2017/09/16 - 2017/09/16
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tenkoさん
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上海から新幹線で1時間。銘茶「龍井茶(ろんじんちゃ)」の産地、杭州、龍井村へ行き広々としたお茶畑を見てきました。
お茶畑のあとは西湖の周りをぶらぶら。風光明媚という言葉がぴったりの世界遺産の古都。どっちを向いても美しい景色に出会えました。杭州は13世紀、南宋時代に首都がおかれ、大都市として繁栄。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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上海虹橋駅で杭州までの切符を買います。
中国で新幹線の切符を買うにはパスポートが必要です。
2011年から中国全土で実施。「実名制」というそうです。
当日券の売り場は混みこみです。
中国の人は並ぶことには慣れています。
じっと順番を待ちます。 -
杭州までの新幹線はG1377昆明南行き、9:28発です。
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ホームに新幹線が入ってきました。
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行きは2等座。
すぐ後ろのお客さんは電話中。
そのまた後も電話中。
天井にはテレビ?
賑やかな2等座です。 -
1時間で杭州東駅に到着。
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上海の駅より人が少ないです。
タクシー乗り場に向かいます。
駅の構内にタクシー乗り場がありました。 -
タクシーで30分ほどで龍井村に到着。 55元
見渡す限りの茶畑。
青い空に迎えられ、故郷に帰ってきたような錯覚。 -
西湖の南西、獅峰山麓に位置します。
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茶葉博物館に行きます。
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茶畑を見ながら木陰の道を真っすぐ。
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この辺りは龍井泉という美味しい水が湧いている。
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博物館の入口に来ました。
中国茶葉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口のロビーに大きい看板「茶」
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採った茶葉をかごに入れて乾燥させます。
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乾燥した茶葉をこの中に入れて揉んでねじります。
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雲南のプーアール茶。
餅茶とありますね。 -
これも餅茶
古そうです。
古ければ古いほど価値があるとか・・・
そう聞いたことがありますが。 -
中国で生産されるお茶の数々が展示されています。
緑茶⇒不発酵茶(龍井茶) 白茶⇒弱発酵茶(銀針白毫)
黄茶⇒弱後発酵茶(君山銀針) 青茶⇒半発酵茶(凍頂烏龍)
紅茶⇒発酵茶(キー門) 黒茶⇒後発酵茶(プーアール茶)
( )内は代表的なお茶の銘柄 -
中国で生産されるお茶の割合
緑茶が7割です。
緑茶は発酵度が浅くさっぱりめ。
龍井茶が代表的。茶葉の色は緑。
ウーロン茶、紅茶、黒茶が同じくらいで白茶と黄茶は少しです。
発酵度は緑茶、白茶、黄茶、ウーロン茶、紅茶、黒茶の順に高くなります。 -
雲南省のプーアール茶
写真だと分かりませんがとても大きいのです。
茶葉で「茶」と。
どう見ても堅い壁のようにしか見えません。 -
中国茶を頂く古い茶器も展示されています。
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茶さじと茶碗
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時代が変わると茶器や茶碗も鑑賞を意識したようなものになっていくようです。
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チベット辺りの家の中でのティータイムの様子。
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中国のどこでしょうか?
やはりティータイムの様子。 -
美味しい水と良質の茶葉で入れたお茶は美味しいでしょうね。
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外に出ました。
一面の茶畑です。 -
日本の茶畑と同じような作り方ですね。
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何年で終わりなのでしょうか?
