2017/05/04 - 2017/05/07
348位(同エリア975件中)
ヒデールさん
これがプノンペンの人たちの休日の過ごし方らしい。
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プノンペン滞在2日目 昼12:32. タ・プローム寺院の見学のあと近くにある川のような湖のような畔へとやって来た。
ここの地名は 「Tonle Bati / トンレバティ」
「Tonle」 はクメール語で大きな川を意味するんだが、あまり川っぽくは見えないわな。
とにかくここで昼めしだ。
カウは 「店でも食べれるし、水上小屋でも食べれるし どうする?」 て訊くんで
「そりゃー 水上でしょ」 と返事。
小屋を借りるのも僅か$1だって。 -
丸太の橋を渡り小屋へと向かう...
誤って落ちても浅いから溺れはしないが汚いわな。 -
水辺はこんな感じ。
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お~ なかなか気持ちいいじゃん!
水の上ってことで幾分暑さを凌げるし。
すぐに係の女子がやって来てめしを注文。
う~ん メニューを見るとフライドライスが$6、日本と変わらん...
こうなりゃ 何でもええわ、オレは係の女子に 「チュガニュ チンケー ムォイナー / どれが一番美味い?」 て訊くと ちょっと考えて 「チキン」 と答える。
なかなか出来たコだ。
メニューの中で一番高いじゃないか...
その勝負受けて立つよ てことで あとはサラダやライス、ビアなんかをオーダー。 -
とそこへ 突然の訪問販売員登場!
うん、英字だけのメニューよりは さすが現物 食欲がわくなぁ。
「ソムヨーク ヌッ! / それ ちょーだい!」 -
ただめしの前にトイレへ行きたくなった。
また丸太橋を渡り岸辺へ...
店の西側の方でトイレを発見。
どれが男か女か わかんないので適当に入る。
もちろん水洗ではなく 使用後に水を汲んで流すタイプ。 -
そのトイレの帰り道...
ぬぁにー!?
小学生くらいのガキがバイクに乗ってるよ。
もう走り終えたとこなので写真はポーズだけだが 間違いなく運転してたぞ。 -
なんだか自由って感じで ええね~
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子供たちの水遊びはわかるけど 大人同士でも入っちゃってるし。
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再び小屋に戻ると なんと、さっきタ・プローム寺院で会った物乞い野郎が また渋い顔を作って丸太橋を渡ってやって来る...
当然オレは無視だが カウは仕方ないって素振りで財布から1枚札を渡す。
だからと言って奴はありがたがるわけでもなく また渋い顔で丸太橋を渡って行った。
オレは知ってるぞ おまえがイモ役者だってことは。 -
待ってたビアの登場。
この蟹にはビアが合うはず。
いただきまーす。
うーん ビアも蟹も ウマーい!
蟹は手足がちょい食い難いが味噌の部分がめちゃうま。
このビア カウが 「ストロング ビア」 て呼んでるだけあって なかなか苦みが濃い。 -
しばらくして料理が届けられる。
うおっ チキンでか!
これで$8.5なら しよーがねーか。
あれ? サラダって書いてあったけど これ餡かけ炒めだよな(笑) -
ごはんもてんこ盛り。
オレは関取か! -
けっこう隣の小屋との距離が近いので何かの拍子にカウが隣のグループとひと言、ふた言交わしてる。
「何? オレのことハンサムだって」 いや~ 6対1じゃ困ったな...
なんて酔いが足りなくて申せません。
「オ~クン / ありがと~」 だけで終わっちまった。
ヘタレー -
も~う腹一杯
めしの量は4人分くらいあったよ。
もう動けないので お休みでーす。 -
ハンモックの昼寝から起きると カウは釣り糸を垂らしてる。
ただヒットせず...
小魚がいるのは見えるけどなぁ。 -
そのうちめしを持って来た女子が再び現れ精算。
料理2品にライスとビアと場所代、〆て$16.5
日本円にして1850円ほど。
1人 900円くらいか。 -
午後3:01. 再び丸太橋を渡りルーモーに乗車。
もう1箇所 近くにある寺に寄って行く。 -
3分ほどで到着。
ここは 「ワット・ジェイポー」 という寺院。
昔からの古い祠堂が現代風な寺院の横に存在感抜群で建っている。 -
う~ん これまた立派な彫刻。
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真裏に当たる東側に開口部があるので入ってみる。
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帽子を取り手を合わす。
やはりここも首から上がない御神体だ。
これはタイの寺院なんかでよく見かけた 戦争による爪痕なんだろうか? -
こっちの新しい方も入っておくか。
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隣のタ・プローム寺院は駐車場の手前で$1払ったが ここは無料なんだな。
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クメール寺院て1つの寺にストゥーパが多いなぁ。
カウと共に仏堂の中へ...
