★インド西果て、グジャラート州を巡る【7】完結～ちょこっとデリー→帰国～★

2016/12/17 - 2016/12/22

2016年12月、インド西の果て、グジャラート州を巡る女二人旅。
◇5～6日目：ちょこっとデリー→帰国編◇

約3年振りの叔母との二人旅。
インド西部グジャラート州とちょっとだけデリーも。
メイン目的地は、ブージ（カッチ地方）の塩砂漠『ホワイトラン』！

外国人観光客がほとんどいないマイナーな地方だけど、
その分スレてない、素朴なインドを見ることができるグジャラート州。
自然、民族、遺跡と様々な魅力あふれ、4泊6日と短期間でも一日一日が濃厚！
想像していなかったインドと出会えた旅でした。

☆散策リスト☆
・レッド・フォート（ラール・キラー）
・チャンドニー・チョウク
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◇日程◇
1～2日目：成田空港出発→デリー乗継→アーメダバード観光→バジャナ泊
3日目：ブージ、小カッチ湿原の村訪問とバザール散策
4日目：塩砂漠『ホワイトラン』、バンニエリア村訪問
5～6日目：ブージ→ムンバイ乗継→デリー、デリー観光→帰国
－－－－－－－－－－－－－－－－－－

エリア デリー(インド)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円

最終日！
今日は、ブージ→ムンバイ乗継→デリーへ移動。
デリーを少し観光し帰国します。

早朝6時半、ブージ空港へ。

ブージ空港 (BHJ) 空港

とても小さな空港です。

荷物検査を終え、搭乗待ち。

7時を過ぎると空が白み始めました。

孔雀の羽を手荷物で持っている年配のご夫婦がいて、
私が物珍しそうに見ていると『1本いる？』とジェスチャーで示してくれました。
気持ちだけちょうだいし、写真を撮らせてもらうことに。

とてもきれい。
何に使うのかな～。

利用したのはJet Airways。
定刻より少し遅れての離陸。

機内食。

温かいベジサンド、美味しかったです。

9時50分頃、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港に到着。
絨毯が孔雀柄。

大きくキレイな空港。
天井も孔雀柄。

チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM) 空港

11時10分過ぎ、ムンバイを出発。
滑走路のすぐ脇がスラム街のようになっていたのが印象に残りました。

機内食。
デリーまでは約2時間です。

デリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着後、ドライバーと合流しデリー市内へ。
夜発の便で帰国するので、約5時間と短いですが観光します。

デリーはどこもひどい渋滞。
グジャラート州が広々長閑な雰囲気だったので、一気に都会になりその違いにびっくり。

車中からインド門見学。

インド門と官庁街 建造物

色んなものを運ぶ色んな人たちがいっぱい。

15時半、空港から1時間半後やっと下車。
レッド・フォートへ向かいます。
入口までの道には露店がたくさん。

オールドデリーの中心、ラール・キラー。

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンにより建造された城塞です。
赤砂岩の城壁と門を持つことから名付けられた別名は『レッド・フォート（赤い城）』。

