ヨーロッパ最西端の国ポルトガル～ポルト～

2017/07/13 - 2017/07/23

今年の夏休みは少し長めにとって日本から一番遠いヨーロッパの国の1つ、ポルトガルへ行ってきました。ポルトガルへは直行便がないため、どこかで乗り継がなければならず、所要時間が17~20時間にもなります。今回利用したのは、21：25成田発ターキッシュエアラインズ。イスタンブール乗り継ぎで、乗り継ぎ時間が3~4時間、所要時間20時間でした。遠かったー。

ポルトガル最終目的地ポルトへはリスボンからＩＣで約3時間。ポルトガルの鉄道は安いですね。朝7時台リスボン発の朝早い列車でしたが、1か月前購入で9.5ユーロでした。

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はかなり早起きし、リスボンを経てポルトに向かいます。シントラを出発するときはそれほど乗客は乗っていませんでしたが、リスボンに近づくにつれ、満席に。けっこう朝早くから通勤する方たくさんいるんですね。その割にお店とが観光施設とかそんなに早く開いていないけど。

リスボンのオリエンテ駅。乗車車両がどの辺りに停車するのかわからず、時間も短かったためちょっと走りました。2等車両がポルト寄りでした。

チケットはネット購入してプリントアウトしたものを車掌さんに見せれば大丈夫です。購入した座席が進行方向と逆向きだったので、苦手な方はチケット購入時に注意した方がよいと思います。座席指定のページでわかるようです。

車窓楽しめるかなと思いましたが、列車の窓がけっこう汚れていて・・・

ポルト駅に到着。地下鉄に乗り換えです。Mのマークに沿って進んでいくと地下鉄ホームへ着きました。

チケットはこちらの販売機で購入。画面脇に駅名とゾーンが書かれているので、下車駅を探して、あとは画面指示に従ったら購入できました。

入場時には機械にカードをかざしましたが、出場時には見当たらなかったので、特になにもせず。

宿泊先の最寄り駅ボリャオン駅を出ると・・・

一面のアズレージョが目を引くアルマス礼拝堂。

アルマス礼拝堂、明るくてきれいです。

サント・イルデフォンソ教会。こちらもアズレージョ。

サン・ベント駅。

駅ホールの壁には、ポルトにまつわる歴史的な出来事がアズレージョに描かれています。写真撮影に次々と観光客が訪れてきます。

駅から丘を上っていくとカテドラルが見えます。

カテドラル前からの眺め。

要塞として12世紀に建てられ、その後改修されたカテドラル。

カテドラルの中に入ってみます。右側に回廊へ続くドアがあります。

18世紀のアズレージョが見事なゴシック様式の回廊。

豪華なお部屋も。

リスボンもシントラも坂道多かったけど、ポルトも坂道の多い街です。クレリゴスの塔は目立ちよく見えます。

ポルトの街はそれほど大きくないので、徒歩で回りましたが、トラムも走っていますよ。

市場ものぞいてみました。ボリャオン市場。生鮮食品、パン、ちょっとしたレストランもあります。

コルク製品のお土産屋さん、たくさんありました。

クレリゴス教会前から。坂道を一旦下って上った先にサント・イルデフォンソ教会が見えます。

クレリゴス教会の塔は76mあり、ポルトガル一の高さなんだそうです。上る人と下りる人、譲り合いながら進みます。

塔の上からの眺め。次々と人がやってくるので、ゆっくりとはできないですね。

クレリゴス教会。

ポルトといえば、ドウロ川とドン・ルイス1世橋。

まずは、下の方の橋を渡ってヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアへやってきました。橋のてすりから川へ飛び込むパフォーマンスをしている人たちがいて、それを見る人々でやや込み合ってみました。

修道院の展望台をめざして坂を上ります。

世界遺産にも登録されている対岸の歴史地区、美しいです。

ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院。

ここから右へ進み、折り返して坂を上るので、けっこう歩きます。

高台に建つ修道院前広場からの眺め。

帰りはメトロも通っている上の方の橋を渡ります。

レストランが並ぶカイス・ダ・リベイラ地区。

対岸にはワイナリーが立ち並ぶヴィラ・ノバ・デ・ガイア地区。

ドン・ルイス1世橋の上の方を渡り、カテドラル前を通り抜けると、サン・ベント駅にたどり着きます。

ポルトガルへきてからは魚料理を食べることが多かったので、この日は鴨の炊き込みご飯にしました。しっかりと味がしみ込みおいしかったのですが、量が多くてちょっと残してしまいました。

20時半過ぎ、ようやく日が落ちてきましたよ。

翌日はポルトからバスで約50分のところにあるアマランテを訪れました。

縁結びの神様、聖サン・ゴンサーロが祀られているサン・ゴンサーロ教会。

翌日からフェスがあるようで、教会でも音響の準備中。

タメガ川とそこに架かるサン・ゴンサーロ橋。癒される風景です。

タメガ川沿いにはレストランが並んでおり、景色を見ながらゆったり時を過ごすのも良いなと思います。

午後にはポルトに戻り、またドウロ川沿いに。ポルトに来たからにはポルトワインを味わってみないと。ワイナリーがたくさんある対岸へやってきました。

こちらのうさぎ、かなり目立っていました。この通りを上っていきます。

対岸から見たとき目に入って気になっていたＯＦＦＬＥＹのワインツアーに参加することに。

試飲するワイン数によって入場料が違います。私は2種類の飲み比べができる6ユーロのチケットを購入しました。

樽が並ぶワイン蔵。

ホワイトとルビーだったかと、2種類。私には甘すぎたので、購入はしませんでした。

翌日はポルトガルを離れるので、この景色も見おさめです。

ポルトはリスボンに比べるとそれほど暑くなかったです。朝夕は羽織るものがないと肌寒く感じました。

出発の日の朝食はカフェで。

チーズとハムのクロワッサンと、エッグタルト。クランベリーのジュースにしました。

海外旅行のお土産っていうと、チョコレートを選んでしまうんですよね。

エクアドル、地元ポルトのチョコレートのお店。

アルカディアではポルトワインのチョコレートを購入しました。

会社へのお土産もこちらのチョコレートにしたのですが、なかなかのアルコール濃度でした。

ポルトはリスボンに比べるとそれほど暑くなかったです。朝夕は羽織るものがないと肌寒く感じました。