うっかりシューズを履いたまま入って カウから指摘を受ける。
いかん いかん -
特に仏堂の中には人はいない。
手を合わせてクメールの神に祈る...
お堂の中は綺麗で壁や天井には仏陀の生涯と思しき絵がびっしり描かれてある。 -
境内に実るジャックフルーツ。
南国である -
仏堂とは別の外にも 仏様が5体並んでいる。
こんなローカルな寺院巡りをしてると 昔よくタイの田舎の方へ行ってた頃の記憶と重なる。
なんかここへ来るのは初めてじゃない気がしてきた...
合掌 -
近くに何かようわからんオブジェがある。
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午後3:25. トンレバティをたっぷり楽しんだ。
充実感いっぱいの中 ルーモーに乗り プノンペンへの帰路に就く。 -
近くの店で水分補給を取り...
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また往路と同じ国道2号線をのんびり行く。
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道中 仕事を終えた人たちが道路に群がってる。
カウ曰く カンボジアの工場は朝8時に仕事が始まって夕方4時に終わるらしい。
そして すぐそこが工場だと言う。
確かに今は4時過ぎだ。
それにしても 女性ばかり。 -
田舎は続くよ どこまでも...
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途中から往路とは別ルートを走るんだが 砂利道だし...
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でも10分ほど走ったら舗装された信号もない新しい道路に入った。
遮るものがない地平線上にはプノンペンの街らしきものが見える。 -
プノンペンに戻って来た。
さすがにド田舎から来ると ずいぶん大きな町に来たと感じる。
でも人口173万人もいる割には垢ぬけない街だ。
まぁこの田舎臭さがプノンペンの良さではあるが。 -
教会? コンサートホール?
なんか通り沿いにドでかい建物があって カウに何なのか訊いたら カラオケホールだって。
このあと北朝鮮レストランの前を通りホテルの方へ。 -
午後4:46. ホテルの近くの交差点に到着。
カウは今日オレが深夜便で帰国するって話をすると空港まで乗せて行くと言う。
でもオレはさっき 「今日娘の誕生日でこれから家へ帰ってケーキをカットするんだ」 なんて言ってたから 「今晩はうちにいろよ いいよ」 て断るんだが、「大丈夫だ その時間なら大丈夫」 と引かないので 空港までもお願いすることにした。
料金は$7
カウじゃなけりゃ もっと叩くとこだが とてもここで値切る気にはなれない。 -
と そこで昨日知り合った近所に住むMさんを発見。
記念に1枚撮ってもらう。 -
ホテルに戻りレセプションでスマホを充電してもらう。
その間 ソファーでうとうと... -
飲み物でも買って来ようと思いホテルを出るとエントランスの前でスタッフが変な棒を持ってうろうろしてる。
そしてオレと顔を合わすとニッコリ微笑んで持ってる棒を目の前のマンゴーの樹の枝に向けて伸ばす。
ほお~ そうやってマンゴーを獲るんだ。
そして獲ったマンゴーをオレにくれた。
「オ~クン」
でも持ち帰るの面倒だし...
おまけにグリーンマンゴーだし... -
近所の店でコークを買う。
ちゃんと冷えてるよピース。 -
充電を終え 予約済みの 「Spa Bliss」 へ向かう。
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午後6:34. 「Spa Bliss」 に到着。
受付けをしてお茶を頂き案内に従い2Fへ上がる。
これから1時間のフットマッサージを受けるんだが部屋というよりは広い廊下のような場所で照明も暗く他に客がいる雰囲気もなく たいして期待してなかったが 上手い!
こんな気持ちいい思いは久しぶりだ。
マッサージ師の女性はかなりの上級者と見た。
あまりにも気持ちが良くて途中で寝てしまう...
終わってから女性に名前を教えてもらったが5分経ったら忘れた(笑)
会計は$23とカンボジアにしてはけっこう高額だが大満足。
リピありだな -
マッサージのあとロビーでゆっくりしてから店を出る。
時間は午後8:15.
オレがカンボジアの空気を吸っていられるのも 残りあと僅かだ。 -
午後8:30. 独立記念塔にほど近いレストランに入る。
事前にリストアップしてあるカンボジア料理の名前を店員に言うんだが発音が悪いのか なかなか伝わらない。
でも何品か言った中で2品はあるってことでオーダー。 -
ん? これが 「ミー クイティアオ?」
全くオレが仕入れてる情報とは違うんだが 出されたからには食うぞ。
汁なし麺で出汁はちょっと甘い。
具の揚げ春巻きのようなやつが最初は美味かったが、一瞬何か気持ち悪い味を感じてからは食えなくなった。
それにしても もう1品の 「チャー トロクン」 はまだか?
