小淵沢 憧れの薪能鑑賞！

2017/08/03 - 2017/08/03

かねてより興味があった薪能。
以前訪れた八ヶ岳山麓にある身曾岐神社の能楽堂の雰囲気が素晴らしく、そこで薪能があることを知り ぜひ一度鑑賞したいと思って、2017年夏 ついに実現！
とは言うものの そもそも能自体を観賞したことがないド素人ですけど。。

チケット一万円以上と結構な金額であったが、さて満足度は？

今回の目的は

1. 初めての薪能鑑賞
2. 義母への親孝行

Itinerary
9:30 自宅 出発
12:30 白州 到着
12:30
　ランチ
13:15
　ショッピング
14:15
14:30
　シミック八ヶ岳薬草植物園
15:30
16:00
　薪能 @ 身曾岐神社
20:00
23:30 帰宅

エリア 小淵沢(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

愛車のBMW MINI Cooper Clubmanでのドライブ。
往路は中央道上りの重大事故の所為で見物渋滞などがあり、3時間とだいぶ時間がかかったけれど、急ぐ旅でもなかったのでよかった。

MINIは当たりはずれが多いとの話をよく聞くけど、幸いにも購入後一年半経過するも大きなトラブルなし。これからもよろしくね！

で、到着したのは小淵沢にある人気の和食レストラン「臺眠(さいみん)」さん。
造り酒屋の七賢さんが経営するレストラン。

出されるお水は日本酒の仕込水とのことで、美味しい。
近隣にあるサントリー白州蒸留所も水が良いから設営されたとのこと。

お馴染みの「南アルプスの天然水」ですね。

臺眠 グルメ・レストラン

落ち着いた店内で頂く和食はなかなかのもの。

頂いたのは豚の角煮定食。麦とろご飯なので、結構ボリュームもなり、満足！！

通りを挟んで向かい側には、これまた小淵沢に本店を構える老舗の和菓子屋さん「金精軒」さん。

信玄餅というと桔梗屋さんが有名ですが、こちらの信玄餅も美味しいですよ！

ということで、妻と義母は 早速お土産調達です。

金精軒 本店 グルメ・レストラン

店内に吊るしてあった飾りというかインテリア。

なんと言うのかわからないけど、可愛らしかったので思わずシャッター切りました。

そして徒歩すぐの所にある酒造「七賢」さんに。
歴史を感じさせる風格です。

七賢 グルメ・レストラン

日本酒の直売もしていますが、現在は見学できるように開放しているようです。

鬼瓦の展示も。

中庭には、湧水を利用した池もありましたよ。

ちょっとした観光後は、「道の駅 白州」に。

ここは比較的大きな道の駅で、地元の新鮮な野菜や果物などがリーズナブルな価格で売られています。

ちょうど桃の季節で、多少の訳アリ品を一箱でまとめ買い。
帰宅後に食べたけど、ものすごく甘くて美味しかったです！

日本の果物は糖度が高く美味しいですが、日本の桃のような柔らかくて甘い桃は海外ではめったにないらしく、これを食べられる日本人は幸せ者です！

薪能は16:00からなので、まだ少し時間的には余裕あり。

ということで、あまり事前情報はなかったのですが、「静かでよかった」との口コミがあったシミック八ヶ岳薬用植物園とやらに行ってみることに！

ちゃんとした広い駐車場もあり、園内もなかなか広い敷地のようです。

シミック八ヶ岳薬用植物園 公園・植物園

園内に入ると周囲に溶け込んだ落ち着いた雰囲気の建物があり、受付します。
なんと無料です。

運営母体がどこなのかはよくわかりませんが、以前は「山梨県林業技術センター」だったとのこと。

おー、天気も良いので、気持ち良いです。

しかも誰もいないし、、、

いろいろな薬草植物が植えられていて、散策路もきちんと整備されています。

真夏でしたが、結構 いろいろな花も咲いていました。

こちらはお気に入りの一枚。

お手入れ用の道具を載せた小型車が、緑のトンネルの向こう見え、フォトジェニックな雰囲気に！

時間潰しのつもりで訪れましたが、とてもよかったです。
植物の種類も多く、良く整備もされていて のんびり散策するにはもってこいの場所ですね。しかも無料だし。お勧めです！

やってきました、身曾岐神社！

今回で三回目の訪問となりますが、さすがに薪能があるこの日は多くの人で賑わっています。

薪能会場には既に多くの人が座ってます。

そうそう、周辺には臨時駐車場も準備されています。
我々は、15:30過ぎに到着し 徒歩5分くらいの所にある駐車場となりました。
神社併設の駐車場は、帰りにかなり渋滞するので結果的には少し離れた駐車場の方がよかったです。

身曾岐神社 寺・神社・教会

いよいよ、薪能開演です。

神事　「清祓の儀」
解説　　　　　　　　　　　　　増田　正造
能　　「巻絹」　　　　　　　　辰巳満次郎
狂言　「二人大名」　　　　　　野村　萬斎
神事　「篝火点火の儀」
能　　「小鍛冶　白頭」　　　　宝生　和英

演目最中は撮影禁止ですので、こちらはポスターです。

一幕目の途中で少し雨もぱらつき、ちょっとドキドキしましたが、すぐに止み、その後はヒグラシの鳴き声の中叙情に日が暮れていき、良い雰囲気に！

本格的に能を見るのは初めてでしたが、なかなか感動しました。

チケット一万円以上と結構な金額だったけど、満足度は高しです！

三幕目の始まる前の火入れ式。

まるで映画を見ているようです。

幽玄の世界観の中演じられる静かでかつ力強い舞いは 日本古来の文化も感じられ、素晴らしかったです。

特に八ヶ岳山麓にあるこの神社は夜になると人工的な灯りや車の音などはせず、能の世界に集中でき、ド素人の私でも感動しました。

こちらが、開演前、火入れ式前、そして終了後の能楽堂の写真です。

徐々に暗くなっていく中で能舞台が浮かび上がってくる様子はなんとも言えませんね。

終了後に能舞台を背景に薪を撮影！

20時終演だったので、それから東京までのドライブとなりましたが、とても素敵な時間が過ごせたので、帰りの運転も苦になりませんでした。

その後薪能について少し調べてみましたが、結構入りいろな所で開催されているのですね。行ってみようかなー。でも最初にこれ見てしまうとちょっとハードル挙がってしますような気がする。。。来年もこちらにしようかなあ。