今年の海外は、スイスアルプスをハイキングしたい!!!と、相方が言い出しました。毎週テニスで鍛えていることと、昨年、コトルの険しい裏山を往復３～４時間歩き、体力に少し自信がついたみたい。歩けるうちでないと・・・と言うわけで、２連泊４回、フリー４日の１０日間楽ちんツアーにて、夏のスイス・アルプスを巡りました。お陰さまで、晴天に恵まれて、絶景ハイキングを楽しむことができました。<br />日程は下記。<br />８月２１日　成田→チューリッヒ→サンモリッツ(２泊)<br />８月２２日　ピッツベルニーナ→コルヴァッチ→ビッツネイル<br />８月２３日　サンモリッツ→ソノーニョ村散策→テーシュ(２泊)<br />８月２４日　ツェルマット→ロートホルン→スネガ(ハイキング)<br />■８月２５日　ツェルマント→サースフェー村散策→シャモニー(２泊)<br />８月２６日　エギーユドゥ・ミディ→モンタン・ベール→ブレヴァン(ハイキング)<br />８月２７日　シャモニー→アヌシー村散策→ベルン→ウェンゲン(２泊)<br />８月２８日　アルメントフーベル→クライネシャイデック→ウェンゲン(ハイキング)<br />８月２９日　ウェンゲン→チューリッヒ<br />８月３０日　成田<br /><br />この旅行記は、サースフェー村・モントルー・ラヴォー地区を中心に掲載します。<br />表紙の写真は、サースフェー村にて

スイス・アルプスを巡る・・・・サースフェー村・モントルー・ラヴォー地区

25いいね！

2017/08/21 - 2017/08/30

16位(同エリア184件中)

エリア

サース・フェー(スイス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.5

８月２５日　ツェルマント手前の村、テーシュの朝です。
谷底の村なので未だ陽は指してきていませんが、ブライト・ホルンが白く輝いており、青空が見えていますので、この日も良い天気のようです。

今日は、テーシュから隣の谷の奥にあるサースフェー村に行き、モントルー、ブドウ畑が広がるラヴォー地区を経てシャモニーまで移動します。
８時　ホテルを出発。
ツェルマットのあるマッター谷を下り、その東側に位置するサース谷に入ります。
サース谷の底を走る道の両側にも、集落が点在しています。
９時　サース谷随一の山岳リゾート地、サースフェーに到着。
写真は村のメインストリートへの入口。
サースフェー村の地図。

端から端まで歩いても４～５００m。人口１７００人のこじんまりとした村のようです。
４０００ｍを越えるミシャベル山群の名峰が正面にド～ンと迫って来ています。

村は山小屋風のホテルやレストラン、それにネズミ返しのついた古い倉庫などが並びます。
左側のお椀を伏せたような山は、アラリン・ホルン(４０２７ｍ)。
イチオシ

村の背後に、サースフェーのシンボル的存在のフェー氷河が迫っています。
フェー氷河の先端のズーム。

これが崩壊したら氷河の一部が村に滑り込んできそうです。そんな心配はないのかな??。
フェー・フィスパ川にかかるパノラマ橋にに来ました。ここから見上げるミシャベル連峰が一番とのことですが・・・
雪を抱いた山々と、大きな岩と十字架・・・これもスイスの風景です。
この村もツェルマットと同じようにガソリン車は使用不可。村を走るタクシーは小型の電気自動車です。
ネズミ返しがついた倉庫が未だ沢山見られます。昔はネズミが沢山いたのですねェ。
ネズミ返しがついた倉庫群。
メイン・ストリート沿いにはホテルやお土産屋さんが並んでいます。

メイン・ストリート。
メイン・ストリート。
メイン・ストリート。
メイン・ストリート。
村の中心に建つ教会に来ました。外観は教会と思えないような造りです。
教会の中に入ります。山小屋風の天井でシンプルです。
教会横の脇道を山側に向けて上ります。

石積みの１階と木造の２階とのハイブリット構造の建物です。
氷河が正面に見える小道を進みます。
ハイブリット構造の住宅団地かなぁ～。
ハイセンスな玄関・・・・。
斜面に山小屋風のホテルが並びます。
こちらも。
小道をそのまま進めば正面の山に登れるのでしょうか。登山客が先を歩いています。
お庭に咲いていたエーデルワイス。住人の方が丁寧に育てているのでしょう。
ボクちゃん、このマーモットくんを連れて帰りたいョ～

土産店にて。
１０時３０分　　サース谷を下ります。
サース谷。この付近も風光明媚な無に村が谷あいに点在しています。
モントルーに向けてバスは走ります。

この辺りは平地が広がる農村風景・・・小麦畑でしょうか、スイスの農業は牧畜だけではないようです。
モントルーの手前、レマン湖に浮かぶシヨン城に立ち寄ります。
お城は湖の岩場に９世紀に建てられ、陸地側とはこの橋でつながっています。

