2017/08/18 - 2017/08/20
11位(同エリア519件中)
Islanderさん
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2017年6月下旬に訪れた沖の島。梅雨前線に飛び込んだかような大雨に遭い、予定していた海水浴は断念しました。今年限りになるであろう久保浦海水浴場の砂浜が見たくて再度、沖の島を旅することにしました。また、久しぶりに四万十川でカヌーにも乗り、欲張りにも海と川両方で遊んできました。
【旅程】
・8月18日(金)自宅(岡山市)→宿毛市 宿毛・片島港14:30発(宿毛市営定期船)沖の島・母島港15:20着 <宿泊:旅館おきのしま>
・8月20日(土)午前中海水浴など→沖の島・母島港15:20発(宿毛市営定期船)宿毛・片島港16:55着→四万十市中村 <宿泊:新ロイヤルホテル四万十>
・8月21日(日)ホテル→四万十市西土佐(カヌーツアーに参加)→松葉川温泉→自宅(岡山市)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高知県を旅するにはパスポートが必要です。というのは冗談ですが、この龍馬パスポートを提示すると参加観光施設などで特典を受けることができます。参加観光施設の利用でスタンプがもらえ、スタンプを集めるごとにパスポートがステージアップし特典が豪華になります。詳しくは龍馬パスポートのWEBサイトをご覧ください。
https://www.attaka.or.jp/ryoma-pass/ -
高知道の終点、四万十町中央インターを出てすぐのところにある道の駅あぐり窪川で昼食とします。B級グルメで売り出し中の四万十ポークどんぶりをいただきます。
道の駅 あぐり窪川 道の駅
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四万十町からは国道56号線をのんびりドライブ。
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宿毛、片島港に到着(岡山市内から約300km、約5時間)。車は宿の専用駐車場にとめました。
宿毛市営定期船 乗り物
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14時30分発の第2便に乗り込みます。片島港から母島までの運賃は1,330円。
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夏らしい青空のもと、船は波穏やかな宿毛湾を走ります。デッキで心地よい海風に吹かれながら景色を眺めていました。
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沖の島、母島の集落が見えてきました。
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片島港から約50分で母島港に到着。生活物資の荷役も行われます。
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宿に荷物を置き、沖の島の最高峰、妹背山に登ることにします。登山口までは宿のご主人が車で送ってくれました。15時45分、登山口を出発。
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登山道は鬱蒼とした森の中にあり、ところどころ荒れています(クモの巣もあります)。イノシシも出没するそうです。
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16時30分、登山口から徒歩45分で山頂にたどり着きました。標高は404メートル、離島の山としては高い山です。
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頂上には展望台があり、豊後水道や宇和海を望むことができます。
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帰りは林道を歩いて下りました。17時20分、林道入り口(登山口)に到着。林道は車が通れる道として開設されているようですが、倒木や草が生い茂っている場所があり車の通行は無理な状態です。距離も登山道の倍近くあり林道を歩くことはおすすめできません。
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土佐と伊予の国境跡。沖の島は古くから土佐と伊予の2国が領地争いが続き、江戸時代の1659年に徳川幕府の裁きで国境線が確定しました。明治7年に島全体が高知県に編入され現在に至っています。
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18時、母島の集落まで戻ってきました。夕陽に照らされる石垣の村は風情があります。
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カラフルな漁網。
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予定どおり18時過ぎに宿に戻ってきました。
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風呂で汗を流し、宿の夕食をいただくことにします。ニガニシ貝はほろ苦くビールによく合います。
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マグロの刺身にキビナゴの天ぷらなどなど。今日はよく歩き、空腹だったのであっという間に完食。
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夕食の後は、宿の車で白岩岬公園の展望台に行き、星空の鑑賞会。満天の星空、天の川が雲のように見えました。三脚を持ってきておらず、うまく写真が撮れませんでした。
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翌朝、快晴です。
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朝食をいただきます。宿泊料は2食付きで7,500円。旅館おきのしまは龍馬パスポート参加施設でパスポートの提示で5%引きになりました。見所への送迎や案内は無料のサービス。旅人にとってはとてもいい宿です。
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午前中は海水浴とします。宿のご主人が久保浦海水浴場まで送迎してくれました(ビーチパラソルを無料で貸してもらいました)。ここはもともと丸石の浜でしたが、数年前の土砂崩れで砂が流入、白い砂浜ができたものです。年々砂が流され、この砂浜が見れるのも今年が最後かも知れないとのことです。
久保浦海水浴場 ビーチ
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イチオシ
岩場もありシュノーケリングをしてみます。
久保浦海水浴場 ビーチ
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色鮮やかな熱帯魚が泳いでいます。
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サンゴも見ることができます。この沖には有名なダイビングポイントがあり、大規模なサンゴ礁と多くの魚を見ることができるそうです。
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2時間ほど泳ぎました。海の家はありませんが、シャワー、更衣室、トイレ(いずれも無料)があります。着替えて迎えの車を待ちます。
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ハイビスカスが咲いています。
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宿に戻り、港に面したテラスで休憩します。
