると、ワンブロック先にサグラダファミリアの尖塔が覗いていた。
そろそろ帰途につくこととしよう。
写真を載せた以外にも、とにかく犬も歩けば頻度で旅人歩けば美建築に出会えるバルセロナ。
我々は特に見たいいくつかだけをグーグルマップにチェックし、後は意識して追うことはせず自由に歩き回りました。
効率良く鑑賞されたい方は、計115箇所のモデルニスモ建築が登録されたRUTA DEL MODERNISME DE BARCELONA(ルータデルモデルニスモ)というガイド地図が便利そう。
http://www.rutadelmodernisme.com/ -
Carrer del Comte d'Urgell, 32
気球のストリートアートが見たくて立ち寄ったが工事中(><) -
気がつけば一気に夜の空気。
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あぁここは明るい時間に来たかった!
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店じまい後のフローリスト。
お花がなくても華やかな心遣い。 -
レンタサイクル、ズラーーーッ!
旧市街や建築美を巡るのは徒歩に限るが見所が広範囲に渡るので、二度目ましてのバルセロナには自転車もいいなぁと思います。 -
わわっ!ここのデザインや色遣いドストライク!♪
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月へ伸びる不思議な光。
この後バル巡りに繰り出すのですが、あまりにも楽しく美味しく気に入り過ぎて翌日も同じルートを辿るので、翌日の旅行記にまとめて記録したいと思います。
バル通りの異名をとるBlai通りが楽し過ぎて、私のバルセロナ滞在は「Blai通り近くに宿をとる」がマストです!w -
陽気なおじさん達。
もしかしそれ全部開けたの!?
夜のバルセロナは賑やか!
メイン通りは道行く人もかなり多く、彼らのように愉快な息遣いがどのバル、どのテーブルからも湯気のように漂ってきます。
夜が楽しい街にはまた特別な魅力が宿る。
人は夜になると「君は僕の太陽だ」な真夜中テンションに酔いたいのだと思う。 -
イスラミックなアーチの連なるあの巨大建物は一体?!
後で調べたところ闘牛場を改装したショッピングモールだとか。
アルテアの夜アゲイン。
足裏が痛すぎてのっそのっそとしか歩けない。・゚・(ノ∀`)・゚・。
バルセロナを全身で味わった勲章だけどホテルが遠いわよ…!(;:) -
限りなく民泊な雰囲気なので勿論清掃はないだろうと踏んでしっちゃかめっちゃかなまんまお出かけしたらば、しっかりお片づけしてくれ、嬉し恥ずかし(ノ∀`)
出しっぱなしだったパジャマが行方不明で10分ほど探しましたw
この後他のホテルでもパジャマは枕の下にないないされました。
スペインインナールール・・・?
カタルーニャ、明日独立住民投票ですね。
つづく
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- procidaさん 2017/10/03 14:48:38
- street…
- NOAHさんへ
最後までしかっり見させてもらいました。
やっぱり写真お上手ですね。^^
そして・・・
いいですね~。表紙の写真!
その他にも洗濯物がはためいている写真。
モノクロの写真、どれもいいですね~。
ヨーロッパの裏通り、私も大好きです。
私の机に一枚のポストカードが挟まっていますが、
Veneziaの裏通り。
洗濯物がいっぱいの通りにおばあさんの後ろ姿。
そんな生活感のある、何気ない一枚です。
NOAHさんの写真を見て、
スペインの町をまた歩きたくなりました。
プロチダ
- NOAHさん からの返信 2017/10/05 00:07:04
- RE: street…
procidaさん
こんばんは!ご覧下さりありがとうございます(o^^o)
わわわっ!
procidaさんにそう言っていただけるとものすごく嬉しいです!
光栄です、ありがとうございます♪
バルセロナと言えば華やかな文化の街というイメージが強く、実際訪れ各エリアそれぞれに個性的な魅力を感じましたが、中でも旧市街の佇まいに強くそそられたのでこの表紙写真にしました。
Veneziaの裏通りがprocidaさんの思い出の一枚なのですね。
ヨーロッパ裏通りの抗えない求心力とは...
複雑な構造美から漏れる営みの息遣い?二次元への憧れ?
気持ちを明文化したい質なので折々に巡らせますが、全貌は解明されないままです。
スペインは私もとても楽しかったです。
景色が美しく、人が温かく、ごはんが美味しい。
幸せです(o^^o)
NOAH
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