2017/09/08 - 2017/09/09
48位(同エリア137件中)
イメ・トラさん
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飯田線の秘境駅、田本から為栗まで歩いた。9時半から歩き始め午後2時を回った
今日の宿 平岡ふれあいステーションまで、あと2時間半
頑張ろう
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
為栗駅から自動車道を戻り、一応名勝の「信濃恋し」に差し掛かる
ここで川が大きく蛇行して、流れが静岡から長野に向く。
その様は、川を下ってきた、いかだ流しの木々が
生まれ故郷の信濃を恋しがって戻ろうとするようだ、
と、なんとも切ないようなロマンチックないわれの淵だ。
実際は木々が茂り、川幅は広く写真に納まらない -
それではと、だらだら続く上り坂を頑張って登り
木々の切れ目から写してもやっぱり無理。
美しい名前だけを楽しもう -
道端の、小さなでっぱりの休憩所
東屋にベンチがあります。 -
何やら記念碑もあるけれど、難しいのでパス
-
ミニパークの対岸に飯田線の鉄路が見えます。
川を挟んで、ずーっと飯田線を見ながら歩いてきたけれど
ほとんどトンネルらしい。
歩いてみれば恐ろしいほど緑に淀み、うねる川は龍そのものです
この川が天竜川と呼ばれるのも納得
ここから今日の宿まで6.5キロ
お迎えが欲しい気分です -
十数メートルある高さで護岸工事の真っ最中です。
あそこからなら川が良く見えるだろうな。
でも危険な仕事です。ご苦労様
カーブの道は一車線 対向車がいきなりカーブを曲がってこないか
ガードマンのおじさんが心配そうに首を伸ばして見送ってくれました -
平岡ダムが近づき、巨大なソフトクリーム型入道雲
あんなのに噛り付きたい -
やっとダムが見えました
-
ダムの上は巨大なウインチにぶっといロープが巻かれています
-
水門の数は16門 ウインチも16基
今は渇水期で水門は全部締まっているけれど
水量が増えれば、真ん中の水門から放水量に合わせて徐々に開けるそうです。
発電は別の場所に作った水路から水を落としてタービンを回します
これ、ダム事務所のドアを開けてお兄さんに教えてもらいました。
疑問はなんでも聞いてみようがモットーですから -
今夜の宿です。
今日の歩行数3万歩。
歩行時間7時間。昼食時間や休憩はもちろん含みますが。
やれやれ -
わたしは宿泊施設は百は軽く超えているので
妙に鼻が利くのです。
ここにはどうしても泊まりたくなかった。
それで、散々調べたけれど、足が頼りの駅はここしかない。
部屋はゆったりとした続き部屋。眼下に川が見えます。
天然温泉の浴室もなかなかのものです。
珍しく感が狂った? しかもいい方に -
小鉢が二つと湯のみが置かれたテーブルに座ると
巨大なナスが出てきました。
この付近の特産らしいです -
これ前菜だと思って早速パクパク
みんな食べてしまいました。
次が待てど暮らせど何にも出てこない。 -
おかず、食べつくして暇にしていると
「遅くなってすみません」とご飯と味噌汁が来た
えっ、おかずってナス半分! ショック 呆然 唖然。
しかもご飯がまずい。お米が悪い。
一同、ショックのあまり、言葉も出ない
最後にまずいご飯を味噌汁だけで食べろって、絶対無理。
ご飯はほとんど食べ残しました。
やっぱり私の宿を選ぶ感はそれほど外れない。
百軒だか二百軒だか泊まった中で間違いなく最下位です。 -
これ朝食。ごく普通のメニュー
食堂に張ってあった¥730-の最安値のランチメニューが夕べの夕食でした。
最初に全部運んできて「これだけですが、単品も注文できます」とか、なんとか、説明があってもいいんじゃないの。
万が一また来ることがあったら、その時はテント泊にします。
絶対ここには泊まらない。 -
気を取り直して、平岡発7:30の快速で水窪下車。
今日の目的地中井侍と小和田は快速は通過です。
水窪で、下り天竜峡行きに乗り、中井侍に引き返します
