2016/09/25 - 2016/09/25
82位(同エリア106件中)
まりも母さん
お彼岸の頃に咲くから「彼岸花」
でも、この花の妖艶な姿からは、「曼珠沙華」と呼ぶ方が私は好きです。
2014年に国内最大級の群生地「巾着田」にも行きましたが、
曼珠沙華の沢山咲く景色は、秋になれば、見たい風景のひとつ。
今年は、行方市の西蓮寺に来てみました。
田んぼの広がる景色を背景に 里山が似合うこの花を堪能できました。
旅行記記載が遅くなりましたが、これは、2016年の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
茨城県行方市の西蓮寺は 国指定重要文化財の山門・相輪塔もある、古刹です。
実は、このお寺のすぐ隣に 沢山の ヤマユリが咲く場所があり、
7月には 井上山百合の里 “ふるさと山百合まつり”が開催され、
それはそれは、すばらしいヤマユリを楽しむ事が出来る場所があるのです。
2014年の旅行記
芳しき夏の里山散策。井上山百合の里 ふるさと山百合まつり
http://4travel.jp/travelogue/10909423
で、秋は、お寺の境内で、彼岸花が楽しめます。
秋は、ヤマユリのシーズン程混まないかもしれませんが、
常行三昧会(じょうぎょうざんまいえ)という、
7日7夜、昼夜一刻の休みもなく堂内を回りながら読経する大法要が行われる 9月24日~30日の期間は 普段非公開の文化財も見る事ができるそうで、
彼岸花の開花と会えば、それなりに混む日もあるのかもしれません。
駐車場は、あります。この日 神社入り口のは、ほとんど満車ではありました。
(もう少し手前に臨時駐車場的な空き地もあります) -
国指定重要文化財の山門(仁王門)
天文12年(1543)建立 江戸時代末期に移築、現在の形になる。 -
境内に入ると早速 彼岸花が見えてきました。
(私的には 「曼珠沙華」と書きたいですが、彼岸花の方が一般的なので、「彼岸花」とします)
観音様の足元に真っ赤な彼岸花もなかなかの景色。 -
聖徳太子像と千手観音像でしょうかね。
境内あちこちに、彼岸花の花が見られます。 -
参道脇の林の中にも彼岸花があちこちに。
びっしり、と言うほどではありませんが、広範囲に咲いています。
今後、期待できますね。びっしりになったら、すごいでしょう。 -
お寺の参道から右へ分かれた坂道の先にたくさんの彼岸花が見えます。
(山門から進み 袖切り坂と言う急な狭い坂道より 奥の右側)
ちょっと急な土の坂道なので 雨降りの後は危険ですね。
この日は、そんなに湿っていなかったですが、この先、散策路はドロドロの場所もあり、靴底が泥だらけになりましたよ。
(ヒール、サンダル系ヤバイです。すべって、お尻を泥んこにされてしまった方もいました) -
結構咲いてきていますね。
-
下から撮ってみます。当然、カメラを持って写真撮影に来ている方も多数。
今日の天気は、うす曇。 -
白の彼岸花もありました。
白の彼岸花 好きです。少ないってのもありますが、きれいです。
去年の夏前、農協直売所で、球根を見つけて、自分の家の庭にも植えてみたのです。
去年は咲きませんでしたが、今年は花芽が伸びてきて数は少ないけど咲いたのですよ。
じぶんちにも 赤・白少し咲きますが、やっぱり、群生地を見たくなります。 -
少し高い後ろには竹林。
たまに日が射して来ます。 -
開きかけの白。
何も無いところから茎がにょきにょき伸びてきて花を咲かし 花が終わってから葉っぱが出てくるって言うのも不思議な花です。 -
先に田んぼへ続く藤棚の道が見えます。
そこまでの斜面がずっと彼岸花の咲く場所でした。
藤棚の道は、ヤマユリの保全をしている山百合の会の方たちで整備した散策路の一部です。 -
藤棚の通路は、袖切り坂から降りてくる道。そのまま田んぼの方へ続いています。
ちょうど、谷津になったあたりで、そこには一面田んぼが広がっているのです。 -
高い所に咲いている彼岸花。
まだまだこれからも咲きそうです。 -
真上から見た花も素敵です。
長く伸びた雄しべが 弧を描いて上に伸びた様子が美しいと思います。 -
群生地脇の通路で、写真を撮ったり、眺めたり。
ほら、この土の道が部分的にぬかるんでいるのです~。 -
この上の方にお寺の建物があり、斜面を下りながら 彼岸花を見て来ました。
-
藤棚の通路に出て、田んぼの方へ進むと、はで干し(はさがけ)された稲の後ろにも彼岸花が。
-
素敵な里山の景色じゃありませんか~、と言いたいのですが・・・。
このはで干し・・・たしか、夏もあったなぁ。つまり・・・ディスプレイ部分もあるのかも。 -
田んぼの脇からお寺の方への斜面に ずっと彼岸花が咲いていました。
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斜面の小道を歩いて高い場所へ
そこから谷津田を見ると、こんな景色です。
里山の良い風景が広がります。
左手の木立の中が、夏 ヤマユリの咲く場所です。 -
秋の収穫時期が過ぎたばかりの今は、はで干しの稲束は、ディスプレイだけでなく 本当に干されているものもあると思います。
最近はこうして稲が干されている景色もあまり見かけないので、そんな昔ながらの里山の景色の中で彼岸花が見られるのは とてもうれしいです。 -
これが、日本の里山の秋景色なのだなぁ、と。
そんな景色が見られるのは、井上地区の方たちの努力があっての事だと思います。
古刹と昔ながらの里山の景色の中で、
真っ赤な彼岸花を見られた、楽しい秋のひとときでした。
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