... 結局最後まで出て来なかった。
ご馳走さん -
めしを食い終えホテルへ向かって歩いてると ある屋台のイスに座ってる3人組の男性と目が合い 「チョムリアップスーオ! / こんにちは!」 と挨拶を交わす。
相手の感じが良かったので 「クニョム チーア チョンチアッ チャポン / ワタシは日本人です」 て続けるとみんな喜んでくれて 「まぁ 座って座って」 みたい感じでお仲間に入れてもらう。 -
4人でテーブルを囲み屋台めしでも一緒にどうぞと勧められるが飲み物だけ頂戴することにした。
どうやらオレの向かいに座ってるBさんが屋台の主人で若いSさんとYさんはこの屋台の常連さんて感じだな。
Bさんはほんの少し日本語を話せて Sさんは流暢に英語を操り Yさんは韓国語が達者。
みんな なかなかやるな。
でもオレが 「韓国は嫌いなんだ」 て言うとSさんは 「日本が韓国のことを嫌いなのは知ってる」 と言う。
ほぉ~ カンボジアまで嫌韓の思いが届いてるとはいい傾向だ(笑)
まぁ韓国好きなYさんの手前 ヘイトスピーチは止めておこう。
でもなんだかんだ話してるうちに時間が迫って来た...
「すいません、ホテルまで乗っけてってくれませんか?」 て少々図々しいお願いをしてみたら 心優しいSさんがバイクを出してくれた。
「オ~クン!」 そして 「リーアハウイ! / さよならー!」 -
午後9:58. ホテルに戻り荷物を受け取る。
するとスタッフがオレにまたグリーンマンゴーをくれた。
しかも今度は5~6個。
「オ~クン」 と一応礼を言うが これ日本に持って帰ると面倒だよな... -
約束通りホテルの近くでルーモーのカウ氏と再び合流し空港へと移動。
「ロークカウ、チョールチャト スヴァーイ ルーテー? / カウさん、マンゴー好き?」 て訊いたら 「チョールチャト / 好き」 て言うんで 持ってるグリーンマンゴーを全部あげる。
「プレゼント フォー ユアドウター!」 -
空港へ向かってとある街外れの通りを走ってると 通りの両サイドにピンクや赤の妖しいネオンが煌くバービア街が出現。
なんだここは!?
その数30軒ほどか...
1度訪れただけでわかるほど プノンペンはつまんない街じゃなさそうだ。
※ 興奮のあまりバービア街の写真を撮るのを忘れておりました。 -
午後10:42. プノンペン国際空港に到着。
フライトボードをチェックするが特にディレイはなさそうだ。
その後チェックイン、手荷物検査、イミグレをサクっとパスし搭乗ゲートへ。 -
深夜12:15. 復路も定刻通りのフライト。
さいなら~ プノンペン! -
40分ほど経ってから機内食が配られる...
と言ってもパン2個だが。
朝めし用に1個だけキープ。 -
一夜明け...
午前5:15. 上海浦東国際空港に到着。
上海から小松までの発券がまだなので カウンターに寄り発券。
あとは出発まで3時間半ほどあるので搭乗ロビーにて仮眠。 -
起きてからロビーにある充電コーナーでスマホを充電しながら搭乗待ち...
その後案内のアナウンスが流れ 小松便MU557便の乗客の搭乗が始まりオレも搭乗する。
そして席に着いて2分ほど経った時だ...
あ! スマホ充電したままだー
すぐに席を立ち搭乗してくる乗客の流れに逆行し前方にいる機内で唯一と思われる日本人CAの元へ。
事情を説明すると3列目に座ってる中国人の男性(関係者なんだろう)と一緒に行って下さい、と言われ搭乗ロビーへ戻る。
そこには人混みに混ざり充電したままのオレのスマホがあった。
あ~ 良かった~
すぐにスマホを取って機内へ戻る。
「対不起 / すいません」 同伴者の男性とCAさんに謝る。
前回のプーケットに続く復路の朝の失態。
気をつけねば -
午前10:27. 機内食はクリームスパゲッティと亀田のおかき。
-
午後1時頃には小松空港に到着。
往路復路ともラッキーなことに ほぼ定刻通りの運航だった。
今回初めて訪れたカンボジアのプノンペンは自分が今まで訪れた国の首都の中では一番発展途上を感じる都市だった。
国民1人当たりのGDPはアジア25か国中24位。
ただ人口が多いので貧困率は世界平均を下回っている。
とにかく素朴だ。
人もそうだし 食べ物もインフラも街の景色も。
そして英語を話せる人が多いのには驚いたが、そのせいか外人のワタシにもみなさん人懐こく接してくれたことがとても印象的だ。
もちろん どこかには悪い人間もいるんだろうが 治安は思ったよりも良かったし、こういう人の良さはお金で買えるもんじゃない大きな財産。
また再訪したい場所が一つ増えたよ。
おしまい
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