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港にウミガメがやって来ました。
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昼食は宿でちゃんぽんをいただきます(570円)。泳いだあとは、なぜかラーメンの類いが食べたくなります。
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15時20分母島発の船に乗り込みます。帰りは同じ沖の島の弘瀬港と鵜来島に寄港して片島港に向かいます。
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母島港を出港、弘瀬港までは沖の島の沿岸を航行します。昨晩、星を見に行った白岩岬の絶壁が見えます。
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波の浸食でできた七ツ洞(ななつうど)。
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弘瀬港に入港。弘瀬も石垣で築かれたひな壇の上に家が建ち並んでいます。
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高知県最西端の島、鵜来島にも寄港します。鵜来島から乗ったお客さんは島の人々から紙テープで見送られています。この島にも是非来てみたいと思ってます。
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16時55分、母島港から1時間35分で宿毛、片島港に到着。マイカーに乗り換え、四万十市中村に向かいます。
宿毛市営定期船 乗り物
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今晩は中村の新ロイヤルホテル四万十に泊まります。大きなホテルで団体さんの利用も多いようです。温泉大浴場があり旅の疲れを癒やします。
新ロイヤルホテル四万十 宿・ホテル
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夕食は中村の街中で。味劇場ちかに入ります。風呂上がりのビールは美味い。
味劇場 ちか グルメ・レストラン
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ニナ貝(シッタカ)の塩ゆで、かつお、いか、いさきの刺身、かつおと天然うなぎのにぎり、焼き鯖寿司。酒が進み、この一軒でヘベレケになりました。
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南の酒場通りには短い髪の女が似合う?夜は更けてゆきました。
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朝食はビュッフェ形式です。地元の食材を使ったものが多く、美味しい。
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ホテルを早々にチェックアウトし、四万十川に沿って上流方面へ向かいます。沈下橋が所々にあります。
岩間沈下橋 名所・史跡
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今日は四万十川でカヌーを体験することにします。数年前に来たことがありますが、真夏に乗るのは初めて、楽しみです。カヌー館の1日コースに参加、午前中は練習、午後は8キロのツーリング(料金は8,100円・保険料を含む)。
四万十川の駅カヌー館遊覧船 乗り物
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午前中はパドルの操作の仕方、乗り方の説明を受けたあと、カヌー館からやや上流部の流れの穏やかな場所で練習します。慣れて来るとやや流れの速い場所でカヌーの操作を練習。バランスを崩し、ひっくりかえってしまいましたが、インストラクターさんに救助され事なきを得ました。
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昼食はカヌー館のレストハウスに戻ってカレーうどんを食べました(夏休み時期は日替わりランチはお休み)。
四万十 川の駅 カヌー館 名所・史跡
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うどんだけではちょっと物足りなかったので、カヌー乗り場の近くにある道の駅よって西土佐で天然あゆの塩焼きを食べました。ビールが飲みたいところですが我慢。
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午後はお待ちかねのツーリング。出発地点からすぐのところに最大の難所がありますが、参加者全員が無事通過。
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コースのほとんどが緩やかな流れ。ゆっくりと進みます。
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中間地点を超えたあたりで休憩します。
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休憩地点は支流との出会いで、水深が浅くて水のきれいな支流の川に浸って涼みます。犬が気持ちよさそうに泳いでいます。
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川の中をのぞいてみました。とてもきれいで魚がたくさん泳いでいます。
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20分ほど休憩したあと、再び四万十川を下ります。
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静かな流れの中、聞こえてくるのはパドルで水をかく音だけです。
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15時40分頃にツーリングのゴール、岩間沈下橋に到着。参加者みんなで手伝い合ってカヌーを河原から道路まで運びます。ワゴン車でカヌー館に戻り解散。カヌーの低い位置から見る四万十川の景色はとても素晴らしく、とても楽しいツアーでした。
岩間沈下橋 名所・史跡
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カヌー館のある四万十市西土佐から岡山へは松山道、高知道どちらもほぼ同じ時間です。松葉川温泉に立ち寄ることにしたので窪川、高知道経由で帰途につくことにします。今回の旅はこれまで鉄分なし(鉄道と無縁)でしたが、予土線の列車を撮ってみました。
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土佐大正・土佐昭和駅間のこの場所は有名なお立ち台ですね。
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松葉川温泉で日帰り入浴と夕食にします。秘湯と言ってもいいような場所にあります。露天風呂からの眺めが素晴らしい。
ホテル 松葉川温泉 宿・ホテル
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風呂上がりに日帰り食事処で子持ち鮎の甘露煮とあおさの天ぷらなどが付いた四万十御膳(1,500円)をいただきます。ご飯が美味しい。食事を終え、19時15分頃出発。
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夕食後、睡魔と戦いながら岡山に向けロングドライブ。休憩した南国サービスエリアには高知県最後のサービスエリアと書いてありましたが、正確には最初で最後(つまり唯一)のはず。23時頃に無事帰宅することができました。今回の旅は天候に恵まれ、6月の旅のリベンジを果たすことができました。(おわり)
南国サービスエリア 道の駅
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