水窪から南アルプス深南部と呼ばれる山域は
浜松から登山口まで車で一日がかり。
水窪ダムでテントを張り、さらに数時間。ようやく登山開始できる、とんでもなく
山深い、麻布山・定光寺山・黒法師山など、登った山が懐かしい
というより、迷いなくチャレンジできた年齢が懐かしい。 -
中井侍8;22分着。変わった名前ですがお侍は関係ないみたいです。
-
天竜峡行きの電車を見送り
-
ホームが自宅入り口の、○○さん宅を見上げます
ひとり暮らしのおじいさんが、乗降客がいると、世間話をしに、出てくるそうです -
○○家の玄関へとは反対のホームの先から坂を登ると林道になり
簡素なガレージ風?の囲いの中に軽自動車が止っていました。
○○さんの車らしいです
林道の急坂の石垣に秋海棠が咲いて、もう秋です。 -
やや平らな三叉路に中井侍と伊那小沢に行く道路標識があります
秘境駅ランク14位 少し文明の匂いかします -
川の見えるところに出ると○○家の屋根が真下に。
-
見上げるだけで嫌になる急坂の上に
天空の茶畑が……
ここは良いお茶が取れるらしいけれど、車も普及していなかった昔は
この坂を上り下りして労働をしていたんだ。
私だったら、家出しちゃう。
アウトドア好きは単なる遊びです。日常がこれは耐えられない。
次の電車まで猶予時間は20分。乗り損なうと一大事。
駅近くで○○さんが道掃除。
「○○さんですか?」「はい」「お掃除大変ですね」と会釈を交わして駅へ -
今度は最前列でトンネル、トンネル、またトンネルを満喫
-
秘境駅代3位の小和田駅
私たち3人+男性+女性の5人下車
次の電車まで1時間20分 -
静岡県と長野県と愛知県が接する、三県県境駅です
-
皇太子妃の旧姓、小和田さんに因み、
大ブームになって乗降客が殺到した賑わいも遠い夢。
花嫁号のプレートや -
愛と書かれた東屋のベンチもホコリまみれです。
実は2年まえ?数名でここまで日帰り旅行に来たのに
私だけ豊橋でドジを踏んで、乗り換え損ね、
みんなが乗った帰路の電車で合流するという大失敗をやってます
その時、ここまで来た友人に、たくさん写真を送ってもらいました。
その節は、おさがわせしました。携帯電話があってよかった。 -
天竜川は相変わらず緑に、龍のようにうねっています
-
崩れ落ちた高瀬橋の写真をネットで見かけるので
1時間20分の時間を利用して
行けるところまで行ってみます。
通行不可の標識の右手にしっかりした道が上に続いています。
その道は、たった一軒残った家に、
電車に乗って郵便屋さんがクマよけ鈴を鳴らしながら、配達に使った道。
その家の住人は体調を崩し、現在は街の子ども宅に同居しているそうです
だからその道もあれるまま
(電車に乗り合わせた地元民の情報です) -
400mと書いてあったのに、倒木をかいくぐり、乗り越え
なかなか進みません
電車が心配なのでここでU ターン
駅近くで長靴姿のお兄さんが現れびっくり。
天竜川対岸で働いている佐久間ダム関係の人だそうです。
地元の祭りに帰るので、天竜川を船で渡って、山道を大急ぎで登って
電車に間に合ったと、ちょっと息を切らしていました。
山奥で働く人は大変だ。 -
終点、 中部天竜駅
何にもありません。お店もありません。
私たちは、行動食、非常食に抜かりはありませんが、
お腹を空かせたおじさんは、食料を探して無駄な努力をしたようです -
駅近くの家に
木こり募集のポスターが、
今はそんな時代になったんだ。
第一次産業はどこも後継者がいなくて大変です -
豊橋行が来るまで駅の周りをうろうろ。
B型鉄橋って、わざわざ案内板に書くほど何もありません。
川には、たくさんのアユ釣りの人がいました。
後は電車でお昼寝。速やかに豊橋に戻り解散しました。
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美義屋旅館
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