インド大反乱（セポイの乱）により多大な被害を受けましたが、
城内にはムガル時代の面影が随所に残っています。

レッド フォート 史跡・遺跡

上空にはたくさんの鳥が舞い、なかなかな雰囲気。

夕方に差し掛かり、西陽を浴びより赤く染まります。

入場料はRs500（約800円）。
荷物検査もあります。

高く聳えるラーホール門をくぐって入場。

門をくぐると土産物店が立ち並び、小さなバザールのようになっていました。

マグネット色々。

バザール出口辺りの天井。
花にさくらんぼの可愛らしい装飾。

バザールを抜けると広々とした場所に出ます。
ここは『一般謁見の間』。
毎日行われた謁見式に民衆が集う場所、また公開処刑なども行われていたそう。

ここでも『一緒に写真を』と次々と声を掛けられます。
この時はカラフルなサリーの女子たちと記念撮影。
なぜか握手ポーズ。

みんなニコニコ興味津々。
無邪気で可愛らしかったです。

連なるアーチが美しい『謁見の間』。

謁見の間の中央には大理石で造られた白亜の王座。

当時はルビーやエメラルドなどの宝石で装飾されていましたが、
その後の略奪ですべて削り取られてしまったそう。
どんなに煌びやかで美しかったのか。。

王座の周りはたくさんの人で賑わっていたのですが、
『こっちの方がよく見えるよ』と言ってくれたりみんな優しいです。

野生のインコ。
インドらしい光景。

広い城内。
奥に進んで行くと、建物が立ち並んでいます。

これは『来賓謁見の間』。

西陽に照らされ、橙色に染まる大理石。

透かし窓や彫刻など、壁面にも細かな装飾が施されています。

天井、柱も一面装飾。

薄れてしまっているけど、当時は鮮やかな色で彩られていたのかな。

こちらは修復されたのか当時のままなのか、鮮やかな赤色が残っている花の装飾。

遠景。
芝生ではカップルや家族連れがのんびり。

インド人観光客の方たちもたくさん。

約1時間のんびり見学。

さすが人気観光スポット、親子連れやカップルなど
たくさんの人で賑わっていました。

レッド・フォートを後にし、正面に延びる大通りへ。

『チャンドニー・チョウク』という通りで、
たくさんの商店や露店が立ち並び人も車もリキシャーもいっぱい！！
大変な賑わいです。

チャンドニー チョーク 散歩・街歩き

前日までグジャラート州ののんびりした空気の中にいたので、
都会・デリーの喧騒に圧倒されます。

お供え用のお花を売る露店。

狭い道路を車、バイク、自転車、リキシャーが縫うように行き交います。

圧倒的に男性ばかり。
歩いているとなかなかの視線を感じます。

大通りの両脇にはこのような路地がいくつも広がり、
どこもたくさんの人で賑わっています。
やっぱり男性ばかり。

傾いた電柱に絡みつくような電線。
インド～な光景。

時刻は17時過ぎ。

この辺りは特に混雑が激しく、ぎゅうぎゅうで歩く状態。
大変だけどローカルなインドの雰囲気たっぷりで面白いです。

高額紙幣廃止の影響で、ATMはこの行列。

通りには寺院やモスクも。

ドライバーさんとの待ち合わせのレッド・フォート前へ。

賑やかさに圧倒され、約30分とあまりゆっくりは散策しませんでしたが、
それでもローカルな雰囲気を味わえて楽しかったです。

18時前、ドライバーさんと無事合流後、土産物店へ。
写真は土産物店隣の洋服店ショーウインドー。

本当はニューデリー駅前周辺を散策したかったけど、
『この時間はすごい渋滞で近付けない、本当に大変だから』ということで断念。
確かに街中はどこもかしこも大渋滞。
少し移動するだけでもとても時間がかかり大変です。

「紅茶のお店に行きたかった」と伝えると他の専門店に連れて行ってくれました。

空港に向かう道もこの渋滞。
余裕を持って行動しないとあせあせしてしまいます。

早目に空港に到着し、深夜発の帰国便まで待機。
叔母の恩恵に与りラウンジが利用できたので、軽食＆休憩ができました。

空港で購入した自分用のお土産。
レッド・フォートのマグネット。

お土産色々。

自然、民族、遺跡と様々な魅力あふれ、4泊6日と短期間でも一日一日が濃厚！
想像していなかったインドと出会えた旅でした。

★インド西果て、グジャラート州を巡る・完結★
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• ぐるぐる7さん 2017/12/17 09:20:40

  素敵な旅行記、楽しみました～！

  aya-さん
  
  こんにちは
  グジャラート州の旅行記、全編読ませていただきました。
  写真が素敵ですね～ センスが光っています。
  私は10数年前、インド北部をツアーで巡りました。人々の熱気とパワー、野生動物いっぱい（ノラ牛とかサルとか）、そして貧富の差を肌で感じ、圧倒され、魅了されました。
  まだまだ行ってみたい場所、名所があるのですが、行く機会に恵まれません。
  aya-さんの旅行記で、やっぱりインドは素敵だな～と改めて思いました。
  次はどちらに行かれるのでしょう？
  旅行記、楽しみにしています♫
  ぐるぐる７より

  aya-photripさん からの返信 2017/12/19 21:23:25

  RE: 素敵な旅行記、楽しみました?！

  ぐるぐる７さんこんにちは！
  この度は訪問、書き込みいただきましてありがとうございます。
  
  インド旅行記、ご覧いただきありがとうございました。
  嬉しいお言葉、恐縮です。
  インドはやはり圧倒的なパワーを感じて、本当に充実した旅でした。
  グジャラート州は今までのインドのイメージとは全く違う魅力にあふれ、とてもおすすめです。
  
  次は2月にイランに行く予定です。
  コメントありがとうございました。