今年で収穫終わりの茶葉ですね。 -
代替わりをして新しい苗木を植えます。
こうして何代も何代も茶畑は続いていくのですね。 -
美味しい水と新鮮な茶葉
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杭州で目立ったゴミ箱
自然と溶け合っています。 -
茶畑を後にして西湖(せいこ)に来ました。
2011年、世界遺産に登録されています。
西湖は2000年~3000年前に始まり、南宋時代(13世紀)に首都がおかれ、世界最大の都市と言われました。西湖天地 エンターテイメント
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さてランチタイムです。
「杭州のサイゼリア」と同行の家族が言った「外婆家」に入ります。
大人気で1時間待ちです。
番号が呼ばれるまで付近を散歩しながら待ちます。外婆家 (西湖新天地店) 中華
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中に入ると満員の大賑わい。
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これが龍井茶 15元
茶葉が沈んだところを飲みます。
白湯を持ってきてくれるので足しながら飲んでいきます。 -
海老の龍井茶炒め 55元
ご当地ならではのメニュー
絶品でした。 -
桂花年恙(rice cake) 15元
お餅のようなもの -
大根の漬物風 8元
甘めの黒酢で漬けてある感じ
シャキシャキして美味しかったです。 -
麻婆豆腐 3元
3元て30円弱!
信じられない値段です。 -
四季豆の炒め 16元
インゲン豆に似ています。 -
外婆紅焼肉 58元
白い蒸しパンのようなものに挟んで食べます。
長崎の卓袱料理の角煮まんを思い出しました。
同じような食べ方があるのですね!
原点は同じ? -
小籠包 22元
可もなく不可もなく -
ごちそうさまでした!
お腹いっぱいになりました! -
湖畔を散策しましょう!
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杭州の写真と言えばこの橋が登場します。
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シニアの方々が麻雀を楽しんでいます。
湖浜公園 広場・公園
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楽しんで麻雀をしているのを見て楽しんでいます。
この一角では何組も麻雀をしていました。
みんなシニアでしたね。 -
西湖は「天下第一湖」と呼ばれ、三方を山に囲まれ面積は5.6平方キロ、周囲は15km。
南北3.2km、東西は2.8kmの幅があります。
西湖十景と言って10の西湖の絶景を選んでいます。 -
船に乗って湖に浮かぶ小島に向かいます。
島への入場料込みで55元。
風光明媚な西湖。北宋時代の詩人「蘇東坡(そとうば)」がその美しさを、春秋時代の美女、西施に例えて西湖という名の由来になったそうです。電動遊覧船 (西湖) 船系
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小さな島をぐるりと回ります。
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沢山の人が島に渡り、散策しています。
人が多いということを気にしていては中国を楽しむことはできません。
私もその一人なんですから・・・ -
西湖十景の一つ「三潭印月」の石碑
三潭印月 滝・河川・湖
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ぞろぞろと歩いていきます。
名所なので全国から来ているようです。 -
見晴らし台の丸窓
ここから湖上の三潭(三本の石塔)を鑑賞します。
人が多くてそれどころではありませんが。 -
三潭ですが分かりにくいですね。左の石塔が見えますか?
3つをひとつの写真に入れるとなるとそれぞれが小さくなってしまいます。三潭印月 滝・河川・湖
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中国の1元札にこの三潭が書かれています。並べてみました。
何とか分かってください! -
西湖十景「三潭印月」の石碑
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十景の一つ「雷峰夕照(雷峰塔)」
977年呉越王の銭弘叙が子供を授かった記念に建てた仏塔。
現在の建物は2002年に再建されたもの。7層8角の塔。
夕日に映える姿が美しいとか。 -
観光客の喧騒を無視するかのように静かにたたずんでいる。
千年以上前の人も同じ景色を見ていたのかと思うと時の流れがうそのよう・・・・ -
彼岸花があちこちで咲いていました。
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こちらは蓮。
時期が遅いので花はひとつふたつ。 -
中国の景色には柳があいます。
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雷峰塔が見えています。
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太陽が雲間に入ると違う景色になってしまうのが自然の不思議さであり魅力ですね。