ここには以前に２度ほど来ていますが、地下牢や湖に突き出たポットン式トイレなどがあったと記憶しています。今回は外観のみの観賞です。
１３時　高級リゾート地のモントルーに到着。
レマン湖沿いのレストランにてランチ。
ランチの後はレマン湖沿いを散策します。
個半沿いの遊歩道に露店が並んでいますので、それらを覗きます。
買う人がいるのかぁ～と思われるようなアンティーク雑貨が並んでいます。
店番の伯父さん、全く商売気がありません。
湖に浮かぶ遊覧船もアンティーク・・・・乗っている観光客もアンティークかなぁ。。。
公園とモントルーの街並み。
黄色の日除けが昔からこの町のトレードマークのようです。
こちらは湖畔に佇むモダンアート。
１５時　モントルーから２０分ほどドライブして、世界遺産のブドウ畑が広がるラヴォー地区に来ました。

この地区の鉄道駅シェーブル駅から散策スタートです。
駅から湖畔に続く道沿いは、ブドウの木がからまる家々が並んでいます。
レマン湖に向かって坂を下れば、まもなくブドウ畑が湖畔まで広がる風景が現れます。なかなかの絶景です。
湖畔までつづく緩やかな丘陵地に背の丈くらいのブドウの木が並んでいます。日本で見られるようなブドウ棚ではありません。
村のワインセラーに立ち寄ります。
ワイン樽には、ここのワイナリーの先代が描いた絵が見られます。ワインは飲んでしまえば無くなりますが、樽の絵はこれからもず～と残ります。・・・ちょっとした美術館です。
ワイン造りの合間にトランプを楽しんでいるのでしょう。真剣な表情でプレーをしている伯父さんたち。。。ワインの香りとともに雰囲気が伝わってくる温かみのある絵ですwww。
道路わきに、かって活躍していたブドウの絞り機が展示されていました。
１６時　シャモニーに向けて湖畔沿いの高速を進みます。
スイスとフランスとの国境に向けてつづら折れの坂道を上ります。
いつ国境を越えたのか分かりませんが、針峰が見えだしましたのでシャモニー付近に来ているようです。
見上げれば、谷間に氷河の先端が見えています。氷河が崩壊したら、氷の塊が落ちてきそうな・・・・。
１７時過ぎ　シャモニーに到着。

ガイアン湖にて、湖面に映る山々の写真タイム。
期待のモンブランは・・・・残念ながら雲の中です。
エギーユ・デュ・ミディの山頂は良く見えています。
エギーユ・デュ・ミディの山頂ズーム。

岩の先端にロケット砲のような塔が据え付けられ、岩場に展望ビルが載っています。
１８時　MERCURE CHAMONIX HOTELに到着。ここに２泊します。
部屋は山小屋風でベッドルームとリビングとの間に仕切りがついています。
ホテルのバルコニーからモンブラン方向を眺めています。夜半まで何度か見上げるも、山頂はず～と、雲の中でした。
明日は１日フリー。天気が良ければ、あのエギーユ・デュ・ミディ山頂まで行く予定です。
夕食後、夜のシャモニーの街を散策します。

パルマ広場に建てられているモンブランに初登頂した、パルマとソシュールの2人の像です。指差す先にモンブランの山頂がありますが、明日も天気になるように～。
スイス・アルプスを巡る・・・・エギーユドゥ・ミディ、モンタン・ベール、ブレヴァン編につづく。

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この旅行記へのコメント（2）

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pedaruさん 2017/10/10 05:30:52

綺麗な空気

youさん　おはようございます。

憧れのスイス、羨ましいです、しかも奥様と一緒とは。
電気自動車でなくては走れない街なんて本当なんですね、決めた行政も
偉いですねぇ。こういうところで病気療養なら治癒間違いなし、クララ
の病気が治ったのもうなずけます。（クララはもっと山の方ですが）

ネズミ返しがある倉庫、日本の弥生時代にもありましたが、むかしから古今東西、ネズミには苦労してますね。ここの倉庫は木造で古そうですね、こんな
建物があるだけで嬉しいですね。

モンブランは見えたのでしょうか？私はケーキ屋さんで見ることにしましょう♪

pedaru

youさんからの返信 2017/10/10 23:12:17

Re: 綺麗な空気

pedaruさん　
こんぱんは。コメントいつも有難うございます。

スイスを訪れて感じるのは、何と言ってもスイスは豊かなお国なんだなァ～ということです。
美しいアルプスの山々を観光資源として有効に活用するためのインフラがどこでも整備されていますし、観光客を受け入れる街や村も、古いものを大切にしながら美しい街並みや環境が維持されているように思います。

やっぱり、昔から言われているように、衣食足りて礼節を知る・・・ではありませんが、スイスの人達は経済的に豊かなんでしょう、心にもゆとりがあって、出会う人達もとても紳士淑女のような気がしました。

住むならスイスがいいかなァ～。。。ああ、でも駄目ですね。。。物価がとても高いのですwww。

モンブラン。。。。見えたでしょうか???。次回の旅行記を期待してくださいまし。

you

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