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また船に乗り湖岸に戻ってきました。
この遊覧船は乗り場が5か所あり、どこから乗ってどこで降りてもいいのです。
ここはどこなのかよく分かりません。 -
西湖十景の一つ「平湖秋月」
唐代に建てられた楼閣から眺める満月が素晴らしい。
その楼閣どこか分かりませんでした。
この景色はこんな感じでしょう!ということで。
いいかげんですみません。平湖秋月 自然・景勝地
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長い堤を歩きます。湖の中の土手のようなところです。
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橋にやってきました。
ここも西湖十景の一つ「断橋残雪」
東の端に架かる石橋の冬景色のこと。
石橋に雪が降り積もった後、橋の真ん中から雪が溶ける姿がまるで橋を分断しているように見えるということで名付けられました。断橋残雪 建造物
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堤が延々と続きます。
名前を「白堤」といいます。 -
唐代の詩人「白居易」が杭州の長官だった時、西湖の開拓と大規模な水利工事を興し、民に恩恵を与えたことから後世の人がその徳を称えて「白堤」と呼ばれるようになったそうです。
白堤 滝・河川・湖
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白堤は右も左も美しい景色が続きます。
遠くに見える塔は「保淑塔」 -
堤が終わり車の通りに出ました。
マクドナルドがありました。
中国風の造りになってます。 -
プラタナス、何年経つのでしょう。
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武林夜市とありますが、夜市というほどのものではありません。
通りがかっただけです。 -
しかしここは中国、やっぱり変なものを発見。
ひとで、サソリ、むかで、虫の蛹…などの串刺し。 -
ぎゃ~サソリ、ぎゃ~
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これは何?
タツノオトシゴ、トカゲ、へび
ぎゃ~ -
普通の人たちの住まいです。
この門の中に何所帯か住んでいます。 -
昨日食べたからビックリしません。
ザリガニを茹でてます。 -
茹で上がりました。
ピリッと辛くして甘めの味付けで食すと最高です!
経験は強いです。
ぎゃ~なんて言ってるうちはまだまだ食を語れませんね! -
地下鉄1号線「風起路駅」まで歩いてきました。
新幹線の駅「杭州東駅」に行きます。 -
「杭州東駅」までは5つ。
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切符を買います。
上海虹橋駅までです。 -
4つある窓口の一番左が外国人専用です。
パスポートを見せて・・・乗る人全員分です。
なぜかというと、以前切符のダフ屋が横行して、売る切符が無くなってしまったそうです。
駅に買いに来ても手に入らなくて乗客は困り果てて、中国鉄道ではやむを得ず「実名制」にしたとのこと。
日本では考えられないことです。
そういえばコンサート会場の前の道でもダフ屋がいっぱいでした。 -
時間があったので駅の外に出てみました。
近代的な駅舎です。宇宙的? -
いい感じに日が暮れていきます。
杭州の街も郊外は高層住宅が並んでいますね。 -
荷物検査を通って待合の広場で出発時間まで待ちます。
明るくてきれいです。 -
お土産に西湖の龍井茶を買いました。
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18:48発 上海虹橋行きです。
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16番線の改札口
みんな早くから並びます。
座席指定なんですが、習慣なんでしょうか?
本当に並ぶのが好きです。 -
杭州東駅ホーム
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2013年7月に新しいホームができ、ピカピカしていました。
113平方メートル、プラットホームが15あり、30線ということになります。
大きいです。 -
16番線上海虹橋行き
南京南駅始発の新幹線です。
昨年これに乗って南京に行きました。
1年早いですねぇ~ -
新幹線が到着。
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帰りは1等座にしました。117元(約2300円)
2等座は73元(約1450円) -
1等座は2等座と違ってしーんと静まり返っています。
話す人はいません。
眠っているか、スマホで何かしています。 -
座席はこんな感じ。
座り心地は悪くないです。
2等座が2-3の座席の並び方。
1等座は2-2。その分広いです。
宣伝の布が目立ちません。 -
お疲れさまでした。
上海虹橋駅に到着です。日帰りでもしっかり楽しめました。
「龍井茶の郷」と「西湖」
杭州の良さを満喫できた旅でした。
古の人々と会話したような錯覚にとらわれました。
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